2022年06月14日

ファンルーム全体がチャンバーなのだ

ファンにはダクトがつながっている、ことが多い。


でも、何事もそうであるように
例外もあるのだ。



22061401.JPG


このファン、吹出側はチャンバーで受けて
キャンバス継手を介して
そこから丸ダクト2本に分岐させて
どこかしらに空気を送っている。


だがしかし。

吸込側にはダクトが接続されていない。



両吸込形の遠心送風機である。

シロッコファンの羽根が見えている通り、
そのまま露出になっている。



このファンが設置されているファンルーム全体が
大きなチャンバーとして機能するようになっている。


まあエアハンとかも、
一種でっかいチャンバーと言えなくもない。


こういう「納まり」も、アリなのだ。



ただし、室内の正圧や負圧の程度が大きいと
ドアの開閉に支障を来すから気をつけたほうがいいかも。
(「ファンルーム全体がチャンバーなのだ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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