よく見かける。
特に、石造りの洒落た建物であれば
雰囲気も出ようというものだ。
でもね、そういう建物には
もともと冷房なんてついていないんだけど
近年の日本においては、冷房はもはや必須と言って差し支えない。
だから、あと付けで取り付けられるのである。
お、あそこに、室外機。
たいてい、建物の正面側ではなくて
側面や裏面にひっそりと置かれているものなのである。
でも。
軒先から落ちてきた雪塊によって
屋根が凹んでしまったのだね。
室外機本体を守るために、
屋根が設けられていたのだから
ちゃんと役目は果たしているのだ。
でも、このままで大丈夫かな?
これからやってくる冬に、
この上から更なる攻撃を受けたらどうなる?
さすがに、キツくないかな?
それとも、毎年ちょっとずつ凹んでいって
10年かけてこうなったのであれば
もう暫くは耐えられるかな?
どうだろね。
こっちのやつは、
屋根が無くても大丈夫そうだ。
元々出入口だったところが
塞がれているのかな?
とにかく、ここならたぶん、守られるのだろう。
さて、屋外に置かれている
いろんな設備たち。
この冬の対策は、万全だろうか。
「対策」なにそれ美味しいの?
ただ放置されている設備の、
何と多いことか……。
(「この冬は大丈夫?」おわり)