トイレブースの中の排気を。
左下に、吸込口がついているのに気づくだろうか。
センサーは色が違うこともあって目立つのだけれど、
遠目には吸込口は目立たない。
その存在に気づかない人が多いことだろう。
で、そこから排気を取るということは、
排気ダクトが接続されていて、
どこかにある排気ファンまでつながっていることになる。
ライニングの上に伸びる四角い部分が
小さなダクトスペースなのだろう。
この中に、排気用のダクトが隠れているはずなのである。
これを邪魔と見るか、
臭気の出る下の方から排気を取るためのやむを得ない措置と見るか。
一般的によくある、天井面からの排気だと
臭気はみな鼻先をかすめてから天井に向かうのだから
下からの排気は、極めて理に適っている。
ダクトの納まりさえ、気にしなければ。
駅のトイレでは、
ペーパーが盗まれやすいのかどうか、
厳重な、ホルダー付きの紙巻器。
これを壊してまで持っていく輩はほとんど居ないから、と
日本の治安の良さを誇るのか、
こうまでしないと持っていく輩が居るのかと
社会秩序の悪さを嘆くか。
犯罪防止のため、トイレブースのドアは上も下も空いていて
面積の小さなドアにしないと「密室」になって危険、
という状況ではないことに安堵するか。
治安云々はともかくとして、
トイレの排気は下からがよろしいようで。
(個人的感想です)
(「トイレ排気を下から」おわり)
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