2020年07月07日

ポンプ桝の中身

排水桝があんまり深くなりすぎると、
公共下水道に接続できなくなってしまう場合もある。

敷地状況やら、排水勾配やら、公設桝の深さなど
条件によっていろいろだけれども。



そんな時には、ポンプアップしてあげるしかない。



排水ポンプを収めた人孔桝を、「ポンプ桝」とも呼ぶ。



20070701.JPG



中に、2台の排水水中ポンプが入っている。

排水がどんどん入ってきて水位が上がると、
フロートが浮き上がってきてスイッチが入り、
ポンプが起動して汲み上げられるのである。


2台のポンプは、順番に動く。


急激に水位が上がれば同時に動く制御もかけられる。



結構深いから、
トラブル時や清掃などで人が入るのは大変だ。

だから、内部にはタラップも設けてある。



20070702.JPG



当然、ポンプを動かすための電源ケーブルも
この中に入ってくるのである。



マンホール蓋を閉められたら、
次に誰かが開けてくれるまでは
ただ黙々と働くのみだ。


そんな、ポンプたちが入っている、ポンプ桝。


そう。


「せつび」は何時だって、
隠れたところで働いているのだ。
(「ポンプ桝の中身」おわり)
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2020年07月01日

古い型のガスメーター

新築ぴっかぴかの建物は、それはそれで良いのだけれど
「味わい」に欠ける面もある。



だって、何もかもぴっかぴかで、
しかもほとんどの「せつび」は
あるものは天井内に、あるものはシャフト内に、
またあるものは床下に隠されてしまって、
見えやしない。


ほんの一部、グリルとか放熱器とか水栓あたりが見えるだけなのだ。



その点、年季の入った建物はひと味もふた味も違う。


建てられてから現在までの、
いろいろな歴史をその身に刻み、
それが随所に残されているからなのである。



ここに、1つのガスメーターがある。


20070101.JPG


取り付けられてから幾星霜。

こののち、あとどのくらい利用されるものなのか。



ん……。



それにしても、古すぎないかい?


計量法の規定では、8年ごとに取り替えられるはずだが?



いや、でもわからん。

これは飽くまで、内部的に使用量を把握するためだけのもので
使用料金の根拠として利用されるようなものではないのかも知れない。

そのあたりの経緯がわからない以上、
軽々に疑念を挟んではなるまい。


とにかく、味わい深い、ガスメーターなのであった。
(「古い型のガスメーター」おわり)
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2020年06月28日

受水槽室の中に排水管を通すのは……

ちょいと失礼しますよぉ、っと。



受水槽室に入ったのである。

上のほうに、何か違和感。


20062801.JPG



何やら、いろんな配管が見えるじゃあないか。



給水管もあるけれど、
そうじゃない配管も通ってるよね?



受水槽の中の水は、飲料水なのだ。

だから、それが汚染されることのないようにしなければならない。



そういうわけで、基本的に受水槽室内には
給水管以外の配管を通さないのが原則とされる。

自治体にもよるらしい。



同じ系統からつながる給湯管なら構わないけれど、
排水管や冷温水管などは通さないものだ。


水槽の直上でなければ構わない、とか
排水管の場合、水槽との間に樋のようなものを設けて
万一漏洩があっても下部に垂れないようにする、などの
措置をとることもあるようだ。



でもやっぱり、避けたいな。


20062802.JPG


とは言え、
古い建物ほど何度も改修に改修を重ねて
受水槽室の上部の室に水回りを設ける必要性があって
やむをえずか、
単に意識せずにか、
こうやって排水管が受水槽室内に結果として出てしまっている例を
見かけるのである。



でもやっぱり、避けたいな。

くどいようだけれど。
(「受水槽室の中に排水管を通すのは……」おわり)
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2020年06月27日

湯の温度を調節してから

湯を一度にまとまって使いたい時には
貯湯してあるものを使うのが良かったりする。


都度、瞬間湯沸かしするのでは
かなり大きな加熱量が必要になってしまうから。



けれど、レジオネラ属菌が繁殖したりしないように
貯湯温度は60℃以上に保っておく必要がある。

それを給湯管で各所に給湯すると、
混合水栓では最高60℃の湯が出てしまう可能性があって
操作に不慣れな幼児やお年寄りが火傷してしまう恐れがある。



それを防ぐために、
こういうものを設置して、あらかじめ水と湯を混ぜて
適温にしてから供給できるようにすることもある。



20062701.JPG



何℃で供給されるか、
温度計もついているから、わかりやすい。



ん……?



じゃあ、この装置(大型サーモスタット、などと名付けられている)より
先の部分では、レジオネラ属菌が繁殖してしまわないかい?



まあ、そういうことにもなろう。


が、この先には、湯を使用するときだけ流れ、
使用しない時にはどんどん冷めてしまうから、
40℃くらいで貯湯槽内にずっと保温されているような状態とは違って
そこまで繁殖しやすいわけでもないのだ。


むしろ、浴槽などの循環ろ過系統の配管にこそ、その危険性が高く、
よって、定期的に殺菌消毒を行う必要があるのはそっちのほうだ。



となると、この大型サーモスタットより先の配管は
保温しなくても良いじゃあないか。



まあ、「湯」について考えるならそうなんだけれど、
「水」だけ流れる可能性もあることを考慮すると、
「防露」のために、やはり保温材で巻いてやる必要があると言える。



ともかく、
幼稚園や保育園の給湯、
小学校低学年が利用する給湯、
高齢者施設、
などでは、こういうモノの採用を考慮したい。

中央式給湯の場合に限るけれど。



もっとも、給湯先の水栓数が少なければ
サーモスタット混合水栓を使う方法もあるし
熱湯が出せないように 「湯側開度規制付き」 の混合水栓なんてものもあるから
選択肢はいくつかあるのである。
(「湯の温度を調節してから」おわり)
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2020年06月24日

スパウトを取り替えて

いわゆる普通のシングルレバー混合水栓も
そのままでは使いにくい場合がある。


たとえば、ホースにつなぎたいとか、
製作モノの流し台で使いたいとか、
小さな小さなミニキッチンのシンクからはみ出てしまうとか。



そんな時には、吐水口(スパウト)を取り替えて
使い易くしたりする。



20062401.JPG


自在水栓タイプのスパウトに変えた上で、
ホース用のカップリングを付加している。



水栓に貼ってある型番は

20062402.JPG

で こういう構成 になっているのだが、
一番下の吐出口を 5C000212 から、違うものに取り替えてあるのだ。



こんなものも、見つけた。


20062403.JPG



これも同じ型番の混合水栓なのだけれど
スパウト部分がフレキ管になっている。



他社の こんな製品 の部品を使ったら、こうなりそう。



今どきは、ホームセンターやネット注文でいろいろ取り寄せが出来るから
なかなか便利である。
(「スパウトを取り替えて」おわり)
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2020年06月15日

書いておけば、すぐわかる

「設備」には、いろんな表示をつける。

ただの管、ただの弁、ただのダクトじゃ、
何が何だかわからなくなるから。


設計した人、施工した人はわかるのかもしれないけれど、
常日頃から管理運営している人もわかるのかもしれないけれど、
何かトラブルがあった際に第三者がやってきて調べようとしても
なかなか「現状把握」からして難しかったりする。



普段メンテしている人だって、

「あれ? 交換したの、いつだっけ?」

わからなくなったりも、する。



過去の記録をひっくり返して探せば、
どこかに書いてあるはずなんだけれど、
見たいときに限って、その手の書類はどこかに隠れて出てこない。

不要なときには、いつだって視界に入るのに。



常備している図面に記入しておく。

それも、良い方法。



あとは、「現物にも、書いておく」と確実だ。


誰が見たって、わかるってもんだ。



20061501.JPG



給湯循環ポンプなんて、
結構イカれ易いものだから、
特に役立つんじゃないかな。



たまたま行った機械室で、
こんな「把握されてる」状態がわかると
嬉しいもんだ。
(「書いておけば、すぐわかる」おわり)
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2020年06月09日

溶接、なんだね。

サービスエリアに寄ったのだが
通路屋根の雨水排水管が気になってしまった。


20060901.JPG


なんか、いつも見るのと違う。



20060902.JPG


雨水管だけど、溶接接合されている。


規模にもよるだろうけど、
普通の「建築設備」じゃ、あまり細モノの溶接は目にしない。

塩ビ管や耐火二層管も多かろう。

鋼管の場合にも、MD継手であることが多かろう。

ねじ接合すら、少なくなった感がある。



でも、ここでは溶接だ。


20060903.JPG


足元は、鋼管から塩ビ管へと変えられている。

埋設部分は、錆びるから塩ビに変えているんだろう。

鋼管柱基礎が埋まっているから、
それを避けているんだろう。



土木構造物の付帯設備は
建築の設備とはまた違った思想、基準があるようだ。


あまり関わる機会が無いから
よく知らないだけなのである。


つくづく、「せつび」って「広くて深い」領域なんだな、って思う。

まあ、科学技術が発展している現代、
どんな分野でもそうなんだろうけど。
(「溶接、なんだね。」おわり)
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2020年06月01日

目を洗うやつだ

特定の場所でしか見られない水栓金具。


「洗顔水栓」


プールくらいでしか、お目にかかることはない。


それに。


昔はせっせと目を洗ったそうであるが
現代は「目はそんなに洗うもんじゃない」ということになっているようだ。

TOTOでも取替部品しか扱わなくなってしまったようだ。


20060101.JPG


だから、こういうものも、そのうち見られなくなるのかも知れない。



もっとも、研究所とか工場とか
事故で眼に薬品や異物が入ってしまった場合には
緊急避難的に洗う必要があって、
そういう製品 は、ある。



普通の学校やプールで見かけることは
決してないだろうけれど。
(「目を洗うやつだ」おわり)
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2020年05月29日

これは、埋めちゃうのね

なんか、コンクリートを打つような感じ。


あれ? でも配管が突っ切ってるような。



20052901.JPG



排水管の分岐を取り除いた上で、
そのまま埋めちゃうということなんだろうか。


そのまま埋めちゃっても、
そんなに支障が無い類の管なんだろうか。


きっと、そういうことなんだろう。


埋めちゃうのは、決して望ましいこととは言えないけれど
まま、そういうこともあろうさ。
(右寄せ)(「これは、埋めちゃうのね」おわり)
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2020年05月28日

懐かしいものが出てきたよ

男子トイレを解体している現場で
なかなか懐かしいものを見ることが出来た。


むか〜し昔は、TOTO(当時は「東陶機器」と名乗っていたはず)のカタログにも
いろんなウンチクや解説図とともに載っていたはずである。



何台もの小便器が連立している天井内に
これが納まっていた。


20052801.JPG



天井面にセンサーがついていて、
ある程度の利用者が検知されると
ここから水を流し、
連立している各小便器に一斉に水を流す
自動洗浄弁。



更に前には、ハイタンク自動排水弁とか、あったはず。



もっともっと前は、
ハイタンク脇に蛇口がついていて、
常にちょろちょろ水を流しておいて、
ハイタンクの水位が一定以上になると
サイホン金具の作用で洗浄する、なんてものも
あったはず。



今は、センサー一体形の小便器が主で、
別付センターや、まして手押しのフラッシュバルブなんか
カタログでもうしろのほうにオマケみたいに載ってるだけ。


でも、未だに「小便器洗浄水栓」っていうのも載ってるから
それはそれで面白い。


使い方、わかんない人も多いんじゃないだろうか!?


TOTOの 「COM−ET(コメット)」というページ で検索すると
ちゃんと出てくる。



品番を入れてもいいし、商品名でも検索できる。
販売終了品も検索できるから、古い衛生器具をしらべることもできて
便利である。


各社さん、WEBは年々充実していって
業界の者としては至極ありがたい。



今のセンサー一体形便器も、
5年も経つと古臭く感じられるんだろうな。


いろいろなデザインも、機能も、一新されているんだろうな。



ようやっと、国産設備機器類のプロダクトデザインにも
力が入るようになってきたようだし。



これからの時代には、無粋な、無骨な設備は敬遠されるんだろうな。


古いものは古いなりに、
骨董品として楽しむようになるんだろう。
(「懐かしいものが出てきたよ」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月25日

暗いPS内の量水器

PSは、たいてい暗い。

大きめの施設の、大きめのPSであれば
何かと用事も多いので照明をつけていることもあるけれど。



そうでもなければ、暗い。



自然採光がある場所ならば
まだマシなんだけれど、

奥まった、日の当たらない廊下の隅っこにあったりすると
ほんとうに暗い。



20052501.JPG



狭くて、暗い、
閉所・暗所恐怖症だったら耐えられない環境に
キミは居るんだ。



量水器とか水道メーターとか
単にメーターとか呼ばれる。



取り付けられた後は、
ただ黙々と通過する水量を測り続けるのみだ。



寿命は、8年。



『計量法』によって、8年ごとに取り替えられることが
定められているのだから。



メーターの取替は、水道料金を集める側の費用で行われる。
それも含めての水道料金なのだ。

ガスも、電気も、同様なのだ。



だから

「水道局の方から来ました。そろそろメーターを交換しなくてはなりません。
 つきましては、その費用が……」

と、カネを要求するのは詐欺である。



ただ、意外と知られていないのか
8年を超えて平気で使われているメーターも
たまに見かける。

水道局など公的期間が設置したものならしっかりしているのだが、
テナントから水道料金等を徴収する民間ビルの場合に
「うっかり」が存在するようだ。


料金のやり取りをするならば、
ちゃんと取り替えなくちゃ、ダメだ!



料金を払わないなら?

自分の持ち家で、
使用量を把握したいだけのために
1階トイレと2階トイレそれぞれに
自費でメーターをつけておいたら?

それなら、まあ、何十年使っていても構わない。

そんな正確性を求めちゃいないんだろうから。



メーター自身にとっては、
そのほうが幸せなのかも知れない。
(「暗いPS内の量水器」おわり)
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2020年05月22日

電気温水器廻りと設計図

電気温水器廻りには、
いろんな配管、弁類が取り付いている。


20052201.JPG


各メーカーの施工要領書とか
各官公庁の標準図とか、
そんなものに詳しく載っていたりする。



結局は
「必要に応じて必要なモノを取り付けてね」
ということになっちゃうので、
いちいち描かれない図面も多かろう。



1/50や、ましてや1/100の図面じゃ、
こういう類は表現しきれない。

かと言って、設計図段階で1/20とか1/30で描くのも
ちょっと……。



ということで、
場合によっては「他付属品一式」と機器表に書いてあってオシマイ、
なんてこともある。



それで良いのか、良くないのか、
プロジェクトの内容によっても違うかな。



建築基準法に関わる、すなわち建築確認申請に関わる分だけ表現してあれば
それで問題ない。

まあ、そういう考え方も、無くはないだろう。



施工図レベルでの検討があれば、描けないはずはない。



まあ、そうなんだけど。



時間と、労力と、報酬との兼ね合いが大きいかも。



設計費よりもはるかに大きな「現場管理費」だったりするけれど、
まったく納まりっこない設計図を元に
四苦八苦して施工図を起こすことなんて業務外のハズだし。



「設計図なんて、所詮は工事費概算を出すための参考資料でしかないよ」



そううそぶくのも、あながち間違いじゃないかもしれないけれど
そこまで割り切って(開き直って)しまうのも、
なんだかなぁ。



海外では、もっとシビアなんだろうか。



いや国内でも、土木・プラント関係だと
施工図レベル、ミリメートル単位で表現されている設計図が
作成されたりする。

現在に至る、歴史的文化的モロモロがあってのものなんだろう。



建築”付帯”設備 と呼ばれていた名残が
現在でもあるのだろうか。
(「電気温水器廻りと設計図」おわり)
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2020年05月15日

衛生器具を取り付ける下地が要る

軽量鉄骨壁下地。

その途中に、合板が取り付けられている。



20051501.JPG



そう。


ここに、衛生器具を取り付けるのだ。



下地材にボードを貼った状態では
あの重たい陶器を支えることができない。

だから、陶器を取り付けるビスを打つ場所には
厚い合板を用意しておくのである。



20051502.JPG


給水管と、排水管とを
先に施工してある。


配管の保温も、壁仕上げがなされる前に
済ませておかなくてはならない。



結局のところ、
衛生器具(この場合は、掃除用流しかな)は
この合板を下地に留めている鋼製のプレートとビスで
支えられているということだ。
(「衛生器具を取り付ける下地が要る」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月11日

ろ過ポンプの手前に設ける、ヘアーキャッチャー

浴槽用の、濾過機。


20051101.JPG



循環水がポンプに入る前に、
ヘアーキャッチャーがついている。


髪の毛なんぞ、ポンプに吸い込まれてしまった日には
からまって大変だから。


ポンプのインペラだって、すぐ悪くなってしまうだろう。

だから、取り付ける。



配管を接続した部分(ユニオン、という名の継手)に
青い線が引いてある。


しっかり締め付けた後に、
書いておいたやつだ。


ずうっと使っているうちに、もしも緩んできていたら、
この線がずれるわけだからすぐにわかるのである。


設備系のボルト・ナット固定部なんかにも、
マジックで線が入れてあったりするのを
見るかもしれない。



そんな、ポンプ廻りのご紹介。



ヘアーキャッチャーを支えるために
アングルで台を作ってある。
辛うじて、パッキン的なものを挟んであるかな?


けど、ポンプは防振架台、
ポンプ吐出管と吸込み側ヘアーキャッチャーの更に手前に防振継手。


防振措置が、なんかちょっと、ちぐはぐな気がする。
(「ろ過ポンプの手前に設ける、ヘアーキャッチャー」おわり)
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2020年05月06日

いまだに設置される、和風便器

今や、家庭で見かけることはほぼあるまい。

よほど古い家ならともかく、
新築で据えることは、まずなかろう。



それでも、公共建築物では
依然として「和風便器」の要望が出ることもある。



「他人が尻をつける便座を共用したくない」
という意見が、多数ではないにしても存在するかららしい。



年寄りの戯言、と笑い飛ばすかもしれないが、
意外と若い人にそんな意見がある、らしい。

足腰や膝に負担がくるから、
年配者にとっては洋風便器のほうが使用しやすいはずなのだ。



それはともかく。

多くはないけれど需要があるからには、
製造されている。



そして、設置もされる。



20050601.JPG



スラブを貫通するから、
つまり水平区画を貫通するから、
下階との防火処置を施す必要があるし、
開口部が大きいし、
水平にセットするのも熟練が必要だし、
施工上は面倒なものである。



20050602.JPG



この開口部分には鉄筋がないわけだから
補強やら何やら、考慮も必要だし。



普段、和風便器を利用するだろうか。


洋風、和風、どちらも空いていたら
どちらを使いたいだろうか。


いちばん最近和風を利用したのは、
どのくらい前だろうか。



いずれにしても、年々設置数は減っていくのではなかろうか。

年々、みかけることが少なくなっていくのではなかろうか。



眺めておくのは、今のうちですぞ!
(「いまだに設置される、和風便器」おわり)
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2020年04月30日

排水配管の継手

鉄の配管といえば、
ねじを切って、継手(つぎて)にねじ込んでつなげていく……というのが
たぶん昔は当たり前だったことと思われる。

(鋳鉄管は、そうじゃなかったけど)



けれど今どきは、
いちいちネジ加工しなくても済むMD継手が使われる。

Mechanical Drainage Joint なんだそうだ。



これだと、直管を必要長さで切断したら、
ボルト・ナットの締め付けで接続できるので
「ねじ切り」の熟練が必要ない。

ねじの不良による接続不良もない。



公共工事の単価も、ある程度の太さになると
ねじ接合よりもMD継手接合のほうが
安価になる。



100mmの配管の「ねじ接合」なんて、
大変だし。



20043001.JPG



こんな感じで、つながっていく。



けど、このあと保温材が被せられて、
壁で隠されて、
誰にも見えなくなってしまう。



次に見られるのは、
水漏れが発覚(継手の施工不良?)したときか、
解体されるときくらい。



そんな継手たちにも
思いを寄せて……。
(「排水配管の継手」おわり)
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2020年04月20日

砂川市のマンホール蓋

北海道砂川市


北海道の中央付近、
日本一の直線道路 の途中にある市である。
そこにある、マンホール蓋。


20042001.JPG


公共下水道であること

汚水桝であること

87年設置であること



なんて簡潔に、示しているのだろうか。



中央の 市章 も、
「すながわ」の「す」を図案化したもので、
極めてわかりやすい!



凝ったデザインマンホールは
それはそれで良いけれど
こういうのもやっぱり、味のあるものだ。



「汚水」と書いてない蓋は、
雨水用だろうか?


20042002.JPG



もちろん、デザインマンホールだって、ある。

というか、見つけた。


20042003.JPG


街中をあちこち走り回り、探し回れば
いろいろあるのかもしれないけれど、
まあちょいと通りがかりに、
というか、仕事の帰りがけに、
蓋を撮ろうと車を停めただけだからね。



世の中数あるマンホール蓋、
人生の中で、いったい何枚の蓋に
出逢えるのだろう。
(「砂川市のマンホール蓋」おわり)
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2020年04月12日

奈井江町のマンホール蓋

北海道空知郡 奈井江(ないえ)町


札幌市と旭川市の、ちょうど中間くらいにある町である。

「健康と福祉のまち」を標榜している。人口は、5千人ほど。



町のマンホール蓋が、そこかしこに。


20041201.JPG


下水道がある限り、
マンホール蓋は必ず存在するわけだが。

中央に、町章

カタカナの「ナ」を図案化したもの、ということだ。

周囲のアスファルトが、だいぶ傷んできている。



デザインマンホールも、ある。


20041202.JPG


石狩川を遡上するサケであろうか。


「おすい」とあるから、汚水蓋である。


そういえば、以前行ったところに
「トラウト(?)のために」というグレーチング が、あったっけ。




じゃ、雨水は……と探したら、
あった。


20041203.JPG


「うすい」と書いてあって、穴があいている以外は、
同じだった。



この町には、流雪溝らしきものがあった。


20041204.JPG


たぶん、そうだよね?



これがあると、雪の捨て場に困らないから
便利なんだと思う。

維持管理は、それなりに大変かもしれない。

人が落ちる事故も、
ひょっとしてごくたまにあるのかもしれない。

でも、いろいろと対策すれば、事故は減らせる。
便利さを維持するために、きっと頑張っておられるのであろう。
(「奈井江町のマンホール蓋」おわり)
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2020年04月06日

バルコニーの雨水管の末端は

施工中の、集合住宅の、バルコニー部分。


上の階から、バルコニードレン(バルコニーに吹き込む
雨水を集めて排出するための管)が下りてきている。


20040601.JPG



この階の雨水も合流させて、
更に下まで持っていくんだけれど。



20040602.JPG



管が、途中で切れていないかい?



そう。切れている。

というか、敢えて切ってある。



ちょっと雪が積もっているのが見える通り、
ここは寒冷地。


冬には、必ず凍ってしまう。


20040603.JPG


それで、敢えて管の下端をナナメに切ってある。


雨水金物(まだつけてないけど)や配管が
凍りついて破損してしまうのを軽減するために。



春先、雪解けの頃の排水を円滑にするために。



温暖地では、こんなことはするまい。

こんな隙間をあけておいたら、
そこでびちゃびちゃと雨水が暴れるから。

雨量も、寒冷地よりずっと多いのだから。



土地によって、気候によって、
ちょっとずついろんな事を変えなくちゃならないんだ。


そんなところも「せつび」のおもしろいところなんじゃないかな。

ま、「せつび」に限ったことじゃないんだけれど。
(「バルコニーの雨水管の末端は」おわり)
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2020年04月04日

PSに入っている通気弁

PS(パイプシャフト)には、
パイプに限らず、いろんなモノが所狭しと入っているものである。


施工中は、特にごちゃごちゃしている。



20040401.JPG



ケーブルが収集つかなくなったかのようだが。

電気屋さんとしては、ちゃんとそれぞれを把握しているのである。



それらに覆われるかのように、水道メーターも取り付けられている。



「パイプシャフト」の名にふさわしい? 太めの配管は
通気管なんだろう。



通気管の末端は、大気開放するのが当たり前だったのだが
近年は、「ドルゴ通気弁」もよく使用される。


(「オレの後ろに立つな」ではない)



「ドルゴ」は商品名 なので、
例によって役所関係では一般名詞「排水通気弁」などを
創造して呼称している。



このPSでも、上の方についていた。


20040402.JPG



ただし、大気開放の場合は管内空気の出入りが自由なのに対して、
ドルゴ通気弁の場合には、管内に空気が入る場合のみにしか機能しない。

出てくるようにしてしまうと、排水の臭いとともに出てくることになるので
マズいのだ。

「入り」のみだから、通気機能も制限されることは確かである。



また、この通気弁を使用する場合、
「点検できること」が条件だ。

扉のあるPSの中とか、
天井内に設けるなら近くに天井点検口を設けるとか、
図示しておかなければならない。



PSも、密封性の高いところだとダメだ。
少しは空気が流通しないと、
通気管内に空気が入っていけない。

と、排水の流れが悪くなってしまうから。



あまり大きな建物でなければ、
通気弁の入っているPSを時々見かけるのではないだろうか。

ループ通気管で、多く見られることと思う。



住宅規模であっても、
ホントはあったほうがいいんだよね。

結構「省略」されちゃうようだけど。



大きな建物なら?



基本的に、大気開放がいいんじゃないでしょうか。

「通気」機能の効率から言っても。



ま、見かけることがあったら、愛でてやってほしい。
(「PSに入っている通気弁」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする