防振継手だったり、
TY継手のようでいてそうでもない継手だったり
支持金物だったり
配管の振り回しだったり
両受け継手ですらない合流だったり
普通の建築配管とはずいぶんと様相が異なる。
「建築」が「普通」なのかと問われると
それはそれで疑問なのかもしれないが。
ワタクシが普段見慣れていないということに過ぎない。
「普通」「常識」「当たり前」「当然」
これらは、その言を発する者の
極めて個人的体験に基づく感覚に依存していて
ちょっと異なるコミュニティや文化においては
全くの異質のモノに変化してしまうような
相対的なものであると言えよう。
だからこそ、
その「ちょっとした齟齬」が
気になってしまったりする。
それゆえに、
「なんかヨソ者っぽい」という感覚を抱くのであり
時として村八分的な集団イジメに発展してしまう。
ヨソ者を不審人物扱いすることもあるし、
逆にそれによって本物の不審人物を炙り出すことも
出来たりする。
寛容鷹揚であって
なおかつ慎重繊細。
言うは易し。
ワタクシとは対極の存在であることは
言わずもがな。
(「建築配管とは異なる」おわり)