2022年10月15日

和便を洋便に

最近は、和風便器がめっきり減ったのである。


そして、もともと和風便器であったところも
どんどん洋風化されていく。

そんな、一例。


22101501.JPG


必要最小限の改修にとどめたようだ。

色の違う床タイル部分が、和風便器の埋まっていた範囲。



陶器を取って、配管貫通孔だけ残して床スラブを構築して
タイルを張って、便器を据える。


紙巻器の位置も、変えざるを得ないけれど
ブースはそのまま使った感じ。



でも、元々のブースが狭いと、
洋風便器がうまく取り付かない。

本体は付くけれども、
人が座った時に、膝がブース壁についちゃう。



だから、斜めに据える。


22101502.JPG


三角の密結ロータンクなんて、
ほんの一瞬だよね? 世に出てたの。


これはこれで、珍しい。



床のモザイクタイルは、
やはり和便跡だけ新しい。


今どき珍しいから、
施工する人も久々だったんじゃ?

若手の職人さんだったら、
初めてだったかも。



音姫も取り付けてあるんだけれど
電源が微妙だなぁ。


モールは上からじゃダメだったん?
敢えて横から?


コンセントじゃなくって、
ボックス内で直結でも良かったんじゃ?


ま、後からは何とでも言えるわな。
設計した人、施工した人、監理した人、監督した人、
それぞれに言い分があるに違いないのだ。


22101503.JPG


ロータンクにつながるフレキ管の元は
普通の止水栓っぽい。

立水栓と同じハンドルだ。



ちょっと陰になりかけた
紙巻器設置跡は、
申し訳程度に埋めてある。

完全にタンクに隠れた部分の孔には
何もしてないのね。


便器据える前に、ちょこっと埋めたかったよねぇ。
(「和便を洋便に」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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