2020年04月09日

白石郷土館

札幌市白石(しろいし)区役所の一角に
「白石郷土館」というスペースがある。



この「白石」の地域がどのように開拓されていったか
パネルでの説明が中心となっている。


20040901.JPG


元々は、その名の通りに
磐城国、白石からの入植者によって開拓が始められた地なのである。


20040902.JPG


基本的に、このようなパネルがたくさん並べられている。


大型の本を読む、そういう感じだと思えばよかろう。



全パネルを紹介するわけにもいかないので、
抜粋で。


20040903.JPG


明治初期、現代のような文明の利器が無い時代に、
遠路はるばる北海道まできてゼロから開拓する。


いったい、どれほどの覚悟が要ったことだろうか。


特に、冬の寒さたるや、
東北の人にとっても一段違うと感じられたのではなかろうか。



そんな苦労が、書かれている。



いわゆる「郷土史料館」的な施設には、
その当時の家屋復元や道具が並べられているものであるが
ここにはあまり多くない。

「本のページ」がパネルになっている、
そんな感じの説明が続く。



20040904.JPG


開拓にも、いろいろな形態があったことがわかる。


白石の隣、厚別(あつべつ)についての言及もある。



アメリカに渡り、牧場経営を会得し、
北海道で酪農を始める……。


20040905.JPG


現代も、いろいろとすごい人はいるのであるが、
明治期のそういう人材は、ものすごく多いのではなかろうか。


そういう人たちの血と汗と涙の結果、
現代日本があるのであろう。



20040906.JPG


北海道と言えば、かつては「サイロ」が目立ったのだという。
でも現在は、 牧草ロール をたくさん見かける。


専用の機械があるから、ロールのほうが手軽になっているんだろう。



この郷土館、「展示」としてはそんなに目を引かないかもしれない。

でも先人の功績を辿ると、いろいろと目が開かれる点があって
興味深いことでもある。



昨秋、北海道庁は 先人カード を発行した。
白石郷土館では「佐藤孝郷(たかさと)」氏のカードをもらえる。


地下鉄東西線白石駅のすぐそばである。
いわゆる「観光地」以外に、
こういう場所に寄ってみるのも乙なのではなかろうか。


いろいろな地を巡り、記念としてこんなカードをもらってくるのも
楽しいのではなかろうか。

かつて、いろんな方々が活躍していた
近代文明の黎明期に思いを馳せることができる。



この手のモノには、「転売」がつきまとうのが現代である。

フリマサイトにたくさん出品されているけれど
(ダムカードやマンホールカードも、そうだ)
あんなの買い集めて、何が楽しいんだろうね。

買い集めて、再転売して、ちょっとでも儲けようってんだろうか。



でも、この類は、行ってこそのモノだ。記念物だ。

自分が行かないのに入手するとしたら、
せいぜい知人が行った際の「お土産」くらいが限度だろう。

ワタクシは、そう思う。



ま、それでも買いたい人は、勝手に買えば良い。
それが経済原理だ。需要と供給の法則だ。



でも、たかだか数百円から千円ぽっちの儲けを得るために
各地を巡るなんて、何と非効率。

まっとうな仕事をしたほうが、よほど稼ぎになるだろうにね。
(「白石郷土館」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月23日

カニ丼!

何となく。

海辺にいくと、海のものを食してみたくもなる。



今どき、山中の温泉でも刺し身が普通に出てくるし
決して悪いものじゃなかったりするんだけれど。



港町の食堂で出てくる魚介類が、
凍っていたやつを自然解凍しかけで
シャリシャリしてることもあったりするけど。



でも、それはそれ。



その地で食することにこそ、
意味を見出したいのであったりする。



カニ丼をば、ひとつ。


20032301.JPG



しっかり、旨かったです。はい。
(「カニ丼!」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月22日

オホーツク海に立つタワー

紋別市の港、防波堤を兼ねる「クリオネプロムナード」の先に
オホーツク海に突き出して造られた 氷海展望塔オホーツクタワー がある。



「オホーツク」は、アルファベット表記では「OKHOTSK」だ。
「K」がはいる。



港側、すなわち防波堤内部から見ると、こんな感じに見える。


20032201.JPG


オホーツク海側、防波堤の外からであれば、こうだ。


20032202.JPG


海中から海上へと屹立する、塔 である。



塔へ向かうには、トラスで構成された通路を通る。

中は、こうだ。


20032203.JPG



お約束の、下が見えるガラスがあって
海が、もしくは流氷が、見えるようになっている。


20032204.JPG



壁面には、「手づくり仲間の会」による
海のモノたちのパッチワークが並べられている。


20032205.JPG


塔の内部には、展示やカフェや売店や遊具コーナー。


20032206.JPG


決して平面的に広い空間というわけではないが
いろいろと詰め込まれている。


上の階の四隅には、展望バルコニーがあって
実際に外の気温と風とを体感することが可能だ。


20032207.JPG


もちろん、激しい吹雪の真っ最中には
出られなくなる。



ちゃんと、ルーフドレン金物も埋め込まれている。


20032208.JPG


ステンレス製だが、海上にあるものとして
かなり過酷な環境下にあるのだ。



トラス通路の上部と、防波堤など。


20032209.JPG


防波堤側にも施設があって、
それ用の煙突とおぼしき構造物が見える。

通路の高さまで上がるための
エレベーターとエスカレーター、階段がある。



内部には、ちょっとした展示があって
ちゃんと見るなら、なかなかに興味深い。

だいぶ古い画像だけれど、
流氷が渦になっている様子が
おもしろい。


20032210.JPG



採取された流氷が冷凍庫に入れてあって、
「これを持って記念撮影」ができるように
なっている。


20032211.JPG


混んでいて順番まちだったら、
どんどん小さくなっていくのかな?



ここは「塔」と称しているが、
海上だけが見どころなのではない。


20032212.JPG


いやむしろ、海底階こそが特徴的と言えよう。



擬氷、とでも呼べるか、そんな壁仕上げに
ちゃんとはめ込まれたドアが、なかなかすごい。


20032213.JPG


引っかからずに開くんだよね、きっと。



外周には窓がいくつもあって、
海中を見ることができるようになっている。


20032214.JPG


流氷で埋め尽くされていれば、
氷の下の様子が見られるであろう。



20032215.JPG


何やら、窓にいっぱい貼り付いている。

窓は時々ダイバーによって掃除されるのであるが、
敢えて、掃除しない窓も残してある。

そんな工夫が、楽しい。



氷海の生物たちの展示もある。


20032216.JPG


アルビノのナマコが2体、居た。



窓の上部には、
しっかりとブリーズライン(線状吹出口)が設けてあって
窓面の結露を少しでも防ごうとしてある。


20032217.JPG


スポットライトも各所に据えてあって、
設備的にも手が込んでいる。



天井の様子。


20032218.JPG


流氷の下に居るかのような内装になっている。



吹出口、吸込口、スピーカー、コンセント、スプリンクラー。

必要なモノは、海底階にだって必要だ。


20032219.JPG


何せ、避難階とはなり得ない場所なのだから
防災設備は特に重要なのである。



こんなタワーのある紋別市、
決して近いとは言えない。

が、コロナ禍以前には多くの人々が訪れて
その地の景観を堪能していた。



オホーツク紋別空港を利用すれば、
羽田から1時間45分だ。

ただし、1日1往復しかない。



新千歳空港からであれば、
一度札幌まで出ることになろう。

札幌から 高速バス に乗ると、
直行便で4時間20分、
旭川経由で5時間20分で行ける。



旭川空港から、旭川駅まで出てから
高速バスに乗る方法もある。



または、女満別(めまんべつ)空港からレンタカーで
100km強(2時間弱)走らせて行く、ということもできよう。



札幌駅からレンタカーで行けば……。

google map によると、高速道路を使いつつ274km、
3時間58分と出てくる。



いずれにせよ、北海道の面積を感じざるを得なくなるはずだ。


そんな旅も、いかが?
(「オホーツク海に立つタワー」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月16日

ガリンコ号が

北海道紋別(もんべつ)市。

オホーツク海に面した街である。


紋別と網走では、流氷観光船が運行している。


紋別にあるのは「ガリンコ号」である。


文字通り、流氷をガリンコ、ガリンコ、と砕いて進むことの出来る
そんな船である。


現在は2代目で、「ガリンコ号U」を名乗っている。



特徴が「アルキメディアン・スクリュー」。

これで氷を砕きながら進むことができるのである。


20031601.JPG


先端下部に辛うじて映っている、スクリュー。

ちょうどこの日には、間近に流氷を見ることができた。

その日の天候や風向きによって、
一気にやってきたり、一気に離れていってしまったり、
タイミングが難しい、そんな観光地である。


20031602.JPG


港内にも氷が浮かんでいるが、
これは「流氷」とは言えないかもしれない。



少し進むと、流氷帯に入った。


20031603.JPG


結構厚そうな氷もあるが、
これを砕きながら進んでいく。


20031604.JPG


なかなかに、面白いではないか!



カメラを落とさないように気をつけないと。


20031605.JPG


結構振動もあるから。



陸側には、あまり厚い氷がない。


20031606.JPG

がっちり接岸している日もあるのだというが
この日はそうでもなかった。



20031607.JPG


少し沖合に出ても、
氷の薄い所、少ない所もある。



海氷観測情報 を見ると、
ほんとうに日によって目まぐるしく変化している様子がわかる。


20031608.JPG


こういう観光地は、「その時次第」。
一種の「縁」である。


20031609.JPG


一期一会の、そんな楽しみ。


20031610.JPG


これらの氷の上には、
たまにアザラシとか乗っかっているのだろう。

オオワシとハクトウワシは見たけれど、
あまりズームの効かないカメラでは
点にしか写らない。


60分ほどのクルーズであるが、
沖に出ると風が強くなり、結構寒い。

船室もあるのがだ、やはり甲板でずっと見ていたい、
そう思わせるものがある。

完全武装で乗るに限る。


20031611.JPG


それでも、気温が低く強風であったりすると
ずっと外にいるのはキツかろう。

そのあたりも「その時次第」である。



それが良くって、
毎年本州から訪れる家族連れも居るという。

羽田から1日1往復しか就航していないが
オホーツク紋別空港 を利用すれば、
首都圏からはすぐである。

札幌あたりから陸路で移動するとなると
ものすごく時間がかかるであろうが。


20031612.JPG


天候も目まぐるしく変わる。

晴れている時間と、曇っている時間とでは
海や流氷の表情も全く違ってくる。

非常に、おもしろい。



甲板後部にも行ける。


20031613.JPG


氷のない前の便の航路も通るけれど
敢えて氷中を砕氷しつつ進むルートも通る。

じゃないと、観光客も嬉しくないしね。



国内外からの客数がぐんぐん伸びて、
来冬からは新造船が就航する予定、と掲示されていた。


20031614.JPG


が、ここにきて新型コロナ禍。

大丈夫か!?



全世界的に大きな事態となってきているけれど、
外食・観光産業にとっては非常に厳しいことこの上ない。

早期の収束を願うばかりである。



来季あたり、どうです?

行ってみませんか? 紋別。
(「ガリンコ号が」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月14日

豚丼!

音更町 と言えば、
豚丼である。


20031401.JPG


豚肉なんて、どこにでもあって
誰でも使えるのであるが。



ご当地グルメには
そういうモノも多い。


が、それもまた良し、である。


粉モンだってそうだし、
博多明太子にしてもそうだし、
だんご、せんべいの類はもう、昔っから。

「スパカツ」ってのもあったりする。



必ずしも産地でなくたって。

もちろん、産地だって良い。



美味ければ、それでいいのだ。
(「豚丼!」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月24日

裏洞爺の冬景色

洞爺湖温泉街の対岸、
洞爺湖の北岸地区を「裏洞爺」と呼ぶことがあるようだ。


かつて、日本海側のことを「裏日本」という言い方があって、

裏とは何だ、裏とは。何でも東海道基準で考えるな。失礼だ。

そんな意見があったか無かったか、最近はそういう呼称は耳にしない。



けれど、洞爺湖の場合にはあんまり否定的な意見は聞かない。

むしろ「実は知る人ぞ知る穴場」的な、魅惑的な響きを持たせた「裏」呼称であるようだ。



とうや水の駅 のほか、
湖岸に沿って公園が整備されている。
彫刻群も、配置されている。



曙公園から、洞爺湖を見る。


20022401.JPG


中央に、中島。

その奥には、有珠山が見える。

有珠山が噴火する時には、
この山体に限らず、周辺一帯、てきとうに噴火口を新設する。


2000年春に噴火した際には、
国道230号線一帯に突如噴火口群が出現した。


道路や建物は火口に飲み込まれ、
マグマの圧による土地の隆起と降灰によって
地形が一変してしまった。

現在は、ジオパーク として保存されている。



このあたりは、
北海道でも比較的暖かな場所であり
しかも、車で1時間圏内にスキー場がいくつもあって
冬にも楽しめるのである。


20022402.JPG


洞爺湖温泉や有珠山、昭和新山といった「表洞爺」だけではなくて
せっかくなら裏洞爺にも寄ってみていただきたいものだ。

事情がゆるすなら、
洞爺湖をぐるっと回ってみるのも良いだろう。

40km弱、
1時間以内で一周することができる。
(「裏洞爺の冬景色」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月19日

長万部といえば、かにめし

自動車輸送網が今ほど発達していなかったころ、
鉄道移動のお供は「駅弁」であった。

各地の名物弁当があったものであるが、
長万部は何といっても「かにめし」であった。


マスコットキャラクター「まんべくん」も
カニなのである。


20021901.JPG



駅のほど近くに、その「かにめし」屋さんがある。

弁当として買える売店と、食事を食べられる食堂とがある。



通りの街灯は、カニじゃないね。


20021902.JPG



食堂のひとつ、「かなや」


20021903.JPG


近年は、海外からの客も多いという。



スマホ片手にやってくる旅行客が結構いた。
(ワタクシも、その一人に見えたであろう)



せっかくなので。


20021904.JPG



定番を避けて奇をてらう向きもあろうけれど、
ワタクシは「とりあえず定番は押さえておきたい」クチであるから
これを食するしかあるまい。



「かにめし」1,200円。


20021905.JPG



たいへん美味しゅうございましたっ!



この店、焼き肉も出来るようになっていて。


20021906.JPG


各座敷テーブルに、こういうフードがついている。



中を見ると……


20021907.JPG


ん?



アルミフレキかな?



天井内に、ちゃんと、ロックウール断熱 がしてあると、いいなっ。
(「長万部といえば、かにめし」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月18日

長万部駅

「おしゃまんべ」と読む。

思いっきり、当て字である。


20021801.JPG


駅名には、フリガナなんか無い。

読めて当たり前、なのだ!



駅の外壁には、カラーのパネル。


20021802.JPG



函館から札幌に向かうのに、
長万部から倶知安(くっちゃん)、余市、小樽を通っていく「山線」と
室蘭、苫小牧、千歳を経由する海岸ルートとがあるのだが
その分岐点となるのが、ここ長万部なのである。



かつてはそれぞれのルートに特急列車が運行していたようであるが
現在は海岸ルートのみである。

ところが、新幹線は山ルートで建設中である。
こちらのほうが、距離はだいぶ短いからだ。

山線と海岸ルートとに挟まれば部分には、
巨大な山塊がある。

支笏洞爺国立公園が位置している。

この山塊を中山峠を通って突っ切る国道が通っていて、
自動車で移動するのであれば高速道路を使うよりも
距離が短いために早い。

新幹線開業予定は、今のところ2030年度末の予定であるという。


20021803.JPG



ちょっと駅前の建物脇を見てみようか。


20021804.JPG


駅の目の前で、この開閉器、このトランス。

そんなにでっかい建物は、無いのだ。



20021805.JPG


こういう外壁だったりする。



新幹線の駅は、まだ影も形もないけれど
それが造られる頃には駅前の風景も様変わりすることであろう。
(「長万部駅」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月17日

二股らぢうむ温泉

長万部(おしゃまんべ)町の、山の中に
ポツンとある、温泉宿。


20021701.JPG



二股らぢうむ温泉」 と看板がかかっている。


昔はカタカナ表記だったらしいけれど
経営者が換わったりなんだり、現在はこうなっているようだ



石灰華ドーム で有名なのだという。



上記ページの説明に

二股らぢうむ温泉には「ラドン」というラジウム成分が含まれています。


と書いてあるのが少々意味不明ではあるけれど
とにかく独特な温泉である。

ラドンのほか、大量の炭酸カルシウムを含むということで、
石灰華ドームが形成されるのである。



温泉の写真は撮っていないので
(貸し切り状態でも無い限り、撮ることはできませんし
 撮るべきでもありません)
駐車場の様子を。


20021702.JPG


駐車場の雪を、湯で融かしているようだ。

北陸で行われているように水を流して雪を融かそうとしても
北海道では凍ってしまうから、見かけない。

けれど、ここでは温泉熱を利用しているから
しかも湯量が豊富だから、
凍結してしまう心配はないのであろう。


そうじゃなけりゃ、
氷濤まつり や 氷瀑まつり のような氷の造形ができてしまうから。



日帰り入浴が、1,100円。

宿泊も、和室が53室もある。
湯治での利用も結構あるようだ。

アクセスはあんまり良くないけれど、
北海道新幹線が札幌まで延伸されると
長万部駅にも停車するようである。
その頃には、行きやすくなるだろう。


……って、長万部駅からも結構あって、
なかなか大変ではある。
(「二股らぢうむ温泉」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月11日

北海道立アイヌ総合センター

札幌市にある北海道庁の近くに
「かでる2・7」という道有施設がある。

その7階に、北海道立アイヌ総合センター がある。


20021101.JPG


公益財団法人北海道アイヌ協会 が管理している。



「日本は単一民族国家」



以前より、こう言う人が多いのであるが、
実際には日本国にはいくつかの民族のルーツがあるのである。

「アイヌ」は、北海道東北地方の先住民族であって、
いわゆる大和民族との間で、歴史的にいろいろな出来事があったのである。

多くの残念な出来事を経て、
多くの無関心・無頓着に囲まれつつも、
現在ある程度いろんな取り組みが進められつつある。


その1つが「民族共生象徴空間」なのであろう。



さて、この「センター」

ビルの1室を使用したものなので、
展示として「すごく充実」しているわけではないが、
一般的な「日本史」で触れられることの少ない歴史的事実について
知ることができる空間である。


20021102.JPG



北海道といえば、クマ。


20021103.JPG



実際に足を運ぶなり、検索していただくのが良かろう。



当然のことながら、「せつび」も見ることになる。


20021104.JPG


このビルの空調は、水熱源ヒートポンプ方式であるようだ。


「ピーマック」と、商品名が半ば一般名詞化して呼ばれる
天井カセット形の水熱源ヒートポンプエアコンである。



コンプレッサーを背負っているので、
運転音は少々大きい。

冷蔵庫みたいな感じと言えば、何となくわかるだろうか。
音の高さは、冷蔵庫のそれよりも低いかな。



冷蔵庫はそのまま室内に放熱しているが、
この機械は建物内を循環させている「熱源水」に
冷房時は放熱する。
暖房時は、熱源水から吸熱する。



熱源水は、機械室内のチラーで冷やしたり、ボイラーで暖めたりする。

そんなしくみ。



「ゴールデンカムイ」というマンガ(アニメ化もされた)によって、
アイヌ文化について知識を得た人も多いだろう。


廊下にあった、ポスター。


22021105.JPG


平取町(びらとりちょう)には、アイヌ民族関連の施設も多い。
温泉 もあるし、牛肉 も美味しいし、
良いところだ。



ちなみに「アイヌ」というのは「人間」を意味する言葉である。

だから「アイヌ人」というと、意味がダブってしまう。

「ハイスクール高校」とか「シティバンク銀行」とか
「Akasaka dori avenue」とか、そんな感じ。


ああ、だいぶ脱線した。



北海道立アイヌ総合センター。

だいぶ小ぢんまりした施設ではあるけれど、
旧北海道庁(赤レンガ)がこれから耐震改修工事に入って
しばらく見られなくなるようなので、
その代わりにここに寄るのも、よかろう。
(「北海道立アイヌ総合センター」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月10日

北海道の距離感

以前 にも、距離感がわかる道路看板 を見たのだけれど。



JR北海道の車内誌にも、そんな様子がわかる地図が載っていたので
ご紹介したい。



特急の座席ポケットには、通販広告や乗車のしおりのようなものとともに
「車内誌」が入れられている。


20021001.JPG


月1回発行のようである。結構いろいろな記事があって、
長時間の乗車にあたって、目を通すに丁度よい。



うしろのほうには、北海道内の路線図があって。


20021002.JPG


北海道新幹線の絡みもあって、
青森県部分も掲載されている。

新函館北斗以降、札幌に至る新幹線の予定線も
赤く描かれている。



この地図の右上部分に、
本州と北海道とを重ねてみた図がある。



20021003.JPG


毎度、ピントが甘くって申し訳ないけれど。
何とか、地名は見えますかね?



「せっかく北海道に行くんだし、
 札幌から函館まで行って、
 それから旭川の動物園と、
 北海道北端の稚内で宗谷岬を見て、
 網走で流氷も見てみたいなぁ」


本州に置き換えると、

「せっかく本州に行くんだし、
 名古屋から津〜奈良廻りで熊野まで行って、
 それから松本城と、
 能登半島の先っぽを見て、
 宇都宮でギョーザでも食べてみたいなぁ」


こんな感じになるということである。


本州ならば、新幹線もあるし鉄道網も多いのだけれど
北海道内はそうではない。


いまどき、WEB上のマップで距離はすぐに表示される。
北海道を訪れる際には目的地をある程度絞っておかないと、
ほとんど移動時間に費やしてしまうことになりかねないのである。
(「北海道の距離感」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月06日

しんさっぽろとしむかっぷの共通点

北海道内の移動は、自動車が便利だ。

だが結構距離もあるので、ある程度遠方まで移動するなら
鉄道や飛行機も有効である。

路線があれば、の話なのだが。



さて、鉄道に乗って
ボケっと車窓から外を眺めていると。


20020601.JPG


新札幌駅に停まって。


ひところ、新横浜とか新神戸とか「新」をつけるのが
流行った時期でもあったのか、
「新札幌」という駅があるのだ。


ホーム壁に張り付くケーブルダクトやら電線管を撮ってみようとした
1枚っである。



そこから1時間ちょっと過ぎると、
こんな駅にも停まる。

もちろん、途中に南千歳とかいくつか停車駅はあるのだけれど。


20020602.JPG


「しむかっぷ」駅である。

漢字では「占冠」と書く。

「冠」と書いて「かっぷ」って、それ英語じゃん。

すごい当て方をしている当て字地名である。


新冠(にいかっぷ)という町もあるけど。



さて。



しんさっぽろ と しむかっぷ



なぜか、引っかかった。

何にも似たところはないけれど?

なぜか似てる気がする?



……あ、わかった。


「本場の味 サッポロビール」

どうやら、駅名札の下についている
これが同じであることが、
無意識下で認識されていたようだ。


すいません。

たいしたことじゃなくって。
(「しんさっぽろとしむかっぷの共通点」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月05日

氷濤であって、氷瀑ではない

支笏湖畔で冬期に行われるイベント、
氷濤まつり

「ひょうとうまつり」である。



北海道の山中、寒い地である。

その寒さを生かした、イベントである。



スプリンクラーで水を吹き付け続けて造り上げる、
氷の造形。



白い雪氷に、照明がよく映えるのである。



まつり会場に向かう空地にも、
イルミネーションが作られている。


20020501.JPG


イルミネーション自体、きれいなものであるが
白い雪がその光を反射するとき、
その色合いが拡散する。


20020502.JPG


こういうものがあると、
通ってみたくなる人が多いようだ。



「まつり」会場に入ると、
雪や氷の制作物が多数。


20020503.JPG


氷のシャンデリア。


LED照明は発熱が少ないから、
これが成り立つのであろう。



「これ、溶けて落ちてきて、グサッと刺さったりしないかな?」


幾人かが、気にしていたようだ。



20020504.JPG


こういう形状なら、刺さらないけれど
何にしても「氷」は「岩石」である。

頭に落ちてきたら、それは石がぶつかるのと一緒だ。



2Oは、宇宙一般では岩石でしかない。

地球はたまたま温度が高いので、
その岩石が溶けて溶岩(液体の水)になっているだけなのだ。


おさかなたちの氷漬け。


20020505.JPG


九州のスケートリンクに埋め込んだら批判が殺到したというのだが。

まあ、人の感覚は人それぞれなのだから、
「なんとなく」無難に収めておくのが肝要なのかもしれない。



屋外には、かなり大きな造形もある。


20020506.JPG



氷の滑り台も、大盛況である。

ご覧のように、かなりの人出であった。


20020507.JPG


かなり、居るのがわかるだろうか。


20020508.JPG


現地には、手動の温度計があるのだけれど
どのくらい正確なのかはわからない。


20020509.JPG


この場所としては、かなり暖かいのであろう。


ただし、風があって体感はかなり寒かった。



なんと、「青い池」が。


20020510.JPG


美瑛まで行かなくても、見られる!



まあ、ちょっとしたミニチュアということで。



おまけ。


20020511.JPG



今冬は雪が少ないということで、
路面が出ている場所も結構あったので
マンホール蓋も見ることができた。


ちとせの「ち」を中心に、
飛行機と鮭と支笏湖である。

典型的な、ご当地デザインの蓋なのであった。



氷濤まつりに似た名前で
氷爆まつり』というのがある。

「ひょうばくまつり」である。



こちらは、層雲峡。

全然違う場所なので、気をつけたい。



「せっかくだから、両方行ってみようか」



それはそれで、楽しいと思うし、
心意気や良しであるが、
距離にして 260km、
高速道路を使って、車で3時間半ほどかかるので
あんまり軽く考えていると痛い目を見ることになる。

(しかも、雪道なのだ)
(「氷濤であって、氷瀑ではない」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月26日

帯広駅前のモニュメント

北海道は、帯広駅。


20012601.JPG


FURICO特急が、停止する駅である。


札幌〜釧路間をむすぶ「おおぞら」と
札幌〜帯広間の「とかち」の2系統の特急が
走っている。



そんな帯広の駅前広場に、
手、手、手。


20012602.JPG



地面から、生えている3本の手。


20012603.JPG



「空を拡く」と題されている。


20012604.JPG



こういうのって、
誰かが企画して、
誰かに依頼して、
設置するんだろう。



時の市長とか、地元選出の国会議員とか、
もしくは業界の重鎮とか、
誰か彼か、権力と権限を持った人が
決めるんだろう。



各地にある、この類のモニュメント。



あいにく、美術・芸術には造詣が無いのであるが、

「見て楽しい」「笑っちゃう」「なんだこれ?」

いろいろなモノがあって、興味深いものだ。



そんなこんなを眺めるのも
旅の楽しみの一つなのである。
(「帯広駅前のモニュメント」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月10日

法隆寺宝物館

トーハク本館に向かって左手前、
方角にして北西側にあるのが
『法隆寺宝物館』である。


20011001.JPG


古代の遺産を現代に伝える館として、
象徴的にデザインされているものと思われる。


20011002.JPG


あいにく、ワタクシはデザインには疎いのであるが
特徴的であることはわかるつもりである。



前面の水盤に湛えられた水は
循環させているようであり、
その排水側には時節柄多くの落ち葉が流れ込むのであった。


20011003.JPG


本来設置されているステンレスグレーチングでは漉しきれずに
更に目の細かい網が乗せられているのがわかる。



建物内から見ると、このようになる。


20011004.JPG


前面のガラスファザードと、水面との透明感が重なって
なにもない空間のごとくに見えよう。


それでも少し斜めを見れば、ガラス面の反射が強まる。


20011005.JPG



シンプルな、館名板。


20011006.JPG


Treasures である。



階段吹き抜けに吊られている、 
灌頂幡(かんじょうばん) の模造。


20011007.JPG


本物の各部品は、展示室にある。


上から見ると

20011008.JPG



館内には、千年の時を超えた数々の逸品が展示されているのだが
劣化を抑える目的もあって、たいそう暗い。

安物の古いコンデジでは、到底写らない。

当然のことながら、フラッシュ撮影は厳禁である。


興味のある方も無い方も、
ご自分の目でみていただきたいものである。



ときどき展示替えが行われ、
また限定日のみ展示される物もあり、
何度見に行っても、見尽くせないはずである。



正門から法隆寺宝物館に行く途中、
左手に黒門が見える。


20011009.JPG


ここは普段閉まっていて、
なにかの時に開けられるのだという。


板金製の雨樋と、
小さな盤が目を引く。


結構無造作に、
地面に瓦が置かれていたりする。



此度のトーハク訪問であったが、
ここでタイムリミットである。

東洋館や、平成館には入ることすらできなかったし
本館裏の庭園といくつかの建物も、外観すら見ていない。

実は、本館もかなり駆け足であって、
じっくり見たとは程遠い。



科博も何度見に行っても飽きないが、
トーハクも同様だ。


上野公園界隈には、
国立西洋美術館と東京都美術館もあるし
動物園ほか、見るべきものが多数だ。


都内、上野だけじゃなくて
ほんとうに数多くの展示施設がある。

特別な施設じゃなくても、歴史的な遺産は多数ある。


国内各地を見渡すならば、膨大だ。


更に、世界にまで目を向けてしまうと、
気が遠くなりそうだ。

寿命が5,000年くらいないと、足りないんだと思うのだ。


「人生、ヒマだ〜」

そんな事を言っていたら、
モッタイナイと思うのだ。



逆に、
時間と費用を捻出するのに困難があったりする。

そういう方々も多かろう。


ライフ・ワーク・バランスを、如何にとるのか。


それこそ、ライフワークなのだ。
(「法隆寺宝物館」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月07日

ついにトーハクへ

上野近辺に行くと
時間が許せば 「カハク」 に寄ってみたい。

何度行っても、飽きないトコロだ。


でもでも。


「トーハクにも、行ってみ?」

そんなオススメを聞いてしまった。


「トーハク」

すなわち、 「東京国立博物館」 である。


「東京国」という国家が建てた博物館ではない。
日本国が東京の地に建てた博物館である。
……あたりまえだ。

東京のほか、京都、奈良、九州に存する。



過日、また上野近辺に行った折に。


んじゃ、科博を横目に、更に進んで
トーハクとやらに行ってみましょうか。



と言っても、時間もあまりないのだ。

科博だったら、丸一日居たって飽きやしない。
トーハクや、如何に?


20010701.JPG


平日にもかかわらず、
多くの人々が訪れている。
欧米系、アジア系含めて、
外国からの来館者が多いようだ。


20010702.JPG


正門を入って真正面に見えるのが、
本館である。


20010703.JPG


いかにもな造りの、本館。


20010704.JPG


緑青映える雨樋が、美しい。


20010705.JPG



正面すぐ脇から、地下に降りる階段があるが
搬入路か?
手すりがあるから、避難路か?


20010706.JPG



正門と本館との間には
水場が造られている。


20010707.JPG


自然の流れであるわけがなく、
ポンプで循環させているに違いない。


周囲を見回すと、
こんな蓋がある。


20010708.JPG


これを開けると、きっとポンプやら何やら
出てくるに違いないのだ。

開けたことはないから、
実際のところはわからんけど。



全体図。


20010709.JPG


敷地内には、いくつもの建物が存在していて。

とても、全部回り切る時間はなさそうだ。
(「ついにトーハクへ」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月05日

エドウィン・ダン記念館

明治の昔、
多くの外国人がやってきて
いろんな分野で我が国の発展に尽くしてくれた。


/つづき
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月21日

寒々と、旭川駅

白い季節になると、
北の駅舎の寂寥感が
一層深まる。


/つづき
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月10日

照明は白い雪によく映える

全国各地で「イルミネーション」が賑やかだ。


/つづき
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月09日

煙突に登っているのは

かつて、国策ビール製造会社であった
サッポロビールの工場跡地。


/つづき
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする