太陽高度的に、カメラを翳すと影が写ってしまうのだが
時間を改めるわけにもいかないから已むを得ない。
本体にかかってないから、良しとしよう。
下右にある「B」という文字は
下水処理区域を示すのか、設置時期を示すのか、
何なんだろうね。
中央の「下水」の文字を囲んでいる三本線は
川崎市の「川」をグイッと曲げた、
川崎市の市章 である。
市章蓋が多かったが、
市民の花である「ツツジ」を中央に配したデザインも
存在する。
周囲を取り囲んでいるのは、
市民の木「ツバキ」の花なのかどうか。
ちょっとわかりにくい。
市章は、敢えて言うならば、
インパクトが少ない。
だからかどうなのか、
市のブランドメッセージ というものが制定されて
それにちなんだデザインの小洒落た蓋も存在している。
結構カッコいいと思うんだけれども、
まあ、好みは人それぞれであろう。
水道系の蓋にも、結構カラフルなものがある。
多排空気弁 だって。
こちらのほうが、ツツジとツバキがよくわかる。
青色だけどね。
水道用のちっちゃい弁蓋には
市章の中に「W」と書いてある。
Water の W だよね?
地下式消火栓の蓋は、
文字と色が違う。
注意喚起色ということで、黄色である。
だいぶ汚れちゃってるけど。
四角い蓋もあって。
特に統一されているわけではなさそう。
「でんき」と書かれた
市章付の蓋もあった。
電力会社のものではなくて、
構内配電線路用なのかな。
もう何十年も開けていない感じで
開けようったってそう簡単には開かなさそう。
どんなマンホールも、
本来は、いざという時に開けるためにあるはずの存在なのだ。
だから、マンホールの管理者は
できれば1年に1回、少なくとも3年に1回は
ちゃんと開け締めして欲しいなぁって
勝手ながら思うのである。
数あるから、大変なのは重々承知しているのですけれども。
(「川崎市のマンホール蓋」おわり)
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