2022年07月20日

荒浜小学校内部

荒浜小学校の内部も見学できる。


完全に水没した部屋は、この通りである。


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それでも、流し台など原型を保っているのは
ある意味すごいのかもしれない。



天井ボードも剥がれてきている。


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これらも、年月の経過とともに劣化がより進んでいくのであろう。



廊下部分は、いろいろとモノが落ちてこないようにか
鋼製枠と金網とで天井を形成してあった。

火報の感知器なども改めて設けたに違いない。
不特定多数の見学者が訪れる施設であるから。


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天井ボードを留めている釘がことごとく錆びている。


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この状態が、この先どのくらい保たれているものかどうか。


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海水に浸かった電気系統は
もちろん全滅であろう。


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流し台は、残った。

鏡は、何かがぶつかって割れたのかどうか。


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トイレには入れないよう施錠されていた。

機能を失ったトイレを使われたら困るからね。


でも、設備屋としては、見てみたかった。ちょっと残念。



ちょいと、下も見てみる。


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ま、錆びてるね。


被災後の写真を大きくプリントしたものが
各所に掛けられていた。



火災の危険性もあるから除去されてしまっているが
流されてきて教室内に押し込められた自動車が
何台もあったという。


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天井の吊り物も、この通り。


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とにかく、天井の上まで
完全に水没したのだ。


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2階へ上がる階段も
片付け前は瓦礫で埋まっていたという。


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海側のコンクリート腰壁が
倒されていた。


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エネルギーの大きさを視認できる。



海岸線までは、少し距離があるのだが
多くあった建物は皆、失われた。



ビニルハウスとか事業所とか、
若干の建物が再建されていた。

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が、住宅は皆無だ。



2階も床上まで浸水したが
水没したわけではないために
1階ほどの被害は無い。


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全くないわけではないが。


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元々設置されていた屋内消火栓設備は
ポンプごとダメになったのであるから
現在はパッケージ形消火設備が据えられている。



「津波しぶき跡」なのだそうだ。


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2階の職員室も、床上まで浸水している。

壁面やFF暖房機表面に
薄っすらと水位が残されているのがわかるだろうか。


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掃除用流しは、割れてしまったんだろうなぁ。


22072019.JPG


跡だけ残されている。



なにせ、1時間に1本だけのバスである。
その時間をにらみながらの見学であるから
気の赴くまま、じっくりと見尽くすことはできなかった。

ので、結構見逃しもあるのだが
まあ、仕方あるまい。


たいてい、そんなものだ。
(「荒浜小学校内部」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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