鋳鉄製のゴッツいモノが多数表示される。
最近ではステンレス製のものも結構使用される。
鋳物製の金物は、手にするとずっしりと重く
口径が100Aにもなると、重厚感がハンパないのである。
けれども、すべての雨水金物がそんなにゴッツいわけでもない。
中には吹けば飛ぶような軽い軽〜い製品もあるのだ。
とある屋根で、
金物をチョイと持ち上げてみた。
配管に差し込むだけの、
とっても軽い金物。
弱く突っ張るためのステンレス部分も
とってもヤワイ。
何にも無くっても、
ちょいと強めの風が吹いたら
本当に飛んでいってしまうんじゃないだろうか?
まあ、今日まで残っていただから、
簡単に飛んでしまうほどのものではないのだろう。
けど、ホントに軽いんだ。
これで良いなら、
あんなにゴッツい金物じゃなくてもいいかな。
値段も安そう。
でもさ、スラブコンクリート打ち込みで
防水層を巻き込むタイプのやつに比べると
雨仕舞がちょっと弱い気がしなくもない。
でもでも、鋳鉄製の金物が錆びてボロボロになって
朽ち果てかけている様子も結構目にするから
どっちが良いのやら。
安いやつを取り付けておいて、
屋上防水やり変えのタイミングで交換するのが
コスパ的にも良いのかもしれない。
(「軽い雨水金物」おわり)
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