2021年02月15日

ルーフドレン管、凍るんで

細いルーフドレン管の先。


21021501.JPG


文字通り氷柱になっている。


もうこの配管は、用を成していない……わけでもない。



赤い線が出ているのに気づく。

あれは、凍結防止用の電熱線なのだ。


少なくとも、あの線に沿った部分だけは
水みちが通っている。

なので、こういう状態になる。



水を播いても雪が融けない気温の地域では
ルーフドレン管や雨樋には
このような形でヒーターを通しておくことが多い。


水が中で凍って膨張するために
配管が破裂してしまうから。



地中まで埋めて排水桝につなぐ際にも
地上部で凍っていては話にならない。



雨水汚水合流の排水であれば
汚水(一般生活排水)からの熱により
凍結しない程度の温度は確保されるのだけれど
分流の場合には暖めるものがないのだから
凍ってしまうのだ。



北国の建物を設計する場合に
忘れてならないのが「凍結対策」なのである。
(「ルーフドレン管、凍るんで」おわり)
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2021年02月08日

製作モノの洗面コーナー

とある施設でトイレに入ったら、
小洒落た洗面コーナーがあったので
撮ってみた。


21020801.JPG


陶器の洗面器じゃあなくって、
ガラスとステンレスで製作してあるやつ。

ボウルじゃなくって、
ガラスの板で水を受けるようになっていて
最下部のステンレス排水溝を通って
排水される。


自動水栓と水石鹸入れは、
通常の製品を組み込んである。



もしも既製品で物足りないのなら、
こうやって製作してしまうのも
一つの手法かもしれない。

あんまり見られないけれど。



照明器具や家具なんかだと、
意匠屋さんがデザインして
(場合によっては、自分で作って)
取り付けてあるのを見たりもするんだけれど。



値が張るのと、
製作者も普段作るようなものじゃないから
長期的に何らかのトラブルが出やすい気も
しないでもない。

既製品に比べると。



でも、
こういうチャレンジがあっても
楽しいかもしれない。

デザインセンスがあるんだったら。
(「製作モノの洗面コーナー」おわり)
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2021年02月05日

シャワー水栓を付け替えた跡

とある浴室で、ふとシャワー水栓が傾いているのに気がつく。


右側、給水管の接続位置が低く、
左側、給湯管の接続位置が高く、

接続脚に長さの異なるものを組み合わせてあるのだけれど、
どうしても水平にならなかった……って感じ。


21020501.JPG


この裏側に、上下に並行して
給湯管と給水管とがあるに違いないのだ。

上下にずらさないと、
裏側の配管スペースが広く必要になってしまうから。



せっかくの石張りの表面仕上を崩してまで
配管を取り替える必要性は、いまのところまだない。

でも、シャワー水栓はイカレちゃってるから
取り替えざるを得ない。



ま、そんな経緯があったのか、無かったのか。



仕事が「せつび」なのに、
仕事と関係ない場面でも、
そんなこんなが気になってくる。


ビョーキ?


ま、趣味、だね。



スポーツ選手だって、
プロゲーマーだって、
そんな感じでしょ?



将棋の棋士だって、
「息抜きが詰将棋」とか言うし。
(「シャワー水栓を付け替えた跡」おわり)
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2021年02月01日

和風便器のジャバラ排水管

それなりに年季の入ったトイレの床下。

というか、ピット内。



改修計画が上がると、
そこに潜っては、
様子を調べることになる。


だって、たいてい「完成図」と現場の実態とは
異なっているんだから。



和風便器の下部、
こんな様子を見て取れた。


21020101.JPG



和風便器からの排水管が、
樹脂製のジャバラタイプのものに
置き換えられている。



年代からして恐らく、
排水の漏れが生じて、
補修された跡なんだろう。


古くなってくると、
まあ、いろいろあるんだから。



他の便器の下は、というと


21020102.JPG


古いまま、なのかな。



鉛管の短管から
塩ビ管に繋ぎ替えられている感じ。


逸脱防止の金物も
取り付けられている。


もっとも、この様子が当初からのものなのか
後の補修を経たものなのか、
これだけでは判別できない。



よく見ると、
排水管表面では結露しているようだ。

水滴がついている。



これが天井内だと、滴って仕上材を汚損するから
そうならないように保温材で被覆する。


でもピット内ならば、
排水管には保温しないのが一般的である。

国交省の標準仕様では、そうなっている。



黒いのは給水管で、
ピット内も保温されている。

機能としては、「保温」というよりも
「防露」すなわち結露防止、である。


黒いのは、ジュート巻。
防水麻布を巻いてある。

もう、現在では使われない方法である。



普段見えない場所に、
いろんな歴史が隠されているのである。

ま、たいていの人にとっては
興味も無いことなんだけれども。
(「和風便器のジャバラ排水管」おわり)
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2021年01月29日

いっぱい入るロールホルダー

公共のトイレ。


予備のトイレットペーパーがただ棚の上に置いてあると
持って帰る輩も居る……ってことで。


いろんな会社が、
いろんな製品を出しているようだ。



21012901.JPG



こんなやつを、見かけた。


鍵付きで、上から数ロールまとめて補充できる。



これなら、頻度にもよるけれど、
トイレ清掃のときにまとめて補充しておけば
紙切れになってしまうことは避けられそうだ。



トイレットペーパー、

「1個くらいもらっても」なんて思って
持っていってしまう人が、
一定割合で居るんだろうか。


居るんだろうね。



普通の二連紙巻器だったのに、
あとから鍵付き補充付の紙巻器に
付け替えられている例を
いくつか見るから。


都会に限らず、田舎でも。



その人にとっては「1個」でも
そういう人が100人来たら、100個。

えらい損害だ。



性善説、性悪説、ってあるけど、
少なくとも公共的な事柄に関しては
後者を前提に話を組み立てていかないと
現実的ではないだろう。



SNSの炎上とか

マスク警察とか

逆にマスク断固拒否おじさんとか

落書きとか

器物破損とか

給付金の不正受給とか

脱税とか

キセル乗車とか

置き引きとか



すべて同じ人がやるわけでもなく、
ある一面では極めて真面目で、
他の面では結構ルーズで、とか。


無知ゆえにとか

軽い気持ちでとか



ま、それぞれなんだから。



「人間の集団」というのは
そういうものなんだ。
(「いっぱい入るロールホルダー」おわり)
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2021年01月26日

給水管が2本つながっている便器?

突然だけれども、
便器の足元って、普段見るだろうか?


便器というものは、
水を流して、排水を出すのだから
給水管と排水管とがつながっている、
ということは想像できよう。


できるけれど、
そもそも普段意識することはないだろう。



もしあんまり見たことがなかったのだとすると
ぜひこれからは眺めてみてほしいものだ。



21012601.JPG


さて、この画像を見て、
いかがであろうか?



まあタイトルにしてしまっているから
おわかりの通り、
給水管が2本、接続されているのがわかる。


上水配管と、雑用水配管なのである。



「上水(じょうすい)」とは、上水道の上水で、
飲んで差し支えない水質の水。
飲用水、と呼べるもの。

この配管は、便器の上に乗っている
洗浄便座(TOTOの商品名でウォシュレット)に
つながっている。


人間の肌(しかも、まあ、局部は粘膜だったりする)に
直接触れる水は、衛生上こうでなくてはならないのである。



一方で、排泄したあとの汚物水を流すだけのための洗浄水は
別に飲めるような水質である必要はない。

最低限、雑菌が繁殖していないだとか、
ある程度の条件は設けられるけれども、
飲めるほどでなくてよければ
そのぶん水質管理は楽である。
そういう水が、雑用水。



どちらも「給水管」なのだけれど、
水質が異なるのである。



上水、下水、という分け方に準じて、
「中水」という言い方をすることもあったが
だいぶ廃れてきた気もする。


与党、野党、の中間の「ゆ党」みたいなものか。



まあとにかく、
便器に2本の給水管がつながっているトイレがあれば
そのビルには雑用水設備が備わっていることになる。

そんなに大きな規模の建物でなければ、
上水管の他に雑用水管を設けるメリットが少なくなるから
やはり大きな施設で見られることが多いだろう。



雑用水の水源としては、
井戸水だったり、
河川水だったり、
雨水をろ過したものだったり、
雑排水を浄化処理したものだったり。

飲めるほどの処理をしなくて良いなら、
扱いやすいというものだ。



ついでに、上の写真には
コンセントが写っているのもわかるだろう。


最近のトイレブースには、
コンセント電源が欠かせない。

洗浄便座(あるいは暖房便座)の電源が
必要だから。

古いトイレに洗浄便座を後付けする場合には
電源線を別途モールで引っ張ってきているのも
よく見かける。


まあこれからは、そんな観点でトイレを見てみては
いかがであろうか?



まあ、他の利用者に迷惑がかからないように
配慮は十分にする必要がある。

順番待ちがいるのに、
いつまでもじっくり観察しているわけにはいかないし、
他のブースに人が入っているのに
カシャカシャ撮影音を響かせるのも論外だ。



ついでに。

スマホ充電を阻止するために、
コンセントを表面に出していない施設があったり、

上の写真のように露出の立て管が通っていたり、
他にも見どころはたくさんある。

ぜひ、これからの人生において、
楽しいトイレタイムを送っていただきたいものである。
(「給水管が2本つながっている便器?」おわり)
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2021年01月24日

陶器は箱に入ってくる

工事現場には、
その進行状況に合わせて
いろんな資材が搬入されてくる。


トイレの場合、
ある程度配管工事や下地工事が進んでくると
陶器類がごっそりやってくる。


21012401.JPG



むき出しだと、
ちょっとなにかに当たっただけで
欠けたり傷がついたりしてしまうから
相応の梱包がされてくる。


それでも、
昔むかしに比べると
だいぶ簡素になっているはずだ。



あらゆる製品が、厳重に厳重に梱包されていた頃もあるけれど
結局ゴミになってしまうものでもあるから、
必要最小限になるように徐々に変わってきている。


現状では、こんな感じだ。


もっと時代が進むと、
これらでさえ、「過剰包装」扱いされていくんだろうか。


それとも、「陶器」なんてものは、
別の新素材に置き換わってしまうのだろうか。


その暁には、
梱包なんてしなくても済むようになっているのかもしれない。
(「陶器は箱に入ってくる」おわり)
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2021年01月19日

ここのトイレはどんなかな?

職業柄(?)、トイレには興味関心がある。


使われている便器、

ブースの配置、

衛生器具の組み合わせ、

空間の余裕、

照明の具合、

給水や電源の供給……。



とにかく1つとして同じトイレは無いというくらい
さまざまであるから。



全く同じに作りたくても、何やかや支障があって、
微妙に違う部分ができてしまうものだから。



本日のトイレは、


21011801.JPG


TOTOのセットであった。



便器本体のほか、
洗浄弁(自動フラッシュバルブ)の取り付け方や
洗浄便座(TOTOの商品名で「ウォシュレット」)の種類などを
観察する。


電源は、普通にコンセントから。
アース付きで。


スマホの充電(と、それに伴う長時間滞在)を避けるために
コンセントを見せない造りになっているところもある。



記録がてら、型番を撮っておくこともある。


21011802.JPG



毎年発行されるカタログを見ていると、
とにかく年々モノが変わっていくから
そんなこんなを眺めるだけでも
いろいろと参考になる。


とかくごちゃごちゃしがちな
ケーブル類のまとめ方には、
施工者のこだわり(や、場合によっては無頓着)を
見ることができる。



まあ、こうやって撮ることができるのは
他に人が入っていない時に限る。


他のブースとかに人がいるのに
カシャカシャ撮影音がするのは
あんまりよろしくないし、ね。



街中に、田舎に、
観察対象はいくらでもあるのだ。


せつび って、広くて深い分野なのである。


ま、なんだってそうなんだけれど。
(「ここのトイレはどんなかな?」おわり)
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2021年01月18日

東久留米市のマンホール蓋

西武池袋線沿いに、東久留米駅がある。


立ち寄った際に、
駅近辺でいくつかマンホール蓋を探索した。


21011701.JPG


「ひがしくるめ おすい」と記された
銀杏の木デザインの蓋。



歩道のインターロッキング部分には
化粧蓋。


21011702.JPG


こちらの表示は「汚水」と、漢字になっている。

中央のマークは、 東久留米市の市章 である。


ひらがなの「ひ」の字がデザインされているそうだ。



付近で見かけた雨水の蓋は、
標準蓋に、市章がついたもの。


21011703.JPG



駅の東西に、
それぞれ異なるデザインマンホールが
設置されている。



東口にあったのは、これ。


21011704.JPG


湧水の妖精 るるめちゃん である。


市内には湧水が多く、
水資源が豊富であることをアピールしている。


この周囲だけアスファルトが新しい。



西口の蓋は、


21011705.JPG


水の上をたゆたう、るるめちゃん。



他のデザインの蓋もあるようだけれど……。

そちらまで探索する余裕はなかったようだ。



蓋はいくらでもあるから、
まあ、ライフワークっちゅうか、
そんな趣味だね。
(「東久留米市のマンホール蓋」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月08日

水槽と外装と

建物の屋上には
結構水槽が乗っかっているものである。


その乗っかり方にもいろいろあるから
事情がゆるせば、撮ってみる。


21010801.JPG


その場で見て感じるところもあるし
あとでじっくり画像をみて気づくこともある。



あの高架水槽は、結構至れり尽くせりだ。

屋上に上がるタラップは
背カゴ付きで頂部の手すりもしっかりと立ち上げられていて

水槽の周囲にも手すりが設けてある。


これなら、そんなに怖くない、かもしれない。



外壁には、結構すっかすかのガラリがついているとか
柱型にでっかいプルボックスが貼り付いているとか
雨水配管は設備工事じゃなくて建築工事っぽいなとか
見ていて飽きないのであるが。



通行人が多いと、こんなふうにゆったり見ているわけにもいかない。

人が途切れるのを見計らって、
とりあえず撮っておいて
あとで考察する、ということも少なくない。



と、向こう側の建物が気になる。


左側のマンションじゃなくて、
正面右側の、何か。


何か?


何だろう?



というわけで、ちょっと歩みを進めてみる。


21010802.JPG

はあ、

こういう外装だったんだねぇ。



壁面緑化の一形態、なんだろう。



洒落ているようにも見えるし、
感じ方によっては汚らしいとも言えるかも。


緑色と茶色の配合によっても、
感じ方が変わりそうだ。



こういうのを見ると
時々思うのだ。


枯れ葉は、どうなるんだろう。


水やりは、必要なのかな。


虫とか、つかないのかな。


特に、虫。


壁面にびっしり植物を這わせた外壁が
遠目にはきれいなんだけれど、
近目にも花が咲いていたりして美しいんだけれど
大量の芋虫もその葉の上で
旺盛な喫食活動を遂行中で……

なんていう記憶が頭をよぎるのだ。



実際にこういうオフィスで働いている人でないと
実態はわかるまいて。
(「水槽と外装と」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月05日

箱根で見かけたトイレ

箱根で見かけたトイレを
ちょっとご紹介。


21010501.JPG


最近の洗面コーナーは
こんな感じのが多い気がする。


車椅子対応のボウルと一体で形成してある。



「傾斜鏡」は、すっかり見かけなくなった。

そのかわりに、大きい鏡を取り付けるようになった。


21010502.JPG


実際に車椅子で生活されている方の感想は
どうなんだろうか?


少なくとも一般の人間にとっては
傾斜鏡は足元しか見えないモノでしかなかった。
大きな鏡であれば、いろいろな身長の人にも
見やすいことは確かだ。



小便器は、センサー一体形が普通になった。


21010503.JPG


床置きにしないことで、
床面の清掃がしやすい、という触れ込みだ。

実際、床置きの小便器のフチは
汚れが溜まりやすくて
そのくせ清掃しづらそうであった。



床上掃除口が、人の動線にかかっているのは
ワタクシとしては好ましくなく感じる。


せめて衝立の前とか、
ちょっとずらしたらいいものを、
と思ってしまう。

動線もタイル目地も全く気にせずに
「ただつけてある」感があふれていて……。


でもまあ、これも
誰も気にしない、
ただの自己満足を求めるようなことでしか
ないのだけれど。


一種の職業病ってなもんだ。



気になりません?

掃除口の位置って。
(「箱根で見かけたトイレ」おわり)
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2021年01月03日

配管保温の外装材

給水管とか給湯管とか冷温水管とか、
冷たかったり温かかったりする配管には
保温材を巻く。


冷たい場合は「保冷材」と呼ぶべきなのだろうけれど、
また給排水管などは表面の結露防止が目的なので「防露材」と呼ぶのが
ふさわしいのだろうけれど、
やることは一緒なのでまとめて「保温材」と呼んでしまう。


配管に、グラスウールやロックウールやポリスチレンフォームの保温材を巻いて
更にその上から外装材を巻くのが一般的である。

天井内とかピット内とか、人の目に触れないところでは簡素に、
屋内露出になるところでは、多少見た目を気にして
ある程度の仕上げに、ということが普通であろう。


露出の場合、
昔は 綿布巻き なんてもものあったけれど、

あんまり面倒くさいので、
今では公共建築工事標準仕様書でも 合成樹脂製カバーに変更 されている。



とあるところで、
なかなか面白い外装材を見つけた。


21010301.JPG


竹! をヒモで縛ってあるやつ。


「どうやって積算するんだ?」


ってのはあるけれど、これはなかなか楽しい仕上げじゃないだろうか?
(「配管保温の外装材」おわり)
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2020年12月28日

隅付のルーフドレン金物

陸屋根の雨水を排出するために設けられる
ルーフドレン金物。


屋根の平らな面に取り付けるタイプのものだけではなくて
パラペット立ち上げの隅角部に取り付けるタイプのものも
存在している。


20122801.JPG


たとえば、こんなやつ。



この屋根では、
雨水がスムーズに金物まで流れていくように、
排水溝のようなものが形成されていた。



建物の基本性能として、

「雨漏りがしない」

というのは、とても大切なものの一つである。



屋根の防水とともに、
ルーフドレン金物もまた、大切な機能を担っているのである。

全く人の目が届かないところではあるけれど。



生物体内の組織・器官もそうだけれど、
得てして「見えないところ」こそ
じつのところ大切だったりするのである。


もちろん、「見た目」も大事ではあるんだけれど、
生存に関わる危機的な不具合っていうのは
「見えないところ」にこそ生じてしまい、
見えないが故に、致命的状態に陥るまで
気づかれなかったりするのである。
(「隅付のルーフドレン金物」おわり)
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2020年12月25日

千駄ヶ谷のマンホール蓋

千駄ヶ谷と言えば?

オリンピック……のはずだったのかもしれないけれど
一応延期ということになっている。

今後のことは、まだわからない。



けれども、もう、昔から
千駄ヶ谷と言えば、やっぱり「将棋」なのであろう。


将棋会館があって、
日夜対局が行われている地だから。



藤井二冠のデビュー以来の大活躍によって
直前のスマホ騒動が一気に収束して
もうダメかも……と悲観的になりかねなかった将棋界が
起死回生の盛り上がりを経験することになった、という。



それに伴って、
将棋をテーマにしたマンガ、小説、アニメ、映画が
多く作られるようになった。


もっとも、藤井二冠が、それらの設定を軽々と超えてしまって
作者が狼狽えているらしいのだが。

野球で言えば、二刀流の大谷翔平であろうか。



さて、その千駄ヶ谷には、
将棋マンガ「3月のライオン」にちなんだマンホール蓋が設置されている。



商店街に沿って並んでいるので、
ぶらっと立ち寄りついでに見てみてはいかがであろうか。



主人公は、桐山零。


20122501桐山零.JPG


高校生でプロ棋士、である。



彼と共に物語を紡いでいく、
川本三姉妹が続く。

「せつび」業界で川本といえば ポンプ だけれども。



長女、

20122502川本あかり.JPG



次女、

20122503川本ひなた1.JPG


主人公と次女と三女は
2枚ずつ設置されている。

20122504川本ひなた2.JPG



三女。

20122505川本モモ.JPG



零のライバル(?)の、二階堂晴信。

20122506二海堂晴信.JPG


病弱だけれども、それ故に
入院中の病床にあって将棋を覚えて……という役柄。


そういう棋士が、何名かいる。

亡くなった方も、いる。



そして、時々出てくる、ニャー。

の、王様。


20122507王さまニャー.JPG


東京都の普通のマンホール蓋もたくさんある。


水道消火栓の蓋も、ある。


20122508.JPG



じつはこの界隈には
とても古いマンホール蓋も残されているらしいけれど。

ちょっと、そこは通らなかった。

行けば良かった……。



渋谷区のサイト に案内が載っている。



いろんな所で、デザインマンホールが増えている。


「下水道」のPRにもなるし、
これをきっかけに業界に興味を持つ人が少しでも増えれば……
そんな期待もあるのかもしれない。


うん。


インフラじゃないほうの「せつび」にも
そういうのがあったらいいんじゃないかなぁ!
(「千駄ヶ谷のマンホール蓋」おわり)
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2020年12月23日

せっせと働く、ろ過機

プールとか、大浴場とか、
たくさんの水や湯があって、
たくさんの人達が利用する水場には

「ろ過機」が設置されている。


人知れず。



利用者の知らない、どこかの機械室に
それは置かれている。


20122301.JPG


こんな感じで。



「ろ材」の入った容器と、
それにつながる配管、
循環させるポンプ、

ポンプに絡まるとトラブルの元になる髪の毛を取り除く
ヘアーキャッチャー、

ろ材の「逆洗」など、適切な運転が出来るように
設けられている自動弁と、
諸々を制御する制御盤。



一体化したユニットとして形成されていて
必要な機能がコンパクトにまとまっている
スグレモノなのである。



消毒のための薬剤を注入するポンプと薬液槽も
近くに置かれていることが多い。


20122302.JPG


これも、自動注入されるようになっている。


いちいち人手で濃度管理するのは大変だし。



もしももしも、
仕事とか何かで
温浴施設などの機械室に入るような機会があったら、
ぜひぜひ探してみて欲しい。


きっと、あなたを魅了することであろう。



温水プールや浴槽は、
時間の経過とともに冷めてしまうから
それを加温するための熱交換器なんかも
近所に置いてあるかもしれない。


ね?


そんなつながりをたどっていくと
ちょっとした工芸作品を見ているような気分に
なってくるんじゃないかな。
(「せっせと働く、ろ過機」おわり)
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2020年12月19日

伊丹空港のトイレがきれいだった

人が少なくて空いているから、
いろんな所で参考資料が撮影しやすい。



伊丹空港のトイレが、新しくなっていた。



20121901.JPG


なかなか、しゃれた内装、だと思う。

ワタクシにはあんまり(いや、全然)デザインセンスが無いから
自分じゃこういう発想は出てこないんだけれど。
(ま、設備屋だし)


床タイルも、敢えてナナメになっていて。



洗面廻り。


20121902.JPG



コロナの事が出てきてから、
温風乾燥機はことごとく使用停止になっているようだ。


今後は、こういう配置は無くなっていくのか。

それとも事態が収まれば、復活するのか。

先行きは、まだ予測できない。



小便器廻り。


20121903.JPG


白、黄緑、赤。


仕切り板が上まであるからか、
小便器上部の吸込口も
たくさん設けられている。



ストール小便器は、頻繁にデザインが変わる。


20121904.JPG

したがって、その形によって
いつ頃取り付けられたものかどうかが
わかってしまう。


傘掛けが、やっぱり有ると何かと良さそう。



大便器ブース内。


20121905.JPG


とにかく、人が居ないから
あまり気にせずに撮れる。


人が居たら、基本的に撮らない(撮れない)から。


20121906.JPG


隅には、物置用の台がしつらえてある。



製品として買うよりも、
安くできるかな。

巾木の高さが、周囲と違うけれども。



トイレには、時代の流行りがすごく出る。

日本の文化の中に、
「トイレデザイン」がしっかりと定着しているようだ。


ちょっと前の流行りのトイレだと
古臭く感じられてしまうのが、ちょっと困るところ。
(「伊丹空港のトイレがきれいだった」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月16日

真狩にも名水は湧く

京極町(きょうごくちょう)に接する、真狩村(まっかりむら)。

ここにも、名水は湧いている。


京極町は公営の公園内にあるのだが、
真狩村のほうは私有地にある。


20121601.JPG


私有地なのだが、自由に車で乗り付けて、
たくさんの水を汲んでいくことができる環境にある。

ペットボトル1本いくら、というような
料金がかかることもない。



そのため、「水汲み」が主目的の人たちは
京極よりもこちらに訪れるようだ。


水源はどちらも、羊蹄山の伏流水だし。

(若干違いがあるのかどうか……知らない)



次から次へと、
ひっきりなしに車がやってきては
汲んでいく、そんな感じ。


20121602.JPG


ちゃんと手前まで配管(塩ビ管)が引っ張ってあって
汲みやすいようにしてあるのだ。



タダで汲めるけれど、
それじゃ申し訳ないので、
この脇に建つ「湧水の里」名水とうふの店にも、寄る。


20121603.JPG


多種多様な豆腐や、おからドーナツ、
プリンその他、いろいろな製品を製造販売している。

ある程度、何かしら買っていかないと
気がすまないような。


そして、実際に美味。



この時は、少〜し冠雪したくらいの状況であった。


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湧水の里は村の市街地から少し離れているが、
市街地近くにある道の駅からは
羊蹄山がよく見える。

間近に見える。


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支笏洞爺国立公園の一部である。



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京極町のマンホール蓋 も、羊蹄山なくしては語れないが、
真狩村も同様である。


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じゃがいもと、ゆりと、アスパラ。
特産品が並ぶデザイン。


土地の特長がよく分かるデザインが
どっちかというと好みである。

いろんなキャラクターのやつも
決して悪くはないんだけれど。
(「真狩にも名水は湧く」おわり)
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2020年12月15日

京極には名水が湧く

富士の麓にある、京極町をご存知だろうか。

富士は富士でも、蝦夷富士なのであるが。



蝦夷富士は、本来の名を「羊蹄山」と称する。



この山からの伏流水が、
豊かな名水となって麓に迸り出ている、
そんな町が、京極町なのだ。



名水が湧き出す「ふきだし公園」が整備されていて、
道の駅も建つ。



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大きく「名水プラザ」と書いてあるのだが、
道の駅としての名は違うようだ。


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湧水口と、
そこから流れた水を湛える池があって
乗用車のみならず大型バスも停められる
一大公園を形成している。



駐車場から、
羊蹄山が顔を出しているのが見える。


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この山、全体像を見せている時もあるが
得てして上半身を雲に隠すことも多いようだ。



野外ステージなどもあって、
近くには温泉施設もあって、
爽やかな場所である。


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ただし、良い気候の頃に限られよう。



道の駅には、
エアコンもついているけれど
灯油暖房が基本線のようだ。


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灯油タンクが、林立(といっても3基だが)
している。


建物の床の上がり具合に比して、
タンクの脚はそんなに高くない。

だから、オイルサーバーか何かで
揚油してやっているに違いない。



吊橋を渡って、湧水口へ行くことができる。


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吊橋ゆえ、当然のことながら、
結構揺れるのである。


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湧き出した名水をためる公園は
なんとも美しからんや!


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湧水口には、
水を汲みやすいように
木の樋などが設けられている。


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連日、国内外から多くの団体・個人客が
押し寄せてきていたようであるが……。


春以降は閑散としているようだ。


こうして、人の居ない状態を撮影できてしまうくらい。



吊橋を渡らないルートの道もあって、
釣り堀なども造られている。


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のどかだ。が、観光・物販・飲食などに関わる方々にとっては
相当に厳しいご時世となってしまった。



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GO TO も、
流石に中断となるようで。


ますます、厳しい冬を迎える。



世界各地で、
ほんとうに先が見えない、昨今。


物事を、人生を、世の中を、
立ち止まって熟考する時となっているのかもしれない。



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それでも、
自然の営みは、連綿と続く。


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ある程度の揺らぎを見せながら、
風は吹き、水は流れ、
人類以外の生物たちは
しばしの静謐を楽しんでいるのかもしれない。



山もそこにあって
悠久の大地を、ただ見下ろしている。


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「富士」というには、低いって?


標高が1898mだというから、
本家の半分くらいかな。




当地のマンホール蓋は、
もちろんこの山無くしては
存在し得ないのである。


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(「京極には名水が湧く」おわり)
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2020年12月14日

ららぽーとexpocityとマンホール蓋

モノレールを降りると、
大観覧車が目を引く、そんな場所。


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モノレールも間近で見られるし、
なかなか楽しそうなところ。


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遊びに行くにも、良さそうなところ。


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ちょいと交通の時間調整と、昼食を兼ねて寄っただけなのだけれど。



ららぽーとexpocityの前に、
何やら。


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おお、戦ってるよ。


実物大じゃないけど、
結構迫力あるよね。



重力下でも、無重力下でも、
同様に扱えるって、
とにかく凄いメカである。

まあ、実在したらばの話であるが。



脇から、観覧車を見上げてみる。


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そんなに人出が多くはないけれど
少なくもない、そんなひととき。


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「メカ」としては、どうなんだろうか。

この関節など、どうなんだろうか。


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機械工学の方であれば、
何らかのご見解もあることだろう。



なんか、よくわからん白い壁。


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NIFREL って、何?

左側のって、ゾウかなにか?


と思ったら、どうやら水族館らしい。



ううん、わかりにくい。

ナントカ水族館 って名前じゃ、
ダメだったんかな。


そのほうが、わかりやすいのに。


せめて、海遊館 くらいの名前なら、
水族館っぽいのに。



服屋とかレストランとか雑貨店とか。
とっても凝った名前にしているのだけれど
さて、何の店なのかわからん、っていうところも多い。


オシャレなフランス語の店名じゃ、
覚えることもなかなかできない。


ま、オーナーがそれでイイッていうんだから、
知ったこっちゃないんだろうけど。




水族館を見に来たわけじゃないし、
単に時間調整で寄っただけだし、
マンホールでも眺めて次へ行くことにしようか。


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EXPOマークの、汚水桝蓋。


地の模様は、「エキスポ」の「エ」だったりする?
そんなのは狙ってない?



岡本太郎! の蓋。


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これも希少なものだ!



下水は万博だけれど、
水道は単に「吹田市」のようで。


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じゃあ、電気系は? というと


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万博だった。

背景の地は「エ」じゃなくて「コ」だけれど。



ここにこんな蓋たちが居るとは、
期待してなかったけど、嬉しいなっ。
(「ららぽーとexpocityとマンホール蓋」おわり)
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2020年12月12日

小便器を取った跡

古い床置きの小便器を取り去った跡。


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床と壁に、くっきりと跡が残っている。



この床の下はこうなっていて、


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トラップの無い小便器の下部に
配管でトラップを構築してある様子がわかる。



改修工事を見る機会があったら、
こういう部分もぜひ目に留めてみてほしいな、と。
(「小便器を取った跡」おわり)
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