2022年08月22日

油圧エレベーターの機械

機械室の要らないエレベーターが増えた。


昇降路にそのままモーターを据えられたりするから
「エレベーター機械室」という室を用意しなくても構わなくなってきた。

でも、油圧式だったら、油関係の装置が必要なのだから
ある程度のスペースを要するものだ。



エレベーターも「建築設備」の部類ではあるけれど、
普段あまり直接関わる機会は多くはない。


でもたまに、関わりを生じることも、無いわけではない。



油圧式エレベーターの機械室に、入った。


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可燃物だからね、火気厳禁なのだよね。



油の管は、ハウジング形の継手であった。


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呼び油用のポットも、隅っこに。



壁面には、制御盤。そして、感震器。


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油を加圧するポンプは、油槽の下部に据えられていた。


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あんまり関わる機会が無いから、
「見ても視えず」だなぁ。


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「なんか、ついてるぞ」くらいにしか理解できないや。
(「油圧エレベーターの機械」おわり)
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2022年07月29日

エアコン乗ってる

オープンタイプのエレベーターを待っていると、
下方からカゴが上がってくる。



押し釦部分の表示を見ていれば
その位置はわかるのであるが
ガラス窓のついた乗り場扉の向こうを見ると
確かに下方からカゴが上がってくるのが見える。


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おー、下の階に停まってる。



おー、かごの上部にはエアコンの室外機が乗っかっている。



そだね。


カゴの中、暑くなるもんね。
(「エアコン乗ってる」おわり)
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2020年10月17日

年季の入った立体駐車場

たまたま停めた駐車場が、
なかなか味のあるところで。


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ターンテーブル部が凹んでいるところ。


このまま地下に……ではなくて、
上の方に車輌を収納していくのである。


制止用には、
踏切の棒みたいなやつがあるのみ。


全部顕になった状態で、
ガコンガコンと動いていくのだ。



なかなか、楽しいモノを見たのだ。


最新式は最新式で面白いけれど
長年使われてきたメカも、味わい深いのだ。
(「年季の入った立体駐車場」おわり)
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2020年09月28日

踊り場付きのエスカレーター

八重洲口。


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日本の玄関と言っても過言ではない……なんていうのは
もう過去の話なんだろう。


今はどこでも「玄関口」といえば、たぶん空港だ。



東京駅の駅舎には 免震化を伴う保存・復元工事 が施されて
古びた感じは一掃された。



建物外周を見ると、免震クリアランスの存在がわかるのだ。


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雨水配管も、建物本体(というか、地面、というか)の挙動によって
破断しないようになっている。



さて、この地下には
踊り場付きのエスカレーターが存在している。


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ちょろっと上がって、踊り場水平移動。
それから、また上がる。



改修に改修を重ねてきた施設ゆえ、
踊り場無しでまっすぐ上げ下げできなかった
深〜い理由があるはずなのだ。

見ただけじゃ、全然わからないけれど。



あの部分に何らかの重要な荷重を負担する躯体があって
どうしても壊せなかったとか、
元々の階段形状をエスカレーター化したのだとか、
いろいろ推測もできよう。


然るべき(どんな?)ルートで話を訊けば
解明できるのかもしれない。


いずれにしても、ただ通りかかっただけじゃわからん。

でも、面白いから、撮っちゃう。



東京駅地下と言えば、
東京キャラクターストリート も、なかなか楽しかろう。

いろんなキャラの店舗が、わんさか。



ある程度の人口と通過者数が無くては成り立たない商売だろう。



トイレに行こうとして、途中にあったのは、これ。

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いろんな権利関係に関わりそうだから、店舗の様子は撮らないけれど
「撮影可」とあったものは、せっかくだから撮っておこう。


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創作当時の 石森章太郎さん も、
現代においてこんなふうになるとは
思いもよらなかったのでは。
(「踊り場付きのエスカレーター」おわり)
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2020年01月22日

エレベーターの停止階が限られていると

たぶん、20年以上前の建物であろう。



集合住宅にエレベーターがついているのは当たり前で、
現代では各階に停まるのは当然のことなのであるが。


かつては、そうではなかったようだ。


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たまに、こんな建物を見ることはないだろうか?

6階と10階だけ、壁面が出っ張っている。



共用廊下が、この2フロアにしかないのだ。
エレベーターの停止階が、1、6、10階の3フロアだけなのだ。

他の階は、階段室を通じて上り下りする。



エレベーターの乗降口を作るコストと、
共用廊下分の床面積とを削減するための措置なんだろう。



おそらく停止階の室は、他の階よりも高く売れたであろう。



エレベーターシャフト頂部に設けるエレベーター機械室と、
更にその上に設ける高架水槽室も
現代では設けられないモノである。



米とか牛乳とか根菜類とか、
重たい荷物を運ぶのに、
階段しか使えないのはキビシイ。

そういう人は、少々高額になっても停止階の室を買う。



健脚に自身のある人であれば、
階段利用になるけれども割安な階の室を買う。



そんなふうに選択していたのだろう。



ただ、35年ローンなどを組んで購入して
やがて人間は齢をとっていく。

そのときに果たしてどうなるのか
なかなか思いが及ばないものであろう。


ある程度の値段で売ることができれば
住み替えもできるのだろうけれど。



現在当たり前に売られている集合住宅も、
時代が進むと「あり得ない」と思われてしまうような
仕様であることもあろう。



先のことは、なかなかわからないものだ。
(「エレベーターの停止階が限られていると」おわり)
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2019年10月23日

動く歩道が保守点検中だった

歩く歩道、は普通だ。

人が、歩く。

歩道は地面だから、静止。

ほんとうは地球が自転してるから
すんごい勢いで動いちゃいるんだけど。


でも今日の話は、

動く歩道、だ。



/つづき
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2019年10月21日

エレベーターかごの出入りは自在に

エレベーターって、
正面から乗って、正面から降りるもの。

昔々はそうだった。


/つづき
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2019年06月28日

エレベーターが停まらない階

通りがかりにあったマンション。



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2019年05月03日

長〜いエスカレーター

長〜〜〜〜いエスカレーターに出逢った。


/つづき
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2018年11月04日

シースルーのエレベーターシャフト

普通のエレベーターは
躯体のエレベーターシャフトの中を通っていて
中身の様子を見ることができない。

でもたまに、それが見えちゃうマシンも見かける。


/つづき
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2017年10月08日

エレベーター廻りの表示が珍しくって

ミシガン州某市にて、
エレベーターに乗ったら、
いろいろと珍しく感じてしまった。



/つづき
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2017年08月12日

高層・大型建築の設計を根本から覆す、MULTI by THYSSENKRUPP

大規模な建物、高層の建物になるほど、
搬送スペースが大きくなり、
建築計画の自由度が減じていくような気がする。



/つづき
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2016年06月02日

エスカレーターの手すりは、踏み段と同じ速度で連動することが決められている

エスカレーターとは、
ただひたすら人を運ぶための設備です。

普段、全く意識すること無く
使っているのが普通のコト。

それがどうなっているかなんて、
気にも留まらないことでしょう。

/つづき
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