2023年05月13日

外気処理どーする

空調って言っていいのか、それとも換気というべきか。

外気導入なんだけれど、まあどっちとも言えるかな。



とある建物の外壁に
並ぶモノたち。


23051301.JPG


途中で切れてるガス管もあって、
何度か改修を繰り返されている建物と推測される。


そして、壁面に取り付く、熱源機。


23051302.JPG


ガスを燃焼させて温水をつくるやつ、みたいだ。


23051303.JPG


パーパスの これ だね。


熱源機の隣には、太めのダクト。


23051304.JPG


外気を取り入れるためのもののようだ。

取り入れ外気を暖めるために、
専用の熱源機を用意してあるのだ。



熱源機から外気加熱コイルまでの
それほど長くはない配管も
しっかりと保温されている。


23051305.JPG


暖かい時期には必要ないし
暑い時期にはもちろん加熱しないけれども
寒い時期に生外気を取り入れると
建物内が寒くなってしまうから。


だから、「外気処理」する。

取り入れる外気をあらかじめ暖めて
建物内が冷えてしまわないようにしている。



寒冷地では、こうしたい。
できたらいい。


なんだけど、やらないことも多々ある。



だって、生外気で済ませれば、
こんな熱源機も加熱コイルも要らない。

そのぶん、工事費が安く済むじゃない。


そのかわり、冬期の寒さを何とか緩和すべく
工夫しなくちゃならないけど。



たとえば、熱交換換気にするとか、
導入外気の吹出口を誘引タイプにして
室内空気と混合させて温度差を緩和するとか、
室内の放熱器近くに吹き出すことか、
エアコン室内機の外気ダクト接続口につないで
外気処理を兼ねるとか。



でも、戸建住宅でも共同住宅でも
事務所でも店舗でも
「生外気そのまま導入」となっているところも
少なくない。

やっぱ、カネが物を言うから。
イニシャルコストを極限まで削ることを求められるから。



ちゃんと建設費が出る、グレードの高い建物だったら
外気処理もしっかりされるのだけれど。



「外気処理、どーする?」


やるのが良いのに決まっているのだけれども
費用の関係で割愛せざるを得ない。

寒冷地における設備設計の
永遠の課題なのだ。



ちょいと破廉恥かもしれないけれども
外気取入口を覗いてみる。


23051306.JPG


しっかり、網が張ってある。

鳥とか猫とか入ってくると
困るからね。
(「外気処理どーする」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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