2022年05月07日

当別町のマンホール蓋

北海道当別町。



道都である札幌市の北方にあり、
町の公式ページでは


札幌至近の自然あふれるまち


と謳っている。



明治4年に仙台藩岩出山領主の伊達邦直が家臣共々に移住して
開拓した地 であるという。



風景がスウェーデンと似ているとして、
スウェーデンヒルズ という北欧風の住宅街が造られていたりする。



道の駅も「北欧の風 道の駅とうべつ」ということで、
北欧風を前面に出した建物となっている。


そこで見つけた、マンホール蓋。


22050701.JPG


伊達邦直の甲冑姿なのだそうだ。

1868年の戊辰戦争に敗れた後に、
調査を経て1872年に入植。


現在はほんとうにのどかな北欧風の地であるが
雪が多く気温の低い当地において
インフラも設備も何もない環境で開拓・開墾を進めるのは
並大抵のことではなかったであろう。



札幌への通勤圏として、
ベッドタウンとしての売り込みもなされているが
北海道外からの移住を考えておられる方には、
ぜひ夏期だけではなくて冬期も見てから決断されることをお薦めする。


雪や寒さは、整備されたインフラや現代の高気密高断熱住宅、
発達した設備システムによってそれほど厳しくは感じられないことと思うけれども
それでも激しい吹雪の際には道路も走れなくなるとか、
夏なら30分とかからない道程が豪雪時には数時間を要することになるとか、
ある程度の覚悟も必要になるからである。


それでも、大都市札幌にほど近く、
美しい四季折々の風景と豊かな自然、
ゆったりと流れる時間を楽しむことの出来る
素晴らしい地の一つであることは確かである。

人それぞれの好みや趣味趣向、タイプがあるわけだから
万人に適するということにはならないけれども
コロナ禍を機にテレワークやサテライトオフィスが一気に普及した現代、
結構いい場所なんじゃないかな、とも思うのである。


新千歳空港まで2時間ほど。

首都圏も、決して遠くないのである。
(「当別町のマンホール蓋」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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