2021年02月09日

客室の分電盤

とある宿泊施設の客室で
クローゼットの中に分電盤がついていたので
開いてみた。


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住宅なんかに使われる、汎用品。

結構、容量があるんだ。



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電気を食うのは、
エアコンと、タオルウォーマーと
コンセントにつなげて使用されるドライヤー、電気ポット
くらいだろうか。



古い古い宿だと、
各室にこんなに回路は無いだろう。
(「客室の分電盤」おわり)
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2021年02月07日

卓上のコンセント

古っるい建物の、台の上に
Nationalブランドのコンセントを見つけたよ。


甲種電気用品のマークがついているよ。


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逆三角に、〒が入っている
「三角逓番号」。
平成13年に廃止されたやつ。



「逓」とは、逓信省。郵政省の前身である。

〒マークは、テイシンショウの「テ」なのだ。

現在のNTT病院、
「逓信病院」と呼ばれていた時代もあったのである。



なかなか、味のあるコンセントじゃない?



目にする機会もどんどん減っていくだろうから、
記録として(?)撮っておかなくちゃ!
(「卓上のコンセント」おわり)
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2021年01月27日

電球は舞うのか、羽ばたくのか。

とある椅子に腰掛け、
テーブルの上の飲み物を手にして、
ふと、上を見る。



そう。



設備に関わる者の習性として、
ちょっと落ち着いた状態になるとすかさず
天井を見る、
壁を見る、
床を見る。



動線や、間取りや、仕上げ云々というものは
二の次だ。

それらにも、まったく無関心というわけではないのだが
やはり最優先重要課題は「せつび」なのだ。



さて、ここの天井は、どうなのか。



こうなのだ。



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おお!



電球が、舞っているのか、羽ばたいているのか、
乱舞しているのか。



手作り照明器具っぽいモノが
黒く塗られた木製の梁下に
取り付けてある。



目立たないように、黒色の電源ケーブルが
木材の脇を這っている。



この電球たち、
ソケットにねじ込んであるわけではないから
電球が切れたらオシマイ?



別の電球に羽根を付けて、
はんだ付けのやり直し?



自分でやるのは面倒くさいけれど、
こうやって他の方の天井についていると
洒落ていてステキだ。



さて、10個中4個の電球が切れているようだが
いつ取り替えるんだろう?
(「電球は舞うのか、羽ばたくのか。」おわり)
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2020年12月29日

接地極埋設標やら

建物外周には、
いろんな「せつび」がコッソリとついている。



たとえば、隅っこにこんな感じで。


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地面にある青い蓋は、
水道メーターの蓋。


建物腰壁部分には、
防水コンセントと並んで、
避雷設備の接地極埋設標が貼られている。



もちょっと、近寄ってみる。


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いろんな文字やら日付やらデータが表示されているんだけれど、
古くなってくると薄れたり錆びたりして読めなくなっているものも
散見されるようになる。



普段はまず見ることはないし、
古くなってきたころに見たくなるものでもあるから
なかなか難しいところもあるんだけれど、


ごくたまにでいいので、
状態を確認してみてほしいんだなぁ。
(「接地極埋設標やら」おわり)
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2020年12月20日

盤バラバラ盤

なにか、作業(工事)をしている脇を
通りかかることもある。



すると、撤去材などが、目に留まる。



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品目ごとに分別されて、
仮置されている。



ああ、盤。


お役目を、終えたんだね。


ひっそりと、この地を去るわけだ。


時代劇風のバックミュージックが
心の中に、かかるであろう。


盤バラバラ盤バラバラ盤、ば、盤。



……すいません。
(「盤バラバラ盤」おわり)
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2020年12月17日

照明器具を外してみた

なんか、付きが悪かったり暗かったりちらついたりするので
照明器具を取外してみる。



でっかいカバーがかかっているやつを


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カバーを外して、


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電球を取り外す。


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「電球」と言っても、白熱灯ではなくて
電球型蛍光灯なのであった。


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もう1ヶ所。


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変わっったカバーがかかっているけれど、
これも外す。


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器具自体も、外してしまう。


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あー。

古っるいタイプの接続だぁ。



引っ掛けシーリングに付け替えないと駄目だなぁ。



「無免許でやるなよ!」


そういうお叱りが来ると困る?



それは、大丈夫なんです。

第2種と認定従事者は取りましたんで、
とりあえず法的には問題ないかと。

工具もあるし(受験のために揃えたから)。



一応、「せつび」の業界にいるもんで
関連資格があったら便利かなって。



モチの「絵」を描く商売なもので、
実技は、まあ、あんまり得意なわけはないのだけれど。
(「照明器具を外してみた」おわり)
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2020年12月08日

黒々とした、キュービクル

屋外に露出で設置されている、キュービクル。

受電、変電のための設備が格納されている
鉄の箱である。



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日東工業 のロゴが、
黒いボディに映える。



色には、決まりはない。

何も指定しなければ、標準のクリーム色みたいな色になるけれど
費用を余計にかければ着色は可能だ。


建築外装や周囲の景観、
趣味趣向などによって
色付けしてみるのも良いのではなかろうか。


ただし、
これらもだんだん劣化していくものである。

ある程度錆びたり、塗装が剥がれてきたりしたら
早めに処置することが望ましい。
(「黒々とした、キュービクル」おわり)
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2020年09月18日

与島パーキングエリアのハンドホール蓋

瀬戸中央自動車道(E30)の途中に
与島(よしま)PA が設けられている。



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自動車道から訪れて、来た方向に戻っていくことができる、
観光スポットでもある。



当たり前のように、うどん店もある。



ここは、市や県の管轄ではないので
PA内にあったハンドホールの蓋には
市章や県章はついていない。


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つり橋、だよね?


本州四国連絡橋公団のマークのようだ。



通信のハンドホール蓋も……


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排水桝蓋も、きっとあるんだろうけれど
ちょろっと歩いた範囲には無かったなぁ。


何せ、暑くて暑くて
とてもじゃないけど、探し回って歩く気分じゃなかったんだ。



「探しときゃ良かった」



あとになったら、そう思えちゃうんだけど。
(「与島パーキングエリアのハンドホール蓋」おわり)
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2020年09月06日

USB標準装備になってくるのか

このところ宿泊施設のベッドサイドは、
スマホやタブレットの充電をするための場所になっている。



そのため、アウトレットの形状も
昔とはだいぶ変わってしまっている。



室内に1、2箇所だったコンセントは、
あちこちに設けられるようになり、
ベッドサイドにはベッドごとに設けられるようになった。


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金属が2本つきだしている、100V電源用のいわゆる「コンセント」だけではなくて
USB充電や有線LANケーブル用のアウトレットが付くのも
普通になった。



客室リニューアル時にも、
「充電用」需要は確実に把握され、対処されているようだ。


20090602.JPG



USB-Aだけじゃなくって、USB-Cのやつも欲しい……というのは
ワタクシのスマホがUSB-C充電対応だからに他ならない。


USBは、端子がいろいろ出来すぎてしまったが
最終的にUSB-Cに収束させようとしているのだろうか?
(「USB標準装備になってくるのか」おわり)
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2020年08月22日

木造天井内のケーブルたち

今どきは、木造は住宅に限らず
ある程度大きな規模の建物にも採用されるようになっている。


そうなると、住宅よりも大きな規模の設備類が
たくさんつくことになる。



電源や通信のケーブルもその類で
住宅ではあり得ない本数が
木造軸組のあいだを走り回ることになる。


もちろん比喩表現であって
ケーブルが文字通り「走る」わけではないが。



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ケーブルの束は、
S造やRC造では良く見かける光景であるが
木造建物ではそんなに機会が無かった。


けれども今や、標準になりつつあるのだろう。


ジョイント部用の透明のプラスチックボックスが
住宅感を漂わせているけれど。



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梁や柱に、ステップル止めしていくのは
木造ならでは。



木造の梁成は大きいから
天井仕上げ高さの設定に気をつけないと
梁の向こう側に渡る手段がなくなりかねない。


梁貫通ができる構造とは、
対処の方法が異なってくるのだ。



そんなケーブルたちを眺めた、とある一日。
(「木造天井内のケーブルたち」おわり)
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2020年08月17日

モール、モール、モールだらけ

設備配管工事と並行して
電気工事が行われていて。


なにやら、露出ケーブルの施工がにぎやかである。


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改修工事だから、
しかも直天井だから、
致し方ない面も少なからずあることは認めざるを得ないのであるが。



あとで塗装するにしても、
やたらとメタルモールが目立ちはしないか?



天井のみならず、壁までも。


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まあ、機能を果たすことが第一であるし、
じつは出来上がってしまうとあんまりモールの存在に気づく人はいないし
これはこれで「アリ」なのかもしれんけど。



まあ、ほとんどは「好み」の問題なんだろう。



お洒落な、意匠を気にするような建物でもないし。
(「モール、モール、モールだらけ」おわり)
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2020年08月14日

屋根の上に電線管をころがして

折板屋根の上を、
真新しい(ように見える)電線管が伸びている。


まるで、ルーフドレン配管を迎えるかのように。


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これだと、雨の強い時には
いい感じ(?)でシャワーを浴びせかけられそうだ。


いくら電線管に入っているからって、
これはちょっと……ってならなかったのかなぁ。


電気と水って、
相性悪いよね。



まあ、電線管の中にもシースの被ったケーブルが入ってるんだろうから
そう簡単に悪影響を被ることもないのだろうけれど。


でもなんか、「いずい」よね。



ああ、建物って、設備って、面白い。


いろんな「?」や「!」に、満ちている。


こうして、毎日のように楽しい発見があるのだから。
(「屋根の上に電線管をころがして」おわり)
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2020年08月13日

バルコニー下にケーブルラックを通して

バルコニー下に、
ケーブルラックを伸ばしてある。


ケーブルの本数を見るに、
手前が根元の方で、向こうに行くほど系統が少なくなっている。


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このラック、
下から見えることは気にしていない。


上から雨が入るのを気にして、蓋が被さっているタイプにしてある。


カバーは、下と上、どっちがいいんだろう。


いやむしろ、無くても良かったんじゃね?

すぐ上が、庇なんだから。


このようにした理由は、
設計者(または施工者)のみぞ知る、のかもしれない。
(「バルコニー下にケーブルラックを通して」おわり)
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2020年08月11日

ば盤ば盤盤盤

動力盤と、分電盤。


盤が置かれ、ブレーカーが並び、配線がぎっしり。



これを全部現場で組み立てるのは大変過ぎるから、
工場で造ってくる。


奥から順々に配線していかないと、
後から後ろを通すのは大変だし。


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こんなに線がいっぱいあると、
一体どの線が何なのか、
さっぱりわからない。


わかるわけが、ない。


そういうわけで、各系統に線名札を取り付けて
後からでもわかるようにする。



じゃないと、ちょっとした改修や不具合の際に
わけがわかんなくなる。



わけがわかんないと言えば……。



○○系統  って書いてある、ブレーカー。



どの照明器具、どのコンセントが、どの回路になるのか
よくわかんなくなってるものもあったりする。


途中で間仕切りが変更になってしまった影響が残っていたり。



そういうときにこそ、正確な図面があるとありがたい。


でも、無いんだな、そういう時に限って。



給水でも、排水でも、冷温水でも、
そうなんだけれど。
(「ば盤ば盤盤盤」おわり)
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2020年08月09日

PSの中にも感知器

パイプシャフトの中は
内装など飾りっ気は無い。


ただ、必要な下地と、
あとは配管類が通っているだけなのである。



しかし、だ。



必要なものは必要なので
火災報知のための感知器がつくところは、つく。


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不要なところには、つかない。

それだけだ。



必要性があれば、照明器具だってつける。

めったに人が入らないし、ライトで照らせばよいのであれば
照明は無くても構わないけれど。



必要がなければ、点検口さえつけない。


スラブさえ設けなくてもよい。

そのかわり竪穴区画を形成しなくちゃならないとしても。



そう。


必要に応じてつけるだけなのだから、
居室だろうがPSだろうが同じなのだ。
(「PSの中にも感知器」おわり)
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2020年08月03日

キュービクルの中身たち

キュービクル。


建物の、受変電設備が納まった箱である。


箱の中には、いろんな部材がぎっしりと詰まっているのである。



まずは、開閉器。


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6,600Vの高圧電力だから、家庭用ブレーカーのような簡単な造りではマズいのである。



そして、トランス。


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これも、一次側は高圧なのだ。


まあ、たとい二次側であったとしても
うっかり触ってしまっては大変だ。

遠巻きに眺めるに限る。



そして、赤い帽子をかぶった
進相用コンデンサ。


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降圧した先には、低圧側のメインのブレーカ。


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大きい方は、300Aである。

住宅用に並んでいる、15Aや20Aのものとはわけが違う。

根元のやつなんだから、大きいに決まっているのだ。


当然、繋がっている電線だって、太い。



分岐に並ぶ、30Aブレーカ。


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幹線ケーブルが何本も見える。

緑色のやつは、接地用の電線だ。



キュービクルの外に出ていくケーブル。


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そんなこんな、あれやこれやが、
箱の中に納まっている。


20080307.JPG



ちょこっとした改修なら可能だけれど、
いろいろ大幅にいじることはできない。

「箱」の大きさの制約があるからだ。



これが開放電気室だったら、
改修の自由度が高くなる。



コンパクトを取るか、自由度を取るか、
建物の用途や経済性を考慮して決めるんだろう。



コンビニのキュービクルなんかは、
ものすごくコンパクトだから
ひとたび何かあったらキュービクル全体を交換する、
くらいの感覚なんだろう。



中身たち、ごめんね。

電気のこと、あんまり知らないので
せっかく存在して各々アピールしてくれるのに
名前も働きもわからないモノたちが多い。

追い追い、知覚していくからさ。


あ、でも「ビリビリ」ってのはナシで。
(「キュービクルの中身たち」おわり)
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2020年07月25日

カウンターの中にもコンセントを

最近は、カウンター内といえども電気製品が置かれることも少なくなく
そうすると、それらにはどうやって電源を持ってくるかということになる。


カウンターの一部に穴をあけて延長コードを通す、ということもできるし
客側(向こう側)から見えなければ、手前に垂らしたっていいじゃないか、と
捨て置くこともできる。



けれど、カウンターの中にコンセントを設けておけば
それらの不便さは解消するのではないか。


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これなら、電源も電話もここから取ることが出来る。



せっかくなら、黒っぽいプレートにすればよかったんじゃないかとか
造営材用や家具用のコンセントにすればよかったんじゃないかとか
茶々を入れるのは簡単だけれど、
これで良いのだったら外部からとやかく言う必要はなかろう。



あると無いとでは、だいぶ利便性が違うのだから。



電気工事士でも持っていれば、自前でどのようにも付け替えれば良いのだけれど。
(「カウンターの中にもコンセントを」おわり)
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2020年07月08日

木造現場にケーブルいっぱい

木造というと住宅程度しかなくて、
「設備設計」という立場で関わることはほぼなかったのだけれど。


耐震や防火の基準が変わってきて、中大規模の建物でも
木造が採用されるようになってきた。



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そうすると、おのずと「設備」の立場であっても関わりが増えてくる。

RC造やS造とはかなり異なった納まり、配置になってくる。


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見慣れない金物類も、たくさん見かけることになる。



建築士試験のテキストでしか見る機会がなかったものが
否が応でも目に入ってくるようになる。



電源ケーブルの類も、RC造とはずいぶんと様変わりである。


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天井の吊り棒に支持されるのではなくて、
構造材に直接留めつけられている。



普段住宅建築に関わっておられる方々であれば、
当たり前の様子なのでろう。


でもスパンが大きいから、
梁成も大きいんじゃなかろうか?



梁をいちいち跨ぐことになるから、
所要ケーブル長さも、設計数量より多くなるんじゃなかろうか。


20070804.JPG



こういう状況を見ると、
建築設備数量積算基準は木造では係数を変えなくちゃいけないんじゃないかと
思ったりするのである。
(「木造現場にケーブルいっぱい」おわり)
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2020年06月29日

太陽光発電パネルは、どの向きに

太陽光発電パネルは、
どこに取り付けたものか悩ましい。



せっかくコストを掛けるなら、
なるべく効率の良い場所につけたい。


日当たりの良い明るいところが良いのだが、
でも、当然目立つ。


メンテナンスの手間はなるべくかけたくない。


それなりの発電量を目指すとなると、
それに見合った面積を確保しなければならない。


対して大きなものを取り付けられないとなると
大した発電量は期待できない。



ねえ。



コストだって、かかる。



蛍光灯をLEDに替えるのなら、
コスト改修が容易にできるのだが
太陽光発電はそれが難しい。


今は買電価格も安すぎるし。


でも、環境対策、エネルギー削減の姿勢は見せておきたい。



いろいろな鬩ぎ合いの末、
「お取りやめ」になる計画も数しれず。



結果、どこかで落ち着いて取り付けられることもある。



20062901.JPG



この面は、地図を見ると南西を向いている。


屋根面だと北東を向いてしまうし、
積雪地ゆえ、屋根上に取り付けると傷みやすそう。

そんな配慮があったか、無かったか。



もっと小さな面積で、
もっと多くの電力を得られるようなパネルは出来るか?


太陽定数が変わるわけじゃないから、
100%近い効率を得られたとしても、
CPUやメモリのようにどんどん小さくすることは不可能だ。


だから、この悩みはこれからも続くのである。



何か、画期的にエコで、画期的にローコストな
そんな技術開発の成果が出てこない限り。



ダークマター関連とか、現在未知である何らかの物理法則が明らかになって
それが実用化された暁には、そういうこともあるかも知れない。


光電効果が発見されて、現代の太陽光発電パネルに結びついているように。


まあ、ウン十年単位の年月を要するような気もするが。



Wikiによれば、

1839年 光起電力効果の報告
1887年 光電効果発見(byヘルツ)
1905年 光量子仮設の提唱(byアインシュタイン)
1916年 光量子仮設の照明(byミリカン)

ということだ。

1954年 pn接合の発見(byピアソン)
1955年 pn接合シリコン太陽電池作成(by日本電気(現:NEC))
1958年 太陽発電システム設置(東北電力信夫山無線中継所)

と続き、現在がある。

そんなブレイクスルーが、
このコロナの渦中にある世界中を救う手立ての一つに
ならんものかな。
(「太陽光発電パネルは、どの向きに」おわり)
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2020年06月19日

キュービクルが埋もれる

暑い最中だから、
涼し気な話題を!



屋上に設置された、キュービクル。



電力会社から引き込んできた高圧(6,600V)の電気を
建物内で使用する電圧(100V or 200V)に下げるトランスなんかが
入っている金属の箱だ。



20061901.JPG


ちょっとまとまって雪が積もると、
このザマだ。


電気モノが雪に埋もれて、
熱で溶けた水分が中に入ってきたら大変大変。


積雪状況を見て、時々除雪してやらないと、
埋もれてしまう!


係の人、大変!


うっかり地上までまっさかさまに落ちずに済むように
ちゃんと柵が取り付けてあるから、大丈夫だよね。

寒いだろうけど、ね。
(「キュービクルが埋もれる」おわり)
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