2022年09月20日

停車場跡

ちょいと、新橋。というか、汐留というか。


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かつての停車場跡が、再現されている。


そしてほんの少しではあるけれど、
鉄路も保存されている。


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そっか、昔は枕木が見えないように
埋められていたのであるか。


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いちいち、このような看板があるのは
たいへん嬉しいものである。


じゃないと、「なんか、ただの古そうな線路」にしか見えないから。



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どの程度が元の部分で、
どの程度が復元であるのか、
見ただけではよくわからないのだけれど
まあとにかく趣のある建屋である。


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すぐ脇には、高層ビルが建つ。


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そういう街だから、仕方がない。


と同時に、停車場の空間だけが歴史を切り取っている状態になっている。



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部分的に、当時の石積みが掘り出され保存されている。


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植物たちによって侵食されてしまうのは、これもやむを得ない。



ガラス部分は、当然当時のものではない。

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以前は何らかの飲食店舗があった気がするが
コロナ禍のせいかどうか、閉鎖されてしまっている。



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スロープとか階段とか、
あと付けの部分も多かろう。



裏側の建物もまた、
奥ゆかしいものである。


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雨樋は、四角断面から丸断面へと変換されている。


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古い部分を保存活用しつつ、
新しいものを付加して、現代の要請に合う造りとなっている。


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外観すなわち印象に直接かかわるだけに、
なかなか難しい課題であろうと思う。



中に入れなかったので、
設備的な云々についてはよくわからなかったけれど。



ビル街の谷間にあるこの類の施設について、
人によっては趣を感じるし、
人によってはがっかり感を持つのかもしれない。

感性は、人それぞれで良いのだと思う。


そこにこそ、いろんな楽しさの源があるのだから。
(「停車場跡」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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