2021年11月15日

外壁のガラリとか

道行く時には、建物を見るともなく見ている。

歩道沿いの外壁なんぞ、
格好の対象である。



ああ、ガラリくんだね。
君は給気派? 排気派?

まあ、手でもかざしてみないと
わかんないかもしれない。

他にも通行人がいるから
あんまり不審なことはできないな。

ちょっと立ち止まって、一瞬撮るくらいが
関の山だ。



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隣に並ぶセルフードは
このガラリと一緒にはできなかったんだね。

ガラリが排気で、
セルフードが給気なのかもね。



だいぶ古びて、
レンガタイルと同じような色になっている
送水口2組も、イイ味出してるね。


ちゃんと点検は行われている、のかな。


そんなこんなを眺めるともなく眺めつつ道行く
ひととき。


いとをかし。
(「外壁のガラリとか」おわり)
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2021年11月14日

蒸気用のパネルヒーター

パネルヒーターといえば、
電気式、もしくは温水式のものを思い浮かべる方が
多いのではないだろうか。


実際に、検索しても出てくるのはそういうモノだけである。


けれど、蒸気を熱媒としたパネルヒーターも
世の中にはまだ存在しているのだ。



熱源に蒸気ボイラを使う建物自体が、
どんどん減ってきている。

使うにしても、貫流ボイラなど、
ボイラー技士資格者が常駐しなくても済む機器しか採用しないことが
ほとんどであろう。


だから、蒸気用の放熱器も
どんどんその姿を消しつつある。


存在するうちに、愛でておくしかないのだ。



さて、見つけましたよ!

蒸気式の、パネルヒーター。


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今は無き、シーム暖房器のやつかな?


蒸気用の放熱器弁と、放熱器トラップとがついているから
蒸気用であることがわかる。

温水なら、違うモノが付属するのだから。

なんとなく、セクショナルボイラの缶体っぽいフォルムである。
(そもそも、ソレ自体、見ることが少ないが)


脚もあるけれど、壁にも固定されている。


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結構カラフルな色をつけてあるものだ。



別の室には、別の色のヒーターがついていた。


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表面が汚れてきてしまっているが
機能としては健在のようだ。


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壁支持の金物も同じ色なのが良い。

どうせならボルトナットも……なんていうのは
贅沢を求め過ぎか。



ちょっと縦長のやつも。


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右側に壁があるから、横幅を取れないから
縦方向に面積を確保して放熱量を賄う算段である。



なんか、手前にロッカーを置かれてしまった
可哀相(?)なやつもあった。


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壁とロッカーに挟まれて
たいへん窮屈そうだ。


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それにしても、
温水パネルよりも温度が高くて
早く乾くからなんだろうね、

かなりの割合で、雑巾が掛けて乾かしてあった。


使えるものは、使わなくちゃ。

そういうことなんだろう。


蒸気のパネルヒーター、
まだ造ってるとこ、あるのかな?
(「蒸気用のパネルヒーター」おわり)
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2021年11月13日

秋だ!室外機だ!

春夏秋冬、季節の移り変わりが鮮やかだから
この国に生まれ育った有り難さを味わっている。


きっと、どのような地においても
それぞれの良さ、それぞれの感動があるのだろうから
優劣を語るような事ではないのだろう。


それでも、日本の四季の映えることについては
他国の方々にとっても異論を挟むものではなかろう。


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特に、秋の極彩色が目に麗しい。


春は春で、若葉の新緑が映え、
夏は夏で、濃さを増した緑が網膜を癒やし、
冬は枝のみを残して
本来の外壁であるレンガの姿が雪の白さと対比されて魅せるのであろう。

しかし、秋こそ彩度が一層に際立つのだ。



そんな背景に置かれた室外機の
映えないわけがあろうか!


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夜はライトアップもあるのね。

さぞや幻想的なことであろう。

もっともこの室外機たちは陰となって視界から消えようが。



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送水口、採水口の類の、本来目立つはずの赤いプレートが
蔦の赤の暴力に霞んでしまっている。

ま、消防隊が位置を把握していれば済む話だ。
一般の利用者や来訪者には知ったことじゃない。


むしろ室外機の白い肌こそが
背景に浮かび上がる状態になっている。

むりやり合成したように見えなくもないが、
確かにここに実在する機械なのである。



四季折々の中、変わらずそこにある機器類ではあるが
これだけ豊かな季節変化があるということは
マシンにとっては結構過酷な環境なのであろう。


ぜひ、労ってあげていただきたいものだ。
(「秋だ!室外機だ!」おわり)
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2021年11月12日

ピットの中も見る

改修工事の計画をする場合には
床下も見ざるを得ない。


既存図が無いことも多いし、
あってもそれが正確であることは
まず期待できないから。


もっとも、床点検口が見当たらないとか
重量家具の下敷きになっているとか
枠が歪んでしまってあるいは取っ手が壊れてしまって
開けることができないこともしばしばあるのだけれど。

(そんな時は状況報告の上で「開かないので、図面を信用して
 計画しますね」と言い訳をしておく)

(開けてびっくり玉手箱、というときは、ゴメンナサイだ)


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照明の点いているピット内なんて、ほぼ無いから(ごくたまには有る)
ライトは必須だ。

カラビナタイプは、重宝する。
ピット内にうっかり落としてしまうリスクを避けられる。

点検口蓋の裏に断熱材をガッツリ吹き付けてあるのは
こうしておかないと結露が大変なことになるからだ。



本来なら、点検口直下の配管は避けたほうが良いのだけれど
なかなかそううまくいかないことも多くて
そうなるとたいてい昇降のための足場代わりにされてしまって
保温材が凹んでいるわけだ。


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今のところは、
それほど酷い被害には遭っていないようだ。


青銅弁のステムのカバーが
見事に錆びて緑になっている。



ナゾのケーブルが
ハリガネムシのようにのたくっていたりする。


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ピットの深さはコンベックスなんかでアナログで測っても良いんだけれど
ホント、便利になったものだ。


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ピット深さも天井高さも壁間距離もすぐ出せる。


あとどのくらい経つと、
3D空間スキャナが数千円で買えるようになるかなぁ。

今でも相当安くなったと言われているのだけれど
まだ桁が2つくらい多いよ。
(「ピットの中も見る」おわり)
posted by けろ at 19:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月11日

設備と管理 2021年12月号

「設備と管理」12月号の発売日である。


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けろ による連載記事は3回目となる。


今号は、ピット内の観察記録。
なるべくならご購入の上、ご笑覧ください。



語りたいことはたくさんあるのだけれど、
ブログほどテキトーに書き殴るわけにもいかないし、
文章を意識してしまうとなかなか、ね。


でもブログとは違って、編集各位の目が入るので、
多少は人様が見ても毒にはなりづらいのじゃないかと
思っているところである。



ブログ記事も、このくらい真面目に取り組めば、
もうちょっとマシな記事が少しは増えるのではないかと思う方が
おられるかもしれない。


または、真面目に取り組んでもこのくらいの文章しか書けないのかと
叱咤される方もいらっしゃることであろう。



ま、それはそれで甘受するしかあるまい。


ワタクシは、ワタクシにできることを
できる範囲で精一杯取り組むしかないのである。


「精一杯」の程度は、推して知るべしなので
あんまり突っ込まないでいただきたい。


大谷翔平や藤井聡太じゃないので、ね。

軍曹や中尉や魔王(ほんとうは魔太郎)でもないので。
(彼らほどの稼ぎも無いし)
(「設備と管理 2021年12月号」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備と管理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月10日

壁は室外機のために?

外壁というものは、
室内と屋外とを隔てるものであって、
室内環境と屋外環境とを分離して
人間にとって(場合によっては製品にとって)
適切な環境を構築・維持するためのものなのだ。

そうに決まっているのだ。


なのだが、こういう商売をしていると
ついつい「設備機器を取り付けるため」にこそ
外壁が存在しているのだ、なんていう気に
なってしまいかねなかったりする。


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だって、室外機を取り付けるに
ちょうど良いじゃない?


窓とか扉さえ避ければ、
もうそこは機器たちのためのワンダーランドじゃない?


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下から上まで、
余す所なくスペースを有効利用できるじゃない?



何なら、配管やダクトを通す場所としても
屋内にパイプシャフトを設けずに済むんだから
内装工事との段取りや時間の奪い合いを避けられるんだから、
とっても良いじゃない?


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いやホントはそんな事無いって、
わかってるんだ。

当たり前だ。



でもさ、やっぱりさ、
そう思いたくなる事だって
あるんだよ。


心の内で、密かに思うくらい、いいじゃない。
打合せ時に大声で叫ぼうってんじゃないんだから。



屋上も、設備機器のために。


建物は、機械室のために。


天井内は、機器や配管やケーブルたちのために。


本末転倒なんだけれどね。



プラント建屋なんかだと、遠慮なく堂々と言えるんだけど。
それが本来目的だから。
(「壁は室外機のために?」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月09日

病室の枕元に

ちと、病院に用事があった。


すると、病室の枕元に……。



いや、お迎えが来たわけじゃないから。

枕元廻りを、観察しただけだから。


なにせ「せつび観察家」を標榜しているのだ。
観察は、せねばなるまい。



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まあそれなりに年季を経た「せつび」たちが
周囲に陣取っているわけである。


枕元を照らせる、照明器具。


寝台から動けない患者のために
寝たまま手で引っ張って位置調節ができるようになっている。

頭近くに置いてある橙色のボタンで点滅できる。


コンセントや、ナースコールも備えられている。



壁に貼り付けられている SOFT CARD CASE には
患者名を書いた紙でも入れておくのだろうか。



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床頭台には、冷蔵庫と引き出しと
テレビ・冷蔵庫カードの挿入口と
カードキー式の貴重品入れ。

テレビも乗っかっている。



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壁には、これまた古びた感のある
酸素と吸引とのアウトレット。


右側に3個目のスペースがある。
元々「笑気」のアウトレットがあったのか
予備スペースとしてあるだけなのか。



この室の冷暖房は、エアコンのみ。


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1床室だから、
この2方向カセット1台で賄われている。


天井点検口があるから、
冷媒管やドレン管や電源や制御ケーブルの接続部については
必要に応じて点検・調査が可能である。


ドレン管とか、ホコリが詰まって漏水してしまうと困るから
どうにも点検不可、なんていう状態は避けたい。



どうしても、病室に用事があるとなると
たいていある程度年数を経たところになる。

新品ホヤホヤであれば、そもそも呼ばれる筋合いも無い。

さりとて、そんな高そうな所に医療的にお世話になることもあるまい。


ICUとか手術室とかだと、いろいろ見所満載だろうけれども
調査で行くことはまず無いだろうし、
自分が入るなら調査どころじゃあない。


刑務所なんかもそんな感じかな。
(「病室の枕元に」おわり)
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2021年11月08日

とあるトイレにて

ちょっと小用を足そうと寄ると、
足元にあるモノ。


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何だか、わかるだろうか。


わからない方は、フツーの人。

わかる人は、たぶん寒い地方に住む人。
または、住んでいたことがある人。



水抜き栓、もしくはドレンバルブ用の
フロアハンドルである。



床面にフラットになっているレバーを起こして回転させると、
給水管の引き込み管側を閉止して
屋内側配管内の水を排出する機構になっている。


詳しくは、メーカーのカタログ なんかを見ると、わかる。

水道凍結が日常的である地方には、
必須のモノであるが、
日本国一般の地域に住む人にとっては
一生お目にかかることがないかもしれない品でもある。



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床下から給水されているようだけれども
たとえば夜間冷え込んだりすると
屋内の水道管内が凍結してしまう恐れがあるから
暖房機や温床線巻きなどの手段で「暖める」か、
凍る水そのものを無くしてしまう「水抜き」か、
どちらかの手段が必要となるわけだ。


暖めるには、エネルギーが必要だし、
水抜きには、手間が必要。
抜いてしまう分の水は、無駄にもなる。

でも、凍らせてしまったならば
それはそれはエライ手間と苦労と費用を要する事態になるので
侮るわけにはいかない。


たまに、甘く見て懲りた方の体験談に接することも
無いわけではない。

ワタクシ自身も、苦い経験がある者の一人ではある。



寒いから、手洗いの水も冷たい。そのままだと。

というわけで、やはりお湯を出したいものである。


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このトイレの手洗器の下部には
小型の電気温水器が設けられていた。


小さいけれども、それなりの値段するので
TOTOさんとかせっせと宣伝して販促に努めている。

「コロナ対策で、しっかり手を洗うには、
 水よりもお湯!」

とても説得力があるから、
自動水栓とともに需要は拡大中であるという。

商魂逞しい、と感心するか、
公衆衛生に多大な寄与をしている、と賞賛するか。
いずれにせよ、長期の低迷により衰えたと言われて久しいとはいえ、
日本国の豊かさの一端を表していると言えないだろうか。



と、この画像、
何やら右上のほうからおりてきた配管が
排水系統に接続されているように見える。


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ちょっと、あまり見かけない
特殊なつながりじゃないだろうか?



この管の先は、天井内へと伸びている。
(というか、天井内から降りてきている)


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トイレの外の天井部分を見る限り、
どうやらエアコンのドレン管のようである。

エアコンドレンの処理は、
それなりに悩みどころでもあるので
こういう感じもまたアリかな、ってところか。

途中、ウォーターベストみたいなやつを
つけてあるよね? きっと。

そのまま排水系統につながっていたら
天井内が臭くなるから
何らかのモノは必要なのだ。


頻繁に人の出入りがあるトイレだと、
なかなかこうじっくりと観察できないだろう。

空いてるところで、良かった。



仕事で調査する時には、
ちゃんと「調査中」って表示つけたり
時間が短い場合には、いかにも調査中とわかるように
敢えて工具カバンとかドアの所に置いておいたりするんだけど。

トイレを使おうとして何気なく入ってきた時に
なんか写真撮ったり床点検口開けたりしてたら
びっくりされるもんね。

使いたそうな人が近づいてきたら、
「どーぞ、どーぞ」って言って
その場を暫し離れていれば良いのだ。



仕事じゃないとき、
自分自身が利用者として入ったときに、
人が居ない&暫く来そうになければ
観察して、面白ければ撮る。




いろんなトイレの「ちょっとした違い」が嬉しくって撮るんだけれども
初めての子供が生まれた時に写真を撮りまくる親みたいなもので
他人が見たら、ちっとも変わりばえのない
同じような写真ばかりになっている
そんな感じで、ね。


いいんだよ。

本人が満足してるんだから。
(「とあるトイレにて」おわり)
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2021年11月07日

小平の海岸

小平に海岸なんか、あるわけないだろ。


って、思います?


小平(こだいら)市には、確かに海岸なんか無い。
ムサビがあるだけだ。
(だけ、と言ったら怒られるか。すいません)


でも、小平(おびら)町には、確かに海岸があるのだ。
日本海に面した町なのだ。


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海岸沿いに伸びる国道脇に、道の駅がある。
そこから、日本海を見渡すことができる。
(延々と続く国道沿いからであれば、どこからでも見えるけど……)



かつて、ニシン漁が大盛況だった頃には
多くの番屋が建っていて、賑わっていたという。


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今も残されている建物は、貴重な歴史資料として保存されていたりする。


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でも、それらの資料を見ると、
昔の人たちの過酷さを思わざるを得ない。

漁をするってったって、北海道だよ。
気温は低いし、水は冷たいのだ。

夏の海水浴場だって、寒くってずっと泳いでいられないから
浜辺で焚き火をして時々暖まりながら泳ぐっていうのだ。

そもそも、泳ぐのは主目的ではなくて
ジンギスカンなど焼き肉のついでに水にもちょっと浸かろうか、
そんな「海水浴」が盛んな地域なのだ。
真夏でもそんなだ。


春、脂の乗ったニシンを獲る頃は更に寒く、冷たいはず。

現代人なら、すぐ体調を崩してしまうだろう。
少なくともワタクシならすぐ死んでしまいそうだ。



結構いろんな碑やモニュメントが建っている。


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今のような道路も自動車もない時代から
この地にやってきた人々、住み着いた人々の足跡を
現代に遺しているのだ。



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松浦武四郎。


すごい行動力であったことが窺える。


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沖縄の海のような、暖かさも、カラフルさも、
浮かれそうな陽気も、無い。


でも、心に染み入る風情が
ここにはあるように思うのだ。

(他の地にだって、あるんだけどね)


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この街道を、レンタカーで、あるいはフェリーに乗せてきた自家用車で
疾走する来道者がいる。


時間と体力とを確保して、
真っ黒になりながら(北の地でも、紫外線はちゃんと降り注ぐ)、
自転車を漕ぐ人たちも、いる。
若い人が多いようだけれど、車窓から時々壮年の士も見かける。


大きなザックを担いで歩くツワモノも、少数だけれども見る。

すごいや。

隣の街まで、何十キロを踏破しなくてはならないような場所を
黙々と歩いているようだ。


カモメが、飛んでいる。


波の音が、聞こえる。


そんな、小平の海岸。


小平じゃない、小平。

こだいら じゃない、おびら。
(「小平の海岸」おわり)
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2021年11月06日

がんばれ!負けるな!コロナ

全世界が苦しんでいるのに、
不謹慎なことを書くなっっっ!!!


そう言わないで欲しい。



ワタクシは、応援したいのだ。
株式会社コロナ』を。



設備機器としては、従前から知られているメーカーである。
空調、家電など、住宅向けのものが多いかな。
美容・健康機器も扱っているようだ。



「コロナ」自体は、病原体の名称でもなんでもない。

太陽大気の最外層の部分であって、
普段は見えないけれども皆既日食なんかの際に
王冠上の光として見られるという「コロナ」が
コンロの青い炎に似ていることから 名付けられた社名 なのだ

1937年(昭和12年)創業の会社なのだから、
結構な老舗なのだ。



一方で、「コロナウイルス」は、
昨今の報道で頻繁にその画像が表示されているように
王冠っぽい形をしていることから
それを意味するギリシャ語 corona を元に 名付けられた ものだ。


そして、コロナウイルス自体は一般的な「風邪」の病原体のひとつとして
ライノウイルスとかRSウイルスなどとともにありふれた
取り立てて扱われるようなものではない存在であった。


なのに、2019年から新型が世界的流行したのに伴って
「不吉な名前」のようになってしまい、
大阪コロナホテル とともに、
とんだトバッチリを受けてしまった、
そんな会社なのだ。



その製品は、結構あちこちで目にすることができる。


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たとえば、石油ストーブだ。

灯油を燃やして暖房する、FF式の暖房機。
これがついている家庭も、少なくないだろう。


「設定温度変更禁止!」

同じ部屋を使用する人の間で温度の感覚が違うものだから、
設定温度争いが勃発していたのだろう。


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裏側には、給排気トップにつながる給気管・排気管が納められている。
室内空気を吸い込む側には、フィルターも備え付けられている。

暗くて見づらいが、灯油と電源も接続されている。


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製品型式や仕様などは
たいてい側面に記載されている。


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株式会社コロナ、と記されているが
社員の方々はこのご時世下、
ご苦労が絶えないことであろう。



同姓同名の人物が在籍しているからと言って、
重大犯罪を犯した人物とは無関係の会社に電凸して
業務妨害を来たらせる人物がいる。


犯罪者と名字が同じだからという薄弱な根拠で
見当違いの正義感を振りかざして
特定の人物を攻撃しまくる輩もいる。


犯罪者の血縁者だからと言って、
本人とは何十年も会っていないような遠戚の人物に
メディアスクラムをかます連中もいる。


世界的に流行したウイルスと同じ社名だからと言って
しかも会社のほうがずっと昔から名を売っていたのに
(コロナウイルスなんて、この騒動まで
 その名を知らなかった人も多かろう)
「不吉な会社」と決めつけて
電凸したり社員を攻撃したり販売店を誹謗中傷したり
わけわからん事をする者もいる。


世の中、一定数そういう人たちが存在する。

しかも、ネット環境を通じて
結構「軽い気持ち」で
もしくは「(的外れの)義憤にかられて」
安易に発信、攻撃しまくってしまう。


もう「そういう時代だ」と受け入れるしかないのかもしれない。



でも、ワタクシは応援したい。

『株式会社コロナ』を。

ぜひ、この状態を負けずに乗り切っていただきたい。



『コロナ』のサービスカーを、時々見かける。

そんな時は心の中で、密かにエールを送り続けるのだ。
(「がんばれ!負けるな!コロナ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(2) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする