現代ならエアコン一択であろう。
部屋に室内機を取り付けて、
なるべく近くの外壁面に室外機を置く。
それぞれの間を、
最短ルートの配管配線で繋ぐ。
それが一番単純で、簡単で、
安く済むことであろう。
ただ、建物の外装がちょっと凝っている場合には
少し様相が変わってくる。
場所によって色合いや質感が違ったり、
凹凸があったりすると
配管用のカバーの色にも気を使うかもしれないし、
配管が真っ直ぐ通せなくなったりもする。
こんなふうに。
直管のスリムダクトだけじゃかわせない凹凸だから
フレキ管を使ったり、色合いの違うものを組み合わせたり、
いろいろと細工が必要になってくる。
上から落ちてくる雪に対しては
屋根で対処しようとしている。
密度や総重量次第では耐えきれなかろうけれども
それでも無いよりはずっとマシなはずだ。
手前の室外機は、コロナのエコキュートだね。
Civid-19のせいで、あんまりステキな名前とは
捉えられなくなってしまった 株式会社コロナ だけれども
慌てて社名を変えたりはせずに、
地道に頑張っていらっしゃる。
「コロナ」って、良い意味なんですからね。
電子顕微鏡で観察される形状が王冠(corona)に似てるからって
名付けられただけのウイルス。
エアコンや給湯器なんかで長年日本を支えている株式会社コロナには
これからも頑張っていただきたいのだ。
感染症のほうは、もう、ほどほどにしておいてね。
毎日、多数ではないけれども犠牲者を出しているのは確かで
侮って良いわけではないんだけれども
なんとかソフトランディングしてくれないものかな。
他の比較的軽症で済むかぜ症候群の一つに、
落ち着いてくれないものかな。
「風邪は万病のもと」だから
「ただの風邪」だって、油断していいわけじゃないんだけど。
とにかく、賑やかな外装があると
設備もちょっとずつ賑やかになってきてしまう。
それを避けようとするなら、
それなりの設計・施工をしなくてはならないのである。
「勝手に」スッキリ納まるわけじゃあ、ないのである。
(「外装が賑やかだと」おわり)