と言わんばかりの各階平面図に遭遇することはある。
設備システムをどう考えるかなんて
気にしな〜い。
配管? ダクト? ケーブル?
テキトーに通してよ。
でもそれはそれで、建物として成立すれば
良いのである。
眼下に、そんな建物が見えた。
後から、飲食テナントが入ったのだろう。
元々のダクトスペースが足りないから
外壁を這わせたのだ。
これでいいのだ。
飲食テナントがたくさん入ったら、
ダクトもたくさん這わせれば、いいのだ。
何の問題も、無いのだ。
駐車場に面していて
丸見えではあるのだけれども
誰もこんなモノ、見てやしない。
気づきもしない。
だから、オッケー。
こういう状態も可能であるから、
「ダクトスペースは、延床面積の何%くらい必要か」
という命題は、無意味なのだ。
そもそも、飲食テナントがこんなに入るなんて
想定してなかったもん。
そういうことだって、あるのだ。
(「ダクトスペース要らないもん」おわり)