2021年08月13日

足寄町役場のチンアナゴ?

足寄(あしょろ)町 役場に行く必要があった。


この役場庁舎は 2006年に建てられたもので
もうかれこれ15年を経ている。


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かなりの寒冷地なのだけれど、
こんなに一面のガラスで、寒くないだろうか?


真冬に行ってみないと、わからないね。



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築15年ということだけれど、そんなに古びた感じはしなかった。


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ピロティが庇の代わりになっている。


2階側面には、横に細長いガラリ。反対側にも写っていた。

この面に市販の換気フードでは、意匠的にイマイチ、という
判断だったのだと思われる。



さて、役場の中に入っていくと、
床からチンアナゴが生えていた。


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正確には、チンアナゴのような丸ダクトが生えていた。



ちょうど集成材の梁に隠れてしまっているけれど、
1階系統のアナゴと2階系統のアナゴの2本が
床面から堂々と生えているのである。



頭部を見てみる。


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空調の吹出口、なんだろうね、たぶん。


画像が暗くて見づらいけれども、
空気の流れが可視化されるように、細いヒモが貼り付けてあった。



2階の建設課のカウンターに、
マンホールの模型が置いてあった。


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ここでマンホールカードをもらうこともできる。


町内には「ポケふた」もあるようだ。


一緒に置いてあるパンフには

「ようこそ! 松山千春のふるさと足寄町へ!!」

と書いてある。



この記事を読んだのを機に、
足寄町に行ってみてはいかがであろうか。


このチンアナゴを見に、とか、

松山千春の家 を見に、とか、

マンホールカード をもらいに、とか、

ポケふた を撮りに、とか、

動物化石博物館 を見に、とか、

ラワンぶき に埋もれに、とか。
(「足寄町役場のチンアナゴ?」おわり)
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2021年08月02日

ガスヒーポンがデンと

店舗の裏側が道路だったり駐車場だったりすると、
機器類がしっかり見られてなかなか良い。



ここにも、ひときわ立派なガスヒーポンの室外機が
鎮座していたのである。


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ヤンマーの 塗装が、結構な自己主張をしている。
標準塗装がこのようになっているようで、
なかなか攻めているじゃぁないか。


そう。


設備機器も、このくらい攻めていったらいいんじゃないかと
思うんだ。


目立たないこと、気づかれないこと、自己主張をしないことばかり
追求しすぎていたんじゃないだろうか。


もちろんそういう役割のものがあっても良いのだけれど、
主張を持った機械だって、存在してもいいんじゃないかな。



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基礎、架台、頭つなぎの金物、冷媒管用のカバーなどが
いい感じで配されている。


本体側面にも赤い塗装がちょこっとあって、
いいなぁ。



反対側の側面も見てみよう。


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うん、こっちも良いね。

ゴミかごと並んでいるのが、ちょっと可哀想かな。



ガスヒートポンプエアコンなのだから、
ガスが供給されているわけで。



外壁の別面も見てみよう。


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都市ガス供給地域のようで、
ここにガスメーターが並んでいる。


1つは暖房用に、1つは厨房用に。



低圧引込の屋外引込盤やら、
冷蔵庫用の室外機やら、
大きなプルボックスやら、
換気フードやら、
いろいろなものが取り付いている。



すぐ隣に建つ建物は
電気のヒートポンプエアコンのようで
ガスっぽさは全く見られない。


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冷媒管カバーは外装色に寄せた白色にしてあるけれど
電線管やプルボックスや室外機架台は亜鉛メッキそのままで
そもそも裏側なのだから
意匠的にどうこう気にするような場所じゃない。


そういうことであろう。



この室外機たちは、目立たないことを目指しているようだけれど
ヤンマーのようなワンポイント塗装がつくようになっても
イイんじゃないだろうか。


冷媒管カバーも、
蛇柄とかヒョウ柄とか迷彩色とか
いろんなものがあったら楽しいのに。


楽しいだけで、採用されないし売れないしで、
作って売る方としては「市場性なし」なんだろうね。
(「ガスヒーポンがデンと」おわり)
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2021年07月28日

檻の中の室外機

君は、大切にされているんだろうか。

だから、守られているんだろうか。

不届き者が、君を連れ去ってしまうことがないように。




それとも君は、虐待されているんだろうか。

だから、囚われているんだろうか。

逃げ出してしまわないように。




あるいは君は、存在が恥だと思われているんだろうか。

だから、隠されているんだろうか。

その醜さが、人目に触れることがないように。



たぶん、そのどれでも無いんだ。



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木質の外装材に、君の装いが少々不釣り合いなものだから

少し引っ込めたところに置いてあげようとして、

外壁と同じ面には似た色の建具をつけてやろうと気を遣われて

金属建具を充てがわれたものだから

却って目立つ羽目になってしまった、

そんなところかもしれない。



例によって例のごとく、

真相は不明である。



不明であるからこそ、好き勝手な想像を膨らませて

妄想にふけることが出来るのだと言えよう。



いちいち説明するのも野暮ってもんだ。



ピクトグラム・パントマイムで

ラケットを落としたのはミスなのか演出なのかって、

少〜し煙に巻いておいたほうが、なんとなく小洒落た感じがするのと同じように。
(「檻の中の室外機」おわり)
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2021年07月26日

吹抜空間まわり

とある建物の、吹抜空間まわり。


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吹抜け部分は竪穴区画なので、
全周に防火シャッターが設置されている。


柱脇に据えてある、縦型の温水パネルヒーターが
結構ギリギリの位置についている。

ただ、シャッター閉鎖には問題無いようだ。



パンフレットラックも、支障のない位置に置かれている。
が、地震時にこれが動いたり倒れたりして
シャッターの下に挟まると、
「防火」シャッターの役目を果たせなくなる気がする。

どんなもんだろう?



シャッターがたくさんついているので、
天井点検口もたくさん必要になるから
ズラッと並んでいるのがわかる。



床面には、仕上材の目地に沿って
床吹出口が並んでいる。


フリーアクセスフロアとなっているようだ。


どこかに、床吹出し用のエアハンが
隠されているに違いない。


吹抜空間に沿って並べることで、
下からのエアカーテンのような効果が
多少なりとも期待できるのではないだろうか。



吹抜け周りの設備計画には
「これ」という定形があるわけじゃないので
工夫のしがいがある。

うまくいけば、とても嬉しいことだろう。
(「吹抜空間まわり」おわり)
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2021年07月20日

廊下にも暖房

廊下って、冬は寒いイメージが無いだろうか。


部屋に籠もって、コタツに潜って、
どてらを羽織って、みかんを食べる。


便所に行こうとすると、寒い廊下をスリッパ履いてパタパタと歩く。


そんな昭和な住宅は、だんだん見かけなくなってきているだろうなぁ。



住宅よりも大きな建物では、どうだろうか。



今どきの建物は、高気密高断熱だから、
非暖房室であったとしても、そんなに寒くはないかもしれない。


それでも、ちょっと古めの建物になると、
やっぱり廊下は寒い場所になっているのだ。


(こんなに暑い日の続く夏の話題にゃ相応しくないかも。
 っていうのは、ご容赦ください)


でも、そんな寒さを緩和させたい建物が無いわけではない。


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ホール部分に、温水パネルヒーターが設けられている。


すっかりその姿を消しつつある、カード式の公衆電話が
昭和感を誘う。

テレホンカードって、今でも売ってるんだろうか?



廊下部分も寒いはずなので、
それを緩和するための放熱器がついていた。


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窓下に配するのがセオリー。



窓幅いっぱいにならないのは
費用の都合か、能力的に出すぎるからか、
梁など構造的制約か、
特に意味は無いか。


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テプラで ローカ(1) と貼ってあって
個別管理がなされていることが窺える。

放熱器も、1台1台特定してリスト化しておくのは
必要だよね。本来は。



コーン形のサーモバルブが、かわいい。

そして、床から生える樹脂管(たぶん)。
太い鋼管でなくて済む流量であれば、
納まりはスッキリする。



廊下にも暖房放熱器が置いてあるのは、
日本列島のどのあたりからなのだろう。



「取材」と称して、列島を徐々に北上していく旅をしたら
楽しかろう。

それで収入につながるわけじゃないから
単なる散財になってしまうな。



いやいや、今どきはそれらを電子出版で写真集として出したりできるし
昔よりも収益化の手段は多々あるはずだ!


なんて妄想をかましていないで、
目の前のお仕事を1つ1つ片付けていくほうが
大切だよね。


でも、少し先を夢見るのも、大事だよね。
(「廊下にも暖房」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月17日

窓下の電気ヒーター

窓下の、巾木の上。


背の低い電気ヒーターが
そおっと取り付けてある。


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家具を後から置くだろうことも考慮して
この位置、この幅にしておいたのだろうか。



たいてい、窓の幅に合わせておけば、
あまり干渉せずに済むだろう。



というか、
主目的は窓ガラス面からのコールドドラフト緩和なのだから
窓下にあるのが当然であり正解であるはずなのだ。



とは言え、これも費用がかかる話。

こんなものも設けることなく、
天井面に吊ったエアコンだけで済ませる例も、
ものすごく多い。


何ごとも、「先立つモノ」が無くては
話にならないのである。
(「窓下の電気ヒーター」おわり)
posted by けろ at 11:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月16日

たくさんのスイッチ痕

もともと、たくさんスイッチ類が取り付けられていたところ、
「集中リモコン」に取り替えることによって
全体の運転制御・管理を行うことにしたのだろうか。


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物販店舗の、お客の目には触れないバックヤードだから
見た目にあんまりカネをかけたくなかったのだろう。


壁ボードを張り替えたり補修したりする費用も節約して
パネルを張って目隠しして済ませた感じ。



改修工事においては、
全体をキレイに仕上げられればなお良いかもしれないけれど
コストや効果を考慮して
節約できるところは徹底的にやる、っていうのも
なかなか清々しくて、良いんじゃなかろうか。
(「たくさんのスイッチ痕」おわり)
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2021年07月14日

木造の屋根は後付けか

建物屋根からの落雪があるような位置に
空調機の室外機が置かれることがある。


そして、落雪によってダメージを受けることがある。


一度そういうことがあると、
なんとか破損を防ごうとして
何らかのガードを設けるものだ。



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ほお、

後から、木造の屋根を造り付けたかのように見える。


なかなかガッチリ作ってあるけれども
木材ゆえ表面が汚れてしまい易いところが
少々残念な点か。



鋼材で作られる屋根もあるけれど
こういう感じのものも、手作り感満載で
良さそう。

屋根上面は、鉄板かな。



冷媒管用のカバーを貫通させなければならない部分の鉄板を折り曲げて
仕上げてある。

元々は、真っ白に塗られていたように見えなくもないけれど
実際はどうだったのだろう。
(「木造の屋根は後付けか」おわり)
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2021年07月10日

屋根でガッチリ、灯油タンク

建物の暖房機や給湯機に灯油を使う場合には
どこかに灯油タンクが置かれているのだけれど、
地下式で無い限りは、見える所にあるはずだ。


そしてそれは大抵、建物の外壁近くに置かれることだろう。



建物の近くは良いのだけれど、
積雪地の場合には、屋根からの雪庇の落下により
タンク本体が破損する危険性を孕んでいるのである。


そうならないように、あの手この手でガードするのだが
かな〜りガッチリした製品も、存在する。


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かなり丈夫そうに、見えません?



この屋根は、水平になっている。

この状態だと、上に雪が積もっていく。
だから、少し斜めになった製品をつけたもののほうが
よく目にすることだろう。


なして、水平のやつにしたんやろか?



給油口には錠が取り付けてあり、
灯油取出管の部分にも鉄板のカバーが取り付けてあって、

「灯油ドロボーは、許さんぜよ」という作りになっている。



基礎部分には、既製のコンクリート製品を活用しているようだ。

少なくとも凍結深度までは埋めてやらないと、
年々傾いてきてしまうだろうから。



脚の1本にだけ、鋼材が取り付けてあるのがわかるだろうか。



あれは一体、何のため?



給油作業の際に、
あそこに足を乗っけて踏ん張って、
体を少し高い位置に引き上げるためなのである。


いちいち置き台を持ってきて給油するのは大変だから。



寒冷地の灯油タンク、
ホント、いろんなバリエーションがあるから
楽しめるのである。
(「屋根でガッチリ、灯油タンク」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月05日

隠された、室外機

建物の一角が凹んでいて、
その窪みに室外機が2台。


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頑丈な鉄格子扉によって
厳重に監禁されている、かのような。



室外機って、見た目あんまり良くないし、
こういう感じのキレイなレンガ調の外装には
そぐわないと感じられるのも、致し方ない。


ではあるんだけれども。


これはこれで、ちょっと可哀想。



あんまり厳重に囲ってしまうと、
本来の「冷媒と大気との熱交換」が阻害されてしまって
期待していた冷暖房能力が発揮できない可能性は高まる。



見た目と、機能。



いつだって相反する価値観なんだと思うのだけれど、
そこのことろをうまく折り合いをつけてこその「設計」なんだと思う。



見た目だけ重視したり、
機能だけ重視したりしていたのでは
全体として調和の取れたモノにはなるまいて。



どっちも良い状態を目指し、
全世界の意匠屋さん、設備屋さんが
日夜励んでおられるはずなのである。



得てして、どちらかが超優秀で、
圧倒的に立場や発言力が強い場合に
ちぐはぐな結果が待っているような気がするのだけれど
どんなもんだろうか?




「どちらかが」なんてことは、無いか。

設備側が「強い」なんて、あり得ないからね。



「設備」を、どこに置くか。どう隠すか。どう魅せるか。


実のところ、業界関係者ではない一般の利用者にとっては
あんまり気になっていない、意識されていない部分だったりするんだろうから、
じつは「自己満足」の域を出ないものなのかもしれない。
(「隠された、室外機」おわり)
posted by けろ at 14:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月01日

灯油焚きのFF暖房機だ

ホールに、縦型のでっかいFF暖房機。


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とても目立つ位置だけれども、
強力に暖房してくれる代物である。



灯油コックを、施設利用者が勝手に触ることがないように
特製のコックボックス付の台に載せた状態で
据え付けられている。



給排気トップは真後にも抜くことができるはずだけれども
敢えて上の方にまで伸ばしてから、屋外に出している。


立派なカバーまでつけて、給排気管やトップ本体を隠してある。


結構な積雪が見込まれるゆえ、
雪に埋まって不完全燃焼になることがないよう
ここまで立ち上げておくのだろう。

ってことは、隣にある窓は雪没する前提?



裏側を撮ってみる。



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縦長の暖房機なので、転倒防止措置として
頂部を金物で壁支持してある。


給排気管用のカバーには
内部に熱が籠もるのを防止するために
通気穴がたくさんあいている。



屋外には、灯油タンクが据えてあった。



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コンクリート管4本を束石代わりに埋めて基礎にしてあるようだ。


もちろん内部にもコンクリートを詰めて、
アンカーボルトを埋め込んである。


床の高さや、暖房機本体の高さなどを考慮して
落差で給油可能になるように、タンク本体の高さを調節してある感じ。



タンク下部には、塩ビ管が伸びている。


給油用には、径8mmの被覆銅管が使われているはずなのだけれども
それを保護する意味で、塩ビ管が使ってある。

どこかにコック開閉用の点検口が作ってあるはずだ。



ひと冬に何件か、
灯油ドロボーの小さな記事が載る。


この手の灯油タンクから出ている被覆銅管なんて
すぐに切断できてしまうから、
灯油を盗んでいく輩が多くはないとは言え存在しているのである。



寒い朝、ストーブにエラー表示が出ていて
何ごとかと思ったら「油切れ」。

そんなはずないのに、先日給油したばかりなのにと思って外に出てみたら
灯油管が切られてタンク内の灯油がすっかり盗まれていた……
なんていうことになると、ショック極まりない。


だから防犯対策は、無いよりはあったほうが良い。



玄関の鍵も、閉めなくったって必ず空き巣が入るわけじゃないけれど
閉めておくに越したことはないように
灯油もね、っていうことだ。



盗んでいく人が悪いんだけれども、
一定数そういう人が存在するのだから
自衛できる部分は、しておいたほうが無難。


ま、そういうことだ。


こういう細工をするにはカネが余計にかかるから、
あとはそれぞれの考え方次第かな。




「暑い季節でも、露出の多い服装で出歩きなさんな」


若い女性に対して、こういう「忠告」をする人がいると

「女性は何も悪くない。自分の好きな、キレイに見える服装で出歩く権利がある。
 悪いのは痴漢など性犯罪をする輩なのだから、女性に対して服装云々を言うなんて
 とんでもない」

そんな批判が、必ず出てくる。



そう。その通り。間違っちゃいないと、ワタクシも思う。


けれども、そういう「悪い輩」は、居ないのが理想なんだろうけど、
やっぱり居るわけ。

日本には「大量に」「そこかしこに」居るわけじゃないから、
露出の多いセクシーな格好をしていたからといって
絶対に性犯罪の被害に遭うということはない。
遭わないことのほうがフツーだろう。

けど、ほんのちょっとだけだろけど、
リスクが上がるんじゃないかな。

だから、それを予防できるものなら、しておくほうが
よりリスクを下げることになるんじゃないかな。



灯油ドロボー対策も、そのくらいの感じじゃないかな。

だいたい、盗まれはしないんだ。
でもごくたまに、盗まれてしまうことも無いわけじゃない。



あとは、自分がそのリスクをどう判断するか、
どう対策する(しない)かを選ぶ、ということに尽きるのだ。


あまりにも過剰な反応もどうかとは思うけれど、
まったくの無防備ってのも、考えものなんじゃないだろうか。



FF暖房機の横に、木で作られた、楽団。

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ほのぼのとした、良い感じである。


世の中、性善説で成り立つんだったら、
どんなに良いことだろう。
(「灯油焚きのFF暖房機だ」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(2) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月20日

冷蔵倉庫入口のエアカーテン

何かを冷やして保管しておく、冷蔵倉庫のお話。


冷蔵なので、中はひんやり。

けれども、倉庫の外は、夏だったりすると結構暑くなっているもの。



冷気が逃げ、暖気が入ってくるのを緩和するために
入口上部にエアカーテンがついていた。


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エアカーテンの幅は、ドアの開口幅とほぼ同じ。


ここから空気を強く吹き下ろすことで、
内外の通気の遮断を試みるものなのである。



そうは言っても、完全に遮断できるわけもないから
ドアの開放時間は短いに越したことはない。


搬出入に必要な短時間だけ開けて
なるべく閉めて置くほうがよかろう。



天井から下がっているヒモは、
ドアの開閉操作をするための引きヒモ。

タンブラスイッチなんかよりも、ヒョイと操作しやすいかららしい。

電動のターレみたいややつに乗ったまま操作できそう。


うっかり引っ掛けると、それは大変そう。



普段こういうものに関わっていない方であれば、
ドアや中低温パッケージを含めて
冷蔵庫システムとして設計施工の提供をしているところ などに
ご相談されたらよかろう。
(「冷蔵倉庫入口のエアカーテン」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月10日

暖めてから給気

飲食店舗の裏側に
ちょっとした燃焼機器が貼り付いている。


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下から空気を吸い込んで、この機器で暖めてから
室内に給気するためのものである。



表面から伸びているのは、排気トップであろう。



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ガス焚きの機器のよう。



銘板には「三菱重工温風暖房機」と書いてある。

カタログ表記は「外気処理温風暖房機」。


加熱能力は 18.6kW、処理風量は 1,600〜3,000m3/h とある。



飲食店の厨房では結構な風量の排気をするのだけれど
その分の外気を取り込む必要もあるわけで、
寒冷地だと冬期のナマ外気がたいそう冷たいわけで。


それを暖めてやろうという機器。



ただし、暖めても暖めてもどんどん排気してしまうわけなのだから
「外気負荷」が相当なものになるのだ。


当然、燃料を食う。費用が、かかる。



折角つけてあるのに、「節約」と称して結局使わない、
なんていう悲しいことがないといいな。


設計者と使用者との意図が、うまく噛み合っている必要がある。


ま、いろんな事情から、背に腹は変えられず止む無く……ということだって
よくあることなんだけどね。
(「暖めてから給気」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月07日

そこにおわすはエアコンか?

天井の高さが変わる部分で
側面に、ノズルがふたつ。


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そしてその向こう、天井の低い部分には、
四角い吸込口がついている。



天井隠蔽形のエアコン室内機が収められているのだろうか?

それとも、ファンコイルユニット?



本体が全く見えやしないし、そもそも本体も似通った形だったりするから
この吹出口・吸込口だけではわかりっこない。



天井点検口が、ちと離れた位置にある上に小さいから、
およそ点検(やフィルター清掃)などは
おこなわれていないんだろうな、と。
(「そこにおわすはエアコンか?」おわり)
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2021年05月23日

BOSSと同列? 室外機

大きな室外機と、中くらいの室外機とが
BOSSと並んで置かれている。


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同列、なのか、
BOSSが室外機たちを従えているのか、
でっかいダイキンの室外機がBOSSの更に上司なのか……。



基礎も綺麗だから、
新任のBOSSが後から派遣されてきたんだな。


古参のスタッフは、ちょっとバツが悪いかな。
(「BOSSと同列? 室外機」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月21日

室外機の集合住宅

冷暖房ともエアコンだけで済ませている建物は多い。



エアコンの数が多くなれば、
それだけ室外機の数も多くなるので
ずらっと並ぶ場所が出てくる。



床置形ならば、屋外のしかるべきスペースだったり、
屋上だったり、バルコニーだったり、
そういうところにズラッと並ぶし

壁掛形だったら、集合住宅よろしく、壁面にこれまたズラッと並ぶことになる。


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EHPと書いてあるから、空気熱源ヒートポンプパッケージということになろう。

GHPと書いてあれば、ガスを燃料としたガスヒートポンプである。



「集合住宅」っぽく、どのように並べるかというのも
なかなか難しいところがあって。


外壁の凹凸に、架台をいろいろ組み合わせて
本体サイズや各機間の離れも考慮しながら
並べていくこととなる。



エアコンメーカーや関連会社が出している架台セットを使うのか、
鋼材で必要な強度が確保できるように作るのか。



上は積雪寒冷地で撮ったものだけれど
防雪フードがついていないところを見ると、
冷房専用のエアコンかもしれない。


暖房にも使うなら、吹雪などの際に雪氷が入り込みにくくなるように
防雪フードを吸込み側・吹出し側それぞれに取り付けるほうが望ましいから。

当然、コストがアップしてしまうけれど。



冷房専用の場合には、
冬季には養生カバーをかけておいたほうが良い。

雪氷が入り込んで、凍結して、機械を壊してしまうから。



また、上のように何段にも積んだ場合、
上段の室外機から垂れた水や雪が下段の機械にかかって
それが氷結してしまい、やはり機械を壊してしまうこともあるから
ほんとうは上下段に積まないほうが望ましい。



設備系って、「望ましい」ことは多いのだけれど
いろんな原因(主にスペースとコストと外観)から
「やむを得ず」望ましくない状況になってしまっていることも
少なくない。



集合住宅は一軒家と比べるとご近所との兼ね合いで
トラブルが生じやすいものだ。
大勢密集していると、どうしても、ね。


室外機の集合も、ちょっと似てるかも。
(「室外機の集合住宅」おわり)
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2021年05月18日

窓下の巾木ヒーター

広いガラス面があると、
寒い冬の時期には結露してしまうことがある。


そんなとき、
窓下の部分にヒーターを配置してやると
結露やコールドドラフトを緩和・軽減することができる。



21051801.JPG


「巾木ヒーター」などと呼ばれるけれど、
ほんとうに巾木としての役割を果たしているわけではなくて。


巾木くらい背の低い(実際にはもっと高さがある)薄いヒーター
くらいの感じで呼ばれる。



たまーに見かけるのだけれど、
どうです?

見たこと、あります?
(「窓下の巾木ヒーター」おわり)
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2021年05月16日

大きな灯油タンク、どこに置くか

寒冷地で灯油を使う場合には
どこかに「灯油タンク」を置くことになる。


大きなものになればなるほど、
その置場をどうするかが課題になる。



建物の意匠との兼ね合いで
あんまり目立つ場所には置きたくない。

可能ならば隠したい。



でもあんまり奥の奥、道路のアプローチから遠ざかった場所だと
給油のときに困る。

せめて、タンクローリーのホースが届く範囲でなければ。



傾いたり倒れたりしたら危ないから、
堅牢に固定できる場所のほうがよい。



貯油量が多い場合には
防油堤を巡らせる必要もある。



目立つ危険物看板も取り付けなければならない。
存在をアピールしなくちゃならないから、
目立たせなくちゃならないから、
目立っちゃって、デザイン上いやだ。

(って言うのは、たいてい意匠屋さんで
 ワタクシなんかは「見せれば?」って感じ)



消火器も置かなくちゃならない。



屋根からの落雪で破損したり埋まったりするような
場所でも困る。



「危険物」なので、
各地の火災予防条例なんかで
建物や隣地からの離隔距離や
隣接する外壁仕上げや開口部の制限が
生じたりする。



カネに糸目をつけないのであれば、
地下埋設にしたり、屋内設置にしたり、
やりようはある。

けど、そんなこと(カネが余ってる)は
まず無い。



などなど、ただポンと置いておけば済む、
という感じにはならないのだ。



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通り道でみかけた、灯油タンク。



結構大きなもの。950Lとか、
ギリギリ指定数量以下のやつ。


指定数量を超えるといろいろ面倒なことになるので
可能ならばそれ以下に収めることが多い。



躯体を防油堤と兼ねていて、
手前の開口部には木製フェンスで目隠しできるように
なっているのかな。


危険物看板は、あんな奥でOKが出たのかな。



表面がぼちぼち錆びてきているな。



……とにかく、
いつだって悩ましい、
灯油タンクの置き場所。



寒冷地に行ったら、
見てみて欲しいのだ。


いろいろあって、面白いから。
(「大きな灯油タンク、どこに置くか」おわり)
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2021年05月14日

えりも町郷土資料館

どこの地に行っても、
事情が許すならば、その地の「郷土資料館」的な施設には
足を運ぶようにしている。


なぜって?


その地の歴史に触れることによって
そこで育まれたさまざまな事象をより深く知り
現在を見据え、未来に思いを馳せるため……なんて高尚な目的は
もちろん「無い」。



単に、面白いから・楽しいからに決まってる。


そういう趣味なのだ。それに尽きる。



さて、えりも町に行ったのだから
そこでも同様なのであって。


21051401.JPG


木造の古めかしい建物であることも多いのだが
ここでは鉄筋コンクリートの比較的新しい(古い木造に比べれば、でしかないが)
建物が、資料館であった。



入口脇に、何の説明も飾りも意味もなく、
鹿の頭部が引っ掛けてあった。


21051402.JPG


FF式温風暖房機の給排気トップをガードする金物が
鹿角の据付金物として利用(?)されていた。


まぁ、燃えるもんじゃないから危険ではないのかも知れんけど。



また、横の方の引っ込んだところには、
灯油タンクやら、地上ころがしの灯油配管やら、
特製らしき換気用フードやら、
そんなものたちもひっそりと存在しているのだけれど
おそらく普段誰にも見られることはないだろう。


21051403.JPG


施設の愛称を「ほろいずみ」としているようである。


21051404.JPG


幌泉郡えりも町 だから、その郡名を冠しているようだ。


もっとも、北海道の町村において、「郡」にあまり意味はない。
一郡一町 も多い。


他の都府県では平成の大合併によってそうなった地も多いということだが
北海道では元々そうであった地が多いはずだ。



この建物は、常設展示室と、水産の館展示室とで構成されている。



入口左手の常設展示室には、町の地質や歴史に関するものが置かれているのだが
緑化に関する展示が興味深かった。


21051405.JPG


現在も継続して行われている植林活動によって
砂漠化していた地に緑が戻り、土砂の流出が抑えられ
豊かな海産物の育成へと繋がってきているという。



戦後すぐの頃は、「えりも砂漠」と呼んでも差し支えない
茫漠とした荒野であったというのだ。


21051406.JPG


一度なくなってしまった植生は、
常に吹き荒ぶ強風のため自然には回復することなく、
人の手によって長い時間をかけて再生されてきたのだ。



雑多な生活用品類が、見ていて飽きない。


どこに行っても同じようなものが、でも若干異なっているものが、
所によっては整理され、
大部分はただ脈絡もなく並べられていることが多いのだけれど、
そこがまた楽しいところでもある。


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昔で言う古道具屋、今ならジャンクショップに足を踏み入れたような
えも言われぬ高揚感を持たざるを得ない。



西北海道と東北海道とがぶつかって、真ん中が盛り上がって、
現在の地形を構成している、らしい。


21051408.JPG

両側からの圧力によって褶曲し、
地層は水平ではなく縦方向に積層している。



建物入口右手は水産の館展示室であって、
水産関係のものが多く置かれている。


21051409.JPG


ごちゃごちゃ感満載だけれど、
それがまたイイのである。


コンブを縦に伸ばして展示してある部分は
結構な高さがあるのだけれど、
写真ではうまく表現できていない。


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襟裳岬から南東へ、日本海溝に向けて日高山脈の延長が見て取れる。


21051411.JPG


その先、海溝の東側には、
いままさに引きずり込まれて沈まんとしている襟裳海山があるという。



昔の居間は、
やっぱり寒そうだ。


21051412.JPG


風の強い地で、断熱もない板張りの家の中、
このストーブだけで凌がなくてはならなかった人たちについては
現代からは想像もつかない。


当時の人たちにとっては、それが当たり前だから
特殊とは思わなかったのであろうけど、
現代人は、まあ、生きていけないレベルじゃないかな。



ボイラー室や、壁面ガラリがあるけれど、中は見られない。
見られないのが普通だし、
一般に見せるようなところじゃないんだけれど、
どうせなら見られたらいいのに。


21051413.JPG


公共の子供向け施設なんかだと、
敢えて機械室内を見せる造りにしてあるところもあるようだけれど。



展示台として流用されている、ファンコンベクター。


21051414.JPG


露出型でも良かったんじゃ?



天井埋込形も設置してあって、
とにかく暖房は強力にしたかったなじゃないかと。


21051415.JPG


ただ、天井点検口が見当たらない。
てことは、ここの天井裏のファンコンは
ノーメンテ、手つかずということになる。


大丈夫? なわけないよね。

フィルターなんざ、ホコリコーティングされて
ほぼ詰まってるんじゃない?



これだけ見られて、入場無料。


「ご自由にお持ち下さい」なんてプレゼントも置いてあって
とってもオトクな、資料館なのです。
(「えりも町郷土資料館」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月05日

地下オイルタンクの脇に

ボイラーなどの熱源の燃料として、
灯油や重油などの油を使用することがある。

その場合、油をどこかに溜めておくものだ。



たとえば、地下オイルタンク。



タンクは地下に埋められているのだから
どこか地上部に、給油口が必要だ。


そのくらいの油が入っているのか、
いちいちマンホールを開けて確かめるわけにもいかないから
(面倒でなければ、そうしても良いかもしれないが)
油面指示計も設置されることが多い。


一定の油量になったらブザーが鳴るだけ、
という簡易なものもあるけれど。



それから、危険物の貯蔵所になるから
危険物看板が3枚セットで掲示される。



それぞれ、どこに設けようかと思案のしどころなのだが、
まとめて置かれることもある。


21050501.JPG


おお、全部まとめて設置するための架台が
設けられているじゃないか。


コンクリート基礎まで、用意されていて。



建物の外壁なんかに設けられない場合には
こういうのも一つの方法だな。



看板がサビサビだけど、
一応内容は読めるし。



文字が剥がれていたり、消えていたり、
錆びすぎて朽ちていたり、
保存状態の良くない看板も多いけれど
ここでは(錆びはともかく)掲示の機能は果たしていた。



タンクを見つけて、看板を探すか。


看板を見つけて、タンクを探すか。


ともかくも、セットでつくものなので
探してみて欲しい。



見つけたからと言って、
報奨や景品は出ないけどね。
(「地下オイルタンクの脇に」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする