邪魔だから除雪する。
大変だから機械化する。
機械にはパワーがある。
パワーがあるから雪以外のものがあれば
壊してしまう。
冬の雪国に行くと、
紅白のしましまポールが
至るところに立ててある。
無電柱化された区間、
電力関係の地上機器(トランスとか)が
歩道に設置されているのだけれど
雪がたくさん積もると、埋もれてしまう。
除雪をする際に、
それらの存在に気づかないまま
除雪機械をぶつけてしまうと
壊してしまう。
あらかじめ「ここに何かあるよ!」と
わかるようにしておくための縞々ポールなのである。
「スノーポール」っていうのが、
正式な名前なのかな。
夏の間は、あまり見かけない。
ということは、どこかに仕舞ってあるわけだ。
その場所は確保しておく必要があるのだから
雪国って結構大変なのである。
(「地上機器を壊さないように」おわり)
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