2022年10月04日

小学校にもエアコンを

学校にエアコンをつけてと署名活動をした咎で
処分を受けた教員に関する報道があった。


ま、詳細とか背景とか真相はわからないので
それに対するコメントはしないけれど、
とにかく毎年激しい暑熱に見舞われる我が国においては
もうエアコンは必須になってきているのではなかろうか。



小学校にも、据えてあった。


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床置きで。



天吊にすると、天井解体やらサッシの加工やら
付随する工事が増えてしまうから
多少床面積を消費してでも床置きにするのが安上がりだったのかもしれない。



よく見ると、機器本体上部は
転倒防止をはかるべくアングルで支持されている。



棚などがある場所は、
それを避けて設置することにしたのだろう。


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カーテンの支障も避けなければならないから
納まりには苦労があったかもしれない。



室内機が床置きならば、
室外機の取り合いもシンプルだ。


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外壁をはさんで、
室内機のすぐ外側に室外機を置けば
配管も短いし、建築的なもらい工事も無くて済む。

外壁腰壁の穴あけくらいだ。



室外機にも、転倒防止用の金物が巻いてある。


なかなか、用意周到。



ところでこの学校、
エアコンをつけるのはいいのだけれど、
断熱は如何に?


ま、まさか、無断熱のコンクリート蓄熱体の校舎に
ただエアコンをつけて済ませたんじゃないよねぇ?


もちろん無いよりはずっとマシだろうけれど
焼け石に水ならぬ
焼けコンクリートにエアコン、となっていないことを
願うものである。



さて、実態は?
(「小学校にもエアコンを」おわり)
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2022年09月24日

並べる室外機

商業施設の上部にある、自走式駐車場。


その一角に、室外機設置スペースが設けられていた。



すぐ脇の駐車スペースが空いていた。ラッキー!

これなら、あまり不審者っぽくなく、観察できるね。



サンヨーのガスヒーポンだ。


22092401.JPG


パナソニックに吸収されちゃったから、
もう三洋ブランドの新設機器は見られないのだ。

ある意味、貴重な遺産に遭遇したわけでもある。



上部にフードがついているのは、
防雪のための役割ではなくて
上部ファンから排出される排熱を、
なるべく外気側の開口部に向けてやろうという意図であろう。



ガスエンジン搭載なのだ。それなりに振動があるのだ。

ということで、防振架台に乗っかっている。



せっかくだから、裏側にも行ってみよう。

店舗入口に行く途中、ついでに観察するだけで済むのだ。

ぜんぜん、不審じゃない。

なんて自然なんだろう!



22092402.JPG


冷媒管は、スリムダクトの中を通してあるようだ。

ガス管はどうだったかな。
しゃがみ込んで下の方までは観察しなかったな。

だって、怪しく見えるじゃない?



でもちょっと気になるね。

まさか、スリムダクト内には入れてないよね。
たぶん、下部に沿わせてあるんだよね。

いや別に、入れたって構わないんだけどさ。
大変だな、って。

ガス管は、コックと強化ガスホースとで連結されている。



そうそう。


ガスヒーポンからは、ドレンが出てくる。

それを受けるドレン管も、ちゃんと設けられている。


下部に垂れ流しじゃないんだ。



よく見ると、奥のほうでドレン管内に凍結防止ヒーターが突っ込んである。

冬場、ドレン管内がガチガチに凍結してしまったら困るからね。




さてこのスリムダクト、
どこかから屋内に導入されているわけで。



「店舗入口」と書かれた屋内部分に、
少し立ち上げられた上で接続されていた。


22092403.JPG


写真に収めたはずが、見切れちゃってるよ。
一応、雰囲気は辛うじて残されているはず。



なんで見切れちゃったかと言えば、
その奥のダクトが気になったのである。



防火ダンパーを介して、
プレートで塞がれた角ダクトが2本、
外壁から生えているのだ。


閉塞プレートの表面には「将来用ダクト」と記されている。



なるほど。


将来、下階に換気を要するテナントが入った際にも
対応可能な造りになっているのだ。



どのくらいのサイズにするか、
何本確保するか、
答えなんて無いんだけれど、

2本、このくらいのサイズを想定しておけばいいじゃん?

そういうことなんだろう。



ま、貫通経路だけ設けておけば、
多少通過風速が大きくなっても
機外静圧を確保しさえすれば
とりあえず機能するし、ね。



騒音も、それほど問題になる施設じゃないよね。



駐車場内は、頻繁に車両が通行しているし、
店舗内にも常にバックミュージックや宣伝が結構な音量で流れているから。
(「並べる室外機」おわり)
posted by けろ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月23日

どのくらい効くのかな

2層吹き抜けのエントランス上部を見た。


デッキスラブの下面が丸出しになっているので
いろいろ見えて良いのである。


22092301.JPG


スプリンクラや照明器具とともに、
エアカーテンが吊られている!?



店舗エントランスだから、
結構な高さである。


10mくらいはありそう。



入り口の自動ドアの幅はそれなりにあるし、
さて、どのくらい効き目があるものだろうか?



冬に来てみないと、
わからないな。
(「どのくらい効くのかな」おわり)
posted by けろ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月16日

健気な室外機

暑い暑い夏も、徐々に和らいで……来たり来なかったり。



エアコンは、今年も大活躍である。

そしてその要は、室外機なのである。


室外機たちが、狭いところにひっそりと佇み、
人知れずその役割を果たしている。



場合によっては、だいぶ効率が落ちてきているかもしれない。



冷房能力よりも、騒音発生能力のほうが大きくなっていたり
するかもしれない(さすがに、それは無いか)。


22091601.JPG


働いていて当たり前だから、
普段は大して感謝もされない。


むしろ、ちょっと不調だったりすると

「なんで働けないんだよ。ちゃんと動けよ」

叱咤されてしまったりする。



働いてはいるんだけれども
目に見えると、視界に入ると、
邪魔者扱いされることも無いではない。



追いやられて追いやられて、
危険な危なっかしいところに置かれることも多い。


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健気だなぁって、思いません?



自らに重ねてしまう、
世のオジサンたち、オバサンたち、
オニイサンたち、オネエサンたち、
居るんじゃないかな?



ね。
(「健気な室外機」おわり)
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2022年09月08日

室外機、吊るか置くか

どっちが良い、という絶対的な解があるわけじゃない。


どう考えるか、という思想の問題なのであろう。


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左のマンションでは室外機をベランダに置いている。

ベランダの面積が食われるし、
水勾配次第では安定した置き方に配慮が必要だし、
壁貫通部から伸びる冷媒管が目立つし、
手すりと目隠し板のせいで空気流通が悪くなり
熱効率は落ちそうではある。


けど、メンテ(どうせ殆どしないんだけど)しやすいし
交換も容易だ。
室外機に直射日光が当たらなければ
冷房時は有利であろう。



一方、右のマンションではベランダ上部に
室外機が吊られている。

あまり広くないベランダだから、
吊ることによって面積を有効活用できる。

でも、この通り外から見て丸見えで目立つし、
架台の留め方が甘かったり古くなって錆びたりすると
落下しないかと不安にもなるし
メンテ(どうせ殆どしないんだけど)しづいらいし
交換も大変だ。


けど、開けた空間に設置されているだけに
外気との熱交換が比較的スムーズなのではないだろうか。

そうすると、同じ電力を消費する場合の冷暖房効率が高くて
節電・省エネになりやすいのではないか。
日射が当たらないのであれば。



たいてい、建築設備にはそれぞれメリット・デメリットがあって
どっちが絶対に完全に有利だ、なんていうことは少ない。


機能、効率、意匠、メンテ、更新、騒音、省エネ、省資源、
イニシャルコスト、ランニングコスト、などなど
トレードオフの関係にある事項も多々あるのだ。


それぞれの事項について、
何を優先するか、何に重きを置くか、
価値観は人によって時代によって地域によって異なる。


自分は、どう考えるか。

何に価値を置くか。



施主の意図、設計者の意図、施工者の意図、
それぞれがうまく噛み合うと
いいんじゃないかな。


そこに齟齬が在ることも
多いのだけれど。
(「室外機、吊るか置くか」おわり)
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2022年08月26日

パネルに合わせて

上を、見上げる。


でっかいビルやなぁ〜。



2層吹き抜けの軒天井部分に、大きな制気口が2枚。


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吹出しなのか吸込みなのかわからないけれど、
軒天仕上げのパネルの大きさに合わせてある。


こうしておけば、目立たな……いわけなくて
かなり目立つ。


縁を軒天と同じ色にしたって、
その奥があるから、どうしても暗く見えてしまう。
それは仕方がないことだ。



まあ、目立つと言えば目立つのだけれど、
それはわざわざ見るからであって、
一般の利用者はこんな上のほうをわざわざ見上げはしない。


だから、こんなに目立つはずのものでも
視界に入らない。

じゅうぶんに、ステルス性能を発揮している、
と言えなくもないのだ。


となると、パネルに合わせる必要、あった?



そりゃ、あるだろう。


パネルに変な加工をしなくて済むじゃない。
これ、結構大きなことだよね。
(「パネルに合わせて」おわり)
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2022年08月21日

大胆な貫通

倉庫、だよね。


隣が空調機械室で、
反対側の隣が一般居室なのかな。


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なかなか、大胆なダクトの貫通である。



ちょうどいいや、モノを吊るすのに使っちゃえ


というわけでもなかろうが、
空間の有効利用という観点だろうか、
吊り物がいくつか。



このサイズの、しかもアングル工法のダクトだから、
ある程度は耐えられるかな。


もちろん、たかだか1mmに満たない厚みの鉄板ダクトだ。
自ずと限度があろうっていうものだ。


あんまりエスカレートしないことを、望みたいものだなぁ。
(「大胆な貫通」おわり)
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2022年08月17日

冷蔵庫跡?

なんか、木造の倉庫跡っぽいものが、あったよ。


扉も開けっ放しで、
使っているのか、もう使っていないのか、わからない。



木材と断熱材とで出来た、
良く言えば機能本位の倉庫だ。


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おお、中にあるのは、低温用エアコンやね。



この類の製品は、見た目より機能なので
至ってシンプルな外観である。


冷やすから、ドレン管の接続も必須だ。

接続部は、ゴム管がデフォルト。



床が濡れているのは、普段使っているから?
それとも風雨の吹き込みによるもの?



室内機の壁の向こう側の半屋外部分には
室外機が据えてあった。


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三相電源仕様だろうから、
それ用の盤も並べられている。



跡 なのか、現在も稼働中なのか、
ちょこっと見ただけでは判別できなかった。


適度に朽ちていて、適度に掃除されている感じで。
(「冷蔵庫跡?」おわり)
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2022年08月13日

立派な煙突だ

あんまり新しそうにない建物の脇に、
エネルギー棟でも増築したのかしらん。


22081301.JPG


いやあ、立派な鋼管煙突である。


この建屋の中におわしますは、
どこぞの高貴な(巨大な)お方(ボイラー?)であろうか。


お目にかかってみたい、
いやせめて遠方からご尊顔を拝したいと願うも
果たしてそんな機会が訪れるものかどうか。


ま、せいぜい想像して楽しんでおくことにしよう。
(「立派な煙突だ」おわり)
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2022年08月09日

あそこにも室外機

青い会社の飛行機や、
赤い会社の飛行機が、
並ぶ空港。


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空港ターミナルから伸びる、
たくさんのボーディングブリッジが見える。



大型機にも対応できる、
2ヶ所の搭乗口に接続可能なタイプだ。


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ん……?



固定ブリッジと伸縮橋とをつなぐ塔の屋上に
並んでいるものがある。



22080903.JPG



室外機、だ。

いっちょ前に(?)、ハト小屋まで完備している。



夏は、暑いからね。


ちょっとした屋内であるブリッジ通路内は
それほど長く滞在するわけではないとは言え、
閉鎖された空間だから暑いことこの上ない。


日射の当たり具合によっては、
かなりの高温になるだろうしね。


だから、現代では必須なのだ。



エアコンの無かった時代も
それほど昔のことではないのだけれど。

近現代史的尺度から言えば。
(「あそこにも室外機」おわり)
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2022年08月05日

冷媒配管は内外を貫通する

元々エアコンが無かった部屋に、後から設置しようとすると、
室内機(当然、室内に設置する)と
室外機(これまた当然、室外に設置する)との間に
冷媒配管や電源ケーブルや制御ケーブルを接続しなければならない。



元々、そういうモノを想定した内外貫通場所があればよいのだけれど
普通はそういうことはないのであるからして
内外の通過場所に苦慮することになる。



外壁に穴をあける、というのが一般的な方法。


ただし、構造躯体に穴があくわけであるから
柱や梁や耐震壁部分に後から設けることはできない。

新築であれば、初めから補強筋を入れるなどして、
構造強度が保たれるように施工するわけであるが
改修工事で後から穴をあけるのであれば
そうもいかない。
やってできないことはないだろうが、手間とカネとが結構かかる。



さて、この建物では
外壁貫通という手段を選択しなかった。


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窓のガラスをくり抜いて、
そこを貫通することにしたようである。



窓を潰してパネルにしてしまう方法もあるだろうが
この加工手間を惜しんだのかどうか。


22080502.JPG


強い地震が起こった際に、
この貫通部の配管の動きによって
ガラスが破損する、なんていうことは
あまりなさそうかな。

程度にもよるか。



躯体と地面との間に亀裂があるところを見ると
それなりに変位が生じるようではあるのだけれど。
(「冷媒配管は内外を貫通する」おわり)
posted by けろ at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月10日

壁面についているだと?

見慣れたものが見慣れない付き方をしていると
インパクトがあるものだ。



天井隠蔽形のファンコイルユニットもしくはファンコンベクターには
機器付属の吹出口、フィルター付き吸込口があって
風除室手前とかペリメーター部分とか
天井面でよく見かけるのである。



しかし。


22071001.JPG



こういう感じの空間で
こういう感じで壁面についているのは
今まで見た記憶がない。



そっかぁ。


これもアリかぁ。



業界に長く居ると
無意識的な固定観念が染み付いてしまっていて

「○○は、こう在るもの」

そう思いこんでしまっているのだなぁ。



「○○は、こう在ることだって出来る」


柔軟な発想力は、
いつの時代、どの場面であっても
必要なんだなぁと改めて思ったことである。



じゃ、自分が採用したいかと言えば
どうだろう。



そうだねぇ。



グリルの枠は白でいいけれど
グリル部分は黒くしてみたいかな。


フィルターも、黒いやつがあるといいなぁ。


銀色の部分も、黒く塗りたいなぁ。


給排気で同じ大きさに仕上げたいなぁ。



いろいろ感想は出てくるけれど、
一つ一つの制気口についてそこまで詳細な検討をする
時間と費用と労力とを割けるかというと
なかなか、ね。
(「壁面についているだと?」おわり)
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2022年06月27日

囚われのFF暖房機

囚人が、目についた。



囚「人」ではないか。囚機と呼ぶべきか。



とにかく、そんな機器。



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キミは、何の罪を犯したのだい?



いやべつに、ただ空間を暖めているだけだよ。

そもそも、ここに来てしばらくしたら
廻りを檻で囲まれてしまったのだから。

まだ働き出す前に、ね。



で、そのまんま、収監されたままだと?



そうだね。
燃料は被覆銅管を伝って供給されるし
電源ケーブルも来ているからね。
あんまり不自由はないね。



でもさ、体調崩したときなんか、どうするのよ。



どうするんだろう。捨て置かれる?

でも、ボクが働かなくなると来た人が困るから
何かきっと方法があるんだろうさ。



じつはこの檻、
ただ置いてあるだけで、簡単に外れたりする?



さあね。向こうの彼女に訊いてみてよ。



22062702.JPG



えっ? ワタシも知らないけど。
健康が取り柄なんで、
調子悪くなったことないし。



フィルターとか、掃除して貰えてる?



さあ。どうでしょね。
寝てる間にされてるのかも。
(「囚われのFF暖房機」おわり)
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2022年06月14日

ファンルーム全体がチャンバーなのだ

ファンにはダクトがつながっている、ことが多い。


でも、何事もそうであるように
例外もあるのだ。



22061401.JPG


このファン、吹出側はチャンバーで受けて
キャンバス継手を介して
そこから丸ダクト2本に分岐させて
どこかしらに空気を送っている。


だがしかし。

吸込側にはダクトが接続されていない。



両吸込形の遠心送風機である。

シロッコファンの羽根が見えている通り、
そのまま露出になっている。



このファンが設置されているファンルーム全体が
大きなチャンバーとして機能するようになっている。


まあエアハンとかも、
一種でっかいチャンバーと言えなくもない。


こういう「納まり」も、アリなのだ。



ただし、室内の正圧や負圧の程度が大きいと
ドアの開閉に支障を来すから気をつけたほうがいいかも。
(「ファンルーム全体がチャンバーなのだ」おわり)
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2022年06月08日

黒塗りの天井内なら気づかれまい

ちょっと小洒落た和風の飲食店に行く機会があって。

半個室なものだから、いろいろと見回しちゃったのだ。

周囲のお客さんには、ご迷惑をかけることが無いから
遠慮なく眺めることができるのだ。



もちろん、天井面はマストだ。


22060801.JPG


細い竹材をなんとなく流してあるやつが
天井仕上げと言えば仕上げなんだろう。


照度低めの飲食店内であるからして、
仕上げ材など、もともと気にもならない。


フラッシュを焚いても、竹ばかりが照らされて
奥まではあまり届かない。



それでも密やかに存在している、ダクトやら制気口やらケーブルやらが
見えてくるのである。



22060802.JPG


フェイスやルーバー、保温外装はすべて黒塗りになっていて
ほらそこにあるよと敢えて注意喚起をされない限りは
まず気付かれることもなかろう。



こうやって、気づかれにくいように、目立たないように、
意識して、工夫して、出来上がっているものを
敢えて暴き、白日の下に晒し、ネットで全世界に喧伝してしまうのは
人倫に悖ることであろうか?


否、と思いたいものだが、
世間は許容してくれるかどうか!?



「ふぅ〜ん」


「あっそぅ」



たぶん、それくらいの反応だけなんだと思うんだ。

だから、構わないんじゃないかな。
(「黒塗りの天井内なら気づかれまい」おわり)
posted by けろ at 15:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月03日

油焚きはなお

ゼロカーボンを目指すんだそうだ。


理念は、わかるつもりだ。

それが望ましくもあるのだろう。

将来的に目指す方向性としては
間違いじゃないのかもしれない。

で、どう進めるかということなのだ。



油を燃料とする設備は、まだまだ多い。

こんな世界情勢の中で高騰しているとは言え、
石炭から石油へ変遷したような劇的変化を生み出すほどのものとは
言えないだろう。



油の存在は、あちこちに見られるのだ。


22060301.JPG


タンクが2基、埋まっているか。
注油口も油面指示計も2セットある。

危険物看板は1セットなのだが、これで良いのか?



地下タンク上部のコンクリートスラブと、鋳鉄製マンホール。


22060302.JPG


向こうに屹立するは、おそらくこのA重油を焚くボイラ用の煙突。



これをやめようと思うと、
施設全体の設備システムに手を付けざるを得ないけれども
その資金たるや結構な額になろう。


「それだけ掛けても、やれ」

と言えるだけの「何か」が無い限り
なかなか進みにくいものでもあるのだ。
(「油焚きはなお」おわり)
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2022年05月28日

灯油高置タンク?

灯油用のタンク、一般にホームタンクなどと呼ばれる
灯油を貯めておくタンクは、たいてい屋外に置かれている。


そして、屋外の地上に置かれている。


けれども例外もあって、
庇の上に置かれているものを見掛けた。


22052801.JPG


そもそも1階床が高い位置にあるから
それに合わせてタンクも高くしたのであろうか。



どうせ2階にも給油しているから
オイルサーバーを置かざるをえないから、
タンクを高い位置にする必要性に乏しい気もするが
「1階」部分はオイルサーバーが不要となるから
1台節約できると思えばこれも「有り」か?



受油槽があって揚油ポンプを置いているわけではないから
「高置タンク」というわけじゃないけれど
ちょっと新鮮な感じがした。



津波や洪水のリスクがある地であれば
それを避ける意味も出てくるかもしれないけれど
低い位置に他のいろんなモノがついているから
そういうわけでもないだろうね。
(「灯油高置タンク?」おわり)
posted by けろ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月25日

宇宙船のようなダクト

大空間の脇に鎮座するダクトって
カッコいいよね!



何か、宇宙ぽくない?



22052501.JPG



ほら、あの大口径の丸ダクトが
宇宙ステーションのモジュールっぽく見えないかな?


ノズル部分に、地球からの往還機がドッキングするのだ。



22052502.JPG


もっとも、このままだとエアロックが無いから
空気ダダ漏れで全滅しちゃうけどね。



これ用の支持金物は
オーダーメードなんだろうなぁ。
(「宇宙船のようなダクト」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月12日

ダクトは露出で構わない

「ダクトなんて、露出で構わないのさ」


そういう意見には、賛否両論あることだろう。



「そんな、みっともない」

「そんなモノは隠してナンボじゃい」

「でも、わざわざ隠すのもコストがかかるし」

「たいしたコスト増じゃないだろ。隠すべきだ」




ただ、隠すとなると状況的に困難を伴う場合も
無いわけではない。


たとえば。



22051201.JPG



トップライトのある部分だと
隠すとなると壁面になってしまうが
吹き抜けの構造上課題も多いことだろう。


それに、かなり高い位置になるので
利用者の視界にはそれほど入ってこない。


こんな場合、露出でも構わないんじゃないだろうか。

そういう意見も、許容されたんだろう。



22051202.JPG


ある意味、わかりやすい。

妻側に空調機械室を設けて、
エアハンか何かを入れてあるのだ。


ダクトを露出で伸ばして、空間に給気して
還気は機械室壁面から取っているようだ。


ガラス面のメンテや清掃のために
キャットウォークが設けてあるから
それをちょっと伸ばして、
機械室入口にアクセスできるようにしてある。


反対の妻側にも同様に設けてあって
なかなかスッキリした造りになっていた。



全部が全部露出にすべき、なんて主張するつもりはないけれど
「露出」という選択肢があっても良いのじゃないかな、
という提案は出来るんじゃないだろうか。



もっとも、この太さのダクトを保温付で露出にすると
仕上げは大変である。

職人さんの仕事の良し悪しが
如実に見えてしまうのだから。


でも腕に自信がある人にとっては
その観せ所があるのは、良いことじゃないかな。
(「ダクトは露出で構わない」おわり)
posted by けろ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月06日

並びに並んだ室外機

店舗や工場に行った際に、
可能であれば極力側面や裏面を見る。


だって、そこにこそ、いろいろ置いてあるんだもん。



とある、工場併設の店舗。

裏には行けなかったけれども
側面はフツーに見ることができた。


22050601.JPG


室外機が見事に並んでいる。

店舗用エアコンの類だろうか。
ビルマルなんかじゃなくって。


架台は連結して既製品のコンクリート基礎に乗せ、
外壁から支持を取っている。

重心は結構高そうだけれども
地震動に対して、アンカー引き抜き強度は大丈夫なのだろうか。

大丈夫であることを計算上確認しての設置なのか
「だいたいこんなもん」というテキトーな設置なのか、
見ただけではわからない。

前者と思いたいけれど。



排気ファンにはすべて防雪フードが設けられているところを見ると
吹雪はそれなりに意識されているようだ。

架台で持ち上げているところから、
ある程度の積雪があることも想像できる。



一番右にあるルームエアコンの室外機だけ
ずいぶんと頑丈に囲われているのも
何らかの理由があってのことなのだろう。


人の動線が近いからなのかもしれない。



普段は誰も見てくれないのだろうけれども、
たまにはこうやって観察するニンゲンが居ても
いいよね?
(「並びに並んだ室外機」おわり)
posted by けろ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする