環境省のページにこのような資料が掲載されています。
http://www.env.go.jp/earth/report/h15-07/02_02c.pdf
冷暖房や空調動力で、全体の2分の1ですよね。
だから、○。
でもこれって、システムの組み方や、制御の組み方、運転管理の程度、
メンテナンスの状態などによって、結構変わってくるものです。
データは全体の傾向は示しますが、個々の建物には必ずしもあてはまる
わけではありません。
テストの平均点のようなもの。
たとい正規分布でも、それなりにバラけているわけで。
そういう意味でも、これからの時代、設備設計は重要度を増します。
見た目で選ぶか、性格で選ぶか。
人間でも建物でも、言えることですね。
もちろん、どちらも良ければそれに越したことはないのでしょうが……。
えてして、トレードオフの関係にあったりします。
『ガラスのアトリウム』も見た目は美しいですが、エネルギー的には
損失が大きいですよね。
http://www.hkd.mlit.go.jp/zigyoka/z_eizen/kondan/asahikawa/asahikawa_ud_main_page.html
http://www.city.sapporo.jp/toshi/kenchiku/tatemono/14_pyramid/pyramid01a.html
http://www.louvre.fr/llv/pratique/alaune.jsp?bmLocale=ja_JP
温暖化対策が進むと、こういうものは禁止されてしまうかも知れませんね。
(「19234 事務所の一次エネルギー消費量」おわり)