2022年07月15日

安平町のデゴイチ

「安平町」、読めるだろうか。


「やすひらまち」でも「あんだいらちょう」でもなく
「あびらちょう」と読む。



どこにあるか、見当がつくだろうか。

知っているとしたら、なかなかの物知りかもしれない。



安平町 は、北海道胆振総合振興局管内、勇払郡の町である。
と、ウィキペディアや 町の公式ホームページ に書いてある。

2022年6月現在の人口が7,375人であるとも書いてある。



明治41年(1906年)に、安平村となり、
昭和27年(1952年)に、安平村から追分(おいわけ)村が分村し、
追分村が町制施行して追分町となり、
安平村が早来(はやきた)村に改称し、後に早来町となり、
平成の大合併の際、平成18年(2006年)に早来町と追分町が合併して
かつての名称の安平を改めて称する、安平町となったものである。

平成30年(2018年)の北海道胆振東部地震において、
町内の最大震度6強を観測して多大な被害を被った地でもある。



この町に、平成31年4月19日にオープンした道の駅がある。

道の駅あびら D51 ステーション」と称する。



この中に 鉄道資料館 が設けられていて
往年の鉄道車両が保存されている。


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壁面に並ぶ、立派なノズル。

……はメインじゃなくって、
D51が格納されている。


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いろいろな鉄道関係の遺産が並べられていて
一部「鉄」分の多い方々には垂涎の施設かもしれない。


埼玉や名古屋などの大博物館には到底敵わないけれども
それでも実物の展示はたとい点数が少なかったとしても
重みのあるものである。と、思う。



撮影した日には格納庫に収められていたが、
時々屋外に出しての展示が行われる。

出し入れするための車両が、後部に控えている。


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これを記念して、D51柄のマンホール蓋が作られているようだ。


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屋外には、まるで墓標のような、
デスマスクのような、
そんな展示があったりして。


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自販機も、D51柄になっている。


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せっかくだから、敷地内の蓋を探してみる。

あった、あった。


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そして、カラー版もちゃんと設けられている。


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追分町時代の蓋も、残されているみたい。


22071509.JPG



「せつび」はライフワークだけれども
ワタクシには鉄分も少しあるから
なかなか嬉しい施設なのであった。


「少し」なんだけどね。

昔ね、鉄分たっぷりの人に誘われて乗り鉄に付き合ったり
青春18きっぷ使いまくり旅を何度か敢行したりしてたものだから
その名残なんだよ。
(「安平町のデゴイチ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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