2021年08月22日

庁舎外壁の換気口

庁舎などを訪ねると、外壁もついでに見てくる。

正面だけじゃなくって、わざわざ側面にも回って。


21082201.JPG


いや、何の変哲もない壁なんだけどさ。

でも、見たからって何も減りはしないよね。



換気フード(フード付ベントキャップ)が並んでいる部分は、
水周りだろうか。トイレとか、湯沸室とか。

一番上の階だけに小さめのフードがあると、
通気管の頂部かもしれないなんて思ったりする。

意味深な汚れが垂れていて、想像を掻き立てる。



結構目立つ、接地埋設標も、ポイントが高い。

色あせてしまって、存在感が薄れて、
刻印されている文字も読めないようなモノもある中で、
これだけ離れていてソレとわかるなんて、優秀じゃないか。



裏口側は、せつびの人間としては必見だ。


21082202.JPG


空調機械室か何かの一角であろう。

1階のドア上部のガラリのほか、
各階に防風板付のガラリが並んでいる。


微妙に大きさが違うのは、
必要な外気取り入れ量が違うから
律儀にそれぞれ必要寸法にて造ったからであろう。

改修やら何やらあるんだから、
どうせなら同じ大きさに、大きいやつに合わせても
良かったんじゃないだろうか。


なんていうのは、せつび側の都合なのであって
あまり好まれない考え方なのかもしれない。



あと付けらしい、職員通用口の風除室は
さて、果たして延床面積に参入されているかどうか。

こういうやつとか、ピロティ部を居室に造り換えるとか、
台帳に記載されている床面積と整合しない場合がある。

当初建築時の図面に無かった床面積が発生しているのに
各種書類における記載面積は変えてないまんま、って。


たまーに、別棟のはずの建物が渡り廊下で接続されていたり
屋上に増築されていたり、
まあいろいろ事情のありそうな建物をみかけるから。


そういうの(建築完了検査が終わってから勝手に増築)を
勧める建設業者とか設計事務所とかが、居るとか居ないとか。



ちょっとした増築なら、建設業許可も建築士免許も不要だから
そのへんがユルユルになっちゃうのも仕方ないのかな。



ま、そんな建築の事情はともかくとして、
正面以外の外壁面には「せつび」がしっかりと存在感を放っているのだ。


せっかく放っているんだから、
それを見て、しっかと受け止めたいというのが
ワタクシの様態なのである。
(「庁舎外壁の換気口」おわり)
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2021年08月16日

倉庫の有圧扇はペアで

倉庫のシャッターを、ガラガラっと開ける。


仄暗い庫内だが、上部の窓からの明かりがある程度差し込んでくる。

時間的に、方角的に、直射日光が差し込むでもなく
照明器具はやはり点灯せずにはおれない、そんな感じ。



と、窓と窓との間に
有圧換気扇がはめ込んである。


21081601.JPG


電動シャッターがついていて、外壁面には防雪フードが生えている。

下から見上げると小さく見えるけれども、
それなりの大きさの有圧換気扇であるはずだ。

3,000m3/h とか 4,000m3/h とか、
フツーの換気扇じゃ出せないような排気を担っているに違いない。


あんなに高い位置にあるのだから、
ガードは不要じゃないかって思うのだけれど、
じつは必要だった理由があるのかもしれない。


何の予備知識も無い初見では、理由がわからず困惑してしまう。



同じ有圧換気扇が何台もつけられている。
だから、排気だけであるはずはない。

シャッターが内外の気圧差でひん曲がってしまうかもしれないし。



じゃあ、広い倉庫なんだけれども対面を探してみようか。

いろんな物資がうず高く積み上げられているから、
見つかるかな?



あった!


21081602.JPG


奥のほうで暗いんだけれど、
確かにあったね。


ボックスにフィルターが入っているようだから、
給気用の有圧換気扇のはずだ。


片流れ屋根だから、こちら側は天井が少し低めになっているみたい。


物資が天井面近くまで積み上げられているから
やっぱりガードは必要なんだろう。


ん? でも人は上がらないよね。

フォークリフトで持ち上げるだけだよね。


フォークリフトから有圧換気扇を守るには、
あのガードじゃ足りない。


人は上がらないから、あのガードで防ぐ必要はない。



やっぱり、わかんないや。ガードの設置理由。


じつは、深い意味なんて、無いのかもしれない。

結構あるんだ、そういうコトも。
(「倉庫の有圧扇はペアで」おわり)
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2021年08月03日

ダクトの出口がカワイイ

建物外壁に、ダクト出口が見えることがある。


室内の換気のため、
空気を取り入れる場所と、排気する場所とが
必ず要るんだから、アタリマエだ。


ただ、それが目立つか目立たないか、
フツーかそうじゃないか、
デカいか小さいか、
そんな違いがあるだけである。



さて、通りがかりの建物のそれが、
なかなか興味深かった。



まずは、これ。


21080301.JPG


地下のある建物で良く見られるものではあるが
ちょっと引っ込んだところや目立たい所に
設けることも少なくないから
その気になってしっかり探さないと
見つからないかもしれない。


たいてい、どちらかが給気で、どちらかが排気。

だから、それぞれの口を少しでも離そうと、
逆側に曲げてある。


どうして曲げてあるかって?

だって、上向きだったら雨とか入るじゃん。
そうならないように。


あと、積雪地だったら、
雪に埋もれない程度の高さまで立ち上げる必要もある。

それで、こんな感じになる。

植物よりも目立っているかもしれない。



ここまでは、前座。

それなりに目にする造りだから。



で、次のやつは、初めて見たのだ。



21080302.JPG


どうです? わかります?



壁面の換気口がつくはずの部分から
更にダクトを延長してある。

手前側にも、向こう側にも、
そんな細工が見えるだろうか。



縦に3個並ぶ換気口のうち、給気と排気が混在しているので
どちらかのダクトを伸ばしてショートサーキットを防いでいる形だ。



見た目はアレだけど、
建物の正面側ではないから
外壁と同じ白色に塗ってあるからして
ほとんど気にならないだろう。


う〜ん、楽しい。


これがアリなら、夢(?)が広がるなぁ。

設備設計の自由度が、相当に高まるじゃないか。



実際には改修工事に際しての苦肉の策なんだろうけれど、
何なら、最初は縦3個並べていて
あまりにもショートサーキットが酷くて
止む無くこのように改善を図ったのかもしれないんだけれど
結果としてとても「カワイイ」形になっている。



そんなこんなが目についてしまうから、
街歩きは楽しいのである。


意匠や構造もそれぞれに面白味があるんだけれど
「せつび」の面白さと言ったら、もう。


っていう同志が増えるといいんだけどなぁ。
(「ダクトの出口がカワイイ」おわり)
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2021年07月22日

軒天に並ぶ換気口

とある建物の、ピロティ下部。


屋外回廊的な場所で、上には軒天井がはられている。


その面に、制気口が並んでいるのであった。


21072201.JPG


恐らくは、換気用の外気取り入れもしくは排気のための
通風口なのである。



ファンコイルユニットの吸込口のような大きさと形状だけれども
軒天についているのだから、ファンコイルなわけはあるまい。



それにしても、たくさん並んでいる。


21072202.JPG


外壁にずらずらと換気フードを並べるよりも、
または外壁面に大きな換気ガラリを設けるよりも、
外観に与える影響は少なくて済む。



ワタクシのように軒天換気口を見てほくそ笑み
撮影して全世界に公開しようなんていう輩は
そう多くはないだろうし。

そもそも、存在に気づかれることも少なかろう。



中にはちょいと変わった御仁もおいでだから、
天井内にこっそり潜り込んで居住しようなんていう人物がいても
その目的を達することがないように、
天井点検口は鍵付きになっている。

ダブルロックで、なかなか厳重だ。



この換気口、
こんな感じで出来合いのものを使うのがフツーなのだけれども、
これだけ数が並ぶんだったら、
何らかのデザインを企画してもよかったのではないだろうかと
まったく関係のない勝手な意見として
無責任にも思ってしまったりするものなのである。
(「軒天に並ぶ換気口」おわり)
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2021年07月08日

並ぶ換気フード

大抵の建物は、まあ正面が「見せる」面ではあるのだけれど。

「せつび」に関わる者としては、それじゃあつまらない。


だって、正面には照明器具以外の「せつび」は
あんまり配置されていないから。



だから、側面や裏面こそ、見どころなのである。



すると。


21070801.JPG


たくさんの換気フードたちが
仲良く並んでいるではないか。


1つ1つ、サイズが異なっているのが
また愛おしいじゃないか。



引込柱も、監視カメラも、スピーカーも並んでいて
キュービクルもちょっぴり顔を覗かせている。


そんな側面が、いいよね。


外装の鋼板に合わせて、
黒光りしている換気フードの
なんと凛々しいこと!


どうせなら、スピーカーもキュービクルも
こんな色にして上げても良かったんじゃなかろうか。



なんて、ホント、いっつも勝手なことばかり考えてしまう。
病気扱いされても仕方ないかな。
(「並ぶ換気フード」おわり)
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2021年06月26日

そこに隠れていたのか、MD

図面によると、あることになっているんだけれども
ダクトに設けられているMD(モーターダンパー)は、どこじゃ?



ファンと連動で開閉させる制御になっているということだが
本体が見つからないじゃないか。


ホンマに、あるんか?



そもそも、天井点検口、ガタついてるし。



おお、あった、あった。


21062601.JPG


あれだわ。


ちゃんと律儀に、金属ボックスを設けて
ケーブルを接続してるんだね。



ダンパー本体は保温材に隠されてしまっているけれど
モーター部分が見えるから、良しとしよう。



Motor Damper だから、略して MD なのだけれど
これを「エムデー」と呼称するのをよく聞く。


ちゃんと読めば「エムディー」であるはずなんだけれども
「D」を「デー」と読む、遙かなる昭和の慣習が
未だに息づいているのに触れる機会が結構ある。



風量調節ダンパーである Volume Damper (VD)は
「ブイデー」と呼ばれるし(ちゃんと読むなら「ヴィーディー」?)、

逆流防止ダンパーである Check Damper (CD)は
「チェックダンパー」じゃなくて「チャッキダンパー」と呼ばれる上に
略称では「シーデー」になっちゃうし。


音楽をデジタル記録した円盤は「シーディー」で呼ぶのに、
ダンパーになると「シーデー」になっちゃう。
(ちゃんと読むなら、そもそも「スィーディー」だろうか)



現場の慣用句的なものだから、脈々と受け継がれてしまうものなのかな。

流石に、若い世代ほど「デー」読みは減っているようだけれど。
(「そこに隠れていたのか、MD」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月18日

換気扇をダクトファンに換える

元々、壁換気扇で換気していたところを
ダクトファンに換えるっていうんだ。


確かに、換気効率っていう面で言えば
天井面のしかるべき位置に吸込口をつけて
ダクトでつないで、ファンで換気してやるほうが
より良いんじゃないかな。



でも既存建物なんだから、
ダクトは既存開口を利用して外に出したいよね。



そのあたりでちょこっとダクトが露出になるのは
まあ致し方ないんじゃないかな。


21061801.JPG



結構太めのダクトだけれど
換気扇開口分あれば、十分通るよね。



何をどう血迷っても、
既存の梁に孔をあけてダクトを通そうなんて
考えないでね。


ただ、天井を張って仕上げてしまったら
たといそんなトンデモナイことをしたとしても
誰にもわからない可能性もあるんだ。



耐震性でいえば、その部分が思いっきり弱点になってしまって
大地震時には倒壊するかもしれないでしょ?


でもそんな大事になるなんて思ってもみなくって
ホイホイとダイヤモンドカッターで梁に孔開けちゃうことが
結構フツーに見られるような時代もあったんだよね。



おっそろしい話なんだけどさ。


流石に現代は、そんな事無いよね、と信じたい。
(「換気扇をダクトファンに換える」おわり)
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2021年06月11日

打ちっぱなし外壁の換気フードの色

ちょっとした集合住宅。

一部タイル貼りで、ほとんどがコンクリート打ちっぱなしの外装。



換気フード、給排気トップが住戸ごと・部屋ごとに並んでいる。


21061101.JPG


コンクリート面だと、フードの元々のシルバー色で違和感が無い気がする。

タイル面も同じだけれど、そっちはあまり気にしていなかっただけか
やはりシルバーが良いと思われたか、好みにもよることだろう。


たまに窓枠だけ真っ赤に塗った建物を目にすることもあるけれど
そういうところだと、フードも同じ真っ赤にするということも
あって良いかもしれない。


飽くまで感性の領域なので、好き好きなのであろうが。



換気フードは、指定色での焼付け塗装を選択できる。
割増料金はかかるけれど、元々それほど高価なものではない。



ただ、換気フードや配管は指定色で塗ることができるけれど
暖房機や給湯機用の給排気トップは、そうはいかない。



ごくごく稀に、それらも塗ってあるのを見ないではないけれど
ステンレスの製品にあとから塗装しただけだから
じきに剥がれてくるのではあるまいか。


換気フードがどんな色になっているか、
いちいち気にして見てしまう、一種職業病なのであった。
(「打ちっぱなし外壁の換気フードの色」おわり)
posted by けろ at 10:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月22日

換気フードずらずら

タレントの顔写真は、証明写真のような正面からの真面目無表情なんてことはなくて
たいてい少し上体をひねって撮影されている。


人によって、顔の右側面を見せたいとか、左のほうがいいとか、
そんな注文もあるようだ。



建物には、やっぱり見せる側と見せない側とがあって、
正面はやはり綺麗に見せたくって、
邪魔な「せつび」を極力見せないようにという注文がなされることが多い。



すると、側面とか裏面とか、
あんまり見せない部分に設備モノが集中するのである。



21052201.JPG


主として換気用のフード類が
所狭しと並んでいる。


給排気トップも混在しているから、
給気用フードとは近づけないように気をつけなくてはならない。



フードのサイズも、大小さまざま。


色は、敢えて外壁色にしないで、
製品そのまんまになっている。



屋内の空気流通は、
すべてこの面から行われているのか、
他の面も利用されているのか、
ぐるっと回ってみないとわからないな。



換気の要らない建物はないのだから
「どこから」というのは、いつだって考えどころなのだ。
(「換気フードずらずら」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月10日

だって木造なんだもの

木造中規模の建物で、何が困るって
外壁に大きな開口を設けづらいこと。



建具を避けて耐震壁を設けたいのだけれど、
そういう箇所にこそ、換気用に開口を設けたいんだよ。



たとえば、換気フードを設けるじゃない?



すると、大きなダクトでつないで、
排気ファンを介して
外壁から排出したいじゃない?



でもガラリなんかだと、
開口率うんぬんの関係上、
結構な面積の開口になってしまうのだ。
計算上。



でも、木造外壁には縦材や斜材があちこちに入るから
開口できる面積には限界が生じてしまう。



となると、こんな感じにするしかなかろう。


21051001.JPG


でっかい有圧扇1台にしたいけれど、
ギリギリ開けられる開口面積を考慮すると
2台に分けざるを得ない。


けれど、これで何とかやっていけそう。



ガラリと、ガラリチャンバーも設けられないから、
そういう部分はこうなる。


21051002.JPG


外壁には、ガラリじゃなくて
ウェザーカバー的なものを取り付けよう、ということで。



「設備設計」って、木造戸建住宅では、ほぼ無かったのだ。


設備設計事務所に依頼する案件なんて、
ありゃしなかった。


でも、木造の中規模建築が増えてきてから
うちらみたいな設備屋にも、
木造案件が関わってくるようになってきたのだ。


時代だね。



そのうち、高層建築物にも
広がっていくんだろうか。



CLTとか、木造耐火とか、
結構たいへんなんだね。



だって、木造なんだもの。
(「だって木造なんだもの」おわり)
posted by けろ at 23:30| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月09日

天カセのロスナイ

天井カセット形のロスナイが吊ってある。


「ロスナイ」は三菱電機の商品名で、
一般名詞で呼べば「全熱交換ユニット」なんだろうけれど、
実際に三菱電機の製品がついているんだから問題なかろう。


21050901.JPG


天井カセット形の本体には、
給気ダクトと排気ダクトが接続されている。

ダクトの伸びている先が、外壁側だ。



本体には天井面に合わせたパネルが付き、
給気と排気とが全熱交換されて室内の換気が行われる。



木造の建物だから、
機器やダクトは木材から吊られている。

床板から直接吊るには強度的に不足だから
根太間に鋼材を渡し、
そこから吊る格好になっている。



配管やらケーブルやら、
縦横無尽に走っている中、
本体と天井パネルの空間を確保している。



21050902.JPG


上の機器よりも、
少し小型のやつ。


小型だから、スペースも小さ目で済む。


ケーブル類の支持、
なかなか大変だ。


これらを後日改修するとなると、
どのケーブルが何なのか判別しづらいから
なおのこと大変だろうなぁ。
(「天カセのロスナイ」おわり)
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2021年04月19日

窓とガラリが混在してる

出先で見かけた建物。


道路に面した外壁面に、
窓とガラリとがランダムに混在している。



21041901.JPG



道路に面しているけれども、
正面ではない面だから、やむを得なかった?



DSを設けて屋上で給排気するというわけにもいかなかった?


すぐ下に軒天があるけれど、そこは利用できなかった?



気になるところはあるけれど、
設計に際していろいろな出来事があって、
いろいろなストーリーが介在して、
このようになったんだろうなぁ、って
そんな事をつらつらと思いつつ。
(「窓とガラリが混在してる」おわり)
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2021年03月27日

どーして取れちゃってるの?

改修計画があるからって、見に行った建物内で
なんとも不可解な状態があって。



21032701.JPG



壁に取り付けられていた、有圧換気扇のようなのだけれども。



あらかた外れてしまっていて、
それでも辛うじて、首の皮一枚つながってるような状態で。


本体も、周囲の内装も、
だいぶだいぶ汚れているのがそのまんまで。



どーして取れちゃったのかな。


どーして取れちゃったまんま、なのかな。


誰も手を付けなかったのかな。



いろんな ? が並ぶけれど、
とにかく現実を見据えなくちゃね。



今どうなっているか、というのは客観的な事実だけれど、
これからどうするか、というのが大事なんだ。


今どうなっているか、が把握できていることが前提だけれど。



新型コロナ対策然り、

国債残高然り、

後継者問題然り。



世の中は、課題で出来ているんだ。
(「どーして取れちゃってるの?」おわり)
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2021年02月19日

全っ部、フレキで!

スパイラルダクトをギコギコ切って
つないで、テープで留めて、吊って、
保温して……。


めんどくさーい!


ぜぇ〜んぶ、フレキでやっちゃったほうが、楽っ!


21021901.JPG


そういうことだったんだろうか。


そういうことだったんだろうなぁ。
(「全っ部、フレキで!」おわり)
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2021年02月03日

外壁換気フードの色

外壁の仕上げって、
意匠設計においては、かなり重要な要素なんだと思う。


となると、外壁に出てくる、換気のフードなんかも
きっとそうだろう、と思うのだけれど、
意外と無関心なんだな、と感じることもある。

人それぞれだ。



こんな外壁があって。


21020301.JPG


右と左とで、外装が違うから
フードの色を変えてあったりする。


軒天井につけるものは、白いままで
四角いフードも特に着色なく、
なにかがついていた跡に貼った丸いプレートも
白(銀?)。



なかなかね、
難しいんだよね。


ある程度年数が経つとなおさら、
そんなところ、気にならなくなってくる。



車だって、住宅だって、何なら人間だって、
慣れてくれば「アラ」はあんまり気にならなくなってくる。

多少傷がついても、
ちょっと壊れてても、
古びてしまっても、
感知しなくなる。



そんなものだろう。
(「外壁換気フードの色」おわり)
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2021年01月28日

雪まとう設備たち

新雪が積もったあと、
設備たちを引き立ててくれていることがある。



飲食店舗の裏側、
それなりに積もった雪が
機械類やダクトに乗っかっている。


21012801.JPG



屋上には、多数の室外機たち。


外壁のダクトは、接続状況からして
丸いスパイラルダクトが給気用、
地面置き架台に乗っかったファンの系統が
排気用である。


セルフードや電源盤や、
とにかく上を向いた面があるモノすべてに
雪が乗っかっている。



21012802.JPG


スパイラルダクトの はぜ の1つ1つから
小さなツララが下がっているのが
カワイイ。


鳩除けの針が、
下側についているような感じになっている。



21012803.JPG


シロッコファンは、
天井吊りになっていることも多いけれど
やはり手元近くにあると見やすくて良い。


銘板も、はっきり読めそうだ。


狭い暗い天井内にあるファンだと
銘板なんて、まず読めない。

かろうじて読めても、写真にうまく写らない。



この架台、
ファンの大きさに対して、
なんか華奢に見える。



公共施設の設計だと、
結構ガッチリした鋼材で組んだ架台にしてしまうことが
多いから。



後方に写る出入り口、
ちゃんと除雪しておかないと
イザという時に、凍りついて開かなくなりそう。
(「雪まとう設備たち」おわり)
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2021年01月10日

ルーフに付けない、ルーフファン

「ルーフファン」ってものを、
ご存知だろうか。


文字通り、「ルーフ」に取り付ける「ファン」なのである。


工場や倉庫の屋根に取り付けて
大量の換気を行う際に使用される、
屋根面取付用の換気扇みたいなものである。



なのに、ルーフじゃないところについてる
ルーフファンを見つけた。


21011001.JPG


外壁からダクトを伸ばした先に乗っけてある、
ルーフファン。


なんか、面白いんですけど。



壁面に有圧換気扇を設けるのでは、
ちょっと不都合があったんだろう。きっと。



ダクト(というよりも、煙道のような作りだ)の下部に
配管(ドレン管か何かかな?)がつながっているところを見ると
フツーの排気ではないのかもしれない。


配管が鳥居状に立ち上げられているのは、
ルーフファンの排気力によってドレン管から空気が入っていくのを
避けるための一種のトラップなんだろう。



「せつび」は、
必ずしも本来の目的通りに利用しなくても
機能を果たすことがある。


工夫の余地がいろいろあって、
そこがまた面白いところでもある。


ま、失敗しちゃったら
目も当てられないんだけれどね。
(「ルーフに付けない、ルーフファン」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月09日

屋上にある、大きなガラリ

建物は、呼吸している。

そうだ。呼吸しているのだ。



ただのハコだったら、呼吸は不要なんだけれども
その中に人間がいるならば、
換気がおこなわれる必要がある。

だから「呼吸」している。



窓があれば、
それを開ければ、呼吸は可能である。

だから、それで済ませている建物も多いけれども
ある程度大きな建物になると
「窓を介しての呼吸」だけでは不足する。

そもそも、窓がない部屋だって、たくさんできてしまう。


だから、人為的に、機械的に、
「呼吸」をつくりだす。



ファン(送風機)を使って、
ダクト(風道)でつないで、
外の空気を建物内へ、
建物内の空気を外へ、運ぶのだ。


それが「換気」なのである。



「呼吸」というのは、「呼」と「吸」とが対になっている。



建物の中に給気をすれば、
どこかから排気がなされなければならない。

そうでなければ、建物内の気圧が無限に高くなってしまうだろう。



逆に、建物から排気をするならば、
必ずどこかから給気がなされるはずなのである。

そうでなければ、建物内は真空になってしまう。



まあ、給気・排気どちらの場合でも
建物の気密性はそこまで高くはないから、
無限に高い気圧や、真空状態になってしまうことは無い。

ドアの開閉が重くなったり、
ドアや窓の隙間がピューピュー鳴くくらいなものだ。

でもそれは結構不便・不快なものなので、
計画的に換気(給・排気)することは
大切なのである。



さてここに、とある建物の屋上がある。


その外壁面に、格子がついている。


21010901.JPG


ギョーカイでは、「ガラリ」と呼ぶ。


英語風に書けば、「ギャラリー」ということなんだろうけれど、
「ガラリ」と呼び倣わされている。



大きいのと、小さいのと。



これが給気に使われているのか、排気に使われているのか、
見ただけでは判然としないけれど、
とにかく建物内と外気との連絡口には違いない。


どんな建物にも「正面」というものがあって、
その部分は意匠的にはある程度気を遣う。

だから、このようなガラリは、
正面を避けて設けられることが多い。

屋上の塔屋壁面であれば、
角度や方向にもよるだろうけれど
下からは見えなかったりするから
大きなガラリを設けるのに好都合だ。


まあ、このように屋上に上がってしまえば
デデンとあるのが丸見えではあるけれど。

そして、給気か排気かの音が
ゴォゴォ聞こえてくるのだけれど。



デパートとか、ショッピングモールとか、
屋上にも上がれる大型の建物に行ったら
探してみてほしい。


どんな大きなガラリがあるだろうか。

いったい、合計何uくらいのガラリが設けられているだろうか。


建物規模が大きくなれば大きくなるほど、
呼吸(換気)量が多くなるから、
ガラリの面積もたくさん必要になる。


そのへんの面積感覚がわかってくれば、
意匠設計上も役立つに違いない。


実施設計が進んだ段階で、

「そんなでっかいガラリが必要だなんて
 思ってもみなかった」

なんていう『想定外』に見舞われることは
なくなるのである。
(「屋上にある、大きなガラリ」おわり)
posted by けろ at 13:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月02日

防風板付のベントキャップ

外壁に並んでいた、換気口。


防風板のついた、ベントキャップである。


21010201.JPG



このように、外壁の色に合わせて
焼付塗装することができる。


ただし、タダではできない。


普通の製品(アルミ製とかステンレス製とか)と比べると
若干値段が高くなるのである。


とは言っても、たとえば 8,000円のφ150の製品が
1,500円加算される、というくらいのものだ。

コスパは、そんなに悪いとは思えない。



でも設計図に「指定色」とあらかじめ書いておかないと
施工者としては「そんなの聞いてないよ」ということになる。


だから、もしも外装材の色にこだわりがあるのであれば、
設備図にも「指定色」と書いておくことをオススメする。


書いてないのにゴリ押ししたら、申し訳ないでしょ?
(「防風板付のベントキャップ」おわり)
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2020年10月06日

吸込口のホコリが凄い

ふと、天井を見てしまうのだ。


天井面についている、せつびを見てしまうのだ。


見てしまうと、認識されてしまうのだ。


その様子が。



20100601.JPG


よぉく見るとさ、
この吸込口、ホコリが凄いんじゃね?



よっぽど埃っぽい建物なのか、
よっぽど掃除しない吸込口なのか。



まあ、後者なんだろうねぇ。



「誰かが気づいて」掃除するような場所じゃ、ないからねぇ。
(「吸込口のホコリが凄い」おわり)
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