折り上げ天井になっていて
部屋の中央部の天井は高く、
周辺部は低くなっている。
涙ぐましい、努力。
狭苦しさを感じさせないように
天井はなるべく高くしたい。
でも、建物の階高を上げると建設コストも上がる。
だから、天井が高い部分には設備モノを置かず、
置かざるを得ないものはスラブ打込み配管により何とか出来る
電気モノにとどめる。
あとは、周辺部で天井を低くした部分に全部むりくり納める。
エアコンも冷媒管もドレン管も
バス・トイレ用の換気ダクトも
その他もろもろも。
でも「むりくり」感を出さないように造り上げるのが
設計者・施工者の腕の見せ所なんだろう。
それらに関わったことのある人にとっては
苦しさを思い出させるトラウマなのかもしれないけど!
(「とにかく納める」おわり)