2022年06月16日

ダクトスペース要らないもん

「ダクトスペース」って何? それ美味しいの?

と言わんばかりの各階平面図に遭遇することはある。



設備システムをどう考えるかなんて
気にしな〜い。

配管? ダクト? ケーブル?

テキトーに通してよ。



でもそれはそれで、建物として成立すれば
良いのである。



眼下に、そんな建物が見えた。


22061601.JPG



後から、飲食テナントが入ったのだろう。

元々のダクトスペースが足りないから
外壁を這わせたのだ。


22061602.JPG


これでいいのだ。



飲食テナントがたくさん入ったら、
ダクトもたくさん這わせれば、いいのだ。


22061603.JPG


何の問題も、無いのだ。



駐車場に面していて
丸見えではあるのだけれども
誰もこんなモノ、見てやしない。


気づきもしない。


だから、オッケー。



こういう状態も可能であるから、

「ダクトスペースは、延床面積の何%くらい必要か」

という命題は、無意味なのだ。



そもそも、飲食テナントがこんなに入るなんて
想定してなかったもん。



そういうことだって、あるのだ。
(「ダクトスペース要らないもん」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月12日

フードとガラリ、どちらがお好み?

とあるビルの外壁の表情が
少し周囲と違う。


22061201.JPG


各窓の上部が全部、
換気用のガラリになっている。



各室、個別の換気を取る場合には
部屋ごとに給気・排気が必要となるのだが
丸い、あるいは四角い、
フード付きベントキャップや防風板付きベントキャップが
ずらっと並べられることが多い。


けれど、このようなガラリにしておくと
表情がかなり異なった感じになる。


これはこれで、良さそうだ。


何より、換気設備の改修や増設が
比較的やりやすい。



ただしこのガラリ、
風雨・風雪がまともに当たるので
内部のガラリチャンバーに水が入って来やすい。

外側に向けてチャンバー底部の勾配をつけるなどの
対策をしておかないと、室内漏水の原因となる。


よしんばそのような対策をしたとして、
ガラリ下部からの水垂れによる汚れが
外壁沿いに付くことにもなる。
(ベントキャップでも、よくあるけれど)



あとは、好みと、費用との兼ね合いであろうか。



とにかく、ベントキャップにするのが圧倒的に安く済む。

ガラリにすると、建築工事も設備工事もちょっと余計にかかる。

でもいずれにしても、これらは「各室個別換気」という
比較的安価な換気計画によるものである。



都心の洒落た高層ビルでは、こんなふうにはなっていない。
中央式の空調・換気設備が設けられていて
目に見える外壁には換気口らしきものは見当たらない。

しかし、機械室スペースにしてもダクトにしても
安価なビルに比べると桁違いにカネがかかる。

でもその分、外壁の表情は意図したように計画できる。



ワタクシの好みは、
上の写真のガラリタイプかなぁ。


費用は比較的安く済むし、
でもズラリ並ぶ換気フードのクドさはなくて
改修の自由度も高い。


あとは、外壁清掃を
こまめにやっていただこう!
(「フードとガラリ、どちらがお好み?」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月09日

軒天井も使いよう

よくあるマンションの裏手なんだけれども。


2階以上の専有部については
よくある換気フードが点在している、
そういうある意味ありふれた造りではあった。


けれど、1階部分、共用部の換気口が
ちょっと良かったのだ。


22060901.JPG


いや、機能的に良かったとか、グレードが高かったとか
すばらしい技術を駆使しているとか、
そういう意味での「良かった」じゃぁなくって、
単にワタクシの偏屈な好みに適合していただけの話なのだが。



それなりの風量を処理するために
軒天井部分を有効に活用してある。

こういうのが、好きなんだ。


外壁にそのままガラリ開口を設けているよりも
なんか、気に入っているのだ。


風雨を避ける意味でも、
横向きより下向きのほうが良さそうだから
機能的にもベターとは言えるだろう。



建物の用途や立地にもよるとは思うけれども
あのフェイス部分は
何か色をつけても良いんじゃないかな。

赤とか青とかさ。



たま〜に、コンクリ打ちっぱなしの外壁面で
窓枠だけ赤とか黄色に塗ってあるやつがあるでしょ?

あんな感覚で。



でも、設備側から色の提案をするのは
なかなかハードルが高いかな。
(「軒天井も使いよう」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月29日

吹抜けにありがちな

吹抜けで、上部がガラスのアトリウム。

一時すごく流行って、
今でもそれなりに設けられる、そんな空間。



そこにありがちなのは、
側面に並ぶノズルと上部に露出されたスパイラルダクト。


22052901.JPG



この上部ダクト、
よく見ると射流ファンが挟まれている。


右のほう、下を向いているノズル部分から吸い込んで、
スパイラルダクト上部に並べられたノズルからガラス面に吹き付ける
そんな「サーキュレーター」的な役割だろうか。



反対面も同様の作り。


22052902.JPG


夏は、上方に溜まった熱気を排気できるといいのだけれど
ここにあるのは単にかき回すだけのファン&ダクトのようだ。



左側、アトリウム端部に露出となっている太いダクトは
側面ノズル行きの空調ダクトなのかどうか。



今ドキだから、照明器具はみな
LED化されているようだね。
(「吹抜けにありがちな」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月22日

ルーフファンと粉末消火

二層になった駐車場の、上層部分に
煙突状の角筒が何本も生えていた。


22052201.JPG


下層部分の換気をすべく設けられた
ルーフファンに相違ない。



2本ずつセットで、あちこちに立っている。



更に、赤い移動式粉末消火設備のボックスも
散在していた。



これらがある駐車スペースは
軽自動車やコンパクトカー用になろうか。


大型or長さのある車種だと、
鼻先が車路にはみ出してしまって
納まりが悪そうだ。



青空の元で、
映える銀色のファンカバーと赤いボックス。



どのくらいの人が、
気を留めてくれるかな。
(「ルーフファンと粉末消火」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月15日

排気リール、いいよね。

あんまり見られる場所が多くはないんだけれども
時々見かけるわけさ。


ここは空港のバス発着所。


22051501.JPG


風雨や雪を避けるために
ピロティ部分に送迎バスをつけるんだけれども
排気ガスが充満しちゃったら良くないよね、ということで
排気管近傍で排気を補足して
ファンで屋外へもっていこうというやつ。



使わないときには巻き取っておくことができる

はずなんだけれども、
いちいちそのたんびに巻き取るのが面倒くさいのか
引き出したまんまにしてあった。



ま、いずれバスが来るんだから
いいよね。



排気ファンも、普通のシロッコファンとは一味違う
ヤマダコーポレーションのファン。


22051502.JPG


平べったい巻き貝みたいなやつ。



床置用の足がついているっぽいけれど
上から吊ることだって出来ますよって感じで。



スライドシャッターに干渉しないようにダクトを伸ばしてあって。



だあれも見てくれないかもしれないけれど
ボクはいつだって見てるよ。
(「排気リール、いいよね。」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月13日

ガラリはこんなところにも

ガラリ。


英語の発音的には「ギャラリー」なんだろうけど
たいて「ガラリ」と呼び倣わされていて。
特に古い人ほど。


建物のウチとソトとをつなぐ、
空気のゲートとでも言おうか、
そんな部分なのだ。



しかし、建物が大きくなればなるほど
その換気量は多くなり、
付随してガラリも大きくならざるを得ない。

大きいのがイヤなら、数を増やさざるを得ない。


せっかくの外壁仕上げをぶち壊す
厄介な存在、邪魔なモノとの誹りを受けることも
少なくなかったりする。



どこに、どのくらい、ガラリを確保するか。



いつだって、悩みどころであり
意匠設計と設備設計との鬩ぎ合いの種でもある。



外壁にいろいろと取り付く設備モノを見せないように
ルーバー塀で囲った建物。


22051301.JPG


そして上部、明かり取りの窓と並べて設けられた
三角形のガラリ。



それほど大きくはないけれど、
ベントキャップ数個分の開口面積は取れるだろう。


この状態を、カッコ悪いととるか、うまく設けたととるか、
人によって感想は異なるかもしれない。


そもそも、こんな部分に着眼する利用者が
そんなに居るとも思えないけれども。


ともかく、「こんなところに設けられていることもある」。


そういう目で建物を見ると、
結構意外な所にガラリを発見できるかもしれない。
(「ガラリはこんなところにも」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月14日

地下駐車場の空気を動かす

所用で寄った場所で
車を停める場所が無かった。


仕方なく(?)ちと高めだけれどもビルの地下駐車場に入れた。



すると、天井になかなか面白そうなものがあった。


22041401.JPG


これ、デリベントファン か!

昔とだいぶ見た目の違った機器になったんだね。

あんまり最近関わることが無かったから
ちょっと新鮮。



この角度で見ると、
何か配管がつながっているかのようにも見えて
放熱器か何か? エアコン室内機? っぽくも見えなくもない。


でも換気用なんだな。


広い駐車場内に気流を作り出して
空気の澱みを無くそうっていうやつだ。



この機器をアングルから吊って、
そのアングルはスラブから吊ってある。

機器を梁下から直接吊らないようにしているのは
さすが大手が関わっている現場(たぶん)だよね。


梁下にばしばしアンカー(やインサート)を設けている所も
少なからず見かけるけれども
引張力の働く梁下に敢えて欠陥を作ってどうする!
って感じだから、やめたほうが良いのだ。



車室上部に見えた、
かわいいダクト。


22041402.JPG


区画を貫通しているんだろうね。

防火ダンパーがついているように見える。



あのスカスカな網は
用紙を吸い込まずに済むくらいなもので
まあそんなもんで十分なんだろう。



消火の配管(粉末消火かな?)の躯体貫通部には
ちゃんとプラスチックテープが巻いてある。

溶接部の錆止め塗装も美しい。


やっぱ、こうでなくちゃね!
(「地下駐車場の空気を動かす」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月10日

何年モノなのか

とある場所の、吸込口。


図面には寸法の表示が無いから
測ってみる。


22041001.JPG


写真撮影するときには、
こういう当て方はダメだよね。

でも撓んじゃたんだもん。仕方ない。
400×400 って感じかな。


で、だ。



取り付けられてからこのかた、なのか
それとも一度くらいは清掃されたことがあるのか
とにかく付着しているホコリがかなりの年代物である。


22041002.JPG


何年くらい放置しておくと
こうなるかなぁ。



そもそも「誰が掃除するか」っていう問題があって
設備屋さんの定期的なメンテ契約でもあれば別だけど
そんな契約ない建物も多かったりする。


じゃあ、オーナーさんが自ら?

それとも、利用者が自主的に?



どちらも、無いよね。



かくいうワタクシも、
調査で訪れたんだからという言い訳でもって
この状態を見て見ぬふり、
いや、見て、撮影して、「汚れてますね」って
言及するだけ。

口だけ野郎なんだ。

進んで「汚れてたのでキレイにしておきましたからっ!」
そういうデキた人間じゃございませんです。


掃除機とかも、持ってきてないしね。



ゴメンナサイ?

いや、謝るほどのことではない?


でもなんか、罪悪感っていうか、申し訳無さっていうか。



あと50年経ったら、
これさえも歴史的資料にでもなるかなぁ。

ならんだろうなぁ。
(「何年モノなのか」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月03日

地下からこんにちは?

本日の一句。


壁沿いに カワイく並ぶ 塩ビ管

(なんてお粗末なんだ……)


時々、建物脇の外壁沿いに
塩ビ管が2本立ち上がっているのを見かけないだろうか。



22040301.JPG



たいてい、エルボ返しになっていて、
開口部は下向きだ。


そして、2本それぞれ別の向きに曲げてある。


なんだろうねぇ?



正確には、図面を見たり実地に調査しなくちゃ
わからないんだけれども、
多くは地下またはピットの換気用なんじゃないかな。


場合によっては、通気管だったりするかも。



太さは、いろいろ。


ここに写っているのは、結構細めかな。
VU100と表面に表示されている。


換気風量が多くなれば、
150mmとか200mmとかそれ以上の太さにもなるだろう。



どうせなら、
地面に砂を盛って、
塩ビ管にドット模様とか縞々模様とか描いたら
チンアナゴやニシキアナゴっぽくて
楽しいのに、なんて思ったりもするけれど
そんなこと思う人はそんなに居ないに違いない。


近づいても、何なら触っても
砂の中に潜ったりしないし、ね。



でも、なんかカワイイと思わないだろうか?

いや、思っておくれ。

勝手なお願い。



その脇の壁から、なにやら電源線っぽいものが。

その行く先は、たぶん銀色のハコ。

たぶん、ヒーティング用のボイラーか何かが
入っているんじゃないだろうか。
(「地下からこんにちは?」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月01日

屋上の排気ファン

ビルの外壁を這い上る、平べったいダクト。


壁沿いだから、
あんまり真四角のダクトを通しづらいから、
アスペクト比の大きな、平べったいダクト。


22040101.JPG


後から入った飲食テナントの排気ダクトかな?



こういう形で良いのであれば
ダクトスペースなんて無くても済む。

これも、一つのあり方なのだ。



そして、屋上に排気ファンを2台
並べてある。


屋上露出にしてしまえば、
ファンルームだって要らない。


22040102.JPG


排気ファンの出口には
ぴっかぴかのステンレス板が敷いてあって
屋上防水を保護(?)してある感じ?



屋上面に造ってあるコンクリート基礎は
エアコン室外機を想定して設けられたものかどうか
ちょっと空振り気味だけれども
何とか役に立ててある感じ。



建物の側面&屋上面だから
あんまり目立たないと踏んで、
換気用のフードも遠慮なく並んでいる。



すぐ向こう側の屋上は
駐輪場となっていて
片隅に遠慮がちに室外機。



ナントカは高いところが好きと言われるけれども
こういうモノが見られるから
やっぱり高いところは好きなのだ。


ただ、自分が安全なところに居るからなのであって
枠組足場から見るんだと
やっぱり怖いのである。
(「屋上の排気ファン」おわり)
posted by けろ at 23:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月25日

外壁フード、じゃない

ビルの外壁に、換気用のフードが並んでいる姿は
良く目にする光景である。


あまり人々には意識されていないかもしれないけれど
とにかく建物には換気が必要なのだから
何らかの方法で外界と内部とを結ぶ換気口が
どこかに設けられているに決まっているのである。



ふと、通りがかりのビルを見上げる。



外壁を見る、建物に入ったら天井面を見る、
一種の習慣であり、職業病でもある。



22032501.JPG



少し見慣れない様相が、そこにあった。



外壁から突き出しているのは
ダクト?



あちこちでフツーに見かける換気フードとは
だいぶ違った趣である。


汎用品の換気フードにも、
いろんな種類・形状があるのだけれど
恐らくここにあるのはそういう類のものではない。


22032502.JPG


デザインして特注で製作すると高くつくから
汎用品で済ませるのが一般的だけれど
外壁の表情が結構変わってくるから
ちょっと意識してみるのも良いかもしれない。


これはこれで、一局では?
(「外壁フード、じゃない」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月21日

換気フードのない外壁だけど

換気用のフードがこれでもかと並ぶ外壁もある。


しかし、そうではない外壁もある。



そういう建物では、換気をしていないのか?

そんなことはない。



とっても古い建物だと、そういうのもあるかもしれないが
近年の建物では「換気無し」ということはあり得ない。



この外壁にも、換気用フードはついていない。


22032101.JPG


しかし、各窓の上に、換気ガラリが設けられている。

この奥に、鉄板で作られた「チャンバー」があって
そこにダクトが接続されていて、
外気の取入れ、室内汚染空気の排出が
行われているにちがいない。



どの部分が給気で、どの部分が排気かは
外観からは決してわからないけれど。


中華料理厨房の排気か何かだったら
ガラリ周りが汚れてくるので
判別できたりもするだろうけど
そこまであからさまなのはそんなにない。



アルミやステンレスで出来た換気用フードも
角型フード、深型フード、防風板付などいろんな形状があるし
指定色焼付塗装などにすればそれなりの表情を保てるけれども
このようにガラリで処理するのも一つの方法である。


風量的に余裕のあるガラリ面積を確保しておけば、
後々の改修の際にも自由度が上がる。



こういうのも、いいんじゃないだろうか。



好みの問題のほか、コストにも関わってくるし
雨・雪の吹き込み対策は良く考えなくちゃならないけれど。
(「換気フードのない外壁だけど」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月07日

ここにも留まるのか!

ただの外壁なんだけど。


ちょっと気になって。


22030701.JPG


どうです?


何か、気になります?



左側に、垂直外壁に取り付けた太陽光パネルが写っていたり
窓上にセンサーらしき窪みが設けられていたりするほかは
至ってフツーの外壁に見えるのだけど。



よく見ると、換気用のフードに何かついている。
(画像を大きくして見ていただかないと、見えないだろう)



ハト除けのトゲトゲ(商品名はいろいろある)が
貼り付けてあるのだ。



敢えてここにつけてあるということは、
この、決して大きくもないフードを
とまり木がわりにするヤツがいたってことだよね。


そんなところに、安定して留まることなんて
できるんだろうか?


スズメくらいなら可能かな。


でも周囲には街路樹もあるし、
いくらでも留まれるところはあるのに
敢えてここに?



この近所には、
かなり肝の座った(あるいは変わり者の)
鳥類が棲息しているようである。
(「ここにも留まるのか!」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月15日

活躍するダクトたち

コロナ下にあって、まん防期間中にあって、
なかなか飲食店を、ことに酒類を提供する店舗に
訪れる機会はなくなっているかもしれない。


けれども、中には入らなくても、
せめて外側だけでも、愛でることはできよう。

(店舗にとっては、何の得も無い。申し訳ない)


22021501.JPG


店舗外壁から生えてきて壁沿いを屋上まで這い上がり
屋根面から排気される、ダクトたち。



あるいは、亜鉛鉄板製。あるいは、ステンレス鋼板製。


彼ら(彼女ら? 名詞の性別はどっち?)は
テナントの必要によって
元々建物には無かった機能を発揮するために
付加されたものである。


この活躍が無ければ、店舗営業は成り立たないのである。
(たといコロナが沈静化したとしても)



22021502.JPG


送水口と室外機と給気用ファン?


看板とも渾然一体となって
機能美を体現している、かな?



ちょっとした小路に立ち並ぶ飲食店廻りは
垂涎の「せつび」で満ちているのである。
(「活躍するダクトたち」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月12日

電動ダンパーの中身

ダンパーってものは、
ダクトの途中に挟み込まれているもので
たいていはその外観しか見えない。


外観といえば、単にフランジで挟まれた鉄板でしかない。


そやつに、モーターがくっついていて
送られてくる電源によって、開閉したりするように
なっているのが、電動ダンパーである。



ただ、何ごとにも例外ってものがあって、
途中に挟み込まれていないヤツにお目にかかることも
無いわけじゃぁない。



22021201.JPG



おお、あった、あった。


あんまり見かけない有り様だけれども
機械室なんかだったら、これもアリっちゃアリだ。



それなりに年季を経ているようであって
いい具合(?)に錆が回ってきている。



下のほうほど錆が進んでいる。
たぶん、地球の重力のせいだね。



新しい電動ダンパーだったら、
駆動部はもっとコンパクトなものであるが
こいつはちょっと古そうなやつだから
今風じゃぁない。



こいつのために伸ばされてきた電線管、
専用となっているプルボックスから伸びる、
可とう電線管。


そして結構でっかいボックスに納められたモーターが動くと
腕を動かして、クランクなんかでうまい具合に調整されて
ダンパーの羽根が揃って開くようになっているようだ。



ふつうは、手前にもダクトが接続されているから
こんな中身は見えない。


見えないけれど、まあそんなもんだと思っているけれど
こうやって見えるところがあると、なんか嬉しいもんだ。


見えなくったって、ちゃんと中身はあるんだけどね。



ワタクシの脳みそみたいなもの?

何を言う、ブツはあるけど、情報も格納されてないし
処理能力もねぇだろう、って?


それに比べりゃ、ちゃんと働くダンパーは
偉いものである。



なんて言うけどさ、
記憶力や思考力が大して無くったって、
脳細胞や神経細胞の働きって
結構スゴいんだぜ?

意識してなくったって、
あちこちの臓器の働きや、血中の物質濃度や、
バランス感覚や、光を通じた情報処理なんかを
事細かにやってるんだぜ?


「せつび」は、生体に比べたら
とっても単純明快なのである。
(「電動ダンパーの中身」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月26日

黴びてる制気口

錆びてる制気口は、結構見かける。

湿気にやられて、とか塩素分にやられて、とか。

錆びたまま交換されないで放置されていると
その錆具合が進行していき
だんだんと無残さを増していくのである。



では、()びてるやつはいかが?


22012601.JPG


あんまり見かけることが無かったのだけれど、
有るところには有るものだ。


確かに、少し湿気が多いところではあった。


それでも、他の建物では同用途の室でもここまでにはなっていないなぁ。

何かの加減が違うのだろうか。



ただこれは、錆びているのと違って
健康被害の恐れも生じてくる。


表面を見る限り、VHSである。

吹出口である。


ここから、空気がカビの胞子を纏って吹き出すのは
あんまり気持ちの良いものとは思えないのである。


何とかしません?


改修工事の計画ついでに、
これも替えちゃいませんか?



既存図を見ると、どうやらパスダクトの片方についているモノのようだ。
制気口とパスダクトを、更新しちゃったらどうだろう。



パスダクトの両側についている制気口なんだけれど、
ご丁寧に可動羽根のついたVHSとHSが対になって
取り付けられている。



でもね、あれ? あれ?



よぉく見ると、
吹出側にHS、吸込側にVHSがついてるや。



図面上は逆なんだけどね。



取り付ける際に、間違って逆につけちゃったんだね。

ま、そういうことも、あるかな。



更新する際には、
ちゃんと付けて欲しいなぁ。



それに、どうせ成り行きで通過するパスダクトなんだから、
GVかGHでいいんじゃないかな。

羽根の調整したって仕方ないし、
シャッターをつけたって大した風量調整もできまい。



とにかく、黴びてるのだけは解消されるといいな。
(「黴びてる制気口」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月25日

直天井にボックス

天井を張らない室もある。
倉庫とか機械室とか電気室とかそういう類の室。

意匠上、天井なるものが必要ないし、
むしろ無いほうが広い空間が取れて良い。



居室でも、張らない場合もあったりして、
たとえば、地震時に天井の落下を回避する“天井レス” という
考え方をすることもある。
(ここは免震構造だからそもそもリスクは少なそうだけれど)


(じか)天井なんていう呼び方をしたりする。



天井が無いと、「天井内」にあるようなモノたちが
そのまま見えることになる。


22012501.JPG


照明器具を取り付ける板が無いから、
レースウェイを流してそこに器具を取り付けたり、
上の階からやってくるダクトがそのまま見えて
ぐいっと曲がって、横向きの吸込口が設けられている様子が
よく分かる。

レースウェイやダクトを吊っている金物も
そのまま見える。



ん……?



ダクトが降りてくる位置と吸込口の位置とが少しずれていると
上のようになるのだけれど、
もしもずれていなかったら?

ダクトが降りてきたその場所が、まさに吸込口だったら?



なるほど、こうなるのね。


22012502.JPG



ダクト貫通部を受けるボックスを設けて、
そこに制気口を取り付けてある。


まあこれは一つの例であって、
こうしなきゃなんないわけじゃない。

たぶんスラブの上側には防火ダンパーが設けてあることだろう。

だから、何ならスラブに直接制気口を取り付けたって構わないし
こんな立派な制気口でなくとも
ダクト断面に金網を設けるだけでも、
いっそ、ただダクトの切り口があるだけでも構わないだろう。



あんまり見かけないボックスが妙に可愛かったので、
記念に撮影。
(「直天井にボックス」おわり)
posted by けろ at 18:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月20日

ぴっかぴっかのダクト

ダクトは、美しい。

保温材や外装材で着飾ったものは
その飾りしか見えないから
ダクトそのものの魅力を目にすることはできない。


けれども、生まれたままの姿でそこにあるダクトは
美しいものなのだ。



亜鉛めっき鋼板は、それはそれで
ランダムな結晶模様が映えてよろしい。



そして、ステンレス鋼板は
いつだってぴっかぴっかに輝いている。


22012001.JPG


こんなふうに露出でついているなんて。

サービス、サービスぅ。



特別に鏡面仕上げにしてあるわけじゃないけれど
ステンレスにはモノが映るのだ。

でも周囲の壁仕上げが真っ白だから
あんまり映っているような気がしないかな。



ちょっとクローズアップすると、
映っている様子がわかるかな。


22012002.JPG


ダクトの端を切って折って作った
共板フランジどうしを合わせて
四隅をボルト・ナットで留めて
辺をクリップで挟んである。



ダクトパッキンは挟むのだけれども
ある程度の漏気が生じるのは仕方がない。


それを避けたければ、厳重なシールを施したり
アングル工法で溶接したり、
まあやり方はいろいろある。


感染性排気とか毒物雰囲気とか
そういうダクトでは厳重にせざるを得ない。


でもここのダクトはそんなことを気にする必要が
あるほどのものではないのでフツーの施工だ。



ファンの位置も、関係がある。

ファンの吸込み側のダクトなら
漏れるにしても周囲の空気をダクト内に吸い込む方向だから
周囲空気を汚染しづらい。

ファンの吐き出し側なら、ダクト内の気体が
周囲に向かって漏れるわけだから、
気をつける必要がある事態もあり得る。



ま、そういうことはそういうことで、
今日はダクトの姿を愛でるだけで良しとしようじゃないか。
(「ぴっかぴっかのダクト」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月19日

制気口ボックス、だよね?

天井を解体したら出てきた、それ。


とても不思議な形をしている。


22011901.JPG


ずいぶんと大きな(高さはそんなに無いが)ボックスなのだけれども
制気口がボックスの範囲とずれてしまったのか。



もう、ボックスつけちゃったし、
ダクト繋いじゃったし、
今更天井仕上げの目地に合わせろって
無理無理。

え?
どうしてもやれって?

はい、はい。
なんて勝手な要求を……。


繋がってりゃいいんでしょ、繋がってりゃ。

排気ダクトだし、それほど酷いことにゃならんでしょ。



そんなやり取りが、あったのか無かったのか。


その経緯を知る人物は、ご健在か否か。


これに携わったダクト屋さんは
その後この件をどのように咀嚼消化されたのかどうか。


なかなか、興味は尽きない。



22011902.JPG



こういうのがあるから、
天井内はワンダーランド。


愉しからんや。
(「制気口ボックス、だよね?」おわり)
posted by けろ at 13:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする