2023年06月23日

電気温水器廻りって

電気温水器廻りの配管って
1/100や1/50の設計図では
表現しきれない。


だからたいてい、
四角(電気温水器本体を示す)に線(給水管)をくっつけておしまい
という図面で済まされていたりする。


湯水混合水栓は宙に浮いた画になっていて

「よしなに結んでおくれ」

そんな感じで。



ま、しょうがない面もあるよね。


23062301.JPG


これを、平面図と立面図とで表現しても良いのだけれど
文字通り「絵に描いた餅」であって
支持金物の具合だとか、それ用の壁下地だとか
そういうのを勘案しながら現場で取り付けていくことになるのだから。


接続要領は、機器の取扱説明書に詳しく表現されているから
それを参照してね、と。
採用メーカーによっても違うんだし。


そんなこんなで、テキトーな図面であることも
少なくないのだ。


23062302.JPG


それこそ、3Dモデリングで作成するのでもなければ
これを図面として詳細に表現するのは結構大変だし
する意味がどのくらいあるのかという命題もあって
ワタクシ個人的には

「描かなくていいんじゃね?」

そんなふうに、思っているのである。

申し訳ない。



リモコンも、時代とともに変わっていく。


23062303.JPG


操作性も、時代とともに、
その時代のメインの人たち向けに
変わっていくのである。



今どき、1歳2歳の乳児でも
スマホを難なく操作する。

っていうか、生まれたときから周囲にある
デフォルトのモノだから
特別な感覚は無いはずだ。



20年前だったら、
パカパカ開くガラケーを使いこなす
今どきの乳児
って言われただろうし、

30年前だったら、
ポケベルの何たるかが
感覚的にわかっていたのだろうし、

40年前だったら、
テレホンカードやオレンジカードなんていう
磁気カードに抵抗の無い乳児、だったんだろう。

50年前、60年前、100年前、1000年前だったとしても
それぞれの時代の、それぞれの乳児たちは
時代の最先端を当たり前のように感じていて
それより上の世代の人々を驚かせたのであろう。



これから10年後、20年後の電気温水器は
どのようになっているのかな。


案外、何十年このかたほとんど変化していない
床置露出や天吊露出のファンコンベクターのような
存在になっていたりして。


23062304.JPG
(「電気温水器廻りって」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。