仮囲いもがっちり行われている。
これから何かを建てる?
ところが、だ。
5月ごろ、同じ現場を
ちょいと違う角度から撮っていたのである。
鉄骨が、結構な高さまで組み上げられて、
高層ビルが建ち上がらんとしていた場所だ。
鉄骨建方や、スラブ打設など
あちこちで偽装・隠蔽が発覚して
ここまで組み上げた鉄骨を解体して
ゼロから建て直すことが決まった現場なのであった。
こんなに、立ち上がっていたのだ!
これらもすっかり無くなり、
また改めて建て直すのだそうだ。
こういうのが、しっかり明るみに出されて
適切に処理されるような時代になった、
そいういうことなのかもしれない。
決して、悪いことじゃないように思うのだ。
(「無くなってる」おわり)