2023年11月03日

点検が必要なら

ドルゴ通気弁は、給気のみ行う。

だから、給排気可能な一般的な外気開放型の通気金物とは
機能が同等ではない。



けれど、ループ通気なんかであれば、
主として給気が必要なんだから、
まあこれでも用を成すのである。


というわけで、外壁貫通しなくて済むこともあって
あちこち利用されている。


ただ、パッキンが劣化してくれば気密性が失われて
下水臭が漏れてくるので
点検・交換が出来る状態にしておく必要がある。

そのため、天井や壁に点検口を設けて
その中に納められていることも多い。



だけれども、こんな場所なら便利。


23110301.JPG


掃除用流しを押し込んである、
掃除用具入れのスペースだ。



ニオイ漏れもすぐに感知できるし、
交換も、天井内や壁内よりはずっとやりやすい。



都合よくこんなスペースが無い場合は、
トイレの隅っこに立ち上げておいたって
構わないのかもしれない。

キレイな商業施設じゃなくて
自社ビルの社員用トイレなんかだったら
それほど気にならないよね。


まして、SK室(掃除用具入れ)なら
全く問題がないのである。
(「点検が必要なら」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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