2022年06月26日

筋だけが残った

とある公園、というのだろうか
そんな場所で。



敷地の分界ということだろうか、
擬木で作られた柵が設けてあった。



しかし、作られてから相当の年月が過ぎ
徐々に朽ちかけている、そんな擬木。


22062601.JPG


コンクリートが劣化して、部分的に剥がれ、
鉄筋が露出している。


そこから入り込んだ水分によって鉄筋が錆びて膨張し
ますますコンクリートを侵していく。



今まさに、その現場に居合わせているのである。



が、ここはまだマシなのであった。



なぜなら。



22062602.JPG



コンクリートが完全に脱落して
鉄筋1本が残されている部分もあったから。



あと何十年かすると、
鉄筋だけでできた柵が出来上がるのか、
その前に朽ちて倒れるのか、
あるいは修理、あるいは更新されるものか。



いかんせん、どこも予算が厳しいのだ。

なかなか、こういう所にまで
工事費が行き届きにくいのだ。


さて、この先どうなることだろう。
(「筋だけが残った」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 土木工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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