なんて思っていやしないだろうか。
たしかに、フツー、消防関係って赤いよね。
炎を象徴しているのかな。
でもね、道端にある消火栓は
必ずしも赤くはないのだよ。
積雪の無い地域では、
歩道にある消火栓はたいてい地下式だ。
だって、地上に出てたら邪魔になるもん。
滅多に使わないんだからさ、
蓋の下に据えておくのが良いよね。
でも積雪地の場合、埋まって見えなくなっちゃうから
地上式にするのは仕方がない。
で、目立つように赤く塗って……と思ったら
意外に赤くない消火栓も結構あったりする。
でもさ、「黒」っていうのは
ここに来るまで見たことがなかったのさ。
逆光で陰になって黒く見えるんじゃないのさ。
実際に、黒いのさ。
ほら!
消火栓本体も、
それの位置を示す看板も、
黒いのだ。
北海道ボールパークFビレッジ 周辺道路は
こんな感じになっているのだ。
なかなか、思い切ったなぁ。
消火栓用の止水栓蓋まで
こんなになっている。
一応「消」という文字もあるから
用途がわかんなくなることはないけど。
北海道名物「白い恋人」もびっくりの
「黒い消火栓」なのであった。
「赤い恋人」「青い恋人」「黒い恋人」「黄色い恋人」
「面白い恋人」
こんな感じで、いろんな色の消火栓も
各地の名物にならないかしらん。
(「黒い消火栓」おわり)
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