なんか、急に楽しくなる。
だってさ、配管がたくさん並んでいるんだもん。
前方に、なにやらごちゃごちゃした景色。
熱源機が4台、連結設置されている道端。
流体の向きが矢印で示され
温度計もこっちを向いている。
なかなか、フレンドリーである。
道路境界ビタビタに納められている状態が
なんともアクロバティックである。
通用口を挟んで、
配管類が所狭しと伸びる。
配管、弁類、弁装置類、ガスメーター、計器類。
合間に換気フードやら、頑張って取り付けた支持材やら
目を引くものが満載だ。
敷地、はみ出してないかい? というものまで
相当に苦労した納まりである。
が、狭いシャフトやピット内ではないので
施工は、やりやすかったのではないだろうか。
もう、何がどうなっているのやら。
図示するのは困難である。
こういうものこそ、3Dモデリングが役立つことだろう。
表通りじゃない小路であるならば
こういう感じでも良いのかもしれない。
まあ、悪さしようという連中にかかってしまうと
いろいろ厄介ではあろうけれども
日本国内で、都心でなければ
大丈夫なんじゃないかな。
まだ、現在ならば。
ところどころ、
だいぶ傷んでいるようだから
そのうち何らかの手を入れる必要は
ありそうだ。
現況で、実害が出ていないんだろうか?
心配になるレベルではある。
このあたりの道沿いは
こんな感じでたくさんの配管たちに出逢える。
路自体を配管トレンチだと思えば
これもアリかな?
上空を横断するものまであるけれど
道路占用許可は取っているのかな?
きっと、取っているはずである。
(「せつびの小路」おわり)