換気用のベントキャップの周囲が
べろべろになっている感じ。
なして?
別のところでは、
ダウンライトまでびちゃびちゃ。
ボードのカビも、かなり育ってる感じ。
なんでかな。
ひょっとすると、
軒天井内部のダクトに
防露(保温)措置が無かったか?
「屋内だよね」
という体で、無断熱で済ませちゃってた?
それで、外の冷気の影響で
ダクト表面に結露が生じて
それが天井内で垂れて、こうなった?
確かに、国交省の標準仕様では、
排気ダクトを保温(防露)する必要はない。
無いのだけれど、
でもここは結構な寒冷地だったりする。
冬期の最低気温はマイナス20℃を下回ることもある
そんな場所。
こういう場合には、
特記仕様で排気ダクトの断熱範囲を追加しておく必要がある。
外壁から1.5mとか2mとか、外気の逆流がありそうな範囲で。
いや、逆のパターンもあるかな。
比較的新しい建物だから、
高気密高断熱で、
屋内の加湿もしっかりしている。
そんなところの、絶対湿度の高い排気が
軒天井の排気口から排出されると
極低温の外気に晒されてすぐに結露して
排気口周囲を潤す。
そして、凍る。
また、融ける。
繰り返すことで、
天井板はすっかりダメージを受けてしまって、
なおかつそんな環境でも繁茂する菌類が頑張ってしまった。
ま、いずれにせよ、
えらいこっちゃ。
少なくとも、見映えはすこぶる悪いのだ。
どーする?
(「結露のせい?」おわり)