2020年09月15日

下水道がやられた時のために

地震災害などで、
公共下水道網が寸断されてしまい
建物の排水を流すことが出来なくなることがある。



水道管網が生きていたとしても
排水が流せない、というのは非常に困る。



災害対策本部が置かれる役場庁舎とか
生命の危機が生じる病院とか
なんとかして機能を維持しなければならない建物も
少なからずあるのだ。



そういう建物では、
公共下水道が復旧するまでの間、
建物のピット内に汚水を一時的に貯留しておけるように
対策をしているところもある。



具体的には、建物各所から出てきた排水を、
公共下水道に流すのではなくて
流路を切り替えて建物ピット内に戻すための
切替桝」 のようなものを設置する。



20091501.JPG



普段は、普通に下水に流すだけのインバート桝である。


20091502.JPG


左から右へ、ただ排水が流れるだけなのだ。



けれどもイザ事が起こった場合、
中の部分(インバートプラグ)を持ち上げて、90°回転させて置く。



こんな深い場所には手が届かないから、
穴に引っ掛けて引っ張り出せるような
フックのついた棒を用意しておくわけであるが。



こうなる。


20091503.JPG



左から来た排水は、右に行かずに下に落ちる。


下部に配管をつないでおいて、
緊急時排水槽まで配管しておけば
イザという時に役立つのである。



飽くまで、緊急時用。

だから、全然使用されないのが望ましい。



けれども、緊急時に使用できない状態になっていたら意味がないから、
たまに操作試験を(訓練を兼ねて)したら良いのだろう。

関東大震災の教訓を元に9月1日に催される、
あるいは東日本大震災を契機に9月11日に開催される、
避難訓練などの際に。



その際には、排水が流れない状態で行うのが望ましいけれど。



役場庁舎とか、大規模病院などで
この排水桝を探してみてはどうだろうか。

あんまり見かけないけれど、
見つけられたらラッキー、ってことで。
(「下水道がやられた時のために」おわり)
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2020年09月14日

何があっても絶対メンテナンスできる便器!?

公共施設のトイレには、
いろいろとトラブルがつきもの。


壊されたり、
何かを詰まらされたり、
ブツをはみ出して出されたり、
ゲロされたり。



「メンテナンス」なんて言葉ではあまりにも控えめな
キョーレツな対応を迫られることも多いことだろう。



それだから、であろうか。



なかなか、ガンバッタ造りのトイレを見かけたのである。



20091401.JPG



比較的新しいにも関わらず、和風便器なのであるが
周囲の床版は、全部外せるようになっているではないか!



床下の配管交換だって、便器取替だって、
すぐに対応可能なのだっ!!!



ってことだろうか。



なかなか、すごいなぁと思った次第。



六角レンチの穴に汚物が溜まっちゃいそう、とか
タイル目地無いほうが汚れがつきにくいんじゃないか、とか
蓋の隙間からゲロが下部(ピット内?)に滲みていかないか、とか
これはこれで第三者としては気になったりもするのだけれど。



どうでしょう?



そんなことわかっちゃいるけど、
何せしょっちゅう便器が壊されるんよ。
いちいち床斫って取り替えるの、大変なんよ。



そういうことなのだろうか?



こういう細工にせざるを得なかった
のっぴきならない理由があったに違いない。


関係者のご苦労に思いを馳せて……。
(「何があっても絶対メンテナンスできる便器!?」おわり)
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2020年09月11日

輝かしい水呑と心許ないバケツ

駅のホームにあった、
とても輝かしい水呑。


ステンレス鏡面仕上げが少々くすんできたような
そんな水呑。


20091101.JPG


上には、吐水口回転形の水栓。



でもボウルが小さくて浅いから、
確実に水がビチビチ跳ねそうな、
そんな水呑。



下部にも水栓がついていて、
ホームの清掃や(泥酔者の粗相も、このご時世減っているかもしれないが)
ちょっとした水汲みに利用できるようになっている。



上部排水の貧弱さに比べて、
下部排水のグレーチングは水呑本体の径に匹敵する大きさで
大層充実している。

実質、こっちの用途がメインなのだろうか。



下部水栓にかけられている、小さなブリキのバケツ。


よおく見ると「消火用バケツ」って書いてあるんだけれど。



この小さなバケツ1個分の水で消すことが出来る火であれば
他にいかようでも手段がありそうだが?


何かのシャレ?



水呑下部の半円部分を開くようにしておいて、
その中にもちょっと大きめのバケツを重ねて何個か収納しておけば
「消火」に使えそうな気もするのだけれど。


広そうなスペース内に現状収まっているのは
細い給水管と排水管だけなのだから。



何個かあれば、バケツリレーもできるし。
(「輝かしい水呑と心許ないバケツ」おわり)
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2020年09月08日

付け替えた洗面器

公共施設の多目的トイレ。


だいぶ古い時代から設けられていたと思しきその便房内は
幾度も手を加えられているように見えた。


20090801.JPG


おそらく壁掛けの小さな手洗器があったと思われる場所から
それが取り外されている。



その跡地には、紙巻器。



手洗器まで来ていた給水管と排水管とは
そのまま露出で延長されて、
新たに設けられた洗面器へと接続されている。



ライニングの中に配管されている様子が表に出てきたような、
そんな出来映え。



20090802.JPG


紙巻器の取り付け方も、
結構斬新な感じ。



緊急呼び出しボタンと手すりとの関係があるから、
アングルで持ち出して、こう取り付けるのが一番良さそうに思われたのだろう。



衛生器具やその配置は、時代時代で流行り廃れがあるものであるが
多目的トイレ(誰でもトイレ)については特にそれが顕著である。



あまり利用する機会は無いかもしれないが、
乳幼児を連れていたり、急遽松葉杖をつく事態になったりしたら
遠慮なく利用したら良い。


ついでに、その「造り」を観察するだけの話だ。
(「付け替えた洗面器」おわり)
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2020年09月07日

ネジ部には、錆止めを塗るのだ

配管の、施工中のショット。


20090701.JPG


何の配管だろう。

ELP-NTA と印字してあるから、
排水用のノンタールエポキシ塗装鋼管なのである。


ポンプアップ排水管か何かか。

ねじ接合であることからも、そう推察される。


継手は、管端コア付き。


ねじ切り部分にシールテープを巻いて、ねじ込んである。


天井内なので、これに保温材(防露材)を巻きつけて
仕上げるのだけれど、その前にひと手間かけなくてはならない。



ねじ部分は、鉄そのままであって錆びやすい。
よって、ネジが露出した部分には、錆止め塗料を塗って
錆びないように保護してやらなくてはならないのだ。



塗って、それが乾いて、それから保温作業に入るのだ。



時間が無かったり、見落としてしまったりして、
うっかりネジ部の錆止め塗装を忘れたまま保温してしまうと……


いつの日にか、そのネジ部から錆びて、水漏れを起こすことになる。


ネジを切った分、配管の肉厚も薄くなっているから
サビが進行した場合に真っ先に漏れ出す場所になってしまうのである。



保温作業の前には、かならず「全数」チェックしてね。



保温屋さん、次のスケジュールがあるのはわかるのだけれど
ネジ部に塗ってないのを見て見ぬ振りしないでね。


「塗ってないよ」って、声がけしていただけるとありがたいなぁ。



そこだけ残しておいて、材料をちょこっと置いていってもらえれば
代人さんが何とかするからさ。
(「ネジ部には、錆止めを塗るのだ」おわり)
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2020年09月01日

流しの裏の給水管

壁に張り付いている、給水管!?


20090101.JPG

貼り付いている、には違いないけれど
まあ、支持してあるわけなんだけど。



この手前には、長いステンレス流しが置かれるようだ。

その下ごしらえとして、先に給水管を通してあるのだ。



既存施設の改修だからか、
見かける頻度が減ってきている、塩ビライニング鋼管+管端防食継手の組み合わせである。


配管外面には一次防錆が施されているから、表面が赤茶色である。


管端防食継手は、こういう塗装のかかった製品である。


白い部分は……ねじ切りをしてつないだ部分の、錆止め塗装である。



そんなこんなで、繋げられている。



配管をつなげて、錆止めを塗って、乾いたら
防露(保温)材を巻いていく。


20090102.JPG

ここでは、ポリスチレンフォーム保温筒、であるようだ。
ようは、発泡スチロールだ。

その外側にテープを巻いて、仕上げてある。



ところどころに、バルブが付いているけど?



どうやら、水栓がたくさん並ぶので、
根本に近いところばかり勢いよく出て
末端では出が悪い……ということにならないように
調節できるような作りになっているようだ。



なぁるほど。



流しの裏にも、
いろんな工夫が詰まっているものなのである。
(「流しの裏の給水管」おわり)
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2020年08月30日

浄化槽にはブロワがつきもので

公共下水道が整備されていない地域では
排水を合併処理浄化槽に通して浄化してから河川などに放流する。


昔むかしは、汚水(トイレの排水)だけ単独処理浄化槽で処理して、
雑排水(洗面器や風呂、洗濯の排水)はそのまま排出していた。


それで、道路側溝や排水路(「ドブ川」などと称された)には
雑排水が生のまま流れ込み、野菜の切れっ端や洗剤の泡などが
海に辿り着くまでそのまんまになっていた。



現在では単独処理浄化槽を新設することはなくて
すべて合併処理とする。


もっとも、既存で単独処理であったものについては
そのままで、既存遡及は無いのであるが。



さて、「浄化槽」とは要するに、
微生物によって汚物を分解して浄化しようというものであって
種々の微生物が呼吸(分解)しやすいように、
ブロワ(送気機)で空気を送り続ける。

金魚を飼うのと、大した違いはない

(ウソ。すごく違う。けどなんとなく似てる)



つまり、浄化槽あるところに、ブロワもあるわけである。



屋内の片隅にヒッソリと設けられていることもあるし、
屋外にちゃっかりついていることもある。


20083001.JPG


積雪地なので、架台で持ち上げて少し高い位置に据えてある。

地中に向かっていく配管を通じて、
浄化槽内に空気が送られるのだ。



ちょいと、寸法を取ってみる。


20083002.JPG



当然、大きな浄化槽には多量の空気を送るべく大きなブロワが必要だし、
小さな浄化槽なら小さなブロワで済む。



これはたぶん、小さい部類。




「浄化槽」をみかけたら、付近にブロワが無いかどうか
ちょっと見回してみたら、いかが?


屋内に設置されていたら、全然気づけないけれど
それは仕方ない。


見つけられたら、ラッキー! くらいの気持ちで。
(「浄化槽にはブロワがつきもので」おわり)
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2020年08月26日

大きなガスメーター2観

ガスメーターは、ガスの流量を測定する器機である。



少ない流量を測るなら、小さなメーター。


多くの流量を測るなら、大きなメーター。



当然の、摂理。



20082601.JPG



メーターには、向かって左からガスが供給されて
向かって右側へと送られていく。

交換時に閉められるように、
メーター前後にはガスコックが取り付けられていて
バイパス管とコック(いつも閉めておく)も一緒に設けられる。



20082602.JPG



メーターが大きくなると、
配管の強度だけでは支えられなくなるから
床置き的な置き方になる。

バイパス管の位置も前の写真と違うけれども
トポロジー的に一緒であれば問題ないのだ。



「あなたのお土産には、こちらの小さなメーターと、
 あちらの大きなメーターと、どちらがよろしいですか?」



そんなん、必要な大きさのやつに決まっとるやん。



「あなたが汚水槽内に落としたのは、この樹脂製の水中ポンプと
 あの金製の水中ポンプのどちらですか?」


純金製だと、錆びることはなさそうだけども
重いし、弱いからすぐ破損しそうだし、いいことないなぁ。

……というのは、また別のお話。
(「大きなガスメーター2観」おわり)
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2020年08月23日

ドレンバルブを見たことは?

「ドレンバルブ」というものがある。

配管内の水を抜くことができる弁である。



三方弁になっていて、
上部のハンドルを回すと、弁よりも上流になる側からの給水が遮断され
弁より下流側配管内の水が抜けて
下部のドレン管へと排出される。



20082301.JPG



土間埋設になる部分であれば、
水抜栓を使用する。


このようにピット配管であれば
ドレンバルブを使用する。



冬期に凍結の恐れが生じない温暖地であれば
こんなものは要らないけれど
凍結する地域においては必須の設備である。



もしも寒冷地の設備設計に関わることがあれば
使うことになる機会もあろう。


水道事業者に確認しておくのが良かろう。
(「ドレンバルブを見たことは?」おわり)
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2020年08月16日

部材がやってくる

設備工事の現場には、都度、いろいろな部材が入ってくる。

工事で使う分が全部いっぺんに運ばれてきてしまうと
置いておく場所に困ったりするから
工程に合わせて必要な分を。



20081601.JPG


この日は、配管材料少々と、継手、水栓類ほか。



ちょろっとに見えるけど、そのとおり。


既に搬入済の部材が結構あることもあって
そんなにたくさん必要ではなかった、ということだろう。



20081602.JPG

近寄ってみると、
TOTOの水栓金具とアロン化成の樹脂継手。



それぞれの部材は、いろいろなモノを扱う管材屋さんから入ってくる。


管材屋さんは、各メーカーから仕入れて、案件ごとにまとめて送り出す。


各メーカーは、建設市場の状況を見て時節に合わせた生産をする。


各材料の原料は、いろいろな商社などを通じて
国内外から調達される。



複雑に絡み合ったサプライチェーンが正常に繋がった状態で
現場は滞りなく進められる。



でも、このコロナ禍で、いろいろと綻びが生じてしまっている。



中国から衛生器具類が入ってこなくなり、
大量に据え付けるマンションやホテルで納品が間に合わなくなったり、

運送が逼迫して、注文から配送までのタイムラグが増えたり、

感染者が出たために職場がストップしてしまったり、

外国人オーナーが来日できなくなり、アテにしていた外国人客も見込めなくなり
インバウンド対応プロジェクトが頓挫したり、

在宅勤務が増えてやり取りが煩雑になったり。



今まで当たり前のように感じられていたさまざまが
実に複雑な緻密な微妙なバランスの上に成立していたんだと
改めて思わされる状況になっているのである。



もし今日も、無事に部材が入ってきたとしたら
それはもはや「当たり前」ではないのだと
ありがたみを噛み締めなくてはなるまい。
(「部材がやってくる」おわり)
posted by けろ at 14:00| Comment(2) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月15日

ジャグジーの気泡はどこから来るのか

ジャグジーバス。

ちょっとしたスーパー銭湯や、プールなんかにある、あれ。


壁から水流がどわーっと出てくる、あれ。



ホントは「Jacuzzi」は登録商標のため、
他社製はジェットバスなどと呼ばなければならないらしい。

確かに、ワールプールバスと書いてあるのを見た気もする。


20081501.JPG



ジェットと言っても、水流だけではなくて気泡が混ざっている。
水(湯)は、水槽(浴槽)内から引いてポンプで送れば良いのがけれど
じゃあ気泡は?



ジェットの場合、吐出金物で空気を混合して吹き出すような製品がある。



混合する空気は、浴室内から、あるいは濾過機械室内から取ることになる。



床からのブクブク(バイブラバス、ともいう)も同様。

取り入れた空気を、ブロアポンプで送って吹き出す。



空気取入口は、見えることもある。



換気に使うようなベントキャップが壁面についていたり、
制気口のようなものがついていたり。


20081502.JPG



この施設のプロジェクトに関わったわけでもなく
図面も見たわけじゃないので本当にこれが「それ」かどうか確かめる術はないのであるが
たぶん「それ」なんじゃないかな。



ここから取り入れた空気を、気泡として吹出しているのだと思うのだ。



外よりはマシだけれど、浴室内の空気を使うので
湯温よりは低い。


よって、気泡が冷たく感じられるのではなかろうか。



もし機会があれば、そんなところも観察してみていただきたい次第。
(「ジャグジーの気泡はどこから来るのか」おわり)
posted by けろ at 21:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月10日

多目的トイレの器具メニュー

多目的トイレとか誰でもトイレとか、
そう呼ばれるブース。


いろんな器具が、これでもかとついているものである。

一般トイレよりも、メニューがたくさんなのだ。



「多目的」と称するだけあって
一般トイレでは果たせないニーズに応えるべく
いろいろな配慮が加わっているのだから。



20081001.JPG



一般トイレにないものが、
いくつ見えるだろうか?



もっとも、高齢者施設などであれば
「多目的」を謳わないトイレでも同様のモノが当たり前についていたりするから
用途によりけり、でもある。



最近は、一般トイレにも手すりがつくようになってきているが
壁のL字形と脇の跳ね上げ式との両方が取り付けられているのは
多目的ならではと言えるだろう。


紙巻器も、壁付と手すり取付と両方向にある。


背もたれや、呼び出しボタンも一般トイレではあまり見かけないだろう。



洗浄ボタンや洗浄便座リモコンなどは
一般的になってきているか。



洗面器も、車椅子でも乗り付けやすい形状になっている。



20081002.JPG


古いトイレだと、
脇の手すりは横方向に開くため、かなり場所を取るのだが
最近は跳ね上げ式だから、すぐ横に洗面器を取り付けても大丈夫だ。



上部の分電盤は……

ここにしか、接地スペースが無かったんだろうね。



一口に「多目的」と言っても、
じつにその「目的」は多彩だ。


当然のことながら、
その「多目的」の中身、
具体的にどのような使用ニーズがあるのか、ということに合わせて
メニューを選ばなければならないのだ。



あまり「多目的トイレ」を使う機会はないかもしれないけれど
機会があるならば、どのような器具が設けられていて
どのようなニーズに応えようとしているのか
思い巡らせてみるのも良かろう。



ワタクシ自身は、
怪我をして松葉杖をついていた際には
お世話になった。



ああ、あと育児中の際かな。



普段は大して気にも留めないけれど、
実際に必要とする状況になると
ほんとうにありがたい存在なのである。


だから、設けられているのだ。
(「多目的トイレの器具メニュー」おわり)
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2020年08月05日

粗相をしても対応できるように

とある、トイレにて。


20080501.JPG



便器のすぐ脇に、床上掃除口。


そして、壁面にはハンドルを外した状態の、水栓。



この蛇口は、何に使うのだろうか?



お客さんが、やむを得ず粗相をしてしまった際に
ここから水を取ってトイレ内部を清掃できるようにするためだろうか。



床の材質が、もちょっと清掃に適したもののほうが
良いのかもしれない。

目地も、無いほうが良いのかもしれない。



ともかく、水を使って清掃することができそうだ。



けれど、流した水はどう排出するのかな?


この床上掃除口を、掃兼ドレン か何かにしておけば
流しやすいのでは?

普段は蓋をしておいて、
水を流したいときにはそれを外せるやつ。

掃除口と、排水口とを兼用したやつ。



と思ったら、
もっとシッカリした排水口がありましたとさ。


20080502.JPG



思いっきり、床排水口でしたとさ。



さて、このトラップは切れてしまわないんだろうか、とか
普段から水洗いしてるのかなぁ、とか
そしたらなおのこと床の目地が邪魔だなぁ、とか
いろいろ勝手なことは言えるだろうけど
実際に運用している人にとってどうなのか、というのが
一番大事なのである。


さて、ここは、如何に?
(「粗相をしても対応できるように」おわり)
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2020年08月02日

ドルゴ通気弁がライティングされてる

なぜだっ!?


なぜ、そんなに明るく輝いているんだ!


20080201.JPG


ドルゴ通気弁って、そんなに明るみに出ているものなのか?


まあ、意図したわけじゃないんだろうな。
たまたま、なんだろうな。
(「ドルゴ通気弁がライティングされてる」おわり)
posted by けろ at 23:57| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月28日

と、とれちゃった!?

オサレな、シンク。

そこには、オサレな、吐水口。


20072801.JPG


お、普段はあんまり見ない
高級そうな蛇口じゃん?



どれ、どれ。



20072802.JPG



あ、とれた。



取れちゃった。



どないしよか(汗)



いやいや、心配ご無用。

そういう製品なのです。
(「と、とれちゃった!?」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月20日

水と蒸気で湯をつくる

「給湯」というと、水を加熱して作った湯を
必要箇所に供給することである。



加熱するために、
ガスや灯油の燃焼を利用する、
地中熱や空気熱をヒートポンプにより利用する、
電気で直接加熱する、
などの方法が有るわけなのだが。


「蒸気で加熱する」という方法もある。



水と蒸気を直接混ぜて湯にする場合もあるし、
蒸気を加熱源として使う場合もあるし。


一般の建物の「給湯設備」では見かけないけれど、
工場などで蒸気を使用する場合に、
その蒸気を給湯にも利用したりするのだ。



水を沸騰させてわざわざ蒸気を作って、
それを水で冷やして湯を作る……。

蒸発潜熱の分だけ、エネルギー的には無駄なことではあるのだが
その工場の事情や特性、生産蒸気量、燃料などの関係で
こういうことも行われるのである。



こんな感じで、接続して使用される。


20072001.JPG



あんまり普段お目にかからないとすると、
詳しくは、メーカーのページ を見て、問い合わせるしかないけれど。



直接混合して使うタイプは、こんな感じ
(「水と蒸気で湯をつくる」おわり)
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2020年07月19日

グリーストラップを開けてみる

厨房によくある、『グリーストラップ』。


国土交通省用語 では『グリース阻集器』となっている。



製品は、各社 各様 それぞれ 独自に 説明 があるので
参照いただきたい。



床面に設置されている場合、外観はこんな感じだ。


20071901.JPG


大きなグリーストラップになると、
この蓋が3枚になったりする。



蓋を開ける。


20071902.JPG


この場合、画像上のほうから流入して、下のほうへと流出する。


野菜くずとか魚の骨などを受けられるようにカゴがついていて、
脂分などは溜まった水の上部に浮かび、
下の方のゴミも油も含んでいない水を排出するのである。

「トラップ」としての機能を有し、
排水桝からの臭いが上がってこないようにもなっている。



もちょっと近寄ってみよう。

水が入っていない状態だから、
中身がとても良く見えるであろう。


20071903.JPG


「厨房」として使われ始めて
ゴミや脂や水が溜まるようになると
見た目だいぶ美しくない状態になってくる。


定期的に清掃し、ゴミも適宜処理することが必要なのだ。


そうじゃないと、不衛生極まりないことになってしまうから。
(「グリーストラップを開けてみる」おわり)
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2020年07月07日

ポンプ桝の中身

排水桝があんまり深くなりすぎると、
公共下水道に接続できなくなってしまう場合もある。

敷地状況やら、排水勾配やら、公設桝の深さなど
条件によっていろいろだけれども。



そんな時には、ポンプアップしてあげるしかない。



排水ポンプを収めた人孔桝を、「ポンプ桝」とも呼ぶ。



20070701.JPG



中に、2台の排水水中ポンプが入っている。

排水がどんどん入ってきて水位が上がると、
フロートが浮き上がってきてスイッチが入り、
ポンプが起動して汲み上げられるのである。


2台のポンプは、順番に動く。


急激に水位が上がれば同時に動く制御もかけられる。



結構深いから、
トラブル時や清掃などで人が入るのは大変だ。

だから、内部にはタラップも設けてある。



20070702.JPG



当然、ポンプを動かすための電源ケーブルも
この中に入ってくるのである。



マンホール蓋を閉められたら、
次に誰かが開けてくれるまでは
ただ黙々と働くのみだ。


そんな、ポンプたちが入っている、ポンプ桝。


そう。


「せつび」は何時だって、
隠れたところで働いているのだ。
(「ポンプ桝の中身」おわり)
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2020年07月01日

古い型のガスメーター

新築ぴっかぴかの建物は、それはそれで良いのだけれど
「味わい」に欠ける面もある。



だって、何もかもぴっかぴかで、
しかもほとんどの「せつび」は
あるものは天井内に、あるものはシャフト内に、
またあるものは床下に隠されてしまって、
見えやしない。


ほんの一部、グリルとか放熱器とか水栓あたりが見えるだけなのだ。



その点、年季の入った建物はひと味もふた味も違う。


建てられてから現在までの、
いろいろな歴史をその身に刻み、
それが随所に残されているからなのである。



ここに、1つのガスメーターがある。


20070101.JPG


取り付けられてから幾星霜。

こののち、あとどのくらい利用されるものなのか。



ん……。



それにしても、古すぎないかい?


計量法の規定では、8年ごとに取り替えられるはずだが?



いや、でもわからん。

これは飽くまで、内部的に使用量を把握するためだけのもので
使用料金の根拠として利用されるようなものではないのかも知れない。

そのあたりの経緯がわからない以上、
軽々に疑念を挟んではなるまい。


とにかく、味わい深い、ガスメーターなのであった。
(「古い型のガスメーター」おわり)
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2020年06月28日

受水槽室の中に排水管を通すのは……

ちょいと失礼しますよぉ、っと。



受水槽室に入ったのである。

上のほうに、何か違和感。


20062801.JPG



何やら、いろんな配管が見えるじゃあないか。



給水管もあるけれど、
そうじゃない配管も通ってるよね?



受水槽の中の水は、飲料水なのだ。

だから、それが汚染されることのないようにしなければならない。



そういうわけで、基本的に受水槽室内には
給水管以外の配管を通さないのが原則とされる。

自治体にもよるらしい。



同じ系統からつながる給湯管なら構わないけれど、
排水管や冷温水管などは通さないものだ。


水槽の直上でなければ構わない、とか
排水管の場合、水槽との間に樋のようなものを設けて
万一漏洩があっても下部に垂れないようにする、などの
措置をとることもあるようだ。



でもやっぱり、避けたいな。


20062802.JPG


とは言え、
古い建物ほど何度も改修に改修を重ねて
受水槽室の上部の室に水回りを設ける必要性があって
やむをえずか、
単に意識せずにか、
こうやって排水管が受水槽室内に結果として出てしまっている例を
見かけるのである。



でもやっぱり、避けたいな。

くどいようだけれど。
(「受水槽室の中に排水管を通すのは……」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(2) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする