昇降路にそのままモーターを据えられたりするから
「エレベーター機械室」という室を用意しなくても構わなくなってきた。
でも、油圧式だったら、油関係の装置が必要なのだから
ある程度のスペースを要するものだ。
エレベーターも「建築設備」の部類ではあるけれど、
普段あまり直接関わる機会は多くはない。
でもたまに、関わりを生じることも、無いわけではない。
油圧式エレベーターの機械室に、入った。
可燃物だからね、火気厳禁なのだよね。
油の管は、ハウジング形の継手であった。
呼び油用のポットも、隅っこに。
壁面には、制御盤。そして、感震器。
油を加圧するポンプは、油槽の下部に据えられていた。
あんまり関わる機会が無いから、
「見ても視えず」だなぁ。
「なんか、ついてるぞ」くらいにしか理解できないや。
(「油圧エレベーターの機械」おわり)