構造物の強度を試験するための装置であるようだ。
鉄筋コンクリートの柱に強力な荷重をかけて
どのくらい持つか、
どのように破壊されるか、
試してみることができそうだ。
いくつか、その結果が展示されていた。
柱脚部の鉄筋が座屈して
コンクリートが破壊されてしまっている。
鉄筋が錆びているのは、
この状態で屋外に置かれているからであって
初めからこんなだったわけではない。
ヒビの入り具合とか、
鉄筋の曲がり具合とか、
内部コンクリートの破壊され具合とか、
いろんな知見を得ているんだろう。
コンクリートの強度や、骨材混和剤などの配合や、
鉄筋の太さやピッチなど
条件を変えて実験を繰り返すことで
いろんなことがわかり、
そして、更なる疑問点も出てくるんだろう。
こういうお仕事も、楽しそうだね。
でもワタクシに向くかというと、どうだろう。
研究者タイプじゃないからなぁ。
(「柱脚部の座屈」おわり)