路床に降った雨水が適切に排出されるように
雨水管が至るところに取り付けられている。
下部の柱に支持されて
地中まで引き下ろされるのだ。
建設されてから何十年も経っているから
何度も何度も何度も何度も
配管は更新されてきたに違いない。
ここでは、塩ビ管であった。
「どうせ消耗品」と捉えれば
下手に鋼管で作るよりも費用的にも手間的にも
安上がりなのだろうか。
なんかあっても修理しやすいし、
駐車場であれば、水漏れしても酷いことにはなるまい。
最下部は、集水桝で受けられている。
順々にまとめて、
どこかで公共下水か河川に放流されるのだろう。
配管がそのまま見えるのって
いいよね。
文字通り、一目瞭然だからさ。
もう、建築物もそれでいいじゃん。
と思うこともあるけれど、
まあ、見た目も大事だから
用途に応じた柔軟な対応が必要なのだ。
「設備のために建築があるんじゃなくって
建築のために設備があるんだからね」
前に、意匠屋さんに諭されたものだ。
でもね、「せつび」業界の人間だから、
こう思うんだ。
「利用者や建物としての機能のために設備があるんだから
上下関係で発想するの、やめたら?」
ま、こういうこと言うヤツは、
ケンチクの中では異端なんだろうね。
火炙りにされる時代じゃないだけ
(「炎上」は、するかも)
ありがたいものだね。
この高架構造物は、
ケンチクじゃない。
だから、発想が違う部分があるのかもしれない。
(「高架の雨水排水」おわり)
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