2023年06月04日

ダンボールなのに不燃

鋼板製のダクトは重い。

グラスウール製のダクトは、分厚い。
それに高い。


手軽なのは、ダンボール!



でも、ダンボールは燃えやすいし、
建築には使えないよね。


っていうコトを克服して、不燃認定を取得したやつなら
使えるじゃないか。



で、使ってあるところを見ることができた。


23060401.JPG


ダンボールを重ね合わせてアルミ箔で覆ったもので、
断熱性もあるためダクトの保温も不要になるのだという。


軽いし、加工も楽だし、保温しなくて良いし、燃えない。


エボルダン で商標登録されているようだ。



電線の芯線を撚って絶縁テープで巻くことに替わって
コネクタで接続するようになった。

鋼管にねじ切りを施してねじ込む接続から
ハウジング継手や圧縮・拡管接続などが出てきた。

鉄板を折って加工してフランジをつけてというものから
ダンボールダクトを折ってテープを貼って出来上がりというダクトに
替わっていくのかもしれない。



「うまい、安い、早い」

は、牛丼だけの話ではなくて
建築業界にも着々と取り入れられている。

「美味い」じゃなくて「上手い」で。


……と言いたいトコロだけれども
さて、「安い」というのが「人件費だけ」となると
果たして歓迎してよいものか、どうなのか……。
(「ダンボールなのに不燃」おわり)
posted by けろ at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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