火災時・発煙時に、避難方向を指し示す
重要な(と言われている)設備である。
昔、蛍光灯を使用していた頃の誘導灯は
デカかった。
が、現在はLEDで高輝度であるため
小さなもので済むようになっている。
たまに、古いデカいやつを
新しい小さいやつに取り替えた跡も
見ることがあろう。
こんな感じのやつ。
避難口でも、見かけるよね。
誘導灯に限らず、
ポンプでもファンでもボイラーでも
コンビニ用とかのキュービクルでも、
小さく、コンパクトに、軽くなった。
そのかわり、ぎっちり詰め込まれすぎていて
修理ができなくて
総取っ替えするしかないような
そんな機器も増えた気もする。
「エンジニア」じゃなくて「チェンジニア」
ただ、取り替えるだけのお仕事。
そう、揶揄されたりする業界もあるらしい。
いずれにしても、技術というのは発達・発展・向上していく。
願わくは、ミサイルとか戦闘機とか、
そんな殺し合うための技術じゃなくって
医療機器とか設備機器とか、
生かすため、快適になるための技術こそが
発達して欲しいものである。
が、悲しいかな、人類の歴史において、
技術革新とはすなわち戦争技術の革新なのであって
「殺し」ありきで進んできている。
愚かといったら愚かなんだけれども、
「それが人類」
そう、理解するしかないのである。
「戦争反対!」
言っている団体内で、内部抗争。
「全国民が平等に幸せに」
標榜する社会主義で、特権階級への著しい富の集積と
一般国民への政治的思想的弾圧。
「人類救済」
叫ぶ宗教間で、血で血を洗う抗争。
思想、信条、哲学、宗教、科学技術、教育、政策、
どんな手段であるかに関わらず、
「ニンゲン」という存在自体が
そういう「モノ」である、ということだ。
「平和」
叫んでいる人の、家庭を見てみたら
さて、どうなんだろうねぇ。
(「昔はデカかった」おわり)
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