かつては名古屋市の北に、名古屋空港が存在していた。
現在は、県営名古屋空港として
主にローカル便の運航が継続されている。
中止となってしまった、国産ジェット機の開発が行われていたのも
ここである。
豊山町に位置するこの空港周囲には建物が広がり
「街中に降り立つ」空港の一つとなっている。
空港に向けて高度を下げていくにつれ、
眼下の建物の一つ一つが大きくなっていく。
伊丹空港や福岡空港なんかもそうであるが
あんまりにも街に近い空港だと
なんかドキドキしちゃう。
万が一、いや、億が一、
墜落するような事故となった際には
航空機の搭乗者は仕方がないにしても
地上に住まう方々に被害が生じてしまうじゃぁないかと
要らぬ心配をしてしまったり。
ま、でも、原発事故とはわけが違う。
航空機事故なら、被害が限定されるのだから。
それに、事後の対処も後片付けも完全に可能だ。
そのリスクを承知した上で、
利用する・利用を受け入れるのである。
原発の場合には、事故が生じた場合に
処理する方法が無い。確立はしていない。
福島では事故後12年を経ても
未だ炉の処理は目途もたたない。
……閑話休題。
人や車が判別できそうな高さになると
やっぱり、ドキドキしちゃう。
ボーディングブリッジではなくて
タラップ車を利用して乗降する。
ターミナルまでは、歩く。
ちょっと、時代を感じさせるターミナルビルである。
ターミナルビルの展望デッキから、駐機場を眺めることができる。
FDAと大きく書かれた、
色とりどりの機体が駐機中であった。
すべての機体は別の色に 塗装されているようで
乗る機体色をコンプリートしたくなる人も
きっと居ることだろう。
FDAのページ には、使用機体の情報も出ているらしい。
もっとも、大手キャリアと違って、予備機体が充実しているわけではないから
やり繰りはきっと、大変だと思うんだけど。
定期就航なのかどうかわからないけれども
違う機体も駐機していた。
ローカル空港ゆえ、発着便数 はそれほど多くはない。
空港スタッフの作業効率を良くするために
各方面の発着時刻を揃えてあるようで
時間帯によってはいろんな機体を目にすることができるのである。
(「色とりどりの機体」おわり)

