日頃出逢う「せつび」については
できるだけ観察するようにしている。
事情って?
たとえばトイレに行く機会があったとか
そこで他に利用者が居なかったとか
居ても少なくて大丈夫そうだったとか
1分くらいは時間に余裕があったとか
まあ、許してくれるとすればそんな事情である。
サービスエリアで立ち寄ったトイレでは
それらが許してくれた。
たいてい、きれいに維持されているから
舐め回すように見ていても(ほんとうに舐めるわけではないし)
別にキタナくは感じない。
壁から生えてきた給水管が、
くいっと曲がって便器に接続されている。
洗浄便座用の給水は、
別途壁のステンレスボックスから伸びてきている。
洗浄便座用電源とともに、
後付けで設けられたものだ。
便器本体は、掃除口付きである。
利用者が多く、何やかや詰まる機会も多めのトイレだと
掃除口があることで助かる例も多かろう。
また、イマドキのトイレの壁面は
相当に賑やかである。
手すりは必須で、
洗浄ボタン、紙巻器、除菌剤が並んでいる。
現在は相当に減っているとは言え
コロナ以前から急増していた外国人対策として
トイレ廻りの説明も多言語表記することが多くなった。
そして、ベビーチェア。
パパが赤ちゃんを連れて入れるように
男性ブースにも設けられるようになった。
(標準装備、というわけではないが)
ライニングがナナメなのは
モノの置き忘れ対策だという。
利用方法説明や注意事項が
いい感じの角度で貼れるから、
これはこれでよさそう。
でも、それでも、
カバン1つくらいは置くスペースが欲しい、
ということからか、
一部天板が水平になっている部分もある。
それでも忘れる人が続出したようで、
赤と黄の警告色でもって
「忘れるな!」と大声で注意を呼びかけている。
実際には声は聞こえないのだけれど。
上の方を見る。
吸込口が設けてある。
臭いニオイは、速やかに除去されるべきだから。
洗浄便座電源用のケーブルが
天井内から下ろされてきて、
ナナメのライニングのナナメに合わせて
下まで持ってきている様子がわかる。
となりのスペースは、
ブースじゃなさそうだ。
幅も狭そうだし。
中途半端な隙間を
配管スペースとして利用している感じ?
ここに掲示されていた桜前線。
平成7年10月と書いてあるけれど
現在はもう少し早まっているのではないだろうか。
(「トイレのメニューいろいろ」おわり)
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