2022年12月02日

こういう細工が好き

とにかく、どこかにつけ、
天井は見ざるを得ない。


いつだって「上を向いて」生きていたいから。
ってのは冗談にしても、
いろいろ楽しめるのだから。



これを見て、どう思うだろうか?


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コンクリート打ちっぱなしの壁。



そう。その通り。



なんだけれども、じつはここは
トイレのブースの中である。



洋風便器設置状態に対して、
側面がコンクリート壁で
前面がトイレブースなのである。



トイレだから、排気があるのだけれども
天井面(ダウンライトの光を避けたので全体が写っていないが)には
吸込口が見当たらない。


……ってことは、ブース外に吸込口が付いている?


と思いきや、ついていないのである。



じゃあ、このトイレは排気しないのね。

……んなわけない。



ここではどうやら、天井と壁との間が
換気スリットになっているようなのであった。



そう。


わざわざ「吸込口」として天井面に露出させなくても
これで十分に機能するよね。


間接照明と同じようなものである。



設備屋さんと意匠屋さんとが
「こうしようね」って意見の一致を見ないと
出来上がらない細工。



設備設計は、設備担当者に丸投げっ。



っていうんじゃない、なんか「設計」してる感がするのだ。



こういうのが、好きなのだ。


ただの好み、ただの気分なんだけど。

だから、異論は大いに結構。
飽くまで、個人的な感想なのだ。
(「こういう細工が好き」おわり)
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2022年12月01日

ここにも犠牲者

換気用のステンレスフードが、凹んでしまっている。


屋根から落ちてきた落雪の影響なんだろう。きっと。


22120101.JPG


でもそのお陰で、
ガスメーターやガス管、
ボンベ庫は被害をある程度免れているのだから
悪いことばかりでもあるまい。


それに、この程度の凹みなら
まだまだカワイイもんだ。



それでも犠牲になっているのは確かで
年数とともに徐々に悪化していくものかどうか。


願わくば、末永く元気で頑張ってほしいものである。


本体のみならず、
周辺の設備類・配管類も守っておくれ。



ボンベ庫の前面パネルが2枚外れているのは
交換の際に面倒くさいからなのか、
落雪でちょっと歪んでうまく嵌らなくなったのか
まさか地震で脱落したのか、
果たして真相は如何に?
(「ここにも犠牲者」おわり)
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2022年11月21日

孤高の有圧扇

『孤高』

孤高(ここう)とは、個人の社会生活における1つの態度を表し、ある種の信念や美学に基づいて、集団に属さず他者と離れることで必要以上の苦労を1人で負うような人の中長期的な行動とその様態の全般を指す。本来は俗世間との通行を自ら断って1人で道を求める者の姿を指しており、私利私欲を求めず他者と妥協することなく「名誉」や「誇り」といったものを重視する姿勢から、周囲が「気高さ」を感じるような良い意味での形容に用いられる他に、協調性を欠いた独自の態度を軽く批判する場合にも用いられる。迎合主義の対極に位置する。芸術家や指導者に多く存在する。

(Wikipedia)




『孤』は「ひとりぼっち」「ただひとつ」的な意味だし、
『高』は「高い」ことであるから、
字義としてはこういうものこそ『孤高』なのではないだろうか。


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ただひとつ、吹抜け最上部、
高い位置に設けられている有圧扇。


これこそ、孤高の最たるものではないか。



他者と離れ、
換気の苦労を1台で負う、
長期的な行動と様態(機能?)であるし、
俗世間には見向きもされず気付かれもしない。
もちろん私利私欲など持ちようも無いし、
この分だと協調性(連動?)も無さそう。

意味的にも、合っているかもしれない。


芸術家でも指導者でもないけどね。


たまぁに、
こうやって目ざとく見つける者もいるのだよと
それをネットで世界に晒すやつもいるんだよと、
感じてくれるだろうか。


金属を主体としたフレームと羽根とモーターで出来た輩であるからして
「感じる」ことすら、無いのだけれども。

劣化したやつに触ったら、
触った人間が「感電」することは
あるかもしれんが。
(「孤高の有圧扇」おわり)
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2022年11月15日

ここなら目立たないかな

ふと見上げる。


すると、ガラリがある。



人の目の高さに換気用ガラリがあると、
結構視界に入ってくる。

とは言え、興味も関心も無い人にとっては
「視えて」いないことだろう。


網膜には映っているのだ。

脳にも、信号は送られているのだ。

しかし、脳のほうでその信号を認識しないのだ。

そういう物事・出来事は、多い。



ともあれ、ガラリがあると
ワタクシには認識されるのだ。



では、だいぶ高いところにあったらどうだろうか?



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建物妻側の最上部に
まるで建具であるかのように設けられると
目につきにくくなる。

ただでさえ少ないその存在感が、
ますます消失していくのである。



最上階の換気には、かなり便利に使えそう。

ただ、それ以外の階の役には立たない。



内部にDS(ダクトスペース)を確保して
立ダクトを通せばできないことはないけど
このくらいの規模の建物だと、
そこまではしないよね。



そして今日も、日本の、更に世界のあちこちで
設備エンジニアと建築家とのあいだで
見解の相違を乗り越えるべく
丁々発止のバトルが繰り広げられていることだろう。


そういう闘いの先に
たとえばこういうガラリが出来上がってくるのであろう。
(「ここなら目立たないかな」おわり)
posted by けろ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月13日

食堂には排気が

ああ、昼どき。

昼飯、どないしょ?



小道に沿って並ぶ、食堂とか。

ま、どこか入るかな。



221113.JPG


いかにも、食堂だ。



「食事処」の看板は、奥の店のものだね。

でもどっちかというと、
手前の平べったい排気ダクトが目につく。


側面にも、裏面にも、
このダクトを出すスペースが無かった。

だから、正面なんだけど、仕方がない。



飲食店街に行けば、
割合よく見られる排気方式である。


屋上に排気ファンを載っけているのだ。



鰻屋さんだと、
排気はそのまま前面に
歩行者にわざと当てたりするのかもしれないけど
一般の厨房排気はそうもいくまい。



よく見ると、
排気ダクトに、スリムダクトが取り付けられている。
PS兼DSを建物内に設けると面積を取られるけど
外壁露出にしてしまえば関係なくなる。



「ねえ、PSとかDSって、床面積の何%用意しとけばいい?」



意匠屋さんからは、
よく、頻繁に、しょっちゅう訊かれるのだけれど
それは排気システムをどうするかによるよね。


厨房が最上階だったら、DSは無くて良いかもしれないし
1階にあったって、こうやって露出してしまえば
DSは不要だ。


もしもファザードをお洒落にキレイにスッキリと造りたいなら
露出ダクトなんてもっての外なんだったら、
ある程度DSは必要さ。


「で、どうしたいの?」


逆に問い返すしかない。



とにかく、食堂には排気がつきものだ。



でもレンチンだけで済む店なら、
「つきもの」じゃないのかもしれない!?
(「食堂には排気が」おわり)
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2022年11月03日

そこにガラリ

表通りに面しているけれども
メインエントランスではない部分。


利用者動線的には、側面にあたる部分だから
こういうところにガラリを設けるのもアリなんだろう。


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結構な表通りに面しているのだから
目立つっちゃ目立つんだけど
でもでも、意外に気づかないんじゃないかな!?



面積としてはそれほど大きくないのだから、
上の屋根面に「換気塔」(もしくは「ハト小屋」)として
出っ張らせておけば、表面に出てくることは無かったのかもしれないけど。


22110302.JPG


ま、逆にこれっぽっちの面積なんだから、
それほど目立たないという解釈も成り立つだろう。


むしろ、中央2面のガラスが引き立つのかもしれないし。



なんて、こんなことをいちいち気にしてるのは
「職業病」以外の何物でもないのかも。


しょーがないよね。
こんなことばかり気にして過ごしてきたんだからさ。


そーいう仕事で、生きてきたんだからさ。
(「そこにガラリ」おわり)
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2022年10月31日

地面から生えてるダクト

建物の裏の角に、
ひっそりと、しかし結構な存在感を持って屹立する
そんなダクト。


22103101.JPG


外壁と同じ色に塗るのではなくて、
グレー塗装になっているのも、なんかイイ。



どっちかが給気で、どっちかが排気で、
ということかな。

地下の換気用なんだろうね。



機械室? 受水槽室?


なんか、そんなたぐいの室があるんだろう。



ダクトの脇に立つ、
途中でちぎれた感じの何かの配管。


上の方に、油通気口。


下の方に、給油口。



鋼板に覆われて、端はラッキングされている
やはり何の用途が判別できない配管。



「用途をはっきりさせなきゃ」


っていう仕事じゃないから、
たまたま見掛けただけなのだから、
何とも気楽なものだ。



あの油通気口って、
周囲1m以内に開口部があったら
ダメだったよね?



窓とフードは離れていそうだけれども、
給排気トップって、OK?



好き勝手に茶々入れていればよいのだ。
(「地面から生えてるダクト」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月30日

焼肉屋さんの天井に

焼肉屋さんにて、上を見上げる。


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結構煙が出る空間だから、
高い天井になっていて
その上の方には排気ダクトが通してある。



黒く塗った、スパイラルダクトが2本。



たくさんある照明が、眩しい。




外壁近くに、ファンが吊られている。


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エバラの消音ボックス付きラインファンである。



結露水でも垂れるのか、
ドレンパンが設けられている。



キャンバスダクトが金色に見えるのは
光の加減じゃないよね!?



22103003.JPG


明らかに、金色だよね?



こういうのもなかなか、面白いじゃぁないか。



食事が来るのを待つ間も
暇はしなくて済むなぁ。
(「焼肉屋さんの天井に」おわり)
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2022年10月27日

ぜ〜んぶガラリ!?

ビルのちょっと脇のほう。


あんまり人目につかないところにあるものと言えば、
「せつび」の、もろもろ。



こ、これは!?


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ひょっとすると、この面全体が
換気用のガラリだったりする?


単純に、こういう形の外装……ってことは
ないよね?



なんか気になって
撮ってしまった。


もっと近寄って、
空気の流通やファンの低騒音があるのかどうか
確かめればよかったなあ。



人目が無ければ、ね。
(「ぜ〜んぶガラリ!?」おわり)
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2022年10月17日

ガラリに直接

換気のためのダクトは、
必ず外皮を貫通することになる。


だって、排気であれば、室内の空気を屋外へ
給気であれば、屋外の空気を室内へ
送るわけなのだから。



屋根か、壁か、軒天か、ピロティかどこかを貫通せざるをえない。



ん?




地面に接する床を貫通してダクトを地中に通して
それから立ち上げて外気に開放すれば
それは「外皮貫通」と言えるかどうか?



ま、居住空間と外界との境界面という意味で外皮と呼ぶならば
床面もその一つと言えなくもなかろう。



一応、IBECsでも土間床を含むと 説明 されているようだし。



さて、外壁面に、
空気の通り道として設けられた換気ガラリ。



その内側には、空気を搬送するためのダクトが接続される。



たいていは、ガラリチャンバーで一度受けてから
それにダクトを接続するのだけれど、
必ずしもそうでなくてはならないわけでもない。



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ガラリ寸法からテーパーでそのまんま窄めて
ダクトに繋いでしまいますよ、って。



ガラリチャンバーの鉄板面積や加工手間が無駄だと考えるか、
テーパーを作ってつなぐのは寸法合わせや位置合わせが大変だと思うか、
人それぞれの得意不得意や好き嫌いが反映されてくるものかもしれない。



ワタクシの感想を言えば……。



ダクトが上方に曲がるのであれば、
このガラリの上面は真っ直ぐでも良かったんじゃないかな、と。



ま、勝手な感想ですがな。
(「ガラリに直接」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月05日

いちばん簡単な機械換気

どんな換気設備にするか。

ま、いろんな選択肢があるものだ。



その建物ごとの状況によって、
グレードや用途によって、
「ふさわしい換気設備」は異なってくる。



けれども、法律の次に重要な要素は結局
「予算」だったりする。



建物全体の建設費に比べたら
換気設備なんてそれほどの割合ではない。


とは言え、1円でも安く造りたいとなれば
あらゆる項目に聖域を設けずに減額を図るしかなくって
特に「見た目」にあまり影響を与えない部分においては
結構大胆なコストカットが行われるものである。



とある建物にあったのは、
法的に最低限必要な機械換気のみをつけた
そんな設備であった。


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換気扇を、ひたすら並べてあった。


必要換気風量を台数で割って、
トータルの換気量を確保している。



夏は屋内の冷房空気を、
冬は屋内の暖房空気を、
そのまま捨ててしまうだけなので
「省エネ」という観点は全く無いのだけれども
法定風量は満たしている。

そんな「機械換気設備」である。



外壁に ひたすら並ぶ 換気扇


22100502.JPG


川柳じゃないんだけれど。



長年使ってきたらしい汚れが
その健気な働きの足跡を示している。


22100503.JPG



これら換気扇の外側には、
フードが取り付けられている。


ただの開口部じゃ、
雨が入ってきてしまうから。



22100504.JPG


建物の側面や裏面だから、
隣に何か建っているから、
それほど気になることもないだろう、と。



オモテ面が洒落た施設であっても、
こういう部分で涙ぐましい(?)建設費削減の努力が
行われている例は少なくないだろう。


正面のキレイさだけではなくて、
ちょっと側面や裏面を見てみてはいかが。



いろんな人たちの、
いろんな苦労が見えてくるかもしれない。
(「いちばん簡単な機械換気」おわり)
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2022年09月18日

工場らしさ

売店併設の工場があった。


22091801.JPG


かなり広い敷地に、どでんと建っている。

外構とか造園とか、ところどころ作業中だったりする。



店舗内は結構洒落た造りではあるのだけれど、
やはり工場と言ったら、でっかいガラリである。


22091802.JPG


それなりの大きさのガラリが、
あちらこちらに配置されている。


工場だから、
意匠的にガラリを避けて、なんていう配慮は
それほど必要ではあるまい。


工場らしさは、そんなところに見られるのである。
(「工場らしさ」おわり)
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2022年09月06日

できれば取りたいホコリ

う〜ん、気になる。


気になり始めると、更に気になる。


見えちゃうと、目立って目立ってしょうがないのだ。



いや、何の変哲もない、ただの吸込口なのだ。

どこにでもある、既製品の吸込口なのだ。

でも、ね。



22090601.JPG



職業病なんです。

つい、上を見ちゃうんです。

フツーの人は見上げたりしないのに、
ついつい、見ちゃうんです。

ごめんなさいったらごめんなさい。



だけどね、
出来ることならば、
やっぱり掃除したほうがいいと思うんだよね。


接続の丸いダクトの形に
キレイ(?)にホコリがついているじゃん?


これが時々剥がれては、
ダクトの中に供給・蓄積されていくじゃん?


そしたら、ファンの羽根にだって付着固着していくし
負荷がかかって電気は食うし(大したことはないとは言え)
騒音も出てくるかもしれないし、
ファンの寿命だって短くなっちゃうじゃん?



とは言え、こんな事は
誰も気にしやしない。


上を見ることもなければ
ホコリに目を留めることもなければ
掃除することもない。


まあ、そんなものさ。



結構、ノーメンテでがんばっている設備機器は
多いものなんだよ。



ある日突然、限界を超えて動けなくなるまで。



「なにブッ壊れてるんだよぉ。使えねぇヤツ」

そう罵倒されて、お役御免さ。



ん?


どっかのブラック企業の社員かな?
(「できれば取りたいホコリ」おわり)
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2022年08月07日

排気をしたいんだ

集合住宅の1階。


どうやら、飲食店が入っているみたい。



飲食店と言えば、調理場があって
煮炊きする際の排気をする必要があるのだ。



給気は、外部建具のガラリでいいよね。


でも排気は機械換気でやらなくちゃ
吐ききれない。



梁を避けてダクトを這わせつつ、
天吊のラインファンのちからで排気する。


22080701.JPG


ファンとダクトは、天井仕上げに合わせて
白く塗られている。

壁はタイルだけど、
ま、いいよね。



このファンは上部スラブから吊っているんだろうけれど
上階居室に振動やら騒音やら伝わらないようになっているのかどうか。



小料理屋っぽいから
夜遅くまでファンが回ってるかもしれないし、ね。
(「排気をしたいんだ」おわり)
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2022年07月03日

ちょっと下から拝見

あんまりこういうアングルで見上げることは多くないかな。


モノとして外側は見るんだけれど、
中まで見えるような状態では、なかなか。


22070301.JPG


ちょっとアールのついた外壁面に
なんとか取り付いている換気用のフード付きベントキャップ。



下面につく防虫網も、
ダクトが接続される丸い開口部も
バッチリ見える。



今はキレイだけれども
やがてホコリや昆虫や綿毛が徐々に詰まっていくんだろうな。


その時には、誰か掃除してくれるかな。
(「ちょっと下から拝見」おわり)
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2022年06月28日

きょうのフードたち

とにかく、裏に回ってみる。



何かの施設に用事で行くと、
可能であれば横に、裏に、回ってみる。



関係者以外立入禁止とか、何らかの制限が設けられている場合には
もちろん無理に行くことはない。

でもそのような制限がなく、
ふつうに道路だったり通路だったり
動線が確保されていて、
非関係者、利用者が立ち入って差し支えないと判断される場所なら
基本的に、行く。



その判断主体は自分自身なので、
世間一般全員にとって「差し支えない」かどうかは
何ともわかりかねるが
基本的にワタクシはチキンなので
むしろ遠慮がちなほうじゃないかと思ってはいる。



さて、建物の裏手だ。



22062801.JPG



この中にはショップとキッチンとが入っていて
おそらく各所の排気フードから集めてきた排気たちと
給湯器のFFトップとが仲良く並んでいる。



防風板付ベントキャップが1個、
給排気トップにとても近いのだけれど
当然これは排気であるはずだ。


給気にはとても使えない。



防風板は、外壁色に。

フードとトップは、ステンレス色そのまま。

プルボックスと電線管も、着色なし。



意匠、設備、電気の「連携」や、如何に。



それぞれのモノの高さをどこに揃えるか、
なかなか思案しどころなのであるが
外装目地に対して
四角いフードは取り出し下端合わせ、
丸いものは芯合わせ、
プルボックスは、関係ねー、
そんな合わせになっている。



別の箇所に目を転じると、
防風板付ベントキャップと排煙口。


22062802.JPG



こちらは全部外装色で揃えてある。

と言っても、排煙口は質感の違いもあって
「同じ色」とは言い難い。


ベントキャップが大小あるものを
左右対称になるように配置してある。


なかなか芸が細かい。



その気になれば、
外装の縦目地と排煙口芯とを合わせることもできそうに見えるが
たぶんそうできない、やんごとなき理由があったのだろう。

構造材や下地材の都合か何かで。



誰もこんな壁の様子、フードの様子なんて
気にしないのにね。



だからこそ、勝手に観察して勝手にコメントして
勝手に楽しんでいる。


趣味なんて、そんなもんでいいんじゃない?
(「きょうのフードたち」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月19日

分散と集中

経営論などで、いっとき盛んに言われていた

「分散と集中」



理論や方法論はいろいろあって、
地域や時代やその他の要素に応じた
多種多様なパターンがあったりして、
だからこそ経営学など学問分野が成立して
MBAなどの教材になったりして。



でも、しがない自営の設備設計者としては
あんまりそこまで突き詰めるつもりもなくって
実際のところ、多くの経営者が日々努力研鑽しているような
「経営」の意識が乏しかったりする。


『ダメじゃん』


ま、そう言われたら、そうなんですと首肯するしかなく。



とは言え、「せつび」の領域にも
中央式、個別分散式など、似たような議論があるものであって
建物の枠を超えた地域冷暖房の是非など、
関連要素が領域が利益相反が非常にたくさんあって
やっぱり、だからして、それぞれの道の研究者が必要とされ
「メシの種」としても機能しているように思われて。



そんな一端を垣間見る、外壁。


22061901.JPG


「地下駐車場」の上の層には
縦長のガラリが一つのみあって
あとはひたすら壁面であるのだけれども

更にその上の層には各所に窓があって
個別の換気フードがこれでもかと並んでいる。

窓開口部ごとに2つまたは4つ、
給排気セットの換気フードがあるくらいがフツーのところ、
更に各所の個別換気があるのだろう、
大小たくさんのフードが並んでいる。



換気だけでもこうなのだから、
空調や給排水はどうだろ。


外面を見ただけでは全くわからないから
まあ人間みたいなものだと言えなくもない。



「ソトヅラが第一っ!」


そういう存在意義もあるだろうし、


「内臓の健康こそ真の健康っ!」


という主張も頷けるものではあるし、


結局のところ、それぞれの価値観なのである。



それらを裏付けるべく、いろいろな理論展開、測定、検証が
繰り広げられるのだけれど、
ほんまに「科学的に」解明するのは
意外に困難が伴うものだったりする。


分散と集中、

どっちが、好き?
(「分散と集中」おわり)
posted by けろ at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月16日

ダクトスペース要らないもん

「ダクトスペース」って何? それ美味しいの?

と言わんばかりの各階平面図に遭遇することはある。



設備システムをどう考えるかなんて
気にしな〜い。

配管? ダクト? ケーブル?

テキトーに通してよ。



でもそれはそれで、建物として成立すれば
良いのである。



眼下に、そんな建物が見えた。


22061601.JPG



後から、飲食テナントが入ったのだろう。

元々のダクトスペースが足りないから
外壁を這わせたのだ。


22061602.JPG


これでいいのだ。



飲食テナントがたくさん入ったら、
ダクトもたくさん這わせれば、いいのだ。


22061603.JPG


何の問題も、無いのだ。



駐車場に面していて
丸見えではあるのだけれども
誰もこんなモノ、見てやしない。


気づきもしない。


だから、オッケー。



こういう状態も可能であるから、

「ダクトスペースは、延床面積の何%くらい必要か」

という命題は、無意味なのだ。



そもそも、飲食テナントがこんなに入るなんて
想定してなかったもん。



そういうことだって、あるのだ。
(「ダクトスペース要らないもん」おわり)
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2022年06月12日

フードとガラリ、どちらがお好み?

とあるビルの外壁の表情が
少し周囲と違う。


22061201.JPG


各窓の上部が全部、
換気用のガラリになっている。



各室、個別の換気を取る場合には
部屋ごとに給気・排気が必要となるのだが
丸い、あるいは四角い、
フード付きベントキャップや防風板付きベントキャップが
ずらっと並べられることが多い。


けれど、このようなガラリにしておくと
表情がかなり異なった感じになる。


これはこれで、良さそうだ。


何より、換気設備の改修や増設が
比較的やりやすい。



ただしこのガラリ、
風雨・風雪がまともに当たるので
内部のガラリチャンバーに水が入って来やすい。

外側に向けてチャンバー底部の勾配をつけるなどの
対策をしておかないと、室内漏水の原因となる。


よしんばそのような対策をしたとして、
ガラリ下部からの水垂れによる汚れが
外壁沿いに付くことにもなる。
(ベントキャップでも、よくあるけれど)



あとは、好みと、費用との兼ね合いであろうか。



とにかく、ベントキャップにするのが圧倒的に安く済む。

ガラリにすると、建築工事も設備工事もちょっと余計にかかる。

でもいずれにしても、これらは「各室個別換気」という
比較的安価な換気計画によるものである。



都心の洒落た高層ビルでは、こんなふうにはなっていない。
中央式の空調・換気設備が設けられていて
目に見える外壁には換気口らしきものは見当たらない。

しかし、機械室スペースにしてもダクトにしても
安価なビルに比べると桁違いにカネがかかる。

でもその分、外壁の表情は意図したように計画できる。



ワタクシの好みは、
上の写真のガラリタイプかなぁ。


費用は比較的安く済むし、
でもズラリ並ぶ換気フードのクドさはなくて
改修の自由度も高い。


あとは、外壁清掃を
こまめにやっていただこう!
(「フードとガラリ、どちらがお好み?」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月09日

軒天井も使いよう

よくあるマンションの裏手なんだけれども。


2階以上の専有部については
よくある換気フードが点在している、
そういうある意味ありふれた造りではあった。


けれど、1階部分、共用部の換気口が
ちょっと良かったのだ。


22060901.JPG


いや、機能的に良かったとか、グレードが高かったとか
すばらしい技術を駆使しているとか、
そういう意味での「良かった」じゃぁなくって、
単にワタクシの偏屈な好みに適合していただけの話なのだが。



それなりの風量を処理するために
軒天井部分を有効に活用してある。

こういうのが、好きなんだ。


外壁にそのままガラリ開口を設けているよりも
なんか、気に入っているのだ。


風雨を避ける意味でも、
横向きより下向きのほうが良さそうだから
機能的にもベターとは言えるだろう。



建物の用途や立地にもよるとは思うけれども
あのフェイス部分は
何か色をつけても良いんじゃないかな。

赤とか青とかさ。



たま〜に、コンクリ打ちっぱなしの外壁面で
窓枠だけ赤とか黄色に塗ってあるやつがあるでしょ?

あんな感覚で。



でも、設備側から色の提案をするのは
なかなかハードルが高いかな。
(「軒天井も使いよう」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする