2022年11月02日

室蘭市のマンホール蓋

北海道室蘭市


慶長年間からアイヌの人たちとの交易のため
和人が住み始めた場所であるという。



そんな室蘭の地にあるマンホールの蓋。


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中央には、市の紋章


外周にカタカナの「ロ」を6個配置して「ムロ」、
中央に「蘭の花」。
合わせて「ムロラン」という図案なのだという。

昭和11年制定というので、結構当時の流行りの手法か。



蓋にある図案は、ロの字の線が太い感じである。



ちょっとキレイにしてある歩道に並ぶ、蓋たち。


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ここにあるものは、
最初の蓋よりも、ロの字の線が細めである。


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年代的にも新しそう。



小口径桝の蓋に描かれているのは、
市のマスコットである くじらん である。


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噴き出した水の上にあるのは、サッカーボール。

この地では、クジラが見られるため
ホエールウォッチングのツアー もあるのだそうだ。


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いくつも並ぶ様が、カワイイのだ。



更に新しそうな蓋もあった。


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地の模様が異なる。



室蘭市は、太平洋に突き出した半島地形であるが
その先端を橋で繋いである。


白鳥大橋 と名付けられている。


これが出来たことで、相当にモノや人の流れが変わったという。


ま、そうだよね。大きいよね。


そんな橋をあしらった蓋も、あった。


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市章の無い、用途だけ書いた蓋もある。


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市章と「汚水」の文字だけの
小口径桝。


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色が少々黄色っぽいのは、
夕方だからなのだ。



さて、室蘭市はかつて鉄鋼業で栄えていて
上下水道や電力など、インフラも企業が整備したりしていたため
企業の縮小・撤退に伴い徐々に市に移管されつつあるけれども
当時のものが結構残されている。


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新日本製鐵時代の社章が中央に描かれている。



最大18万人くらいの人口があった室蘭市も
令和3年度には8万人を下回った。



平成8年には計33校あった小中学校も
統廃合が進み、今年度は15校にまで減少しているという。



自然も街並みも、
味わい深くてステキな街なんだけれども
容赦なく進む少子高齢化・過疎化・産業の衰退に
なんとか食らいつき抗っていこうとしている
そんな心意気も垣間見られる地なのである。
(「室蘭市のマンホール蓋」おわり)
posted by けろ at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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