2023年10月15日

ガウディ展

#ガウディ展



ちょいと前、
ガウディ展に行ってみた。


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非常に暑い盛りであったけれども
館内は十分に冷房が効いていたから
問題はない。

行くまでが大変だっただけで。



基本的に撮影不可部分が多かったのだけれども
一部は可能であったから、撮った。


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ちょいと、ご紹介してみよう。



かなり昔の計画であって、
平面計画も徐々に変更されていって、
現在があるということなのだ。


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現代の建築でも、
平面計画の変更などは日常茶飯事である。

施主の要望が、行政の要請が、法規制が、社会情勢が、
コストが、プロマネの気が変わった、
さまざまな要素により、日々変遷していく。

3Dモデリングが進んだ今日では
その変化も大きく、スパンも短かったりするが
昔とて同様だったのであろう。


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今まさに絶賛建築中であるが、
今年中には、少なくとも外観はほぼ完成に至るという。


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展示時点で未完成部分が着色されている。


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館内には、数々の模型も据えられている。


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独特なフォルムが、
仔細に再現されている。



そして、写真パネルも多数あって。


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照明器具が、あちこちに埋め込まれている。

きっと、LED照明なんだろう。


展示の中にはどこにも表現されていなかったけれども
電源を送るケーブル、電線管、分電盤その他
どこかに据えてあって、
でも一般利用者や観光客から見えないように
うま〜く施工されているんだろう。


この写真には写っていないが、
映写されていた動画には
各柱に液晶ディスプレイが取り付けられている様子が
映っていた。


そうだよね。現代の建築物だもんね。

当初、ガウディさんの時代には存在しなかった
さまざまな「せつび」が付加されているはずなのだ。


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窓やステンドグラスからの外光も
かなり計算された配置になっているそうだけれど
それとは別に、詳細な照明計画が
現代技術者の計画によっておこなわれているはずなのだ。


「せつび」に関する展示や説明もあるかなぁと
ちょっと期待してみていたものの
まあ、あるわけないよね。


意匠と構造にまつわる展示については
十分に堪能させてもらったけどね。



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このあたりの細工も、
現代の造形技術、施工技術あってこそのものである。


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昔の技術でも、たぶん何とかしたんだろうけれど
現代技術の助けによって
施工が加速化したことは想像に難くない。



クレーンの無かった時代、
こんな高い場所の施工をどうやってやるつもりだったのか。


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ま、やってたんだけどね。

ピラミッドにしても、タージマハールにしても。



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昔の建築家は、多才だ。

彫刻についても、一切の妥協は無かったようだ。


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すごいね。


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この彫刻には、
日本人スタッフも関わっているらしい。


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そして、ガウディさんは
路面電車にはねられて、亡くなったのだという。


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「ガウディとは誰一人気付かず」

世の中、そんなものなのかもしれない。



以後、スペイン内戦による被害や中断を経て
現在に至るまで施工が続けられている。



完成を目指して、
今なお、多くの人たちが関わっている。


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いよいよ、今年中には大方の構造物が完成するという。


詳細については、
NHKスペシャル でも、何度か放送されている。



「せつび」に関する事項が一切なかったのは残念ではあったが
こういう類の展示だもの、仕方がないことだろう。


照明も、映像も、放送も、
おそらく事務室にはコンセントやら電話やらLANやら
そんなものもあることだろう。


バルセロナだって、無空調では過ごせまい。
暖房も、おそらく冷房も
何らかの形で据えられていることだろう。


でも、これだけの造形だもの。
設備機器類をオモテに出すようなマネは
していないのだろう。



そんな特集が、無いものかな。



東京新聞により刊行されている 図録 は
2024年3月10日まで販売されている。


ミュージアムショップでも売っていたけれど
持って帰ると重たいので通販で入手した。


こういうのって、楽しいよね。


「せつび」が詳しく載ってれば、もっと良かったけどね。
(「ガウディ展」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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