2022年11月30日

外装が賑やかだと

コストをかけずに冷暖房するなら、
現代ならエアコン一択であろう。



部屋に室内機を取り付けて、
なるべく近くの外壁面に室外機を置く。

それぞれの間を、
最短ルートの配管配線で繋ぐ。



それが一番単純で、簡単で、
安く済むことであろう。



ただ、建物の外装がちょっと凝っている場合には
少し様相が変わってくる。


場所によって色合いや質感が違ったり、
凹凸があったりすると
配管用のカバーの色にも気を使うかもしれないし、
配管が真っ直ぐ通せなくなったりもする。


こんなふうに。


22113001.JPG


直管のスリムダクトだけじゃかわせない凹凸だから
フレキ管を使ったり、色合いの違うものを組み合わせたり、
いろいろと細工が必要になってくる。



上から落ちてくる雪に対しては
屋根で対処しようとしている。

密度や総重量次第では耐えきれなかろうけれども
それでも無いよりはずっとマシなはずだ。



手前の室外機は、コロナのエコキュートだね。



Civid-19のせいで、あんまりステキな名前とは
捉えられなくなってしまった 株式会社コロナ だけれども
慌てて社名を変えたりはせずに、
地道に頑張っていらっしゃる。


「コロナ」って、良い意味なんですからね。
電子顕微鏡で観察される形状が王冠(corona)に似てるからって
名付けられただけのウイルス。


エアコンや給湯器なんかで長年日本を支えている株式会社コロナには
これからも頑張っていただきたいのだ。



感染症のほうは、もう、ほどほどにしておいてね。


毎日、多数ではないけれども犠牲者を出しているのは確かで
侮って良いわけではないんだけれども
なんとかソフトランディングしてくれないものかな。

他の比較的軽症で済むかぜ症候群の一つに、
落ち着いてくれないものかな。


「風邪は万病のもと」だから
「ただの風邪」だって、油断していいわけじゃないんだけど。



とにかく、賑やかな外装があると
設備もちょっとずつ賑やかになってきてしまう。


それを避けようとするなら、
それなりの設計・施工をしなくてはならないのである。

「勝手に」スッキリ納まるわけじゃあ、ないのである。
(「外装が賑やかだと」おわり)
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2022年11月26日

シンプルがベストかどうか

壁面に見つけた、温度調節器。



22112601.JPG



山武ハネウエルと書かれている。
今のアズビルである。



昔むかしのでっかい目立つ温度調節器ではなく、
少々昔の小型化されたものである。



デザインもシンプルで
必要最小限の表示で……という主旨だったはず。



だけれども、テプラで思いっきり
「さわるな」という強烈な禁止の文言と
用途とが表示されるに至っている。



建築設備に関しては、
家電製品などと比べてずいぶんとゆっくりであるけれど
少しずつプロダクトデザインが意識されはじめ、
家庭にも据えられる衛生器具から始まって
いろいろな機器類に波及し始めているものと
認識している。



それに伴い、
小洒落た、スッキリした、洗練された
なかなかカッコイイものも出始めているように
思うのだ。



しかし、だ。



製品そのもののデザイン云々もさることながら
「実際にどう使われるのか」
という面も、重要ではなかろうか。



航空機は、多大なる事故と犠牲者との歴史を経て
現代の技術が確立されているという。

いや、「確立された」などという完了形ではなくて
普段の努力による確立が継続されている、という。

ちょっとしたデザインの違い、
システムの違いによって
操作する人、整備する人のミス、見間違い、
咄嗟の判断の誤りが起きにくくなるように
不都合や不具合事項が集積されて
よりわかりやすく、より安全に
見間違いやミスが生じにくい製品に、
生じにくいシステムに、
フェイルセーフの機構に、
作り変えられ続けているという。


しかるに、建築に関しては
なかなかそこまでいっていないように思う。

フィードバックも、あまりない。

建築設備においては「コミッショニング」という概念が
それなりに形成されているのだけれども
現実の建物で取り入れられている例は非常に少ない印象である。


試行錯誤を続けつつ、
「成功事例」を積み重ねつつ、
手探りに近い状態で発達を続けている、
そんな印象を持つ。

少なくとも、ワタクシ個人としては。



さて、写真の製品。



もし、このように表示しなくてはならないとすると、
デザインとして不足があったと言えるのではないだろうか。

「さわらないで」と表示するくらいなら
触ることの出来ない場所、方法で
取り付けなければならなかったのではないか。


目的・用途がわからなくて表示が必要なのであったら、
それを表示できるようなモノであったら
良かったのではないか。



そんな検証が行われているのかどうか。



それが、製品製作や、設計や、施工に
フィードバックされているのかどうか。



土木・建築には
「経験工学」という側面がある。

理論は理論として存在するけれども
経験の蓄積によって発達するという側面も大きいのだ。



だからこそ、経験を集積し、
集団知として共有し、
業界全体として、この工学分野一体となって
向上を期す必要があるんじゃなかろうか。



……言うは易し、の典型の一つであろう。
業界の片隅の、
さらに隅っこの底辺の底にこびりついている
一介の設備設計屋(設計「者」と言うのもおこがましい)
ワタクシなんぞが
ごく僅かな読者しかないブログでほざいているだけでは
どうにもならんことでもある。



シンプルでスッキリした洗練されたデザイン



誤操作と無縁で目的用途もわかりやすいデザイン

とは、決して相反するものではないはずである。


という仮定のもと、
自分としては「文字標識等」の範疇で
何ができるかなぁと
無い脳みそを引っ掻き回しながら
休むに似たりと言われても仕方がないまでも
下手の考えを続けてみるしかないのであろう。


少なくとも、
カッコイイデザインの製品の目立つ位置に
ベタベタとテプラで貼り付けてあるよりは
マシな「何かの方法」が
あるはずなんだ。

あって欲しいものなのだ。
(「シンプルがベストかどうか」おわり)
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2022年11月25日

この冬は大丈夫?

古い建物を改修して使っているところは
よく見かける。


特に、石造りの洒落た建物であれば
雰囲気も出ようというものだ。



でもね、そういう建物には
もともと冷房なんてついていないんだけど
近年の日本においては、冷房はもはや必須と言って差し支えない。



だから、あと付けで取り付けられるのである。



お、あそこに、室外機。


22112501.JPG



たいてい、建物の正面側ではなくて
側面や裏面にひっそりと置かれているものなのである。



でも。


22112502.JPG


軒先から落ちてきた雪塊によって
屋根が凹んでしまったのだね。



室外機本体を守るために、
屋根が設けられていたのだから
ちゃんと役目は果たしているのだ。



でも、このままで大丈夫かな?



これからやってくる冬に、
この上から更なる攻撃を受けたらどうなる?



さすがに、キツくないかな?



それとも、毎年ちょっとずつ凹んでいって
10年かけてこうなったのであれば
もう暫くは耐えられるかな?



どうだろね。



22112503.JPG



こっちのやつは、
屋根が無くても大丈夫そうだ。


元々出入口だったところが
塞がれているのかな?


とにかく、ここならたぶん、守られるのだろう。



さて、屋外に置かれている
いろんな設備たち。


この冬の対策は、万全だろうか。


「対策」なにそれ美味しいの?


ただ放置されている設備の、
何と多いことか……。
(「この冬は大丈夫?」おわり)
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2022年11月14日

吹抜にはノズルが

ま、無難だよね。


吹抜空間の側面から、空調空気を吹き出すには、
やっぱりノズルが多い。


一重だったり二重だったり、
丸だったりオーバルだったり角だったり、
細かな形状はいろいろあるけれども、
基本的に「ノズル」だよね。


その中でも、丸いのが多いよね。



22111401.JPG



駅だろうが事務所エントランスだろうがホールのホワイエだろうが
とにかく吹抜の大空間には「ノズル」だよね。



ホールの客席なんかだと、
天井面から下に向けてノズルがついていることもある。



多くの空調空気を、ある程度遠くまで到達させたい。

とすると、一番無難な選択だから。



いろんな機能を背負わせた、いろんなタイプのやつがあるから
細かく考え出すときりがないんだけどね。
(「吹抜にはノズルが」おわり)
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2022年11月12日

デッドスペースの活用か

階段を登って登って登って、
ようやく上の道路に出る。



と、その角に、
何やら据えてあったのである。


22111201.JPG



ああ。

給油口ではないか。



ちゃんと、油面指示計も取り付けられていて
タンク内にどのくらい油が入っているのか
しっかりわかるようになっている。



道路に面しているから、
タンクローリーを寄せるのは大丈夫だろう。
(道は狭いけど、まあ何とかなる、かな)


敷地のすみっコで、
塀もあることだし、
ちょうど電柱も建っている。



そんなトコロの、言わばデッドスペースを
うまく活用できてるんじゃないだろうか。



「給油口」っていうと65Aのイメージがあるのだが
どうもここのは細い。


ローリーが対応できさえすれば
構わないんだろうけど。



最初から意図して、このように設計に盛り込めていたとしたら
なかなかイイじゃない。


てなことを思いつつ、先へ。
(「デッドスペースの活用か」おわり)
posted by けろ at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月24日

給油口を伸ばして

駐車場隣の建物外壁に、
給油口が取り付けられている。


結構高い位置にある。


22102401.JPG



前面道路に停めた給油用のローリーから
ホースを伸ばして届く範囲が、このへんまでなのだろう。

タンクは、もっとずっと奥にあるのだ。



え、駐車場だから、近くまで入っていけるよね。



とは言っても隣の敷地。

そりゃまずいでしょ、ってなもんで。



この給油口の位置なら、
自分のところのポーチから手を伸ばせるから
問題ないのだ。



さて、この給油管の行き先は。



22102402.JPG

裏手に置かれた、950Lタンクのようだ。

市販品のタンクに、
ちょっと無理やり鋼管を繋いである感じ。



で、更に裏手は焼肉屋のようで。



こっちのタンクには、裏側の道路から
敷地内を通って給油できるみたい。



焼肉屋だから、
ダクトやらファンやらガスボンベやらエアコンやら
盛りだくさんの外壁面である。



こっちはこっちで、
楽しいものだ。




この店、猫肉が出てくるわけではないようだ。
(「給油口を伸ばして」おわり)
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2022年10月16日

あるじの交替

もともと、ここの(あるじ)
FF式温風暖房機であったのだよ。


立派とは言わないけれど、
床よりちょっと高くされた基礎に
床埋込の灯油コックボックスと
防水コンセントを従えて
立派に据えられていたのだろうよ。



けれども、なにゆえか
その座を追われてしまったのさ。


装備品の給排気管を残したままで。



22101601.JPG



この地域、冬にはかなりの雪が積もるようで
給排気トップの据付は結構な高さになっているのだよ。

いろんな配慮が、あるのだよ。



けれども、その彼(彼女?)は、
その地位を追われた。



そして、下剋上(?)によってその座に就いたのは
掃除機!?



暖房機が、返り咲く日はくるのだろうか。


王座を奪還すべく、立ち上がるのだろうか!?
(「あるじの交替」おわり)
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2022年10月13日

ちょっとだけ、納まらなかった

エアコンが取り付けられるから、
冷媒配管も施工されるのだ。

冷媒管はたいてい、壁の中や天井内に施工されるのだけれど
納まり上、どうしてもオモテに出てきてしまう部分が生じた。



そんなところだろうか。


22101301.JPG



立派なスリムダクトで覆われている。


これはなかなか、カッコイイんじゃないかな!?
(「ちょっとだけ、納まらなかった」おわり)
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2022年10月08日

伸び縮みするから

蒸気暖房をしている建物の天井内。


22100801.JPG


保温をしてあるやつが蒸気往管で、
してないのが還水管だ。



これらを吊ってある金物にはローラーがついている。

『ローラーバンド』である。



22100802.JPG


蒸気が通っているときとそうでないときとで
配管内の温度にだいぶ違いが生じる。

すると、金属でできている配管自体が伸び縮みする。



もしもガッチリと固定されていると
その伸縮を吸収する余地が無いから
このようにローラーで吊っておいて
管が動けるようにしてあるのだ。



上部放熱器に接続される部分は、
このようにエルボ返しを何度も使ってクッションを取り
3次元各方向の伸縮を撓みによって吸収できるようにしてある。



蒸気往管には保温されているけれど
支持部分は避けてある。


22100803.JPG


ローラーが働けるように。



往管も、還水管同様にクッションを取ってある。



当然、ブロック壁貫通部の穴埋めもおこなわれていない……?

最初の写真を見ると、
還水管、埋められちゃってるじゃん(笑)
伸縮、できないや。笑い事じゃ、ないんだな。本来。



22100804.JPG


温水管よりも厚めの保温材で被覆されているから
蒸気管は、えらく太く見えてしまう。



これらのほかに、
直管の長い部分には伸縮継手が設けてあって
軸方向の伸縮を吸収できるようになっているのだ。



一般の建物では、蒸気配管は見られなくなっていくだろう。


時代の流れだから、仕方がないんだろうね。
(「伸び縮みするから」おわり)
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2022年10月04日

小学校にもエアコンを

学校にエアコンをつけてと署名活動をした咎で
処分を受けた教員に関する報道があった。


ま、詳細とか背景とか真相はわからないので
それに対するコメントはしないけれど、
とにかく毎年激しい暑熱に見舞われる我が国においては
もうエアコンは必須になってきているのではなかろうか。



小学校にも、据えてあった。


22100401.JPG


床置きで。



天吊にすると、天井解体やらサッシの加工やら
付随する工事が増えてしまうから
多少床面積を消費してでも床置きにするのが安上がりだったのかもしれない。



よく見ると、機器本体上部は
転倒防止をはかるべくアングルで支持されている。



棚などがある場所は、
それを避けて設置することにしたのだろう。


22100402.JPG


カーテンの支障も避けなければならないから
納まりには苦労があったかもしれない。



室内機が床置きならば、
室外機の取り合いもシンプルだ。


22100403.JPG


外壁をはさんで、
室内機のすぐ外側に室外機を置けば
配管も短いし、建築的なもらい工事も無くて済む。

外壁腰壁の穴あけくらいだ。



室外機にも、転倒防止用の金物が巻いてある。


なかなか、用意周到。



ところでこの学校、
エアコンをつけるのはいいのだけれど、
断熱は如何に?


ま、まさか、無断熱のコンクリート蓄熱体の校舎に
ただエアコンをつけて済ませたんじゃないよねぇ?


もちろん無いよりはずっとマシだろうけれど
焼け石に水ならぬ
焼けコンクリートにエアコン、となっていないことを
願うものである。



さて、実態は?
(「小学校にもエアコンを」おわり)
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2022年09月24日

並べる室外機

商業施設の上部にある、自走式駐車場。


その一角に、室外機設置スペースが設けられていた。



すぐ脇の駐車スペースが空いていた。ラッキー!

これなら、あまり不審者っぽくなく、観察できるね。



サンヨーのガスヒーポンだ。


22092401.JPG


パナソニックに吸収されちゃったから、
もう三洋ブランドの新設機器は見られないのだ。

ある意味、貴重な遺産に遭遇したわけでもある。



上部にフードがついているのは、
防雪のための役割ではなくて
上部ファンから排出される排熱を、
なるべく外気側の開口部に向けてやろうという意図であろう。



ガスエンジン搭載なのだ。それなりに振動があるのだ。

ということで、防振架台に乗っかっている。



せっかくだから、裏側にも行ってみよう。

店舗入口に行く途中、ついでに観察するだけで済むのだ。

ぜんぜん、不審じゃない。

なんて自然なんだろう!



22092402.JPG


冷媒管は、スリムダクトの中を通してあるようだ。

ガス管はどうだったかな。
しゃがみ込んで下の方までは観察しなかったな。

だって、怪しく見えるじゃない?



でもちょっと気になるね。

まさか、スリムダクト内には入れてないよね。
たぶん、下部に沿わせてあるんだよね。

いや別に、入れたって構わないんだけどさ。
大変だな、って。

ガス管は、コックと強化ガスホースとで連結されている。



そうそう。


ガスヒーポンからは、ドレンが出てくる。

それを受けるドレン管も、ちゃんと設けられている。


下部に垂れ流しじゃないんだ。



よく見ると、奥のほうでドレン管内に凍結防止ヒーターが突っ込んである。

冬場、ドレン管内がガチガチに凍結してしまったら困るからね。




さてこのスリムダクト、
どこかから屋内に導入されているわけで。



「店舗入口」と書かれた屋内部分に、
少し立ち上げられた上で接続されていた。


22092403.JPG


写真に収めたはずが、見切れちゃってるよ。
一応、雰囲気は辛うじて残されているはず。



なんで見切れちゃったかと言えば、
その奥のダクトが気になったのである。



防火ダンパーを介して、
プレートで塞がれた角ダクトが2本、
外壁から生えているのだ。


閉塞プレートの表面には「将来用ダクト」と記されている。



なるほど。


将来、下階に換気を要するテナントが入った際にも
対応可能な造りになっているのだ。



どのくらいのサイズにするか、
何本確保するか、
答えなんて無いんだけれど、

2本、このくらいのサイズを想定しておけばいいじゃん?

そういうことなんだろう。



ま、貫通経路だけ設けておけば、
多少通過風速が大きくなっても
機外静圧を確保しさえすれば
とりあえず機能するし、ね。



騒音も、それほど問題になる施設じゃないよね。



駐車場内は、頻繁に車両が通行しているし、
店舗内にも常にバックミュージックや宣伝が結構な音量で流れているから。
(「並べる室外機」おわり)
posted by けろ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月23日

どのくらい効くのかな

2層吹き抜けのエントランス上部を見た。


デッキスラブの下面が丸出しになっているので
いろいろ見えて良いのである。


22092301.JPG


スプリンクラや照明器具とともに、
エアカーテンが吊られている!?



店舗エントランスだから、
結構な高さである。


10mくらいはありそう。



入り口の自動ドアの幅はそれなりにあるし、
さて、どのくらい効き目があるものだろうか?



冬に来てみないと、
わからないな。
(「どのくらい効くのかな」おわり)
posted by けろ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月16日

健気な室外機

暑い暑い夏も、徐々に和らいで……来たり来なかったり。



エアコンは、今年も大活躍である。

そしてその要は、室外機なのである。


室外機たちが、狭いところにひっそりと佇み、
人知れずその役割を果たしている。



場合によっては、だいぶ効率が落ちてきているかもしれない。



冷房能力よりも、騒音発生能力のほうが大きくなっていたり
するかもしれない(さすがに、それは無いか)。


22091601.JPG


働いていて当たり前だから、
普段は大して感謝もされない。


むしろ、ちょっと不調だったりすると

「なんで働けないんだよ。ちゃんと動けよ」

叱咤されてしまったりする。



働いてはいるんだけれども
目に見えると、視界に入ると、
邪魔者扱いされることも無いではない。



追いやられて追いやられて、
危険な危なっかしいところに置かれることも多い。


22091602.JPG


健気だなぁって、思いません?



自らに重ねてしまう、
世のオジサンたち、オバサンたち、
オニイサンたち、オネエサンたち、
居るんじゃないかな?



ね。
(「健気な室外機」おわり)
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2022年09月08日

室外機、吊るか置くか

どっちが良い、という絶対的な解があるわけじゃない。


どう考えるか、という思想の問題なのであろう。


22090801.JPG


左のマンションでは室外機をベランダに置いている。

ベランダの面積が食われるし、
水勾配次第では安定した置き方に配慮が必要だし、
壁貫通部から伸びる冷媒管が目立つし、
手すりと目隠し板のせいで空気流通が悪くなり
熱効率は落ちそうではある。


けど、メンテ(どうせ殆どしないんだけど)しやすいし
交換も容易だ。
室外機に直射日光が当たらなければ
冷房時は有利であろう。



一方、右のマンションではベランダ上部に
室外機が吊られている。

あまり広くないベランダだから、
吊ることによって面積を有効活用できる。

でも、この通り外から見て丸見えで目立つし、
架台の留め方が甘かったり古くなって錆びたりすると
落下しないかと不安にもなるし
メンテ(どうせ殆どしないんだけど)しづいらいし
交換も大変だ。


けど、開けた空間に設置されているだけに
外気との熱交換が比較的スムーズなのではないだろうか。

そうすると、同じ電力を消費する場合の冷暖房効率が高くて
節電・省エネになりやすいのではないか。
日射が当たらないのであれば。



たいてい、建築設備にはそれぞれメリット・デメリットがあって
どっちが絶対に完全に有利だ、なんていうことは少ない。


機能、効率、意匠、メンテ、更新、騒音、省エネ、省資源、
イニシャルコスト、ランニングコスト、などなど
トレードオフの関係にある事項も多々あるのだ。


それぞれの事項について、
何を優先するか、何に重きを置くか、
価値観は人によって時代によって地域によって異なる。


自分は、どう考えるか。

何に価値を置くか。



施主の意図、設計者の意図、施工者の意図、
それぞれがうまく噛み合うと
いいんじゃないかな。


そこに齟齬が在ることも
多いのだけれど。
(「室外機、吊るか置くか」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月26日

パネルに合わせて

上を、見上げる。


でっかいビルやなぁ〜。



2層吹き抜けの軒天井部分に、大きな制気口が2枚。


22082601.JPG


吹出しなのか吸込みなのかわからないけれど、
軒天仕上げのパネルの大きさに合わせてある。


こうしておけば、目立たな……いわけなくて
かなり目立つ。


縁を軒天と同じ色にしたって、
その奥があるから、どうしても暗く見えてしまう。
それは仕方がないことだ。



まあ、目立つと言えば目立つのだけれど、
それはわざわざ見るからであって、
一般の利用者はこんな上のほうをわざわざ見上げはしない。


だから、こんなに目立つはずのものでも
視界に入らない。

じゅうぶんに、ステルス性能を発揮している、
と言えなくもないのだ。


となると、パネルに合わせる必要、あった?



そりゃ、あるだろう。


パネルに変な加工をしなくて済むじゃない。
これ、結構大きなことだよね。
(「パネルに合わせて」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月21日

大胆な貫通

倉庫、だよね。


隣が空調機械室で、
反対側の隣が一般居室なのかな。


22082101.JPG


なかなか、大胆なダクトの貫通である。



ちょうどいいや、モノを吊るすのに使っちゃえ


というわけでもなかろうが、
空間の有効利用という観点だろうか、
吊り物がいくつか。



このサイズの、しかもアングル工法のダクトだから、
ある程度は耐えられるかな。


もちろん、たかだか1mmに満たない厚みの鉄板ダクトだ。
自ずと限度があろうっていうものだ。


あんまりエスカレートしないことを、望みたいものだなぁ。
(「大胆な貫通」おわり)
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2022年08月17日

冷蔵庫跡?

なんか、木造の倉庫跡っぽいものが、あったよ。


扉も開けっ放しで、
使っているのか、もう使っていないのか、わからない。



木材と断熱材とで出来た、
良く言えば機能本位の倉庫だ。


22081701.JPG



おお、中にあるのは、低温用エアコンやね。



この類の製品は、見た目より機能なので
至ってシンプルな外観である。


冷やすから、ドレン管の接続も必須だ。

接続部は、ゴム管がデフォルト。



床が濡れているのは、普段使っているから?
それとも風雨の吹き込みによるもの?



室内機の壁の向こう側の半屋外部分には
室外機が据えてあった。


22081702.JPG


三相電源仕様だろうから、
それ用の盤も並べられている。



跡 なのか、現在も稼働中なのか、
ちょこっと見ただけでは判別できなかった。


適度に朽ちていて、適度に掃除されている感じで。
(「冷蔵庫跡?」おわり)
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2022年08月13日

立派な煙突だ

あんまり新しそうにない建物の脇に、
エネルギー棟でも増築したのかしらん。


22081301.JPG


いやあ、立派な鋼管煙突である。


この建屋の中におわしますは、
どこぞの高貴な(巨大な)お方(ボイラー?)であろうか。


お目にかかってみたい、
いやせめて遠方からご尊顔を拝したいと願うも
果たしてそんな機会が訪れるものかどうか。


ま、せいぜい想像して楽しんでおくことにしよう。
(「立派な煙突だ」おわり)
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2022年08月09日

あそこにも室外機

青い会社の飛行機や、
赤い会社の飛行機が、
並ぶ空港。


22080901.JPG


空港ターミナルから伸びる、
たくさんのボーディングブリッジが見える。



大型機にも対応できる、
2ヶ所の搭乗口に接続可能なタイプだ。


22080902.JPG


ん……?



固定ブリッジと伸縮橋とをつなぐ塔の屋上に
並んでいるものがある。



22080903.JPG



室外機、だ。

いっちょ前に(?)、ハト小屋まで完備している。



夏は、暑いからね。


ちょっとした屋内であるブリッジ通路内は
それほど長く滞在するわけではないとは言え、
閉鎖された空間だから暑いことこの上ない。


日射の当たり具合によっては、
かなりの高温になるだろうしね。


だから、現代では必須なのだ。



エアコンの無かった時代も
それほど昔のことではないのだけれど。

近現代史的尺度から言えば。
(「あそこにも室外機」おわり)
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2022年08月05日

冷媒配管は内外を貫通する

元々エアコンが無かった部屋に、後から設置しようとすると、
室内機(当然、室内に設置する)と
室外機(これまた当然、室外に設置する)との間に
冷媒配管や電源ケーブルや制御ケーブルを接続しなければならない。



元々、そういうモノを想定した内外貫通場所があればよいのだけれど
普通はそういうことはないのであるからして
内外の通過場所に苦慮することになる。



外壁に穴をあける、というのが一般的な方法。


ただし、構造躯体に穴があくわけであるから
柱や梁や耐震壁部分に後から設けることはできない。

新築であれば、初めから補強筋を入れるなどして、
構造強度が保たれるように施工するわけであるが
改修工事で後から穴をあけるのであれば
そうもいかない。
やってできないことはないだろうが、手間とカネとが結構かかる。



さて、この建物では
外壁貫通という手段を選択しなかった。


22080501.JPG


窓のガラスをくり抜いて、
そこを貫通することにしたようである。



窓を潰してパネルにしてしまう方法もあるだろうが
この加工手間を惜しんだのかどうか。


22080502.JPG


強い地震が起こった際に、
この貫通部の配管の動きによって
ガラスが破損する、なんていうことは
あまりなさそうかな。

程度にもよるか。



躯体と地面との間に亀裂があるところを見ると
それなりに変位が生じるようではあるのだけれど。
(「冷媒配管は内外を貫通する」おわり)
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