2022年03月18日

名取市のマンホール蓋

東日本大震災から11年余、
未だ大きな地震が続く東北地方である。


関東にも影響があるほどの地震は続き、
現地では更に多くの揺れがある。



さて、仙台市の南隣、
仙台空港の敷地を半分ほど占める、名取市。



「〇〇空港」と名乗る空港が「〇〇市(町村)」に無いのは
様式美でもあるのだが、
ここもまた同様。



市内のマンホール蓋を観察する。



22031801.JPG


一般的なデザインの蓋の中央に市章を配し、
「汚水」と「増・1枝」の文字。

系統名などだろうか?
鋳物なのにここまで入れるのは、
ある意味スゴい。

蓋周囲に枠的な余白があるタイプである。



インターロッキング舗装部には
市章のみの化粧蓋。


22031802.JPG


市章以外は、よくあるタイプ。

点字タイルがめり込んでいるのも
お約束。



デザインマンホールもあって、


22031803.JPG


市の花 「ハナモモ」なんだと思う。
たぶん。


公共桝バージョンも、あった。


22031804.JPG


ちょっと砂が多い。


更には、カラーバージョン。


22031805.JPG


緑の部分は、市の木である「クロマツ」を示している?



さらにさらに、
カラー蓋の公共桝バージョン。


22031806.JPG


なんか、いろんなのがあるぞ。



違うデザインのやつも。


22031807.JPG


中央にあるのは、名取市を貫く増田川……じゃなかった。
蓋にデザインされるような大きな河川は、無い。



もうちょっとキレイな蓋もあったけど、
川にしか見えない気がするが。


22031808.JPG



カラー版では、いかに?


22031809.JPG


市の木「クロマツ」なのだそうだ。

下の方は、閖上(ゆりあげ)の海。

震災の際には、この海が盛り上がって、街を襲った。

それでも、海の幸を産し、豊かな景観を形作る、
地元のシンボルでもあるのだ。



マンホールカードのバージョンは、
見当たらなかった。
事前に調べてそれを目的に訪ねないと
そうそう見つかるものでもない。



地下式消火栓の蓋。


22031810.JPG


市名以外は汎用のデザインである。



水道の仕切弁筐も、
市章以外は汎用デザイン。


22031811.JPG



先日の地震で東北新幹線が被災したから
しばらくは空路での移動が選択肢になるだろうか。



地震、津波、台風、豪雨、酷暑、記録的積雪、新型コロナ、
そして、ウクライナ戦争(宇露戦争、とでも呼ばれるのか)……。


「ライフプラン」を鼻で笑うような、昨今。
(「名取市のマンホール蓋」おわり)
posted by けろ at 21:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]