2020年07月09日

北海道開拓の村

札幌市厚別(あつべつ)区のはずれに、
北海道開拓の村」 という施設がある。


明治村 の北海道版、といったところか。



本州各地に比べると近代文明の歴史は浅いのかもしれないけれど
北海道開拓の歴史を移築した実物で辿ることの出来る場所なのである。



もっとも先住の人々にとっては「開拓」ではなくて「侵略」の歴史であって
多面的捉え方を要する事項であったりもする。



しかしながら、そのあたりの難しさは常に抱えつつも、
この地が経験してきた歴史の一部を切り取ったものには違いなく、
「事実」の検証と解釈とは経過した時間とともに変遷するものであるとも言えよう。



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村のエントランスの建物自体が、移築建築物である。



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旧札幌停車場。1908年完成の、三代目札幌駅舎であるという。



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洋風の要素を多分に持ちつつも、
和風の風貌も漂わせる、そんな洋館。



明治村には及ぶべくもなかろうが、
多くの建物が移築・保存されている。


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入口広場の左手には、
旧開拓使札幌本庁舎。


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開拓使の星マークがはためく。

ビジターセンターとして使用されている。



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旧浦河支庁庁舎。

木製の電柱や外灯が、当時のもの風になっている。



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旧小樽新聞社社屋。

北海道内には巨大火山がいくつもあって、
そこから噴出された多量の火山灰が広大な範囲に堆積している。

それらによって形成された溶結凝灰岩が、各地の石造建築の資材となっているのだ。


この社屋は「札幌軟石」を積み上げて造られているという。



さて、この村内には鉄道が走っている。


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単線の鉄路が敷いてあり、この小ぢんまりとした車両が往来する。



動力は……馬力である。


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鉄道が「走っている」というよりは、「歩いている」かな。


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園内周遊はできないが、ずうっと奥まで歩いて行ってこれに乗って帰ってくるか、
まずはこれに乗って奥まで行って、そぞろ歩きで戻ってくるか、
そういう使い方もできよう。


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この手の施設は、
行った1日だけで念入りに見尽くそうとするよりは
ある程度見て、残りは次の機会に……くらいに考えておくのが良いかもしれない。

2〜3日かけて見て回る時間的余裕があるなら、
それもよかろう。



忙しい中で苦労して休みを取ったから、
頑張って半日で全部見て回って、違う観光地にも行って……
まあ、そういうお方もおられるだろうから、
事情に合わせて愉しめばよかろう。



旅は「回る」ことが目的なのではなくて、
「愉しむ」ことにこそ主眼を置いたら良いと、
ワタクシは思うのである。
(「北海道開拓の村」おわり)
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2020年06月25日

さっぽろ湖は定山渓ダムなのだが

「さっぽろ湖」なる湖がある。

札幌市南区にある、人造湖である。


温泉街の近く、定山渓(じょうざんけい)ダムにより形成されている
ダム湖である。


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このダム湖に沿って、道道1号線(北海「道」の道だから、道道)が伸び、
ところどころに展望台が設けられている。



雪解けの頃、若葉が出てくる前には
湖景が比較的良く見える。


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葉が生い茂ってしまうと、視界は遮られてこよう。



ダム湖であるから、その時その時の降雨状況により
水位は高かったり低かったりする。

この時には、どうやら貯水量は少なめであったようだ。


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小樽内川を堰き止める、定山渓ダム。

これによって形成された、さっぽろ湖



同じ区内には
豊平(とよひら)川を堰き止める、豊平峡(ほうへいきょう)ダム、というものもある。

そして紛らわしいのであるが、豊平峡ダムにより形成されているのが
定山(じょうざん)湖、である。

なぜこのように命名されたのか……。

どうやら、豊平峡ダム建設時に、定山渓温泉の観光振興を願ってつけられた湖名のようだ。
その後、定山渓ダムが出来てしまったために、少々ややこしくなった……と。


ともかくも、これらのダムの周囲は、
紅葉が大層綺麗なところである。

大渋滞を覚悟すれば、見に行くことができる。

ただし、本州各地よりはだいぶ時期が早いので、注意。
(「さっぽろ湖は定山渓ダムなのだが」おわり)
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2020年06月12日

帯広駅南口

閑散とした、帯広駅南口。


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日本中から、世界中から、
大勢の人たちがやってきていたのに、
今やすっかり寂しくなってしまった。



JR北海道、
なんとか頑張ってほしいのだけれど。



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なんか、帯広に用事があるたんびに
豚丼食ってる気がする。
(「帯広駅南口」おわり)
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2020年06月08日

十勝平野の洋菓子工場〜柳月

北海道東部では、多くの農作物が生産されている。

からなのかどうか、十勝地方には洋菓子店がいくつもある。

「スイーツ王国十勝」を名乗って、宣伝している。



特に大きなのが、六花亭 と 柳月 ではなかろうか。



道東自動車道の帯広・音更IC至近にある、
柳月スイートピア・ガーデン


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城のような外観が特徴の、洋菓子工場である。

見ての通り、観光バスも乗り付ける、観光スポットの1つとなっている。



1階は、店舗とカフェ。
お菓子作りの体験工房も設けられている。

主力商品の一つ、
白樺を象ったバウムクーヘン「三方六」の「お買い得商品」が人気で
開店前から列ができて、整理券配布が行われるという。



2階に上がる階段。


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2階では、工場内の様子を垣間見ることができる。


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これは、三方六の模型。


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この日見られたのは、
「あんバタサン」「まろん」の製造ライン。


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そして、三方六。


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ここは、動いていなかった。


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いくつも商品があってたくさんのラインがある中、
見られるのはたぶんそのうちのごく一部。


ちょっとしたパネルと、動画説明も用意されている。


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北海道十勝地方には、「食」に関するモノがたくさんある。


と言っても、人間が一度に食べられる量には限りがあるから
いろいろ楽しみたいと思えば、
何日も滞在するか、何度も行くか、ということになる。


3、4日の滞在で、何回も行くのが良いんじゃないだろうか。


コロナ禍で、外国人観光客がほぼゼロになっている現在、
コロナ前だったら激混みだったところも比較的空いている。


今が、チャンスかもしれないのです!
(「十勝平野の洋菓子工場〜柳月」おわり)
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2020年06月04日

逆さ北海道

北海道を東西に伸びる、
道東自動車道。


その途中、
日高山脈を貫くあたりに
占冠パーキングエリアがある。


「占冠」は、「しむかっぷ」と読む。


「冠」と書いて「かっぷ」と読ませる。
英語、じゃん。

……と思ったけれど、「かっぷ」なら「盃」「杯」じゃない?
「冠」なら「くらうん」じゃない?


アイヌ語起源の地名が多い地であるが
当て字の仕方にはいろいろあって、
地名探索はなかなか楽しい。



それはともかく。


PAに掲げられていた地図は、
南が上の「逆さ北海道」であった。



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地図は、「上が北」というのが一般的なのではあるが
住宅街の一角にある住宅地図などでは
どの方角が上かは、まちまちだ。


見る人が、まさに今向いている方角を上にした表示も多い。



見慣れた地図も、
方角を変えてみるとまた違ったものに見えてくるのではないだろうか。



そうなのだ。



見慣れた景色、
見慣れた人物、
見慣れた建物であっても、
視点を変えると、違った見え方になる場合があるのだ。



今般のコロナ騒動も然りである。



どのような視点で見ているだろうか。

そして、別の視点は、無いだろうか。



視点なぞ、星の数ほどあるのである。

それぞれの視点から視えるものが、
かなり違っていたりするのである。 なんて。



逆さ日本地図 なんてものもあるので、
見てみたら愉しからんや。
(「逆さ北海道」おわり)
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2020年04月14日

三浦綾子記念文学館

旭川市の外れ。


「見本林」という場所がある。



『旭川市外国樹種見本林』というのが正式な名称で
明治31年に植栽されたのだという。


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多くの外国樹種が植えられ、今は立派に聳えているのだが
近くを流れる美瑛川とともに自然豊かな散策場所として
親しまれている、という。


その一角に、三浦綾子記念文学館 が建っている。



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あまり三浦氏のことを知らなくても、
『氷点』という作品名は、
どこかしらで耳にしたことがあるかもしれない。

何度も何度も、
ドラマ化、映画化されてきた。

時代を超えて普遍的な、愛憎劇である。
そして「人間」を、深く抉る。



三浦氏は、若い頃教員として過ごし、
敗戦を迎え、社会の価値観の大転換に面食らい、
そして結核を患い……と、波乱の半生を歩んだ。


40歳を過ぎてから懸賞小説に応募して後、
作家としての歩みを始める。


そんな、氏の足跡が展示されている場所なのである。



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この類の箱物は、地元自治体によって整備されたり
するものであるが、
ここは民営の施設である。


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北国の情景に馴染む、
洒落た造りである。



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「文学館」とは、何を展示するのか……。



博物館にも書の展示があったりするが、
文学館は「文」がモノを言う。

そんな、展示。



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氏が遺した数々の作品中から、
さまざまな文が並べられている。


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令和の時代からみると、
少々古めかしい文体と感じる向きもあるかもしれないが
「重み」のある作中のセリフが、妙にしっくりと来る。


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展示室を仕切る暖簾にも、
作中の言葉。



小ぢんまりとした建物の2階から
ホールを見下ろす。


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星、雪、といったモチーフが
基本デザインとなっているようである。



吹き抜けの上部は、
明かり窓である。


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吹出口のノズルや
間接照明という部分に
「せつび」を感じるだろうか。



たびたび展示替えをしているようである。


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階段踊り場の窓から
見本林が見える。


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天井に並ぶ、「せつび」の数々。



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結構にぎやかではあるが、
展示の邪魔をしている感はない。


設計の段階で、
また現場の途中で、
建設に関わった方々の苦労が
いろいろとあったのであろう。



だいぶ前の、日本。

それでも、明治や大正ではなくて
昭和の時代の日本。

そのあたりを体感するのに
良い施設ではないだろうか。



「郷土資料館」的なところだと、
一気に江戸時代くらいまで遡ってしまうから。



旭川といえば、旭山動物園 かもしれないけれど
こんな文学館も訪ねてみてはいかがであろうか。
(「三浦綾子記念文学館」おわり)
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2020年04月13日

小樽祝津パノラマ展望台

おたる水族館から坂を登っていくと、
そこに展望台がある。


「台」といっても、駐車場広場であるが。
標高70.9mということで、
十分な高さを有している。



360度、は言いすぎだけど、
200度くらい? 見晴らしの良い場所だ。


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近くの海上を進む漁船と、
遠方の対岸に白く聳えるのは、
暑寒別などの山塊か。


空の青さ、海の碧さ、山の裾野の蒼さ、
色合いの違いが楽しい。



反対側、積丹方向を見るとそこは崖であり、
その上になんとホテルが建っている。


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相当に、見晴らしが良さそうだ。



少し目を凝らすと、積丹の山々が
白く冠しているのが見えた。


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「シャコタン・ブルー」と称される海の碧さは
北国らしからぬ色合いである。



下方を見下ろすと、
海岸には「おたる水族館」、
岬の先端には「日和山灯台」、
その手前には「鰊(にしん)御殿」が並んでいる。


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風が寒くさえなければ、
なかなかに絶景だ。


長い時間、
ぼおっと眺めていてもよさそう。



追分節名歌碑が、建っている。

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結構、でかい。



もひとつ、北海浜節民謡碑もある。
(写真を撮ってない)



コロナ禍が治まったら、
こんなところを巡ってみるのもよかろう。



治まったら……今の業務停滞を取り戻さなくちゃならないから
そんな暇はないかな。

どうかな。
(「小樽祝津パノラマ展望台」おわり)
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2020年04月09日

白石郷土館

札幌市白石(しろいし)区役所の一角に
「白石郷土館」というスペースがある。



この「白石」の地域がどのように開拓されていったか
パネルでの説明が中心となっている。


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元々は、その名の通りに
磐城国、白石からの入植者によって開拓が始められた地なのである。


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基本的に、このようなパネルがたくさん並べられている。


大型の本を読む、そういう感じだと思えばよかろう。



全パネルを紹介するわけにもいかないので、
抜粋で。


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明治初期、現代のような文明の利器が無い時代に、
遠路はるばる北海道まできてゼロから開拓する。


いったい、どれほどの覚悟が要ったことだろうか。


特に、冬の寒さたるや、
東北の人にとっても一段違うと感じられたのではなかろうか。



そんな苦労が、書かれている。



いわゆる「郷土史料館」的な施設には、
その当時の家屋復元や道具が並べられているものであるが
ここにはあまり多くない。

「本のページ」がパネルになっている、
そんな感じの説明が続く。



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開拓にも、いろいろな形態があったことがわかる。


白石の隣、厚別(あつべつ)についての言及もある。



アメリカに渡り、牧場経営を会得し、
北海道で酪農を始める……。


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現代も、いろいろとすごい人はいるのであるが、
明治期のそういう人材は、ものすごく多いのではなかろうか。


そういう人たちの血と汗と涙の結果、
現代日本があるのであろう。



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北海道と言えば、かつては「サイロ」が目立ったのだという。
でも現在は、 牧草ロール をたくさん見かける。


専用の機械があるから、ロールのほうが手軽になっているんだろう。



この郷土館、「展示」としてはそんなに目を引かないかもしれない。

でも先人の功績を辿ると、いろいろと目が開かれる点があって
興味深いことでもある。



昨秋、北海道庁は 先人カード を発行した。
白石郷土館では「佐藤孝郷(たかさと)」氏のカードをもらえる。


地下鉄東西線白石駅のすぐそばである。
いわゆる「観光地」以外に、
こういう場所に寄ってみるのも乙なのではなかろうか。


いろいろな地を巡り、記念としてこんなカードをもらってくるのも
楽しいのではなかろうか。

かつて、いろんな方々が活躍していた
近代文明の黎明期に思いを馳せることができる。



この手のモノには、「転売」がつきまとうのが現代である。

フリマサイトにたくさん出品されているけれど
(ダムカードやマンホールカードも、そうだ)
あんなの買い集めて、何が楽しいんだろうね。

買い集めて、再転売して、ちょっとでも儲けようってんだろうか。



でも、この類は、行ってこそのモノだ。記念物だ。

自分が行かないのに入手するとしたら、
せいぜい知人が行った際の「お土産」くらいが限度だろう。

ワタクシは、そう思う。



ま、それでも買いたい人は、勝手に買えば良い。
それが経済原理だ。需要と供給の法則だ。



でも、たかだか数百円から千円ぽっちの儲けを得るために
各地を巡るなんて、何と非効率。

まっとうな仕事をしたほうが、よほど稼ぎになるだろうにね。
(「白石郷土館」おわり)
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2020年03月23日

カニ丼!

何となく。

海辺にいくと、海のものを食してみたくもなる。



今どき、山中の温泉でも刺し身が普通に出てくるし
決して悪いものじゃなかったりするんだけれど。



港町の食堂で出てくる魚介類が、
凍っていたやつを自然解凍しかけで
シャリシャリしてることもあったりするけど。



でも、それはそれ。



その地で食することにこそ、
意味を見出したいのであったりする。



カニ丼をば、ひとつ。


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しっかり、旨かったです。はい。
(「カニ丼!」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月22日

オホーツク海に立つタワー

紋別市の港、防波堤を兼ねる「クリオネプロムナード」の先に
オホーツク海に突き出して造られた 氷海展望塔オホーツクタワー がある。



「オホーツク」は、アルファベット表記では「OKHOTSK」だ。
「K」がはいる。



港側、すなわち防波堤内部から見ると、こんな感じに見える。


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オホーツク海側、防波堤の外からであれば、こうだ。


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海中から海上へと屹立する、塔 である。



塔へ向かうには、トラスで構成された通路を通る。

中は、こうだ。


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お約束の、下が見えるガラスがあって
海が、もしくは流氷が、見えるようになっている。


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壁面には、「手づくり仲間の会」による
海のモノたちのパッチワークが並べられている。


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塔の内部には、展示やカフェや売店や遊具コーナー。


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決して平面的に広い空間というわけではないが
いろいろと詰め込まれている。


上の階の四隅には、展望バルコニーがあって
実際に外の気温と風とを体感することが可能だ。


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もちろん、激しい吹雪の真っ最中には
出られなくなる。



ちゃんと、ルーフドレン金物も埋め込まれている。


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ステンレス製だが、海上にあるものとして
かなり過酷な環境下にあるのだ。



トラス通路の上部と、防波堤など。


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防波堤側にも施設があって、
それ用の煙突とおぼしき構造物が見える。

通路の高さまで上がるための
エレベーターとエスカレーター、階段がある。



内部には、ちょっとした展示があって
ちゃんと見るなら、なかなかに興味深い。

だいぶ古い画像だけれど、
流氷が渦になっている様子が
おもしろい。


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採取された流氷が冷凍庫に入れてあって、
「これを持って記念撮影」ができるように
なっている。


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混んでいて順番まちだったら、
どんどん小さくなっていくのかな?



ここは「塔」と称しているが、
海上だけが見どころなのではない。


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いやむしろ、海底階こそが特徴的と言えよう。



擬氷、とでも呼べるか、そんな壁仕上げに
ちゃんとはめ込まれたドアが、なかなかすごい。


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引っかからずに開くんだよね、きっと。



外周には窓がいくつもあって、
海中を見ることができるようになっている。


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流氷で埋め尽くされていれば、
氷の下の様子が見られるであろう。



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何やら、窓にいっぱい貼り付いている。

窓は時々ダイバーによって掃除されるのであるが、
敢えて、掃除しない窓も残してある。

そんな工夫が、楽しい。



氷海の生物たちの展示もある。


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アルビノのナマコが2体、居た。



窓の上部には、
しっかりとブリーズライン(線状吹出口)が設けてあって
窓面の結露を少しでも防ごうとしてある。


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スポットライトも各所に据えてあって、
設備的にも手が込んでいる。



天井の様子。


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流氷の下に居るかのような内装になっている。



吹出口、吸込口、スピーカー、コンセント、スプリンクラー。

必要なモノは、海底階にだって必要だ。


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何せ、避難階とはなり得ない場所なのだから
防災設備は特に重要なのである。



こんなタワーのある紋別市、
決して近いとは言えない。

が、コロナ禍以前には多くの人々が訪れて
その地の景観を堪能していた。



オホーツク紋別空港を利用すれば、
羽田から1時間45分だ。

ただし、1日1往復しかない。



新千歳空港からであれば、
一度札幌まで出ることになろう。

札幌から 高速バス に乗ると、
直行便で4時間20分、
旭川経由で5時間20分で行ける。



旭川空港から、旭川駅まで出てから
高速バスに乗る方法もある。



または、女満別(めまんべつ)空港からレンタカーで
100km強(2時間弱)走らせて行く、ということもできよう。



札幌駅からレンタカーで行けば……。

google map によると、高速道路を使いつつ274km、
3時間58分と出てくる。



いずれにせよ、北海道の面積を感じざるを得なくなるはずだ。


そんな旅も、いかが?
(「オホーツク海に立つタワー」おわり)
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2020年03月16日

ガリンコ号が

北海道紋別(もんべつ)市。

オホーツク海に面した街である。


紋別と網走では、流氷観光船が運行している。


紋別にあるのは「ガリンコ号」である。


文字通り、流氷をガリンコ、ガリンコ、と砕いて進むことの出来る
そんな船である。


現在は2代目で、「ガリンコ号U」を名乗っている。



特徴が「アルキメディアン・スクリュー」。

これで氷を砕きながら進むことができるのである。


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先端下部に辛うじて映っている、スクリュー。

ちょうどこの日には、間近に流氷を見ることができた。

その日の天候や風向きによって、
一気にやってきたり、一気に離れていってしまったり、
タイミングが難しい、そんな観光地である。


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港内にも氷が浮かんでいるが、
これは「流氷」とは言えないかもしれない。



少し進むと、流氷帯に入った。


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結構厚そうな氷もあるが、
これを砕きながら進んでいく。


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なかなかに、面白いではないか!



カメラを落とさないように気をつけないと。


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結構振動もあるから。



陸側には、あまり厚い氷がない。


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がっちり接岸している日もあるのだというが
この日はそうでもなかった。



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少し沖合に出ても、
氷の薄い所、少ない所もある。



海氷観測情報 を見ると、
ほんとうに日によって目まぐるしく変化している様子がわかる。


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こういう観光地は、「その時次第」。
一種の「縁」である。


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一期一会の、そんな楽しみ。


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これらの氷の上には、
たまにアザラシとか乗っかっているのだろう。

オオワシとハクトウワシは見たけれど、
あまりズームの効かないカメラでは
点にしか写らない。


60分ほどのクルーズであるが、
沖に出ると風が強くなり、結構寒い。

船室もあるのがだ、やはり甲板でずっと見ていたい、
そう思わせるものがある。

完全武装で乗るに限る。


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それでも、気温が低く強風であったりすると
ずっと外にいるのはキツかろう。

そのあたりも「その時次第」である。



それが良くって、
毎年本州から訪れる家族連れも居るという。

羽田から1日1往復しか就航していないが
オホーツク紋別空港 を利用すれば、
首都圏からはすぐである。

札幌あたりから陸路で移動するとなると
ものすごく時間がかかるであろうが。


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天候も目まぐるしく変わる。

晴れている時間と、曇っている時間とでは
海や流氷の表情も全く違ってくる。

非常に、おもしろい。



甲板後部にも行ける。


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氷のない前の便の航路も通るけれど
敢えて氷中を砕氷しつつ進むルートも通る。

じゃないと、観光客も嬉しくないしね。



国内外からの客数がぐんぐん伸びて、
来冬からは新造船が就航する予定、と掲示されていた。


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が、ここにきて新型コロナ禍。

大丈夫か!?



全世界的に大きな事態となってきているけれど、
外食・観光産業にとっては非常に厳しいことこの上ない。

早期の収束を願うばかりである。



来季あたり、どうです?

行ってみませんか? 紋別。
(「ガリンコ号が」おわり)
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2020年03月14日

豚丼!

音更町 と言えば、
豚丼である。


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豚肉なんて、どこにでもあって
誰でも使えるのであるが。



ご当地グルメには
そういうモノも多い。


が、それもまた良し、である。


粉モンだってそうだし、
博多明太子にしてもそうだし、
だんご、せんべいの類はもう、昔っから。

「スパカツ」ってのもあったりする。



必ずしも産地でなくたって。

もちろん、産地だって良い。



美味ければ、それでいいのだ。
(「豚丼!」おわり)
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2020年02月24日

裏洞爺の冬景色

洞爺湖温泉街の対岸、
洞爺湖の北岸地区を「裏洞爺」と呼ぶことがあるようだ。


かつて、日本海側のことを「裏日本」という言い方があって、

裏とは何だ、裏とは。何でも東海道基準で考えるな。失礼だ。

そんな意見があったか無かったか、最近はそういう呼称は耳にしない。



けれど、洞爺湖の場合にはあんまり否定的な意見は聞かない。

むしろ「実は知る人ぞ知る穴場」的な、魅惑的な響きを持たせた「裏」呼称であるようだ。



とうや水の駅 のほか、
湖岸に沿って公園が整備されている。
彫刻群も、配置されている。



曙公園から、洞爺湖を見る。


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中央に、中島。

その奥には、有珠山が見える。

有珠山が噴火する時には、
この山体に限らず、周辺一帯、てきとうに噴火口を新設する。


2000年春に噴火した際には、
国道230号線一帯に突如噴火口群が出現した。


道路や建物は火口に飲み込まれ、
マグマの圧による土地の隆起と降灰によって
地形が一変してしまった。

現在は、ジオパーク として保存されている。



このあたりは、
北海道でも比較的暖かな場所であり
しかも、車で1時間圏内にスキー場がいくつもあって
冬にも楽しめるのである。


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洞爺湖温泉や有珠山、昭和新山といった「表洞爺」だけではなくて
せっかくなら裏洞爺にも寄ってみていただきたいものだ。

事情がゆるすなら、
洞爺湖をぐるっと回ってみるのも良いだろう。

40km弱、
1時間以内で一周することができる。
(「裏洞爺の冬景色」おわり)
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2020年02月19日

長万部といえば、かにめし

自動車輸送網が今ほど発達していなかったころ、
鉄道移動のお供は「駅弁」であった。

各地の名物弁当があったものであるが、
長万部は何といっても「かにめし」であった。


マスコットキャラクター「まんべくん」も
カニなのである。


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駅のほど近くに、その「かにめし」屋さんがある。

弁当として買える売店と、食事を食べられる食堂とがある。



通りの街灯は、カニじゃないね。


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食堂のひとつ、「かなや」


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近年は、海外からの客も多いという。



スマホ片手にやってくる旅行客が結構いた。
(ワタクシも、その一人に見えたであろう)



せっかくなので。


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定番を避けて奇をてらう向きもあろうけれど、
ワタクシは「とりあえず定番は押さえておきたい」クチであるから
これを食するしかあるまい。



「かにめし」1,200円。


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たいへん美味しゅうございましたっ!



この店、焼き肉も出来るようになっていて。


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各座敷テーブルに、こういうフードがついている。



中を見ると……


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ん?



アルミフレキかな?



天井内に、ちゃんと、ロックウール断熱 がしてあると、いいなっ。
(「長万部といえば、かにめし」おわり)
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2020年02月18日

長万部駅

「おしゃまんべ」と読む。

思いっきり、当て字である。


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駅名には、フリガナなんか無い。

読めて当たり前、なのだ!



駅の外壁には、カラーのパネル。


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函館から札幌に向かうのに、
長万部から倶知安(くっちゃん)、余市、小樽を通っていく「山線」と
室蘭、苫小牧、千歳を経由する海岸ルートとがあるのだが
その分岐点となるのが、ここ長万部なのである。



かつてはそれぞれのルートに特急列車が運行していたようであるが
現在は海岸ルートのみである。

ところが、新幹線は山ルートで建設中である。
こちらのほうが、距離はだいぶ短いからだ。

山線と海岸ルートとに挟まれば部分には、
巨大な山塊がある。

支笏洞爺国立公園が位置している。

この山塊を中山峠を通って突っ切る国道が通っていて、
自動車で移動するのであれば高速道路を使うよりも
距離が短いために早い。

新幹線開業予定は、今のところ2030年度末の予定であるという。


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ちょっと駅前の建物脇を見てみようか。


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駅の目の前で、この開閉器、このトランス。

そんなにでっかい建物は、無いのだ。



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こういう外壁だったりする。



新幹線の駅は、まだ影も形もないけれど
それが造られる頃には駅前の風景も様変わりすることであろう。
(「長万部駅」おわり)
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2020年02月17日

二股らぢうむ温泉

長万部(おしゃまんべ)町の、山の中に
ポツンとある、温泉宿。


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二股らぢうむ温泉」 と看板がかかっている。


昔はカタカナ表記だったらしいけれど
経営者が換わったりなんだり、現在はこうなっているようだ



石灰華ドーム で有名なのだという。



上記ページの説明に

二股らぢうむ温泉には「ラドン」というラジウム成分が含まれています。


と書いてあるのが少々意味不明ではあるけれど
とにかく独特な温泉である。

ラドンのほか、大量の炭酸カルシウムを含むということで、
石灰華ドームが形成されるのである。



温泉の写真は撮っていないので
(貸し切り状態でも無い限り、撮ることはできませんし
 撮るべきでもありません)
駐車場の様子を。


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駐車場の雪を、湯で融かしているようだ。

北陸で行われているように水を流して雪を融かそうとしても
北海道では凍ってしまうから、見かけない。

けれど、ここでは温泉熱を利用しているから
しかも湯量が豊富だから、
凍結してしまう心配はないのであろう。


そうじゃなけりゃ、
氷濤まつり や 氷瀑まつり のような氷の造形ができてしまうから。



日帰り入浴が、1,100円。

宿泊も、和室が53室もある。
湯治での利用も結構あるようだ。

アクセスはあんまり良くないけれど、
北海道新幹線が札幌まで延伸されると
長万部駅にも停車するようである。
その頃には、行きやすくなるだろう。


……って、長万部駅からも結構あって、
なかなか大変ではある。
(「二股らぢうむ温泉」おわり)
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2020年02月11日

北海道立アイヌ総合センター

札幌市にある北海道庁の近くに
「かでる2・7」という道有施設がある。

その7階に、北海道立アイヌ総合センター がある。


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公益財団法人北海道アイヌ協会 が管理している。



「日本は単一民族国家」



以前より、こう言う人が多いのであるが、
実際には日本国にはいくつかの民族のルーツがあるのである。

「アイヌ」は、北海道東北地方の先住民族であって、
いわゆる大和民族との間で、歴史的にいろいろな出来事があったのである。

多くの残念な出来事を経て、
多くの無関心・無頓着に囲まれつつも、
現在ある程度いろんな取り組みが進められつつある。


その1つが「民族共生象徴空間」なのであろう。



さて、この「センター」

ビルの1室を使用したものなので、
展示として「すごく充実」しているわけではないが、
一般的な「日本史」で触れられることの少ない歴史的事実について
知ることができる空間である。


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北海道といえば、クマ。


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実際に足を運ぶなり、検索していただくのが良かろう。



当然のことながら、「せつび」も見ることになる。


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このビルの空調は、水熱源ヒートポンプ方式であるようだ。


「ピーマック」と、商品名が半ば一般名詞化して呼ばれる
天井カセット形の水熱源ヒートポンプエアコンである。



コンプレッサーを背負っているので、
運転音は少々大きい。

冷蔵庫みたいな感じと言えば、何となくわかるだろうか。
音の高さは、冷蔵庫のそれよりも低いかな。



冷蔵庫はそのまま室内に放熱しているが、
この機械は建物内を循環させている「熱源水」に
冷房時は放熱する。
暖房時は、熱源水から吸熱する。



熱源水は、機械室内のチラーで冷やしたり、ボイラーで暖めたりする。

そんなしくみ。



「ゴールデンカムイ」というマンガ(アニメ化もされた)によって、
アイヌ文化について知識を得た人も多いだろう。


廊下にあった、ポスター。


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平取町(びらとりちょう)には、アイヌ民族関連の施設も多い。
温泉 もあるし、牛肉 も美味しいし、
良いところだ。



ちなみに「アイヌ」というのは「人間」を意味する言葉である。

だから「アイヌ人」というと、意味がダブってしまう。

「ハイスクール高校」とか「シティバンク銀行」とか
「Akasaka dori avenue」とか、そんな感じ。


ああ、だいぶ脱線した。



北海道立アイヌ総合センター。

だいぶ小ぢんまりした施設ではあるけれど、
旧北海道庁(赤レンガ)がこれから耐震改修工事に入って
しばらく見られなくなるようなので、
その代わりにここに寄るのも、よかろう。
(「北海道立アイヌ総合センター」おわり)
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2020年02月10日

北海道の距離感

以前 にも、距離感がわかる道路看板 を見たのだけれど。



JR北海道の車内誌にも、そんな様子がわかる地図が載っていたので
ご紹介したい。



特急の座席ポケットには、通販広告や乗車のしおりのようなものとともに
「車内誌」が入れられている。


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月1回発行のようである。結構いろいろな記事があって、
長時間の乗車にあたって、目を通すに丁度よい。



うしろのほうには、北海道内の路線図があって。


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北海道新幹線の絡みもあって、
青森県部分も掲載されている。

新函館北斗以降、札幌に至る新幹線の予定線も
赤く描かれている。



この地図の右上部分に、
本州と北海道とを重ねてみた図がある。



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毎度、ピントが甘くって申し訳ないけれど。
何とか、地名は見えますかね?



「せっかく北海道に行くんだし、
 札幌から函館まで行って、
 それから旭川の動物園と、
 北海道北端の稚内で宗谷岬を見て、
 網走で流氷も見てみたいなぁ」


本州に置き換えると、

「せっかく本州に行くんだし、
 名古屋から津〜奈良廻りで熊野まで行って、
 それから松本城と、
 能登半島の先っぽを見て、
 宇都宮でギョーザでも食べてみたいなぁ」


こんな感じになるということである。


本州ならば、新幹線もあるし鉄道網も多いのだけれど
北海道内はそうではない。


いまどき、WEB上のマップで距離はすぐに表示される。
北海道を訪れる際には目的地をある程度絞っておかないと、
ほとんど移動時間に費やしてしまうことになりかねないのである。
(「北海道の距離感」おわり)
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2020年02月06日

しんさっぽろとしむかっぷの共通点

北海道内の移動は、自動車が便利だ。

だが結構距離もあるので、ある程度遠方まで移動するなら
鉄道や飛行機も有効である。

路線があれば、の話なのだが。



さて、鉄道に乗って
ボケっと車窓から外を眺めていると。


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新札幌駅に停まって。


ひところ、新横浜とか新神戸とか「新」をつけるのが
流行った時期でもあったのか、
「新札幌」という駅があるのだ。


ホーム壁に張り付くケーブルダクトやら電線管を撮ってみようとした
1枚っである。



そこから1時間ちょっと過ぎると、
こんな駅にも停まる。

もちろん、途中に南千歳とかいくつか停車駅はあるのだけれど。


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「しむかっぷ」駅である。

漢字では「占冠」と書く。

「冠」と書いて「かっぷ」って、それ英語じゃん。

すごい当て方をしている当て字地名である。


新冠(にいかっぷ)という町もあるけど。



さて。



しんさっぽろ と しむかっぷ



なぜか、引っかかった。

何にも似たところはないけれど?

なぜか似てる気がする?



……あ、わかった。


「本場の味 サッポロビール」

どうやら、駅名札の下についている
これが同じであることが、
無意識下で認識されていたようだ。


すいません。

たいしたことじゃなくって。
(「しんさっぽろとしむかっぷの共通点」おわり)
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2020年02月05日

氷濤であって、氷瀑ではない

支笏湖畔で冬期に行われるイベント、
氷濤まつり

「ひょうとうまつり」である。



北海道の山中、寒い地である。

その寒さを生かした、イベントである。



スプリンクラーで水を吹き付け続けて造り上げる、
氷の造形。



白い雪氷に、照明がよく映えるのである。



まつり会場に向かう空地にも、
イルミネーションが作られている。


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イルミネーション自体、きれいなものであるが
白い雪がその光を反射するとき、
その色合いが拡散する。


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こういうものがあると、
通ってみたくなる人が多いようだ。



「まつり」会場に入ると、
雪や氷の制作物が多数。


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氷のシャンデリア。


LED照明は発熱が少ないから、
これが成り立つのであろう。



「これ、溶けて落ちてきて、グサッと刺さったりしないかな?」


幾人かが、気にしていたようだ。



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こういう形状なら、刺さらないけれど
何にしても「氷」は「岩石」である。

頭に落ちてきたら、それは石がぶつかるのと一緒だ。



2Oは、宇宙一般では岩石でしかない。

地球はたまたま温度が高いので、
その岩石が溶けて溶岩(液体の水)になっているだけなのだ。


おさかなたちの氷漬け。


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九州のスケートリンクに埋め込んだら批判が殺到したというのだが。

まあ、人の感覚は人それぞれなのだから、
「なんとなく」無難に収めておくのが肝要なのかもしれない。



屋外には、かなり大きな造形もある。


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氷の滑り台も、大盛況である。

ご覧のように、かなりの人出であった。


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かなり、居るのがわかるだろうか。


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現地には、手動の温度計があるのだけれど
どのくらい正確なのかはわからない。


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この場所としては、かなり暖かいのであろう。


ただし、風があって体感はかなり寒かった。



なんと、「青い池」が。


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美瑛まで行かなくても、見られる!



まあ、ちょっとしたミニチュアということで。



おまけ。


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今冬は雪が少ないということで、
路面が出ている場所も結構あったので
マンホール蓋も見ることができた。


ちとせの「ち」を中心に、
飛行機と鮭と支笏湖である。

典型的な、ご当地デザインの蓋なのであった。



氷濤まつりに似た名前で
氷爆まつり』というのがある。

「ひょうばくまつり」である。



こちらは、層雲峡。

全然違う場所なので、気をつけたい。



「せっかくだから、両方行ってみようか」



それはそれで、楽しいと思うし、
心意気や良しであるが、
距離にして 260km、
高速道路を使って、車で3時間半ほどかかるので
あんまり軽く考えていると痛い目を見ることになる。

(しかも、雪道なのだ)
(「氷濤であって、氷瀑ではない」おわり)
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