2022年04月28日

つなぎかけのバルコニードレン

とある、新築現場にて。


ああ、作ってる作ってる。


外装ほぼ仕上がってるけれど
配管は一部未成だな。


22042801.JPG


TY取出部は、凍結防止ヒーターでも挿入するのかしらん。



ま、一番最後に残しておいても大丈夫な場所だから
厳しい後期の中、後回しになっていたのではなかろうか。



外装全面がほぼ仕上がっているので
少々目についたのである。



壁の防水コンセントが結構離れた場所にある。


ぶら〜〜〜ん、って持っていくのかどうか。
何か留めるよね、きっと。
(「つなぎかけのバルコニードレン」おわり)
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2022年04月22日

トイレのメニューいろいろ

事情がゆるせば、
日頃出逢う「せつび」については
できるだけ観察するようにしている。



事情って?



たとえばトイレに行く機会があったとか
そこで他に利用者が居なかったとか
居ても少なくて大丈夫そうだったとか
1分くらいは時間に余裕があったとか
まあ、許してくれるとすればそんな事情である。



サービスエリアで立ち寄ったトイレでは
それらが許してくれた。


22042201.JPG


たいてい、きれいに維持されているから
舐め回すように見ていても(ほんとうに舐めるわけではないし)
別にキタナくは感じない。



壁から生えてきた給水管が、
くいっと曲がって便器に接続されている。

洗浄便座用の給水は、
別途壁のステンレスボックスから伸びてきている。

洗浄便座用電源とともに、
後付けで設けられたものだ。



便器本体は、掃除口付きである。


22042202.JPG


利用者が多く、何やかや詰まる機会も多めのトイレだと
掃除口があることで助かる例も多かろう。



また、イマドキのトイレの壁面は
相当に賑やかである。


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手すりは必須で、
洗浄ボタン、紙巻器、除菌剤が並んでいる。


22042204.JPG


現在は相当に減っているとは言え
コロナ以前から急増していた外国人対策として
トイレ廻りの説明も多言語表記することが多くなった。


そして、ベビーチェア。


22042205.JPG


パパが赤ちゃんを連れて入れるように
男性ブースにも設けられるようになった。
(標準装備、というわけではないが)


ライニングがナナメなのは
モノの置き忘れ対策だという。


利用方法説明や注意事項が
いい感じの角度で貼れるから、
これはこれでよさそう。



でも、それでも、
カバン1つくらいは置くスペースが欲しい、
ということからか、
一部天板が水平になっている部分もある。


22042206.JPG


それでも忘れる人が続出したようで、
赤と黄の警告色でもって
「忘れるな!」と大声で注意を呼びかけている。
実際には声は聞こえないのだけれど。



上の方を見る。


22042207.JPG



吸込口が設けてある。
臭いニオイは、速やかに除去されるべきだから。


洗浄便座電源用のケーブルが
天井内から下ろされてきて、
ナナメのライニングのナナメに合わせて
下まで持ってきている様子がわかる。


22042208.JPG


となりのスペースは、
ブースじゃなさそうだ。
幅も狭そうだし。

中途半端な隙間を
配管スペースとして利用している感じ?


22042209.JPG


ここに掲示されていた桜前線。


平成7年10月と書いてあるけれど
現在はもう少し早まっているのではないだろうか。
(「トイレのメニューいろいろ」おわり)
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2022年04月21日

地面から生えてるのは

春になって、地面からなにやら生えてきた、
わけじゃない。


そうじゃないけど、
生え出てきたかのような、何か。


22042101.JPG


プラのチェーンで囲ってあるけれど、
しめ縄とかでもないからして
祀られているわけでもあるまい。



まあるいアタマに毛が3本……
てことはQ太郎か? ということもない。



どうやらこれ、
井戸の「頂部」らしい。



ちょっとした小屋で覆うとか、
せめて鋼板のボックスで覆うとか、
そうしたいところだけれども
今のところチョット……という
諸般の事情らしい。



なかなかこんなモノを目にする機会もないだろうから
目の保養といったところか。



金属製の土筆とか筍とか
そういうモノっぽいところが
カワイイ。



念のため繰り返しておくが、
これは井戸である。
(「地面から生えてるのは」おわり)
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2022年04月05日

軽い雨水金物

「雨水金物」とか「ルーフドレン金物」で画像検索すると
鋳鉄製のゴッツいモノが多数表示される。


最近ではステンレス製のものも結構使用される。


鋳物製の金物は、手にするとずっしりと重く
口径が100Aにもなると、重厚感がハンパないのである。



けれども、すべての雨水金物がそんなにゴッツいわけでもない。


中には吹けば飛ぶような軽い軽〜い製品もあるのだ。



とある屋根で、
金物をチョイと持ち上げてみた。


22040501.JPG


配管に差し込むだけの、
とっても軽い金物。


弱く突っ張るためのステンレス部分も
とってもヤワイ。


何にも無くっても、
ちょいと強めの風が吹いたら
本当に飛んでいってしまうんじゃないだろうか?



まあ、今日まで残っていただから、
簡単に飛んでしまうほどのものではないのだろう。


けど、ホントに軽いんだ。



これで良いなら、
あんなにゴッツい金物じゃなくてもいいかな。

値段も安そう。



でもさ、スラブコンクリート打ち込みで
防水層を巻き込むタイプのやつに比べると
雨仕舞がちょっと弱い気がしなくもない。



でもでも、鋳鉄製の金物が錆びてボロボロになって
朽ち果てかけている様子も結構目にするから
どっちが良いのやら。



安いやつを取り付けておいて、
屋上防水やり変えのタイミングで交換するのが
コスパ的にも良いのかもしれない。
(「軽い雨水金物」おわり)
posted by けろ at 23:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月04日

水も飲めるし掃除にも使える

とある浴室でみかけた水栓。


22040401.JPG


水も飲めるし、
掃除にも使える。

スグレモノ……というわけじゃないんだけれども
本来ちょっと違う用途の金具を組み合わせて
このように作り上げたんだろう。



こういう工夫の余地もあるのだ。
(「水も飲めるし掃除にも使える」おわり)
posted by けろ at 23:45| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月02日

広い所と狭い所のパネルタンク

昨日のビルには、
ダクトとファンだけではない
大きな「せつび」が写っていた。


お気づきであろうか?



このブログを時々眺めて下さっている方であれば
恐らくすぐにおわかりのことと思う。



そう。受水槽なのである。



国土交通省用語だと「受水タンク」が正式名称かな。



22040201.JPG



駐車場脇に立体式の駐輪場が設けてあって
その上部に、でっかい受水槽が乗っかっているのだ。


幅8m×奥行き6m×高さ2.5mになるのかな。

かな〜り大きなパネルタンクである。


これを屋内に納めようとすると、
広大な受水槽室を用意しなくてはならない。


で、屋外に置いてしまったわけである。



写真下方にあるボックスは
おそらく給水ポンプを納めたポンプ小屋であろう。



さらによく目を凝らすと(というほど凝らさなくても見えるが)
でっかい受水槽の左上に
ちっちゃな水槽も控えている。


2.5m×2m×2.5mくらいのサイズだろうか。


これは、何だろう。


飲料水とは別の、
何かそれほど使用水量が多くはない雑用系統用の
タンクじゃなかろうか。

これだけじゃ、まったくわからんけど。



でっかいタンクとも、ビル躯体とも
600mmの離隔が全く取れていないので
後付けで無理やり押し込んだ感じもある。


最初からこれだと、確認申請も完成検査も
通らないもんね。


とにかく、あの狭そうな場所に
あとから組み立てるのは結構大変だったことだろう。

それとも、下部駐輪場からアクセスすれば、
それほど狭くはなかったのかな。

この角度じゃ、わからん。



じつは、もう1個
水槽があった。

昨日の画像では見切れている、右下部分である。


22040202.JPG


これまた、狭いところに
背の高いやつを持ってきたもんだ。


1m×3m×高さ4mか。


これも全く離隔が取れていないから
もし最初からの計画のものであれば
少なくとも飲料水用ではないはずだ。


雑用水系統用だろうか。



こういうのを見ちゃうと、

「受水槽、結構狭くても設置できるでしょ。
 この広大な受水槽室、もっと面積削ってよ」

そういう要望が、意匠屋さんから出てきそうだけれど
建築士試験にも時々出てくるように、
600mmの六面点検スペースが必要なんだということは
心に留めておいたほうが良いのだ。



屋外においてあるタンクって、
上から見ると結構キタナイ。

内部だけキレイなら、
衛生上は大丈夫なのかもしれないけど
でも通気口からとか、オーバーフロー口からとか、
ホコリも入りやすくなりそうじゃん?

できれば、タンク上面や側面だって
キレイにしておきたいよねぇ。



でも、それを誰がやるかっていうと、
ビル管理のスタッフにはそんな時間的余裕は無いし、
義務付けられている内部清掃以外に外部までやるとなると
それだけコストも嵩む。

だから、やってらんないんだろうな。


かくして、タンク上面は汚れたままになるのである。



こうやって上の方から見ないと、
そもそも汚れてるかどうかさえ、
気付くこともないしね。



ちょっと横の壁を見ると、
電線管を避けたスリムダクトとか
別の見どころも出てくるんだろうけれど
今日はパネルダンクだけにしておくのだ。
(「広い所と狭い所のパネルタンク」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月27日

かつてそこに在ったモノ

建物においては、
躯体の寿命に比べて設備の寿命は短いのである。


物理的に寿命が来る(壊れる)こともあるし、
社会的に寿命を迎える(陳腐化する)こともある。


物理的な面は、たいてい放置されていて
いよいよ動かなく、機能しなくなってきたら
仕方なく取り替えられるようなことも多い。

「予防保全」なんていう措置が取られるのは
ごく一部の建物に過ぎない(気がする)。



社会的な面では、
「見た目」に関わる部分において
結構意識されていて、
それゆえ、未だ機能できているものであっても
しばしば取り替えられたりする。



とある、トイレ。


22032701.JPG


車椅子対応の便器が置かれていたところだろう。

既に便器は取り去られ、
接続されていた給排水管から切り離されている。

壁埋込になっていたフラッシュバルブも
既に取り外されている。

たぶん、破損してしまったわけではない。
ここに設置されていた便器が
社会的寿命を迎えたと判断されて
除去されるに至ったのであろう。

やがて、新しい、そして多機能を有するモノが
据え付けられることであろう。



和風便器というモノも、
めっきり見かけなくなった。


22032702.JPG


ここでも、これはじきに解体撤去されて
洋風便器に置き換えられるはずである。



小便器もまた、そうだ。


22032703.JPG


床置ストール小便器が
3連になっていた様子。

既に本体は取り外され、
タイル面にその影だけが残されている。

感知センサーも、除去された後だ。


イマドキは、床掃除のし易さから
壁掛とされるのが一般的か。



そして、洗面器の跡。


22032704.JPG


カウンターはめ込み洗面器が
ここについていた筈だ。

カウンターと、それを支えていた台も
取り除かれて何か新しい造作になるのであろう。



建物が建て替わると
街の景色が変わる。

地図も変わる。



設備が替わっても、
景色や地図が変わるほどではない。



けれど、実際にその建物に入って利用する人たちにとっては
結構変わる面があるんだと思う。


ただ、それが認識されるのかどうかは
別の話なんだけど。
(「かつてそこに在ったモノ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月19日

札幌式トイレ

身障者用トイレ、
車いす対応トイレ、
オストメイト対応トイレ、
多目的トイレ、
だれでもトイレ


一般的な普通のトイレの他に、
障がいを持つ方、
体の不自由な方、
小さいお子さん連れの方、
人工肛門・人工膀胱となった方、
高齢の方、などが行動しやすい街づくりの一環として、
さまざまな「トイレ」が提案され、改良され、
設置されてきた。

これからもますます、設置されていくはずだ。



ひとくちに「障がい」と言っても
その状態は人それぞれに違って
いろいろ提案されているトイレといえども
全ての障がいの程度に対応可能なものなどは無い。



それでも、少しでも適用できる方が多いほうが良いわけで
札幌の方がお子さんの障がいを契機に 考案 された
「札幌式トイレ」というものがあるようだ。



なかなか実物を見る機会も無いのだけれど、
あった。


22031901.JPG



脳血管障害だと、その部位によって
左右どちらかに不自由を来すのであるが
たいていの「多目的トイレ」は、どちらかの不自由に対しては
効力を発揮できない造りである。


しかし上のような左右対称のものであれば、
どちらの体側に対しても対応可能と言える。



思ったより暗くて、ピントがイマイチ合っていなかったけれども
「こういう使い方ができる」という説明が貼ってあった。


22031902.JPG


説明であり、アピールであるのだろう。

一般にはあまり見かけないものだから。



いろんなタイプのトイレを各階に分散して配して
表示している 庁舎 もあるようだ。


もちろん、一般的なトイレを設置するのにくらべて
かなり費用がかかってしまうから
そしてスペース(床面積)もかなり取るから、
どこにでも設置できる代物ではないかもしれない。



でも、バリアフリー、近年ではユニバーサルデザインというものには
「ここまでで十分」という限界点は、たぶん無い。


性能とコストとのバランスなどを鑑みながら
これからも常に「ベター」を目指してゆくべきものであろう。



高齢化社会に向けて、
障がいの有無にかかわらず参画できる社会に向けて、
ニーズは高まる一方だ。


反面、少子高齢化で人口減少、経済縮小に伴って
設置や維持に関する費用を掛けづらくなってくるのも事実。


その時々に、完璧ではなくてどこか妥協した形のものを
設けざるを得なくもなる。



悩ましくもあるけれど、
またそれこそが設計者のメシの種でもあり、社会貢献でもある。


それもこれも、平和であってこそなのだけれども。
(「札幌式トイレ」おわり)
posted by けろ at 14:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月18日

名取市のマンホール蓋

東日本大震災から11年余、
未だ大きな地震が続く東北地方である。


関東にも影響があるほどの地震は続き、
現地では更に多くの揺れがある。



さて、仙台市の南隣、
仙台空港の敷地を半分ほど占める、名取市。



「〇〇空港」と名乗る空港が「〇〇市(町村)」に無いのは
様式美でもあるのだが、
ここもまた同様。



市内のマンホール蓋を観察する。



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一般的なデザインの蓋の中央に市章を配し、
「汚水」と「増・1枝」の文字。

系統名などだろうか?
鋳物なのにここまで入れるのは、
ある意味スゴい。

蓋周囲に枠的な余白があるタイプである。



インターロッキング舗装部には
市章のみの化粧蓋。


22031802.JPG


市章以外は、よくあるタイプ。

点字タイルがめり込んでいるのも
お約束。



デザインマンホールもあって、


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市の花 「ハナモモ」なんだと思う。
たぶん。


公共桝バージョンも、あった。


22031804.JPG


ちょっと砂が多い。


更には、カラーバージョン。


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緑の部分は、市の木である「クロマツ」を示している?



さらにさらに、
カラー蓋の公共桝バージョン。


22031806.JPG


なんか、いろんなのがあるぞ。



違うデザインのやつも。


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中央にあるのは、名取市を貫く増田川……じゃなかった。
蓋にデザインされるような大きな河川は、無い。



もうちょっとキレイな蓋もあったけど、
川にしか見えない気がするが。


22031808.JPG



カラー版では、いかに?


22031809.JPG


市の木「クロマツ」なのだそうだ。

下の方は、閖上(ゆりあげ)の海。

震災の際には、この海が盛り上がって、街を襲った。

それでも、海の幸を産し、豊かな景観を形作る、
地元のシンボルでもあるのだ。



マンホールカードのバージョンは、
見当たらなかった。
事前に調べてそれを目的に訪ねないと
そうそう見つかるものでもない。



地下式消火栓の蓋。


22031810.JPG


市名以外は汎用のデザインである。



水道の仕切弁筐も、
市章以外は汎用デザイン。


22031811.JPG



先日の地震で東北新幹線が被災したから
しばらくは空路での移動が選択肢になるだろうか。



地震、津波、台風、豪雨、酷暑、記録的積雪、新型コロナ、
そして、ウクライナ戦争(宇露戦争、とでも呼ばれるのか)……。


「ライフプラン」を鼻で笑うような、昨今。
(「名取市のマンホール蓋」おわり)
posted by けろ at 21:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月16日

壁面ごちゃごちゃの術

トイレの壁は、混雑気味。


古いトイレであれば、
ロール1個用の紙巻器がついて、
「紙・ガムなどを捨てないでください」などと
意味不明(だとワタクシは思う)というか効果不明な
「標記板」くらいがついていて、オシマイ。


けれども現代のトイレは
ほんとうにさまざまなモノが必要となっているから
それぞれをどこに取り付けるのか
なかなか悩ましい。


TOTOさん、LIXILさんあたりで
標準的な配置は……などと研究して下さっているけれど
パターンがいろいろあるし、
利用者層によっても異なるし、
ほんとうに悩ましい。



何を優先するか、ということもあるだろうし。



22031601.JPG


L型手すりと、棚付二連紙巻器と、
洗浄便座のリモコン。

呼出ボタンからは、引きひもが下に伸びていて
紙巻器と少々干渉してしまっている。

左上にあるのは、呼出時に連絡するための
スピーカーか何か?

さらに、消毒してね、の掲示。



それぞれの取付高さと、便器に対する前後の位置、
各器具の離れなど、
実際に取り付けるとなると気になるところは多い。



ここから更に、
便器洗浄用リモコン、
予備ロール収納付き大型紙巻器、
壁埋込手洗器、
鏡、
ハンドドライヤー(コロナでだいぶ減った)、
物掛け用のフック、
などが追加されたり、
建築的にライニングが設けられたり、
ベビーチェアやベビーシート、
オストメイト対応汚物流し、
フィッティングボードなどなど。



フルセットで取り付けるとなると
もはや「城」のようだ。



水回りは重要。


バリアフリー(イマドキは、ユニバーサルデザイン)も大切。


もちろん、衛生器具メーカーの売上も、大事。



要塞化するトイレ空間は、
今後どのようになっていくことやら。



ちなみに、このトイレの天井部分は
まだ余裕がある。


22031602.JPG


ダウンライトと感知器と換気扇だけ。



果たして、ここも要塞化の対象となっていくのかどうか!?
(「壁面ごちゃごちゃの術」おわり)
posted by けろ at 10:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月10日

仙台市のマンホール蓋

仙台市のマンホール蓋には、
中央に紋章がついている。


22031001.JPG


昭和8年制定の 市の紋章 は
仙台の「仙」と伊達氏の紋章である「三ツ引両」とから
図案化されたものであるという。


レベルが高い と絶賛している方もおられるようだ。


これとは別に ロゴマーク があるということなのだけれど
蓋には描かれていなかった。


調べると、シンボルマーク とか、いろいろ 出てくるなぁ。



上の蓋ではかなりしっかりと「汚水」と表示されているが、
雨水桝も存在するようだ。


22031002.JPG


つまり、(少なくともこの写真を撮った場所では)分流式の公共下水道網が
整備されているということだ。



少し郊外に出ると、
図案化された蓋も見かけた。


22031003.JPG


こちらには「汚水専用」と記されている。

市の花である「ハギ」の図案だろうか。



近くにあった雨水桝には「雨水浸透」となっている。


22031004.JPG

舗装自体が浸透舗装になっているから
雨水系も浸透するようになっているんだろう。



水道用のソフト仕切弁筐であろうか。


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青色が鮮やかである。
口径150mmであることも記してあって
できれば建築設備でも口径の表示があると便利、と
思ったりする。嫌がられるけど。


同じく水道設備だが、
排水栓ボックスの蓋はもう少し大きい。


22031006.JPG


色もキレイだしすり減っていないから
結構新しそうだ。



地下式消火栓の蓋は
ちょっと年季を経ていそう。


22031007.JPG


そっか、仙台市は東北とは言え太平洋側であるからして
そんなに積雪は無いんだな。


だから、地上式である必要性はないのだな。



比較的きれいな状態の蓋もあった。


22031008.JPG


地の模様が微妙に違う。



「電気」と書かれた蓋もあった。


22031009.JPG


東北電力とかじゃなくって、
この歩道の外灯用か何かのため?


詳細はわからない。



仙台市も広いから、
区によって、地域によって、
結構いろんな蓋があるんだろう。



マンホールカードは……

あ、遠い所でしか配ってないや。
仕方ないね。時間的に、行けないね。
(「仙台市のマンホール蓋」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月01日

井戸水なんですね?

水道事業者により上水が供給されないところもある。


供給網の範囲から外れている場合には
わざわざ近くまで引いてきてはくれないだろう。

何かよほどのことがないと。



そうなると、川から取水して自前で処理したり
(水利権を得るのはなかなか大変らしい)
あるいは井戸を掘って地下水を調達することになる。



建物脇に、
何やら怪しげな(?)モノ。


22030101.JPG


既製品のプレハブ小屋みたいなものが奥にあって、
手前にはマンホールやら何やら。


縁石で囲って砂利敷で、
ちょっと墓地っぽい感じがしてしまった。



でもそんなものじゃない。



一番大きなマンホールを見ると
ちゃんと「井戸」って書いてある。
(鋳だしてある)


22030102.JPG


たまに、無関係の記載のマンホール蓋を使っている例を
見たりもするのだけれど、
ここはキレイそうだし、そんな邪道はしてなさそう。


よって、書いてある通り井戸なんじゃないかな。



井戸ポンプ本体は井戸内に据えているとしても、
電力供給や制御部分についてはさっきの小屋の中にでも
納めているのだろう。



その奥には、ちょっと、某有名ネズミキャラの管理者から
請求書が来てしまいそうな、そこまで似てなさそうな
小さな蓋が並んでいる。


22030103.JPG


小さな蓋の表面には「電極」と書いてあるから
電極なんだろう。


水位検知用?


となると、このコンクリート部分の地下は
水槽にでもなっているんだろうか。



井戸のすぐ脇だから、排水槽ではないだろう。
汲み上げた井戸水を一度貯留して、
滅菌処理でもしているのかしらん。


そのあたりは、小屋の中でも覗いてみないと
わからないだろう。



仕事で行ったわけじゃないから、
(いや、出張の途中の休憩場所ではあるんだけれど
 コレが仕事の目的じゃない、っていう意味だ)
小屋の中を見ることはできない。


仕方がないから、裏に回ってみる。


22030104.JPG


換気フードとプルボックスと電線管があるのみ。

ま、動力制御盤は入っていそうだな。



もちょっと先には、
排水桝がこれでもかと並んでいた。


22030105.JPG


こっちは井戸とは関係無さそう。



う〜ん、結局ハッキリしたことは
わからずじまいだ。



仕方ないや。
(「井戸水なんですね?」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月23日

埋まっちゃったらまずいよね

散水栓ボックスの蓋を開けてみた。


結構埋まってるやつが多い気がするけれども
ここもやっぱり、ね。


22022301.JPG



まだ完全に埋没してないから、
マシといえばマシだろう。



この埋まり具合、何年モノだろう?


この先、完全埋没までどのくらいもつだろう?


だれか、この土掘ってくれる人は
いるだろうか?
(「埋まっちゃったらまずいよね」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月08日

増圧ポンプのサイズ感

その地に上水道を供給している水道事業者次第ではあるが
「直結増圧給水」は、多数採用されている。


そもそも、そういう機能を持つ製品(ポンプユニット)が開発されたことが大きい。
そして、それに耐えうるインフラ(配水管網)が整っていることもある。

何より、受水槽方式に比べて、場所を取らないことが
普及の最も大きな理由であろう。



場所を取らないということは、土地が、床面積が、有効に活用できる。

その場所を確保するコストが減る。

「断水時に貯水が無い」というデメリットもあるけれど
イニシャルコストの安さという強力なメリットの前では霞んでしまう。

かくして、用途的に困難であったり
水道事業者に断られたり、
災害対策上貯水が必要であったり
そういう要請がある建物以外では、圧倒的に支持されるのである。



こんなサイズ感なのだ。


22020801.JPG


階段下の、いわばデッドスペースに納まってしまう。

このキャビネットの中に、ポンプやらバルブやら
必要なものが全部納まっている。


受水槽 に比べたら、もう、ホントにコンパクトだ。



だから、建築士試験の製図においても、
「受水槽室」なんて無くても済むようになった。
(指定されている場合は、もちろん除く)



科学技術の進歩は
「せつび」分野でも遺憾なく発揮されているのだ。
(「増圧ポンプのサイズ感」おわり)
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2022年02月06日

受水槽はどこにある

ある程度規模の大きな建物の場合には
水の使用量が多いものだから
「受水槽」に水を貯めてから、
ポンプで各給水場所に水を送ることが多い。

今では直結増圧給水の建物もたくさんあるけれども
建物の規模とか高さとか用途とか
水道事業者によって可否の判断基準が異なるから
事前に確認が必要だ。



建築設備設計基準(いわゆる「茶本」)には「受水タンク」と書かれているけれど
「受水槽」と呼ばれることも多い。

用語はほんとうに面倒くさくって、
茶本で「高置タンク」「貯湯タンク」と書かれていても
一般的には「高架水槽」「貯湯槽」なんて呼ばれていたり
一物に対する名詞が何種類かあると
初学者には混乱の元であろう。

でも仕方がない、そうなんだから、と言うしかない。


医学関係のように、日本語、英語、略語、場合によってドイツ語など
更に大変な業界に比べたら、ちっとも大したことじゃないのだ。


航空業界などは、そもそも日本語じゃないし、JIS規格じゃないし、
インチで測るし、とも言う。そっちだってかなり大変だろう。

あ、でも建築には尺貫法も生きてるなぁ。

ま、業界ごとにそれぞれの面倒臭さがあって、
だからこそ「仕事」として専門性が必要になったりもする。



さて、受水槽を置く場合には
それをどこに置くか、結構大きな課題だったりする。


見込まれる使用水量に基づいて、水槽(タンク)の大きさを算定する。
その大きさのモノを、どこに納めるか。


たとえば、屋上だったり、
たとえば、屋内だったり、
たとえば、地下だったり。

モノが見えて差し支えなければ、
屋外だったり。



22020601.JPG



屋外に置く場合であっても、
正面玄関脇とか、あんまり目立つ場所には計画しないものだけれど。



さて、今住んでいる共同住宅には、受水槽があるだろうか。
あるとしたら、どこに置いてあるだろうか。



今通っている職場には、受水槽があるだろうか。
あるとしたら、どこに置いてあるだろうか。


今通っている校舎には、受水槽があるだろうか。
あるとしたら、どこに置いてあるだろうか。



実務上建築に関わりの無い方々にとっては
どうでも良いことなんだろうけれども
いざ災害などで断水・停電になったりした時に
その知識の有無が状況を変えるかもしれない。



だから、改めて問うてみよう。

受水槽は、どこにある?
(「受水槽はどこにある」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月05日

色違いだけど仕方がない

ひと昔、いや、ふた昔以上か、
とにかくだいぶ以前には、
衛生器具にはいろんな色があった。


標準色も何色か用意されていたし
特注色もたくさんあった。



古い建物のトイレに行くと、
男子トイレの陶器は薄いブルーで
女子トイレの陶器が薄いピンクで、という
当時なら当たり前とされていた配色を
見られることがある。



また、古い古い飲み屋街の雑居ビルのトイレなんかだと
濃い群青色とか深いワインレッドとか
そんな色に出遭うことも、まだ辛うじてあるだろう。



けれども、現在はそういう景気の良い(と言っていいものか)時代ではない。


TOTOのカタログを見ても、
パブリック用陶器の色は、ホワイトとパステルアイボリーの2色のみ。
ものによってはホワイトしか無かったりする。

住宅向けには4色あって、
ホワイト、パステルアイボリー、パステルピンク、ホワイトグレー。
後者2色は受注生産品だ。

今は、陶器の色ではなくて
内装や照明などでトイレの雰囲気を作るから
陶器自体にはむしろクセが無いほうが良いのだろう。



すると、古い陶器を補修する場合、
元の色が存在しないことになる。



とある場所のトイレに、それを見た。


22020501.JPG


床置きストール小便器の
着脱式トラップが割れたか何かで
取り替えられていた。


けれども、元々の陶器の色と同じモノは
もう無い。


だから、現在入手可能なものをつけるしか無い。


機能的にはこれで問題ないし、
そもそも手に入らないんだから、仕方がない。


これがイヤなら、便器全体を取り替えることになるが
費用がずいぶん余計にかかってしまうし、
まだ使える便器ごと取り替えてしまうのは勿体ないじゃない。



まあそういうことで、
ピカピカの今風の新しいトイレも
それはそれで美しいのだけれど
年数を経て改修を経たトイレたちもまた
趣の深いものなのだ。


何事も、一期一会なのだ。


「今」を感じ、喜び、楽しむのが吉なのだ。
(「色違いだけど仕方がない」おわり)
posted by けろ at 13:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月29日

靴べら?

最近めっきり見かけなくなった、
靴べら式フラッシュバルブ操作ボタン。


おお、珍しく見かけたよ。


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レバー式の操作よりもやりやすい、

大きな部材で、てこの原理も働くために
小さめの力で操作できる、

そんな感じで、いっとき身障者ブースなどに必ず設けられていたやつだ。



現代はセンサー式一択になっているから
これからは消滅していく一方であろう。



車椅子の車輪で踏んで操作するやつもあった。

あれも、操作用の銅管施工などいろいろ大変な面があったけれど
もうすっかり見かけなくなった。



建築に関わる事柄は、時代とともにどんどん変わっていく。
特に設備分野に著しい。

そんな時の移り変わりを如実に感じるのは
衛生器具関係が多いかな。



ここのブースの洗浄管が、またイイ味を出していた。


22012902.JPG



どう?



たぶん、冷たい洗浄水が流れるので
この部分が結露するんだろうね。



見るからに古いから仕方ないのかも知れないけれど、
もうちょっとキレイに出来そうな気がするんだけど。


数百円で材料は揃うし、
何となくで良ければ保温屋さんに頼むほどでもないから
その気になればすぐ何とかできそうなもんだけど。



「その気」が無いのかな。
(「靴べら?」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月22日

ピタッと合わせる技なのだ

小便器を見て、何を思うだろうか。


22012201.JPG


女性の方は、あまり普段関わることが無いかもしれない。

清掃のお仕事をされているとか、
最近は幼児用に女子トイレにも小便器が設けられているとか、
施設管理者の立場で立ち入る機会があるとか、
そういう方々に限られることだろう。



さて、上の小便器、
改修されているもののように見える。


元々ライニング内の給水管から供給されていた水であろうが
自動フラッシュバルブ化するにあたって、
いろんな部材を駆使しながら
かなり苦労した取り回しになっているのに気づくだろうか。


22012202.JPG


こういうメッキ管の部材が揃えてあるTOTOさんもスゴいと思うけれど
それをこうやってうまくキレイに繋げる匠の技も
スゴいものだと思うのだ。


どうだろうか?



一緒に納入されてきてしまうとはいえ、
この宙ぶらりんになっている送り座を挟み込む必要があるのだろうかという
そこはかとない疑問も湧いてくるのではあるけれども。


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(「ピタッと合わせる技なのだ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月12日

きょうのSK

掃除用流し。

「SK(エスケー)」と呼ばれる。


トイレとか掃除用具入れとか、
水回りに設けられて
掃除なんかに使われる器具である。



オモテに出ている便器などと違って
ブース内に隠れていることが多いので
あまり目にしないかもしれない。


たまに露出でついている古いトイレがあったりするけど。



きょうは、ちょっとこのSKを眺めてみよう。


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給湯栓は、改修されている。

元々は給水栓と同じく
ライニング内に配管された給湯管に接続されていたのだけれども
給湯管が劣化してきたからかどうだか、
給湯のみやり直した感じだろうか。



給水栓のような普通のハンドルではなくて
レバーハンドルにしてある。

このほうが使いやすかったのであろう。



水栓の先端には、短いホースも捩じ込んである。
水ハネがきつかったのかどうか。


元の給湯管の端部は
化粧プラグで塞いである。



ちょっと下の方も見てみよう。


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給湯管を床下でやり変えて、
床面から生やして、
左側に振ってから立ち上げてある。

なかなか狭いところに苦労して配管し、
保温材と外装仕上げを施してある。


タオル、雑巾、モップの頭、バケツ、洗面器、洗剤その他。

限られたスペースに、所狭しと並べられているのである。
それがSKの宿命。


配管用として必要なのだが、
ライニングは物置台としても活躍できている。
副次的な効能である。



別のSKも、見てみる。


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やはり同じように給湯管のみやり替えてある。
ホースが取り付けてあるのも同様だ。
給湯管が床から生えているのも一緒。

ただし、この給湯栓はレバーハンドルにはしてない。
その違いは、なんだろう。



もうひとつ、違いがあった。


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ここ、旧給湯栓の穴が、そのままだ。

別の端部も切り離してあるから、
問題無いと言えば問題ないのかもしれないけれど
中で虫とか増えてもイヤだなぁ。


ご丁寧にプラグを付けなくても良いから
パテでくらいは埋めておきたいものだなぁ。


22011205.JPG


そう思いませんか?



ここのSKには、ライニングがない。

だから、いろいろな小物をちょいと置いておく場所がない。
そういう意味でも、ライニングはあったらいいかなぁ。

でも配管更新などの際には結局こういう感じになるから
(ライニングごとやりかえるのは不経済だ)
いっそ無くて良いのかもしれない。
別途棚でも取り付けておけば
小物置場にも困るまい。



というわけで、きょうのSKでした。
(「きょうのSK」おわり)
posted by けろ at 10:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月06日

大人と子どもの小便器

とある、トイレ。

壁に沿って、小便器がずらっと並んでいる。


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そんなに安っぽくもないけれど、
よく見るとかなりコストを節約した感じの造りである。


機能重視。

とにかく人数を捌くことが第一。

でも、たいていはこれで十分なのだ。



日本の新築のトイレは、
ついつい頑張って、コストのかかる造りになってしまうことが
多いような気もする。



トイレは、幼い子を連れた親も利用する。



床面の清掃性を高めるために壁掛形としてある小便器だけれども
床置きの小便器と違って小さな子どもが使用するには、
位置がちょっと高すぎる。


よって、子ども用の小便器も設置されていた。


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黄色いグリップと、ペンギンっぽい足型がカワイイ。



なぜか、ビニール傘が
置き忘れられていた。



お子さんのことで手一杯で
傘にまで意識が向かなかったんだろう……か?


そのあたりの事情は、わかりようがない。
(「大人と子どもの小便器」おわり)
posted by けろ at 10:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする