2021年02月14日

この季節なのに、無い!?

真冬の、札幌大通公園。


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地下鉄大通駅から地上に出ると、
温度計の表示がマイナス4℃を示していた。


かの地としては、暖かいのか。


大通公園を見渡すと、
あまり人影がない。


まあ、そうだろう。
寒い季節には、たいてい地元の人々は屋内や地下にいるのだから。


でも、例年のこの季節ならば、
たぶん、世界中からの人たちでごった返しているような
そんな地であるはずなのだ。


なのに。



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そう。


この公園内に、
所狭しと大小さまざまな雪像、氷像が立ち並ぶ
雪まつりが開催されるのだから。



まつりの終了とともに雪像は危険防止のために破壊されるけれど
その名残である大きな雪山が残されているものだ。

それを見るだけで、
北国を感じられるものなのだ。

最近は、
雪まつりの翌朝、
重機で大雪像が壊される様子を見たくて訪れる人たちも
居るというのに。



しかし、上の写真の通り、
何も無いのだ。


かろうじて、イルミネーションっぽいものが
少しだけ、ある。


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本来ならば、雪まつり前に閉幕しているはずの
ホワイトイルミネーションが
延長されている、ということのようだ。


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でもとにかく、人が居ない。



雪像の無いのを寂しがってか、
自主的に制作する人もいたらしい。


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これは、ただの雪だるまだね。



テレビ塔前も、この通り。


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国内外からの多くの観光客で溢れているはずだった地が
閑散とした、ただの場所と変わり果てていた。



昨年、中国での大流行の報にもかかわらず雪まつりを開催した結果
北海道内にいち早く新型コロナが蔓延した……と言われ
大批判を受けてしまった札幌。



ま、これだけ人が居なければ、
他所から持ち込まれて流行ることは無いでしょうなぁ。



全世界、
あらゆる観光地がこんな感じなんだろう。


経済的打撃は、ものすごいものだろう。


でも病院は病院で大変で、
これ以上増えちゃ困るだろうから
人が出歩かないのはありがたいだろうし。



あとどのくらいで、
収束するんだろう。
(「この季節なのに、無い!?」おわり)
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2021年01月20日

箱根大涌谷

ちょっとでいいから、
大涌谷を見たかったので、
行ったのである。


箱根は、ジオパーク に認定されている。



人の手による物も良いのだけれど、
自然の造形もまた、たいへん見応えがあり、
特に「ジオパーク」と銘打たれた場所が
とても好きなのである。



箱根ジオパーク も、大変魅力的な場所なのだ。



そして、特にその火山活動。


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硫黄の肌や、煙立つ場所が
何とも言えない。



この直上をロープウェイで通る。


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火山ガスの程度によっては、
運休する時もあるくらい、
火山火山している場所。



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ああ、山って、いいな。

ま、登るのはそんなに得意じゃないけれど。

主として、体力面で……。



大涌谷、じつは自然のままでもなんでもなくて
かなり人の手が入っている。


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構造物だらけ、とも言える。



色々資材を運ぶための、
モノレールも敷設されていた。


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いやあ、よくもここにロープウェイを通そうと思ったものだ。


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色々建っているということは、
そこに行って建設した人がいるわけで、
そして今もそこで何らかの仕事をしている人たちがいるわけで。


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また遠からず、訪れたいものである。



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コロナが落ち着かないとなかなか厳しいし、
と言って、落ち着き切ってしまったあとなら
世界中からの人波が溢れすぎて、
ゆったり見られないかもしれなくて。



ここに限らず、
行ってみたいジオパークが
たくさんあって困る。
(と言いつつ、別に困ることでもないが)
(「箱根大涌谷」おわり)
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2020年12月26日

クリリンじゃなくてリツリン

香川県高松市にある、栗林公園。


りつりん公園である。クリリンじゃない。



都市中心部近くに位置する広大な公園は、
江戸時代に造られたという。


「特別名勝」となっている。


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各所に池を配し、展望用の山や建物を配置した
大層豪華な公園なのである。



背後にある紫雲山を取り込んだ
まことに風光明媚な場所である。


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ザ・日本庭園。



池の中に配した中島に植えられた木も
とことん手入れされている。


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これを維持するのに、
一体どれだけのマンパワーが投入されているのか、
そう感嘆せざるを得ない、そんな庭園。



各所にかかる太鼓橋や
優雅に泳ぐ大きな色とりどりの鯉たち。


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樹木の枝ぶりも、
創建時から数百年を経て当初とは異なっているにせよ
現代に受け継がれている。



建築物も保存されていて
見事である。


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いかにも温暖地の造り、ではある。


栗林公園自体に入園料がかかるが、
この建物は別料金だ。


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正確には、ここは茶房。
一服すれば、中も見学できる。



掬月亭 と書かれている。


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が、残念ながら、読めない。


いや、ここだけではない。
園内のいろいろな看板の文字が、
とにかく読めない。

常用の漢字じゃあない。

よって、漢字の下に記されているローマ字を見て
きくげつてい という名であることを知る。

命名されたのが、築後百年って……。

なかなかの、歴史的建造物である。



四国は高松。

日本の中では温暖地の一つではあるのだが、
更に暖かい地方の植物も配されている。


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松などと並んで、南国な樹木ではないか?



近寄ってみると、よく分かる。


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琉球産のソテツなんだとか。


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これまた、読めない。

ほびう ということらしい。



園内、大層広い。


広場も有している。


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の〜んびり過ごすに適している。

まあ、天候・気候によるだろうが。



池の各所には、蓮も多数。


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こんなに茂っている場所も。


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この樹木は、だいぶ御老体である。


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創建当時の樹木は、
どのくらい残っているのだろう。



赤い岩が露出した壁。


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酸化鉄を多く含むのだろうか。



そして、滝。


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かろうじて、おけどい滝と読める、かな。


人工の滝なのだそうだ。

しかも、当初は家来に水を汲み上げさせて
流していたのだとか。

まあ、そういう時代だったんだろう。


もちろん現在は、ポンプで送っているはずだ。



池の端の石の上に、
なんとも精巧な石細工が置いてあるなぁと思ったら、
動き出した。


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ホンモノだったのかよ。

単に甲羅干ししてたんだね。



うどん県であるからして、
園内にも当然にしてうどん屋がある。


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まだ開いてなかったけど。



建物の感じを意識しているのかいないのか、
自販機とか室外機とか
結構無造作に置いてるように見えた。


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裏手にいろいろ並んでいるのは、
まあ、当然なのかもしれない。

こんなところを覗いてみて撮ろうなんて奴は
そんなにいないだろうから。


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くりりん、じゃなくて、りつりん公園


いろんな季節に行ってみたい、
そんな処だ。


ゆったりと時間をとって、
じっくりと堪能したいものである。

入園料は、大人410円。

この公園でこの料金は、
非常にオトクである。


うどん県ではあるけれど、
うどんを食するだけではなくて、
こういう場所を見てみるのもまた
乙なんじゃなかろうか。
(「クリリンじゃなくてリツリン」おわり)
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2020年12月13日

現物は現物なりに、復元は復元なりに

「ホンモノ」は、良い。

現物がそこにあるのは、心も踊る。


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この石垣、補修されているとは言え、
やっぱり良いではないか!



これが出来てから、一体何百年を経たか。


時を経て、今なお存在することに
感嘆するのである。


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一方で。

かつてのモノ、実物とは異なるけれども
「復元」「再築」などを経て、
今その姿を現すものも、ある。



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鉄筋コンクリート造で、エレベーターまでついているから
「現物」には程遠い。


それでもまあ、これが建てられてからそれなりの年月を経ているし
往時のホンモノとは異なるにしても、
それらしい意匠と威厳とを放っている、と言えなくもない。


これはこれで、
唾棄すべきものとは思われない。


やっぱり、ステキなのである。


学術的には、いろいろと齟齬もあろう。

歴史に精通している方にとっては、
非常に物足りないものであるかもしれない。



しかり、これはこれで、
実際に各地より訪れる人々が多く居るということからして
やはり魅力的な存在なのである。



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元々のものから、様々に手を加えて、
特に設備系はもうそっくり入れ替えたような状態で、
それでも「現物」の良さは(100%ではないにしても)残っているわけで。


現行法規、耐震、防災、バリアフリー、その他多くの制約をクリアしながら
現代に遺してきたその事実がまた、尊いのである。



最新の建物は、いろんな流行り廃りに左右されつつも
やっぱり魅力を持つものであるし、
朽ちかけの廃墟を専門に回るマニアだっているし、
世の中の様々な事象には、
とにかく魅力が詰まっている。


そんなこんなを、垣間見つつ、
仕事に、学業に、励むのも良かろう!



あ、なんか報道らしきカメラが回ってる。


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府内で、なんかの事件なり不祥事なりあったんだろうか。


ニュースの背景に、役場庁舎や警察庁舎が写っているのは
とってもよくある構図。



でも、そんな安易に流されないで、
もちょっとちゃんとした「画」を撮ったらいいと思うんだけれど。

面白くないじゃん?



現物でも、復元でも、それぞれが特長を持っていて、
魅力を放っているからこそ、画になるんだ。


没個性の、ありきたりの、決まりごとのような「画」なんて
望まれちゃいないんだと思うよ。


いや、他の人のことはわからんのだけれど、
少なくともワタクシは、望んじゃいないのだ。



それにしても、「報道」って、
もっとどうにかならんものか……。

(「現物は現物なりに、復元は復元なりに」おわり)
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2020年12月07日

かなやま湖の紅葉

かなやま湖 という、ダム湖がある。

存在を、ご存知だっただろうか?


それほど名が知れている場所ではなく、
よって、人が少ない感じがする。


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敢えて人が入らないように撮っている、といえば嘘では無いが
写そうにも、人が居ない。


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皆無では無いけれど、ほぼ、居ない。


ちょうど、紅葉の始まる頃、
景色を堪能した。


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駐車場やトイレ、売店、散策路などが整っている。


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釣り人が、1人。

散歩している人が、1人。


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あとから、2人連れがやってきた。


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雲が結構な速度で流れ、
晴れたり曇ったり目まぐるしいが
光の加減の変化による景観の変化も雄大だ。



コロナ禍が一旦落ち着きかけたように見えた頃にもかかわらず
とにかく、人が居ない。


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まあ、だから、密にはなりっこなくて
良いとも言えるが。


それゆえ、売店やら何やら、全部閉まっていたが。


首都圏近郊であれば、
人で溢れてしまいそうな景色が
独り占め(独り、は言い過ぎ)。

贅沢なひとときである。



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こんなに人が居ないんだから、
行ったらいいのに、なんて言うと
それで人が集まっちゃったら
感染拡大につながってしまうんだろうし。



日本中、いや、世界中、
観光地もそれに準ずるところも
どこもかしこも、
人出が少なくなってしまっているのだから
仕方ない、のだろうか。



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湖に流れ込む小川の河口。

護岸は、ばっちり。

「ふとんかご」である。



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貧弱なカメラじゃ、
見たままの美しさは到底写らない。


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人間の目って、
ほんと、優秀なんだなぁっと。



ここにはラベンダー園もあって、
きっとシーズンには大層映えることであろう。


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ラベンダーと言えば、今は富良野が有名だけれど
じつは結構あちこちで栽培されていて
そもそも、ラベンダー発祥の地は、札幌市南区なのだそうだ。



かなやま湖。
コロナ騒動が落ち着きを見せた頃にでも
訪れてみてはいかがであろうか。


ラベンダーであれば、7月下旬〜8月上旬頃。
紅葉であれば、10月中旬くらいであろうか。



北海道なので、おそらくその年によって、
気候の推移によって、状況がかなり異なるものと思われる。

絶対に外したくないなら、
経緯をチェックしつつ、日程は直前に決めたほうが
確実かもしれない。



なかなか、素晴らしいものを堪能できた。



道端に、
こんなやつも姿を見せる。


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眺める分には良いのだけれど、
食べ物をやったり、触ったり、しないで欲しい。


車に寄ってくるようになって、
危ない(彼らにとって)から。


エキノコックス症にかかる
恐れがある(皆さんにとって)から。
(「かなやま湖の紅葉」おわり)
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2020年11月28日

ベアマウンテンは熊サファリ

狩勝峠の十勝寄りに
サホロリゾート がある。


その敷地内に、
一風変わった動物園(?)が存在している。

そこに居るのは、ヒグマ。


その名も、『ベア・マウンテン』。



敷地周囲を作で囲まれてはいるが、
熊たちは檻の中に居るのではなく、
自由に歩き回る。


サファリパーク状態の、施設である。



檻の中に入るのは、人間。

これに乗って、敷地内を巡ることができる。


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車輪保護の鉄板が
付加されている。


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このバスの発着場は、
冬にはスキー場となる。

だから、リフトが建っている。


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園内、遊歩道を歩いて行くこともできるけれど
追加料金はかかるがバスに乗ったほうが
より楽しめる。



赤いバスコースのほうが、
圧倒的に広い範囲を移動し見ることができるから。


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バスはどうやって園内に入るかって?


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こういうゲートを通っていく。

離れた場所から見ると、
こういうふうになっていて。


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手前のゲートを開き、バスが入って
手前のゲートを閉じる。

熊が入っていないことを確認してから、
奥のゲートが開いて、バスが出る。


もしも熊が一緒に入ってきたら……?

そういう事に対処できる
レンジャー要員が居るらしい。



バスで巡ると、
ところどころでクマたちに遭遇する。


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あっちも慣れたもので、
バスが傍らを通っても動じない。

気にもかけない。



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園内の池に撒かれた餌を
夢中になって食べている。


クマの餌は、
カラスも狙っている。


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更に、バスを降りてクマを間近に見られる。


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ガラス張りの観察施設『ベアポイント』である。


ガラスの内側が、人間。

外側が、クマ。

フツーの動物園とは、逆。



中に入ると、
こういう感じでヤツらがやってくる。


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っていうか、やってくるように
人間が来るのを見計らって、
スタッフが屋上から餌を撒いてくれるのだけれど。



このガラス、大丈夫、だよね?


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まあ、事故の報道は聞いたことがないからね。



ベアポイント内には、いろいろな展示もあって
なかなか興味深い。



『クマ用ペレット』


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そんなものを作っているところがあって、
そんなモノの需要があるんだっていうことも
説明を見るまで知らなかった。

世の中、知らんことが多いものだ。



冬の間の、
飼育係の大切な仕事なんだそうだ。


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寒そう……。



クマが敷地外に出ないように、
また、野生のクマが敷地内に入ってこないように、
周囲には電気柵が巡らされている。


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この施設にいるクマは、
オスだけ。



メスが居ると、
野生のクマたちが寄ってくるから
マズいんだって。



全周バスで回ってもいいけれど、
ベアポイント以降は遊歩道で歩いて帰ると
全景がわかって良い。


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バスは、緑太線の道を反時計回りで動く。

ベアポイント(観察施設)で降車して、
茶色の遊歩道を通って帰る。



遊歩道は高い位置にあるから
クマに襲われる心配は無い。


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車椅子での移動も大丈夫だ。



次のバスの動きに合わせて餌を撒いたり、
園内のクマたちの位置関係を把握して
適切に導くためのレンジャー隊が
車で移動しているのが見えた。


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遊歩道出入り口は
スロープになっている。


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車椅子対応なんだけれど、
距離(と落差)は結構あるから
登りは電動でないとなかなか大変かもしれない。


スロープは結構長いので、
飽きさせないように壁面にいろいろ描いてある。


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こんなんに襲われたら、
そりゃ怖いって。

勝てないって。



人間とクマとの遭遇による痛ましい事故が
時々報道される。

こうやって安全な施設で見ていると、
ただのかわいい生物に見えてくるけれど、
彼らは猛獣であって、人類とは相容れない部分も多い。


共存のためには、
いろいろな配慮・方策・知恵が必要なのである。



住宅街に出没したクマを撃ち殺した(駆除した)報道が出ると

「かわいそうに」

「麻酔銃で眠らせて森に返してあげればいいのに」

「なんて残酷なことをするんだ」

いろんな批判の電話が関係各所に殺到するらしい。


知識が無いのだから仕方がない面もあるけれど、
自分の感覚・感情だけで条件反射的に他人を批判するのも
どうかと思う。



いわゆるクマ行政のスペシャリストにも
お話を聞いたことがあるけれど、
物事そんなに単純じゃないのだ。

「さんすう」のように
明快な「こたえ」が無い課題は多いのだ。



麻酔銃に関しては、
ねんまつたろうさんの説明 が
すんごくわかりやすい。



まあ、そんなこともあるけれど、
とにかくクマに興味関心が有る方も無い方も、
一度行ってみてはどうだろうか。


きっと、新しい知見も得られるだろう。



ただし、2020年の営業は、
もう終了している。

冬期間、彼らは冬眠してしまうから。


それに、写真には写っていなけれど、
バスの走路ってすごく狭くて起伏に富んでいて
運転技術も称賛ものなのだ。

雪なんぞ被ったら、
たちまち立ち往生してしまうはず。



新型コロナが今後どうなるかわからないけれど
通常であれば、 5月始めからの営業 になる。


Webチケットや、パックのチケットだと
かなりお得になるので、
よく調べておくとよい。

特に、バス付き入場券がオススメだ!
(「ベアマウンテンは熊サファリ」おわり)
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2020年11月26日

狩勝峠は石狩と十勝を結ぶ峠

狩勝峠(かりかちとうげ)という、峠。


旧石狩国と、旧十勝国とを結ぶ峠であることから、
「狩」と「勝」をくっつけた名称となっている。



峠の頂上は、標高644mということである。


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峠脇の展望スペースから、
十勝平野を見渡すことができる。


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晴天が広がってれば、
かなり遠くまで見通せるのではなかろうか。

この日は生憎であったけれども。


風も、めっぽう強かった。



峠の反対側を見る。


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こちら側は、山が連なる
北海道の中央部を臨む。


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北海道の東西を結ぶ峠がいくつかあるのだが、
かつてはこの狩勝峠が主要幹線・大動脈であった。


しかし、日高と十勝を結ぶ日勝峠(にっしょうとうげ)が出来て
更には、道東自動車道ができたことによって、
交通量はある程度分散することとなった。

いやむしろ、道東自動車道ルートが
一番の幹線として活躍するようになった。



しかし、いざ何かがあると
北海道東西の交通に支障を来す。



いくつかの代替路が確保されていないと
かなり厳しいことになる。



台風による大雨被害で
日勝峠や狩勝峠が寸断され
えりも方面も通行止めになった際には、
東西の往来が大幅に制限された由である。



古今東西、
『峠』の道は
とても重要なのである。
(「狩勝峠は石狩と十勝を結ぶ峠」おわり)
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2020年11月13日

よいち水産博物館

余市町の、海に面した丘の上に
よいち水産博物館 がある。


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ずいぶんと年季の入った感がある建物である。


あまり近寄って観察してはいけないのかもしれない。


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「よいち」「水産」を名乗っているけれど、
屋外には北海道各地の岩石が並べてあったりして
結構「何でもアリ」な施設である。


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「余市歴史民俗資料館」という文字もあって
船らしきものが壁から生えているけれど、
ここには入れないようになっていた。


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都市部ではない地域の、この類の施設は
結構楽しめることが多い。


必ずしもキレイでなく、
ディスプレイも凝っておらず、
資料としてキチッと整理されていなかったとしても、
いろいろな発見があって、
古道具屋で品定めしているような、
そんな楽しみを感じるのである。


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さっき外からも見えた、クジラの下顎骨。


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港町でもあるから、
漁業関係のものがたくさん展示されている。


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漁具にとどまらず、
昔の人々の生活雑貨が
絵と共に展示されている。


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「もっこ」を背負っている人形と、
実物の「もっこ」


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見た目郵便受か新聞受のようだけれど、
大量に獲れたニシンを背負って運ぶための
リュックのようなものだ。



「水産博物館」と称しているけれど、
日用品もいろいろあって、「郷土資料館」的な展示となっている。


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余市町の観光地ともなっている、
ニッカウヰスキーのポットスチル模型も置いてある。


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まあこれは、そっちで実物を見たほうがいいのかもしれない。



「違星北斗」という、アイヌ民族出身の歌人について
説明があった。


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「ウポポイ」の開館など、国として先住民族政策が進められていて、
それに対してさまざまな意見が交わされているようであるが、
とにかく何事も「知ること」から始まる。


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余市には、旧会津藩士が入植してきていたようだ。


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それから150年になるという。



特別展示として、「土器」に関するものがあった。


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土器を特徴によって分けて
「どれが好き?」と投票するようになっていた。



ちょっと周回遅れ感もある「総選挙!」だけれど
楽しい企画である。


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「推し土器」について、推薦文が並べられていたりする。


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いろんな年代の、いろんな特徴の土器が多数あるのだけれど、
「現代の土器」も製作・展示されていて。


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これはこれで、楽しい。



これなんて、どう?


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権利関係とか大丈夫かな? と
ちょっと土器土器しちゃうのだけれども。



「水産」以外も楽しい、
水産博物館なのです。
(「よいち水産博物館」おわり)
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2020年11月12日

アンパンマン列車!

ある意味、見事である。


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列車全体が、アンパンマンで埋め尽くされている。



先頭車両だけではなく、
客車にも、なんとかパンマンがあふれている。


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20年も走り続けているんだね。


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客車天井面も、この通り。


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小さい子は、喜んでくれるかな?



愛媛県の「新型コロナウイルス感染拡大防止」ポスター。


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3密せん! けん



「まじめえひめ」って何かと思ったら、

「県民性」なんだって!


ひえ〜! (これは将棋の専門用語、らしい)



そっかぁ。愛媛県の方々は「まじめ」なんだぁ。

ちょっと、新鮮。
(「アンパンマン列車!」おわり)
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2020年11月04日

丸亀城跡

丸亀城跡は、国指定の史跡なのである。


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現在は、公園として整備されている。



城主が次々と変わりつつ、
築城から400年余を経てなお、
現在に至るまで一部が保存されている。


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今はどこに行っても見られる、
ご当地キャラたち。


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顔ハメも、健在だ。



立派な石垣が巡らされているのであるが、
経年劣化により、あるいは豪雨災害により、
破損し、崩落し、何度も修復が重ねられている。



現在も、大規模崩落の跡を修復中である。


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文化財の敷地によく見られる、放水銃。


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門の屋根、塀などの軒先には
京極氏の紋がある。


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すべての軒先に、
紋がつけられているのである。


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こんな塀の軒先も、全部である。


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そしてここには、屋外消火栓箱も。


箱裏の黒い汚れは、何?



敷地内のマンホール蓋の1つ。


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何かの45年記念のようであるが。



ここの石垣は、かなり急である。


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でもちゃんと、外灯や電線は設けられているのだけれど。



この角度でガッチリ積み上げられるって、
ものすごい技術だと思う。


20110411.JPG


現代のような力学計算に基づく構成などできない時代だから
経験工学オンリーであろう。


平均寿命も現代より短い時代に、
技術の伝承も行われていたのだから
すごいものだ。



20110412.JPG


「石垣の美」の看板は、
残念ながら美しくない。



高浜虚子の句碑。


20110413.JPG


讃岐富士を眺めて詠んだ、とある。



今だったら、こんな形で電柱を建てることは難しいのでは。


20110414.JPG


昔建てちゃったから、今は気にならない、ということかも。
後から、ついでに監視カメラとかいろいろ追加しちゃって。



本丸の広場からは、
虚子の詠んだ山が、
よく見える。


20110415.JPG


20110416.JPG



ゴミ箱と思しき石造りの箱には
三代の城主の紋が刻まれている。


20110417.JPG



塀の瓦をよく見ると、
京極氏の紋がある部分の瓦が
比較的新しく見える。


20110418.JPG


城主が変わるたんびに、
この部分だけ取り替えたんじゃあるまいか?


だとしたら、一体何個必要だったことやら。



堀に囲まれた城跡の、亀山公園。

ぐるっと歩くと、結構な距離である。

付近には、
有料無料を含めて何箇所かの駐車場があるので
訪れるなら事前に調べておくと良い。
(「丸亀城跡」おわり)
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2020年10月19日

愛媛と言ったら、みかん

香川県は、うどん県。



愛媛県は、


20101901.JPG


かんきつ王国、なんだって。



みかんジュースタワーは、
模型であって本物ではないけれど。


しかるべき(どんな?)店に行ったら、
やってるんだろうかね。



松山空港のステンドグラスも、
「蜜柑 ミカン みかん」


20101902.JPG



本物は初めて見た、
蛇口から出てくるみかんジュース。


20101903.JPG


の場所を見た(撮った)だけで
実際に出ているところは見ていないけれど。


1カップ 350円


う〜ん。

二の足を踏んでしまうなぁ。


せめて、200円(税込)にならんかな。
(「愛媛と言ったら、みかん」おわり)
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2020年10月15日

旭山記念公園からも一望できる

北の都札幌の市街地を眺めようと思ったら、
藻岩山 展望台から見るのが良かろう。



しかし、他にもスポットはある。



札幌市は、西側が山地になっており、
その方向からであればいろいろな場所から
市街地を展望できるのだ。



大倉山ジャンプ競技場 なんかもそうだし

円山三角山、などの場所からも
景色を眺めることができる。

一番高いのは、手稲山



そして、高さはそんなに無いけれどオススメなのは
旭山記念公園 からの眺めである。


20101501.JPG


昼景も夜景も、きれいだ。



横には、藻岩山が聳える。


20101502.JPG



紅葉のグラデーションは
日較差の大きさからか。


20101503.JPG

(ちなみに、これは昨年の画像)


紅葉の中のキュービクルなんて、
とっても見ごたえがあるのだ。


20101504.JPG


多少、錆びていたとしても。


20101505.JPG


葉の色に紛れてしまう。



噴水もあるから、
そのための設備だって隠されて(そんなに隠れてないけど)いる。


ライトアップ用の照明関係も、
結構あるのだ。



たくさん楽しめる、旭山記念公園、なのだ。
(「旭山記念公園からも一望できる」おわり)
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2020年10月14日

赤レンガにも観光客が居ない

???


大抵の旅行パンフには載っている、
アレだよ?


ちょー有名な『赤レンガ』だよ?



観光バスから次々に吐き出されてきた国内外の観光客たちが
列をなして写真撮影の順番を待っていた筈の、
あそこだよ?



なのになのに、
だあれも並んでいないよ!


撮り放題だよっ?


20101401.JPG



人払いなんて、もちろんしてない。


ホントに、人が居なかったんだから。


いやあ、びっくり。



ここは単なる撮影スポットであるだけじゃなくって、
『重要文化財』なのだ。


20101402.JPG


むしろ、こういう時にこそ
じっくりと見られるってもんだ。



観光産業や宿泊、飲食店に関わる人たちは
ほんとうに厳しい状況にあることと思う。


おそらく、こちらで想像する以上に。



けれども、だからこそ、
費用と時間とが許すのであれば
いろいろな地を巡ってみていただきたいのだ。


GO TO という、
口の悪い人に言わせれば「感染拡大促進政策」も
大いに行われている。

費用的には、だいぶオトクになるはずだ。



まったく無防備で羽根を伸ばすのはどうかと思うけれど、
相応の注意を払って、
それなりの対策を心がけるのであれば
決して「拡大促進」になるとばかりは言えないのではないか、
とワタクシは思うのである。



だから、仕事のついでだったり、そうでなかったり、
なるべくあっちこっち訪れたいと思っている。



それに実際、
またとないチャンスだと、言えなくもないのではないか。



どこに行っても、人は少ない。

ラッシュを避ければ、空いている。

むしろ混み合った密閉区間である電車にゆられて通勤するよりも
安全なんじゃないだろうか。



まして、広い広い北海道。


まだ道都札幌であれば人も多めなのだろうけれど
ちょっと郊外に出たら、もう、人が珍しくなるくらい(言い過ぎ?)。


人が居なければ、感染しようもない。



大勢の外国人観光客でごった返していて
居心地が今ひとつすぐれなくなっていた各地を
今は貸し切り状態で楽しむことができるのだ。



COVID-19 が落ち着いたら、
もうこんな機会は無いかもしれないのだ!



とは言え。



実は無症状なだけで、自分自身が感染していないと
言い切ることもできまい。


だから、相応の対策は、したらいいと思うんだ。


人から、うつされないように。

人に、うつさないように。



社会的影響などを鑑み、用心している人に向かって
『コロナ脳!』などと非難したい人もいて
困っちゃうけどね。


同調圧力ってのもあるかも知れんけど、

「そうじゃないでしょ?」

そういうことじゃ、ないんだよね。



飛行機から降ろされた人も、
マスクしてないから、じゃない。


餃子店に入店拒否されて怒って
休業に追い込んだ(結果的に)人も、
マスク云々が問題なんじゃない。



まあ、価値観や考え方の違いって、
なかなか難しいんだけれども。



とにかく、赤レンガ、チャンスかも!



……これから耐震改修工事が行われる ため、
しばらく見られなくなってしまうし、ね。


オリンピック開催予定になったため、
着手が延期されているらしいけれど、
その辺が落ち着き次第すぐ始められるはずだ。
(「赤レンガにも観光客が居ない」おわり)
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2020年10月07日

寝台特急は今や

昔むかしは、日本全国で寝台特急「ブルートレイン」が走っていたという。


今ほど航空機が、空港施設が、高速道路網が発達していなかった時代には
寝ている間に目的地に着く、長距離移動の花形だったのだろう。



しかし今や、定期運転している寝台特急はわずかに2系統。

いや、わずかに1系統。が、途中で2方向に分かれるのだ。



夜、東京駅のラッチ内コンコースを歩くと、
その表示が出ている。


20100701.JPG


寝台特急サンライズ瀬戸 と表示されている。

目的地は、高松である。



少し見ていると、表示が変わる。

寝台特急サンライズ出雲 目的地は出雲市となる。



高松行き、出雲行きの2系統が連結された状態で走り、
岡山駅で分離 され、
一方は本四備讃線、予讃線経由で高松へ、
もう一方は伯備線、山陰本線経由で出雲市へ向かう。



なつかしい顔の、列車である。


20100702.JPG


いかにも、これに乗っていきそうな格好の人々が
ホームを歩いていく。


別のホームには、残業帰りの人たち。



列車の表示は「高松」。


20100703.JPG


東京駅ならではの表示であろうか。



バスタ新宿の表示ほどではないのかな。



ああでも  「新函館北斗」なんて書かれる新幹線 もあるね。



出かける時、最短・最安で移動することもあるし、
時間と費用が許すなら、敢えてそれらを掛けた移動を選択することもある。


たまには、こういう手段も使ってみたかった。


今後、いつ廃止になるかも知れないし。



時節柄、柄々、いや、ガラガラである。


20100704.JPG


寝台料金は節約しようと思って、「ノビノビ座席」を選択。

寝台に見えて、これ、座席なんです! ってやつ。



こんだけ空いていると、通路を行き交う人もいない。


20100705.JPG


この車輌には、数人だけ。 ようやく片手を超えるくらい?



寝ている間に、どんどん進む、のであるが
駅に停車するたびに何となく睡眠が浅くなってきて
何となく外を覗いてみたくなったりする。



20100706.JPG


明るいなぁと思ってカーテンをめくると、岡山駅だった。



売店は当然まだ開いていないけれど
屋根の上に乗っかっているエアコンの室外機が出迎えてくれた。



「瀬戸」のほうの車輌にのっていたので、
到着したのは「さぬきうどん駅」であった。


20100707.JPG


「うどん県」とも書いてある。

それなのに「それだけじゃない香川県」とも書いてる。

一体、どっちを推したいんだい?



高松駅での、顔。


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反対側の顔も。


20100709.JPG



向こうのホームには、
瀬戸大橋を通って岡山に向かう「快速マリンライナー」が停まっていた。
そっちのほうが、現代っぽい顔をしている。



四季島とかトワイライトエクスプレス瑞風とかななつ星とか
富豪向けの超豪華寝台特急が次々と運行されているけれど、
そういうのにはなかなか手が出ないなぁ。
足が出ちゃう。



だから、現在残されている「サンライズ」に、
一度は乗ってみたかったのである。



う〜ん、一度乗ったら満足するかと思ったけど、
いざ乗ってしまうと、おかわりしたくなる気分。


「出雲」方面にも、いつか行けたらいいんだけれど!

運行しているうちに。



狙っている方々、今がチャンスかもしれません。

コロナ禍がすっかり収束してしまったら、
それこそ世界中から愛好家が集まってきて
予約困難になること必至なのだから。


(そういう時期が早く来ることを、
 旅行、運行、運航各社は願っているに違いない)
(「寝台特急は今や」おわり)
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2020年10月04日

海産物は港町に限る!

いやあ、たまたま美味かった、それだけなんだけどさ。


「目黒のさんま」みたいなもんで、
たまたま美味かったら「○○に限る!」ってなっちゃうのは
重々承知しているつもりなんだけどさ。


でもぉ、美味かったんだもん。



前にも行って 良かったものだから
また行ってしまった……。


20100401.JPG


ホント、寿司屋さんっぽくないネーミングだけど。



看板で主張してるから、ま、それっぽく見えなくもない、かな。


20100402.JPG



今回は、ランチじゃなかったのだ。



ランチに比べると、だいぶ値段が上がるのだけれど。


20100403.JPG


まかないちらし
2,000円



「まかない」だから、
その時々で乗っかっているモノは違うみたい。


ネタもてんこ盛りだし、酢飯もたくさん入っていて
ワタクシには十分な量であった。


たくさん食べられる人は、特大まかないちらしを注文すればよいのだろう。



平日ランチ限定の「まんぷくちらし」880円の倍以上の値段だけれど、
「まかないちらし」はこれ単体で考えれば十分にリーズナブルだと感じる。

まあ、「ちょいと食べに行く」には高いけどね。



今どきの流通環境であるからして、
たぶん日本全国どこでだって同質のものは食べられるに違いないのだ。

けれど当然、都市部で提供されるものは、それなりの値段になるものだ。
都心で食べようと思ったら、この値段では無理なんじゃないかな。
たぶん、倍くらいしちゃうんじゃないかな(頼んだことないけど)。



やっぱり、港町だからっしょ!

この質をこの値段で提供できるのは!
(「海産物は港町に限る!」おわり)
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2020年09月30日

宇多津の復元塩田

香川県宇多津町



四国水族館の隣には、むかし瀬戸内で盛んに行われていた製塩を今に伝える
復元塩田が造られている。


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宇多津臨海公園」という括りになっている。



「恋人の聖地」に認定されているだけのことはある。
そこいら中に、たくさん歩いている、2人連れ。



「入浜式復元塩田」なのだそうだ。


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Salt-Field と言うのね。


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時代とともに、産業は変わっているのである。



釜屋。


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どっしりした造りである。



塩田では、実際に製塩体験ができるようになっている。
(背景が、雑多で賑やか……)


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枯山水的に模様をつけてあるのではなくて
製塩作業中につく模様なのである。


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事前申込により「体験」もできるのだ。


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「作業中は声をかけないでください。」


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真剣なんだぞ! ってことのようだ。

もっとも、この時には作業が行われていなかったのだが。



濃縮台で、塩分を濃縮していく。


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ひたすら人海戦術の作業である。
昔だから成り立っていたのであって
現代日本では到底あり得ないことである。


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科学技術って、すごいなぁ。



物置小屋ふうに見えるのは、ポンプ室みたい。


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そうだよね、現代だもんね。



昔は、水門を使用していたようで、
この地にも大正時代のものが遺されている。


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功竣月五年五十正大

大正最後の年だ。

石工の名が刻まれている。
重要な職業だったのであろう。



満潮時に海水を引き入れる塩田は、
雨水排水のために、また防潮などのために、
水門を必要としたようである。


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ここにあるのは移設されたものだが
文化庁の登録有形文化財、経産省の近代化産業遺産となっている。


20093014.JPG


隣には、道の駅「うたづ海ホタル」が建っている。
ちょっとした休憩には、もってこいだ。


20093015.JPG


え? 「恋人の聖地」だけど、
そういう意味じゃないよ? 「休憩」って。
(誰も、そんなこと突っ込んじゃいないって)
(「宇多津の復元塩田」おわり)
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2020年09月17日

瀬戸大橋記念館

瀬戸大橋記念公園の一角に、
瀬戸大橋記念館が建てられている。


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ギリシャ神殿風のどっしりとしたファザードなのだが
間近にある橋が巨大ゆえ、むしろ小ぢんまりした感がある。


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後ろに生えているのは、 瀬戸大橋タワー である。

地上108mまで、展望塔がぐるぐる回りながら上昇していく。

大人800円であるから、
都内各所の各施設に比べると、だいぶ安価に思えてくる。



記念館に入るとすぐ、「20世紀遺産」であることが
ガッツリとアピールされている。


20091703.JPG


記念館本体もそうだが、
中の展示物にもかなりカネをかけてある感じである。


20091704.JPG


この立体地図、作るのに幾らかかったんだろう?



まあでも、橋本体の建設費に比べたら
ほんのオマケ程度の費用、だったんだろう。



児島・坂出ルート全線の模型もあって
これがまた結構大きい。


20091705.JPG



瀬戸大橋が1988年に開通してから30年以上経つのであるが
展示物の維持、記念館自体の維持には結構カネがかかっているはずだが
入館無料だ。



屋上から、瀬戸内を望むことができる。


20091706.JPG


小島がたくさん浮かぶ海。


海上の交通量も、かなりある。



館内、「せつび」にも目を向ける。


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照明器具は、たぶん取り替えられているに違いない。



ダクトや配管は、
当初建築のままかもしれない。


20091708.JPG


これくらい簡易な天井仕上げだと、
せつび関係がよく見えて良い。


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よく見えるかわりに、
見映え良く仕上げなくちゃならないから
作る人たちは手間が増えて大変なのだけれど。



でも、天井裏に隠されてしまって日の目を見ないのも
どうかと思うんだ。


こういう、見える施設があっても、いいと思うんだ。


だって、確かに存在していて、働いていて、
役に立っているんだから。


ね。



この公園は、香川県が管理運営(実際には委託管理だろうけれど)しているようだ。


というのも、マンホールの蓋が、県章付きだから。


20091710.JPG


カタカナの「カ」 だよね、見るからに。

うどん、じゃないんだね。

って、県HPのトップは
県章じゃなくて うどんの図案 だけれど……。




うどん県だから、しゃーないか。
(「瀬戸大橋記念館」おわり)
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2020年09月13日

閑散としている観光地

いろんなパンフに、ご当地紹介に載っている構図。


20091301.JPG


なんか、人、少なくない?


前は、もっと人で溢れていたよね?



日本中、いや、世界中が
こんなふうになっているんだろう。



インバウンド、なにそれ? 状態。



人の流れが停止し、
経済が縮小し、
活気が失せ、
沈滞していく。


それでも持続するには、
どうしたらいい?


そんな中でも、
将来を見据えていこうとしたら
どんな画を描く?



あらゆるイベントが、
中止、限定縮小開催、リモートになって
とにかく人が動かない。


GO TO、
取り仕切る役割の企業が儲けるだけに、終わらない?
某巨大広告宣伝企業みたいな……。



いろいろ注意・配慮は必要ではあるけれど
経済、回さんよヤバいぜよ。

新型コロナによる犠牲者よりも
遥かに多くの経済的要因による犠牲者が出てしまうぜよ。


こういう時、ノーベル経済学賞受賞者はどんな成果を発揮する?

主催者が違うから、物理・化学・医学生理学賞と同じような貢献にはならない?



必要あって、ポツ、ポツと各地に出るけれど
どこもかしこも、明らかに人が少ない感じ。


さぁて、どうする? 新首相!?

新野党党首も、ね。
ここでイニシアチブを取ってこその、存在意義じゃね?
(「閑散としている観光地」おわり)
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2020年09月04日

北国の国立博物館

『民族共生象徴空間』ウポポイで何がメインかと決めるのは
本来は難しいのだと思うのだが
存在感を放っているのは何と言っても『国立アイヌ民族博物館』である。


20090401.JPG


中央付近から入ると思いきや、
画像で一番右端がエントランスになっている。


20090402.JPG


なんか、エントランスっぽくない。



でも、ちゃんと館名表示があるのだ。


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第一言語は、アイヌ語(のカタカナ表記)なのである。
第二言語の日本語以降、英語、簡体字、繁体字、ハングルの順に
表示がある。


館内、基本的にこういう表記なのである。

現況では、ほぼ国外からの訪問者は居ないのだけれど。
(若干、定住外国人らしき人々は、歩いている)


博物館の入館もすべて込みの入園料であるから、追加で入館料を払うわけではない。


館内、2階のガラス面から外を見ると、
体験交流ホールやポロト湖が一望できる。


20090404.JPG


ガラスが斜めに取り付けられているため、
管内の反射光で外が見にくくなったりしない。



博物館展示には撮影禁止のものもある。

撮影可能な展示の一部をご紹介する。


20090405.JPG


食の展示。

飽くまで模型なのだが、実物(風のもの)は、
一昨日ご紹介したような施設で食することができる。



20090406.JPG


イヨマンテの説明である。


他の感覚からすると、かなり残虐なものに思える儀式であるが
どの民族にとっても他の民族の何かしらはそんなものである。


20090407.JPG


さまざなま展示の説明にも、アイヌ語(カタカナ表記)が付されているのだが
さて、果たしてこれを読み理解できる人がどのくらい存在するのか……。


ただ、目的は違うのだ。だから、それで構わない。


ただの文字の羅列ではなくて、一つの文化背景を持った言語であって
消滅しかけていたものを復元・再興しつつあるのだと感じることができれば
それはそれで意味があろう。

数千年の時を経て復活させた言語であるヘブライ語という事例があるのだから
不可能・無意味ということはできまい。



古代から現代日本に繋がるところまで展示されていて
アイヌ民族にルーツを持つ方々が現代日本で取り組んでいることの一端も
紹介されていた。


20090408.JPG


エレキ・トンコリ。


現代技術や他文化と融合しつつ、オリジナルのエキスも失わない、
そういう『変遷する文化』は
過去の遺物ではなくて現代に息づく生きた存在として
継続していくものであって然るべきだと思うのだ。



この国立の博物館についても、
造詣のある方々、ルーツを持つ方々、諸外国の先住民族の方々から
いろいろな意見が表出されよう。

賛否両論、あろう。

それはそうだ。

決して、簡単な、単純な、表層的なものではないのだから。



非常に入り組んでいて、凄惨で、複雑で、根の深い課題を多く内包した
そういうものなのだから。



『北海道旧土人保護法』


明治32年に制定された法律が廃止されたのは、平成9年である。



侵略・迫害・差別した側の「国」が建てた博物館ゆえ
それらの負の歴史に関する言及があまりに少ない・薄められている
そういう批判が出たとしても、致し方ない面があるのではなかろうか。


「民族共生」を謳いながら、
結局「和人」の一方的な施策になっていないか?

そういう疑問が呈されるかもしれないが、それも現時点ではやむをえまい。



いろいろな課題を抱えつつも、
スタートした『ウポポイ』。

計画・建設した国の担当部署も、ただの「ハコモノ」として形だけ整備した
というわけではあるまいから、今後もいろいろな取り組みを進めていくことであろう。

国に先立って従来より取り組んできた自治体「北海道」も
国と意見交換、時には対立しつつ、今後も取り組み続けていくことであろう。



和人と一切の接触のない「純血」のアイヌ民族という存在は
もはや無いのかもしれないけれど、
それぞれのルーツを意識した上で『民族』について思いを馳せ
文化を受け継いでいく人たちも現れてこよう。



「日本は単一民族国家である」

そういう発言も普通になされていた時代から、
1つ、2つと進んでいくことであろう。



東京国立博物館 や 国立科学博物館 の
圧倒的展示量と入館料と比較して「高い」「ちゃっちい」と感じる方も
おられるかもしれない。


それでも。



北海道白老の地に、今年、造られたこと。

トーハクや科博とはまた違った面で
多くの思索と考察を得られる場所でもあるのだ。



倍々ゲームで増えていった外国人観光客がほぼ皆無の現在こそ、
落ち着いて堪能できる良い機会なのではないだろうか!
(「北国の国立博物館」おわり)
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2020年09月02日

『ウポポイ』とは『(大勢で)歌うこと』なのだ

北海道白老町に、国立の『民族共生象徴空間』が造られた。


いかにも役所言葉っぽい命名である。


それじゃ、あんまりなので、『ウポポイ』という名称がつけられている。
『(大勢で)歌うこと』という意味なのだそうだ。
当然、アイヌ語で。


なんで、役所関係って、正式名称と愛称とを併記したがるんだろうかね。


20090201.JPG


それはさておき。



もともと、「ポロト湖」周辺にはアイヌ民族関係の観光施設があったのであるが
全世界的な先住民族尊重の流れに追いつこうとしてなのかどうか、
日本国の先住民族の一つであるアイヌ民族に関する施策が進められるようになってきた。



アイヌ民族出身の初めての国会議員であった 萱野茂 氏 は平取町出身であり、
礼文島、阿寒湖など北海道内各所にアイヌ民族ゆかりの地があるのであるが、
それらの中から白老町が選ばれて、国立の施設が設けられることとなった。



そうなった経緯はよく知らないけれど、
またコロナ禍により当初予定よりもだいぶ遅れたようだけれど、
とにかくオープンしたのである。



駐車場からエントランスに通じる「いざないの回廊」


20090202.JPG


無駄にぐにゃぐにゃ曲がっていると感じるのは
目下の状況にあって入場が制限されているためであろう。

東京オリンピックが当初の予定通り開催され
国内外から先住民族に関心のある大勢の観光客が訪れ
駐車場から、あるいはシャトルバスから列をなしてやってくるときに
その人波を整理するために重要なものであるという位置づけなのであろう。


「回廊」を歩いていると、鳥の音が。


おお!



っと思ったのも束の間、なんじゃこりゃぁ。



スピーカーから出ている音でしたとさ。



まあ、それもさておき。



案内図は、こうである。


20090203.JPG


広いと見るか、それほどでもないと見るか、
感じ方はそれぞれであろう。

ワタクシとしては、だいたいこのくらいかな、という
イメージ通りの感覚。



「歓迎の広場」「エントランス棟」までは、ゲートの外である。
無料ゾーン、とでも言えようか。



「歓迎の広場」にある、物販店舗。


20090204.JPG


このご時世、当初期待していたような客の入りではあるまい。

その点は、気の毒である。



ちなみに、接地工事はしっかり行われているようであった。


20090205.JPG



同じく、飲食店舗。


20090206.JPG



アイヌ料理風のメニューが置いてあるのだ。


20090207.JPG


飽くまで「風」に違いないのだけれど
「食」も文化風俗を表す重要な要素の一つであるからして
ただ展示を見る他に、このような形の出店があっても良いのではないかと
ワタクシは思う。


まあ、観光地価格、であることは否めない気がするが。



扇状の2棟のエントランス棟に挟まれた、円形の空間。


20090208.JPG


この先、入退場ゲートを通る前に
団体客(修学旅行生なども期待しているようだ)が集合できる
スペースとなっている。


エントランス棟内には、物販店舗や飲食店舗のほかに
大勢を対象に説明できるようなセミナールーム的なスペースや
規模の大きなトイレなどがある。



その先、ここが入退場ゲートである。


20090209.JPG


有料ゾーン側から撮っちゃったけれど。



園内マップの下にタイムテーブルとあるのは
園内各所で行われるプログラムの内容と時間を書いたものだ。

全部観て回ると、結構時間を要する。



エントランス棟上部には、照明器具。


20090210.JPG


園内では、夜間にプロジェクションマッピングが行われる。

そんな際に、使用されるのかどうか。

訪れたのは昼間だったので、定かではない。



エントランス棟のレストランを、園内から見る。


20090211.JPG



もちょっと引くと、水場越しにこんな感じになる。


20090212.JPG



なんとなく、雰囲気はわかっていただけるであろうか。


公式ホームページ や報道その他、
詳細な説明があるのでご興味のある方はご覧いただきたい。
(「『ウポポイ』とは『(大勢で)歌うこと』なのだ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする