靴べら式フラッシュバルブ操作ボタン。
おお、珍しく見かけたよ。
レバー式の操作よりもやりやすい、
大きな部材で、てこの原理も働くために
小さめの力で操作できる、
そんな感じで、いっとき身障者ブースなどに必ず設けられていたやつだ。
現代はセンサー式一択になっているから
これからは消滅していく一方であろう。
車椅子の車輪で踏んで操作するやつもあった。
あれも、操作用の銅管施工などいろいろ大変な面があったけれど
もうすっかり見かけなくなった。
建築に関わる事柄は、時代とともにどんどん変わっていく。
特に設備分野に著しい。
そんな時の移り変わりを如実に感じるのは
衛生器具関係が多いかな。
ここのブースの洗浄管が、またイイ味を出していた。
どう?
たぶん、冷たい洗浄水が流れるので
この部分が結露するんだろうね。
見るからに古いから仕方ないのかも知れないけれど、
もうちょっとキレイに出来そうな気がするんだけど。
数百円で材料は揃うし、
何となくで良ければ保温屋さんに頼むほどでもないから
その気になればすぐ何とかできそうなもんだけど。
「その気」が無いのかな。
(「靴べら?」おわり)
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