上がっていく。
この中には、昇り降りのエスカレーターと階段とが設けられている。
結構落差(段数)があるから、みんなエスカレーターに乗ると思いきや、
結構階段をフーフー言いながら上がっている人がいる。
何か、人を惹きつけるものがあるのだろう。
長い階段には。
登った先には、不沈空母? 的な建物が建っている。
大洪水が来ても、ここに居れば大丈夫!?
と言っても、浮かぶことはあるまい。
そもそも、ここまで水が来るようであれば
日本沈没レベルじゃないか。
ここは、山なのだ。
結構な高さのジャンプ台が控えている。
先ほどの不沈空母は、このための施設である。
しっかし、この高さを、ものすごい勢いで
むき身のまま(いくらジャンプスーツを着ているとは言え)
飛んでしまうのだ。
恐っそろしい事である。
そういう「天性」ってなものが
あるんだろうな。
表彰台。
というか、記念撮影台だね。
手前には、オリンピックミュージアムも建っている。
TOKYO2020が、2021に行われてからまだ1年と経たないけれど
「次っ」とばかりに、ポスターやらスローガンやらが
そこかしこに見られる。
アスリートにとって、夢の舞台の一つであることは
論を待つまい。
あとは、政治的な云々とか、経済的な云々とか、
そもそも国際情勢云々とか、そっちの側面がなかなか大変であって
高度成長期の東京・札幌オリンピックの頃とは違って
諸手を挙げて賛成! なんていう意見がどのくらいあるものか
わかりかねる部分もある。
ホントに、やろうとしているんかいな。
できるんかいな。
どうなんだろうねぇ。
眼下に見える、200万人近い居住者がいる都市。
瓦礫の山が多数生じてしまったキーウの街のように
ミサイルが飛んでくるような事態が無ければ良いのだけれど。
「そんなことないよ。あり得ないよ。絶対無いね」
半年前だったら当然言えていた筈のことが
ハッキリ言えないかもと訝ってしまう今日このごろ。
ますます、一寸先は闇 を体感する時代になってしまったのだなぁ。
で、やる気なのかな。出来るのかな。
大規模国際総合運動会。
(「ホントにやる気なの?」おわり)