多くの建物では、暖房から冷房へのシステム切替があります。
その年によって、気候性状が全く違いますから、設備管理担当者にとっては気象情報の収集と共に勘のはたらかせどころ。
夏日が数日続いても、翌週には10℃も気温が下がることも珍しくありません。
あまり早めに冷房に切り替えてしまうと、寒くて寒くて、となりますし、
いつまでも切り替えないままだと、暑くてクレームが出ます。
建物の用途によって、利用者の構成によって、
設計段階からシステムを考えておくのが良いと思います。
建物管理の側からすると、もう出来上がっている設備システムはどうにもなりませんから、いかに最適の運用にするか。
腕の見せ所でしょう。
さて、あなたが普段利用している建物。
冷暖房の切替は、いつ行われているでしょう。
切替前に、どのような作業が行われているでしょう。
切替後の養生は、どのように行われているでしょう。
調べてみるのもおもしろいかも知れません。
(「冷暖房の切替」おわり)
「切替後の養生は、」とありますが養生とはどの様な事をされるのでしょうか。教えていただけないでしょうか。
行っているわけではないので、具体的な手順や方法を問われるとお答えできません。悪しからず。
なるべく機会があるごとに気にするようにはしておりますが……。
例えば、冷温水機を夏→冬に切り替えたら、冷却塔の水抜き(凍結しますからね)、内部清掃、養生カバー掛け(葉っぱや雪が悪さしますからね)、ストレーナ清掃、ブレーカOFF、などなど。
そういう作業が年2回ありますから、冷却塔置場へのアクセスが悪かったり塔屋の上で危険だったりすると困るなぁ、ということで。特に意匠設計者には、そういう観点も持っていただきたいということで記事を掲載した次第です。
> 仕事や試験勉強が忙しそうに感じたので
あまりお気になさらずに。
むしろ、つなぎの水道屋さんのご指摘ご質問により、自らの考え方の浅さ狭さが露呈して良い勉強になります。
これからもよろしくお願いいたします。
私管理会社は、バルブやスイッチ操作程度と思っていました。色々作業されているのですね。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
24時間データがありますね。日本全国の測定ポイント。
所有している古いCO-ROMで1992〜1994年
毎年購入していましたが、ここ最近買っていませんね。
これを加工して自分の地域で検討してみると面白いですよ。地熱利用や切替時期の予測につながります。気象の急激な変化・・・。
以前、日本のあの冷夏は何であったのだろうか?
コメを輸入したあの年・・。
ブログがんばってください。
HPもブログも途中削除・・・・。
某HPも削除することが多いです。
from:なかしん
あちらでもお世話になっております。
当地、気象庁の過去データはアテになりません。
何せ、毎年変わります。毎日が違います。
夏日になるかと思えば、翌日には10℃平気で
下がります。
良く言えばカン。
悪く言えばあてずっぽう。
メンテ屋さんは苦労されています。