2023年12月09日

縦ルーバーと室外機

ちょっとランダムっぽく、
縦ルーバーを取り付けた外装が
しばらく前からの流行りである。


そんなルーバーの向こう側に
室外機を隠すような隠さないような
そんな置き方をされているビルがあった。


23120901.JPG


構造上も、片持ち梁でばっちり支えてあって
室外機をのちのち増設するスペースも十分にありそうだし
何も無く丸見えなのでもなくて、
かと言って、外気との熱交換効率を犠牲にするような
あからさまな目隠しでもなくて、
意匠的にも設備的にも考慮された状態なんじゃないかと
個人的には好ましく思うのだ。


もちろん、好き嫌いに関する価値基準はさまざまだから

「こういうの、大っ嫌い」
という方がおられたとしても、それはそれで一つの意見だろう。


ワタクシが個人的に、
室外機を目隠しで思いっきり覆い隠してしまって
機器効率をものすごく低下させてしまうような措置が嫌い
ってだけなのだ。


でもね、省エネとかSDGsとか、
そういう観点から言っても、
「視線を遮るだけの無策の目隠し」がエコじゃないのは
当然なんじゃないかな、とも思う。


ま、でもね、
ガラスカーテンウォールの
温室みたいな建物を
「キレイ! 素晴らしい!」って表彰する価値観もあるのだから
省エネなんてクソ喰らえというご意見だって
あるのだろうね。



ああ、あのヘリポート、上がってみたい。

機会、無いかな?



高いところは、苦手なんだけどね。

だから、縁近くには近寄らない、
いや、近寄れないんだけどね。
(「縦ルーバーと室外機」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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